2008年 試合速報
2008 J1リーグ 33節 VS.鹿島アントラーズ
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ジウシーニョ
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本山 雅志
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山本 康裕
大井 健太郎
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野沢 拓也
田代 有三
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伊野波 雅彦
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本山 雅志
マルシーニョ
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犬塚 友輔
名波 浩
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ジウシーニョ
中山 雅史
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中後 雅喜
増田 誓志
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
埼玉 | 11/29(土) | 14:04 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 難波 邦雄 | 西村 雄一 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 二俣 敏明 | 八木 あかね |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
16.3度 | 54% | 高山 啓義 | 明石 まゆ美 |
13 | シュート | 7 |
12 | ゴールキック | 14 |
4 | コーナーキック | 3 |
17 | 直接FK | 11 |
4 | 間接FK | 3 |
3 | オフサイド | 3 |
0 | PK | 0 |
Jリーグも残り2試合となりいよいよ佳境を迎えることとなった。
先日行われた天皇杯5回戦では、試合開始早々に西紀寛が先制点を奪ったものの前半の内に同点とされ、後半に2得点を許してしまい1-3と逆転負けとなってしまった。
今日の対戦相手の鹿島は現在首位のチーム。
逆に、ジュビロの方は残留争いの真っ只中と過去に優勝を争ったクラブが今では両極端となってしまった・・・
しかし、今日の試合ではそんなことは関係ない。
鹿島も優勝に向けてモチベーションはかなり高いと思われるが、その何倍もの気力が残留争いをしているジュビロイレブンには備わっている。
鹿島は強豪チームだが、必ず落とし穴はあるはずだ。
先制点を奪い、試合を有利に進めることが出来れば勝機は必ず見えてくる。
今日のスタメンを見てみると、DFの要である田中誠と茶野隆行が怪我と出場停止によりDFラインは、駒野友一、加賀健一、鈴木秀人、岡田隆の4バックという布陣をオフト監督は選択した。中盤では村井慎二ではなく山本康裕が先発出場。前線には前田遼一とジウシーニョの不動の2トップ。
サブにも天皇杯で活躍した西紀寛や、成岡翔も控えている。
「絶対J1残留!」この言葉を胸に刻んで、ピッチに立つ選手達はプレーしなければならない。
全員で攻め、全員で守り、全員で戦う!
今こそ、クラブ、選手、スタッフ、サポーターがひとつとならなければならない。
残留・・・それを信じて疑わないサポーターの皆さんもピッチに立つ選手に力を与えてくれるに違いない。
ロスタイムは4分!
前半は戦術的に良かったと思います。相手に何も与えませんでした。同時にビルドアップもでき、攻撃に移ることもできました。でも、後半の最後は相手に押し込まれました。そこで我々がボールを前に出してしまい、チームが二つに割れて、フィールドサイズが60、70mになってしまい、中盤の選手がプレーしにくい状況になってしまいました。前にボールを出してもサポートがなければ、「押し込んでください」と言っているようなものです。でも、選手の振る舞いは非常に良かったと思います。我々にとって重要なのは次のゲーム、最終節です。
ゴールに関しては、相手には2,3回、ビッグチャンスが訪れました。そこで決められてもおかしくなかったですが、実際に決められたゴールを、私はあまり良いゴールとは思いません。
Q 2試合続けて、終了間際にセットプレーからヘディングで得点を決められたが、原因はあるのか?
A 先程も言ったように、自分たちでボールをキープできなければ、相手に「押し込んでください」と言っているような状態になってしまいます。ロングボールをストライカーに入れて、そこで孤立してしまったら、ボールをキープできなくなってしまいます。そこが問題でしょう。
Q 残り一試合での残留の可能性は?
A 我々は楽観的に考えるのではなく、現実的に考えて、勝ちに行くしかないという状況です。でも、勝つためにはゴールを決めないといけません。ビルドアップがよくありませんでした。そこを修正しないといけません。我々はボールを持って、全体で前へ行かないといけません。
Q 名波選手と中山選手を投入した意図は? またゲームプランは勝ち点1を取りにいったのか、それとも勝ちにいったのか?
A ゲームプランは「何とか勝利に繋げよう」というものです。アントラーズが攻撃的に来て、ポジションから外れたところでゴールを決めようというものでした。同時に現実的に考えますと、引き分けでもOKだったといえるゲームでした。我々は得失点差のことも考えないといけませんから。
名波を入れた意図はひとつだけです。ゲームを落ち着かせるためでした。彼がボールをキープしてピボットになって、それまで収まらなかったボールを落ち着かせるためでした。そしてジウシーニョを中山に替えたのは、ジウシーニョが疲れているからでした。
全体として自分たちが思ったような試合運びができていたと思います。しっかりと守ってカウンターというやり方で、そんなに多くはなかったけれど、カウンターから得点できそうなチャンスもありましたし。残念なのは最後の最後に失点をしてしまったことで、それだけが悔やまれます。
負けたわけですから、もちろん皆、ロッカールームでがっかりはしていましたが、他会場の結果を知り、まだ我々の成績次第で残留できるとわかったので、これからは次に勝つということに頭を切り換えていきたいと思います。
今日は、まず勝ち点1を取るというゲームプランで、勝ち点3を取れるチャンスもあったけど、最後、ノーファウルで試合を終わらせていれば、プランどおりになったと思います。強いチームは、ワンチャンスをモノにして、ああやって勝つんだと痛感させられました。今日は清水と横浜FMが勝ってくれたので、次はホームで必ず勝ち点3を取って残留を決めたいです。
鹿島の中盤のプレスは速かったので、シンプルで速いプレーを心がけました。カウンターも何度か仕掛けられたけれど、最後、センタリングを上げられなかったり、シュートで終われなかったことがあったので、きっちりとシュートで終われるようにし、攻撃の精度をもっと高めたいです。
もっとチームに貢献したいし、最終戦はホームなので積極的に攻撃をしかけて、すっきりと残留を決めたいと思います。
最後は相手の執念にやられてしまいましたが、慌てずにどっしりと構えて試合を終わらせるべきでした。あたふたせず、堂々と戦えば結果は付いてくる。それだけの力はあると思います。我々に残されたのはあと一試合だけなので、全身全霊をかけて最終戦に臨みたいと思います。
(敗戦の)ショックを感じている暇なんてないです。次の一戦が大事な試合ですし、それですべてが決まるので、ショックを抱えている選手なんていないと思います。次に向けて切り替えてもらわなければチームは勝てませんから、来週頑張っていきたいと思います。
ホームで戦えるということは、僕らにとって大きな力になりますし、思い切り勝ちを目指して頑張りたいと思います。
Q 交代のタイミングが早かったように感じたが、その意図は? 相手がDFを代えたので田代選手を入れたのか?
A 選手たちには、もし我々が機能と効率を発揮できなければ交代もありうると前もって言ってあります。ただ、そのタイミングがたまたま相手の交代のタイミングと重なっただけです。ジュビロさんが残念ながら降格の危機の中で、守備に枚数をかけてくるということは予想されたことであります。
本当はもう少しあとで田代選手を入れて、ロングボールを入れようと考えていたんですが。ただ、ロングボールを放り込んでもなかなか得点できないので、サイドから崩しながら攻めることも目指していました。そこで、両サイドにワイドにFWを開かせて攻めるということを狙った部分もある交代です。
うまくいった場面もあれば、いかなかった部分もあるし、最終的にはいい形になってよかったとは思いますけれど。選手たちにはあせらず落ち着いてプレーしようと一週間前から言ってきましたし、これが部分的にはできたのがよかったのかなと思います。