2008年 試合速報

2008 J1リーグ 23節 VS.ジェフユナイテッド千葉

ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

7 勝
4 分
11 敗
28 得点
33 失点
勝点 25
順位 16

0
  • 0
  • 0

  • 0
  • 0

0
jef
jef

4 勝
5 分
13 敗
18 得点
38 失点
勝点 17
順位 17

前半 ハーフタイム 後半
15分
松本 憲
早川 知伸
山本 脩斗
松浦 拓弥
17分
25分
巻 誠一郎
レイナウド
ジウシーニョ
名波 浩
31分
38分
下村 東美
青木 孝太
カレン ロバート
中山 雅史
40分
1
川口 能活
3
茶野 隆行
5
田中 誠
15
加賀 健一
25
駒野 友一
27
上田 康太
37
山本 脩斗
38
ロドリゴ
8
ジウシーニョ
18
前田 遼一
22
カレン ロバート
SUB
21
松井 謙弥
2
鈴木 秀人
16
名波 浩
17
犬塚 友輔
24
松浦 拓弥
9
中山 雅史
32
萬代 宏樹
監督
内山 篤
30
岡本 昌弘
2
坂本 將貴
4
ボスナー
14
池田 昇平
31
青木 良太
39
松本 憲
6
下村 東美
7
工藤 浩平
11
新居 辰基
41
戸田 和幸
10
レイナウド
SUB
1
立石 智紀
3
斎藤 大輔
13
市原 充喜
45
早川 知伸
43
根本 裕一
9
青木 孝太
18
巻 誠一郎
監督
アレックス ミラー

8,555
スタジアム名 試合日 キックオフ
ヤマハ 8/27(水) 19:03
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、乾燥 臼井 郁夫 家本 政明
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 相葉 忠臣 下村 昌昭
気温 湿度 第4の審判員 記録員
26.3度 75% 野田 祐樹 大石 裕樹
16 シュート 6
14 ゴールキック 21
8 コーナーキック 1
12 直接FK 10
2 間接FK 1
2 オフサイド 1
0 PK 0

J1第23節ジェフユナイテッド千葉戦がホームヤマハスタジアムにて19:03キックオフ。
ここにきてジュビロは5戦勝ちが無しとなかなか勝利を掴めずにいる。
前節も先制点は奪ったものの、すぐに同点とされ後半に逆転を許してしまい、防戦一方の試合となってしまった・・・今節の相手となる千葉だが19節に神戸に1-0で勝利し、20節には昨年のチャンピオンクラブである首位の鹿島に3-1で勝利するなど調子は上向きである。しかし勢いという怖さは感じるものの、先制点を奪い試合を支配すれば勝てる相手である。
スタメンを見てみると、やはり怪我の状態が思わしくない村井慎二と成岡翔がベンチからも外れた。代わりには前節J初出場を果たした山本脩斗とボランチでいい動きを見せていた上田康太が今日も先発出場。それ以外は不動のメンバーである。
新加入したロドリゴが徐々にチームにフィットしはじめ、らしさを発揮し始めている。
前節3失点を喫したDF陣は悔しさがもちろんあるだろう。それをバネにして今日の試合では完封に抑えるくらいの気持ちで試合に臨んでもらいたい。
今日の試合で夏休みのJリーグは最後となる。毎試合熱心に応援してくれるサポーターがいることを忘れず全力で戦い、勝利の花火を打ち上げてもらいたい・・・

前半0分、ジュビロボールで前半キックオフ!
前半2分、千葉が左サイドからセンタリングをあげるものの、逆サイドまで流れていく。
前半4分、お互いをけん制しあい、緩やかな展開が続く・・・
前半5分、右サイドに張っていた駒野友一にパスが出され、それをそのままセンタリングするも、DFにはね返されてしまう・・・
前半6分、ジュビロサポーターの声援がピッチにこだまする。なによりも得点で応えたい!
早い時間で先制点を奪いたい。
前半8分、前田遼一のヒールパスから、カレンロバートが持ち込んで左足でシュートを放つもキーパーにセーブされてしまう・・・コーナーキックから山本脩斗が頭で合わせるもキーパー正面・・・
前半10分、ジウシーニョが持ち込んでカレンロバートにスルーパスをだすも、DFにカットされてしまう。しかしペースは徐々にジュビロに傾いている!
前半12分、カレンロバートのポストプレーから左サイドに展開するも、ゴールラインを割ってしまい千葉ボールになってしまう・・・
前半15分、千葉、右サイドからマイナスのクロスをあげてくるも、駒野友一がクリアし難を逃れる!
前半17分、右サイド駒野友一のセンタリングをカレンロバートが頭ですらし、山本脩斗へ!山本脩斗が右足を振りぬくも、千葉の壁にふさがれてしまう。
前半20分、スルーパスをうけた工藤浩平がシュートを放つが、ここは加賀健一が体を張ったプレー!
前半22分、中央でボールをもったジウシーニョが右サイドへパスするもカットされてしまう。
前半24分、両チームともに中盤でのパスミスが目立ち膠着状態が続く。
前半25分、ジウシーニョが1人で持ち込み右サイドから思い切ってシュートを放つもキーパーのファインセーブにあってしまう。
前半27分、前田遼一がドリブルで持ち込み、右足を振り抜くも枠をとらえることができない。しかしシュートを撃つ姿勢は評価したい!
前半31分、DFの茶野隆行が左サイドに上がって、競り合うもボールはラインを割りゴールキック。
前半35分、右サイド、ジウシーニョのグラウンダーのクロスはキーパーに直接キャッチされてしまう・・・
前半37分、ボールはジュビロがキープするものの、攻め手に欠いてしまい膠着状態が続く。
前半38分、前田遼一から駒野友一へ繋ぎ、フリーの前田遼一へセンタリング!頭で合わせるも、ボールはわずか左に外れてしまう。決定的なチャンスを逃してしまう・・・
前半39分、コーナーキックから、こぼれたボールを茶野隆行がシュートするも枠を大きく外れてしまう。
前半42分、千葉の攻め、右サイドからセンタリングをあげるもここはまたもや加賀健一がクリア!
前半44分、中央でパスを受けたレイナウドが右足を振り抜くも、ボールはバーを遥かに越えていく!ロスタイムは2分!なんとかして点を取りたい!
前半アディショナルタイム2分、お互いに攻め手を欠き、0-0で前半終了。後半は思い切りの良いプレーを見せ、たくさん来場しているサポーターを湧かせてもらいたい。今日はイベントということもあり、サポーターの中には浴衣を着た人の姿も目立っている。
後半0分、千葉ボールで後半キックオフ!
後半1分、左サイドでボールを持った、上田康太がセンタリング!中央で待っていた前田遼一に合わせるも、千葉DFにクリアされてしまう。
後半3分、中央でボールを持った、ロドリゴがスルーパスを出すも長くなってしまいゴールキック・・・
後半6分、両チームともにパスミスが目立ち、攻めることが出来ない。
後半8分、坂本將貴から立てパス一本が出るも、ここは冷静に川口能活がキャッチ!
後半9分、ジュビロの速攻!ジウシーニョからのパスを受けた、前田遼一がシュートを放つも枠の外・・・
後半13分、後半一本目のコーナーキック!ショートコーナーを使い、ジウシーニョがセンタリングをあげるも中で合わせる人がいない・・・
後半14分、右サイドからのコーナーキック!上田康太が蹴ったボールにロドリゴが飛び込み、ヘディングシュートするも枠をとらえることができない。
後半15分、千葉、松本憲に代わり早川知伸が投入される。
後半17分、ジュビロ、山本脩斗に代わり松浦拓弥が投入される。19歳の若さでこの状況を打開してもらいたい!
後半21分、千葉が中盤でゆっくりボールを回し、レイナウドへ。レイナウドが工藤浩平へスルーパスをだすが工藤浩平は届かず!
後半23分、カレンロバートが右サイドの駒野友一に振り、そのままペナルティエリアへ!駒野友一がカレンロバートめがけてセンタリング!頭でドンピシャリ合わせるもボールはわずかに右に外れてしまう・・・
後半25分、千葉、レイナウドに代えて巻誠一郎が投入される。
後半30分、入ったばかりの巻誠一郎がシュート!あとわずかでゴールという危険なシーンだった。
後半31分、ジュビロ、ジウシーニョに代えて名波浩が投入される!ベテランの力でチームの状況を変えてもらいたい!
後半32分、右サイドでフリーになった駒野友一が左足でシュートを放つ!しかしこれもキーパーにセーブされてしまう。グラウンダーのいいシュートだった!
後半35分、前田遼一の横パスに反応した松浦拓弥がふわっとしたシュートを放つが、惜しくも枠の外・・・
後半38分、千葉、下村東美に代えて青木孝太が投入される。
後半40分、ジュビロ、カレンロバートに代えて中山雅史が投入される!精神的支柱のこの選手にチームを鼓舞してもらいたい!
後半44分、ロスタイムは4分!なんとかして1点を奪ってもらいたい!
後半アディショナルタイム1分、クロスに飛び込んだ前田遼一だったが触ればゴールというところを外してしまう・・・
後半アディショナルタイム2分、駒野友一が思い切ってシュートを放つも、枠をとらえることができない。
後半アディショナルタイム4分、結局両チームともに点を奪うことが出来ず0-0の引き分け。勝ち点1を分け合う形となった。是が非でも次の試合は勝ち点3を奪いたい。
内山 篤 監督

当然選手は大事な試合だと意識も高くて、残念ながら得点を入れられなくて負けてしまったが、選手はよくがんばった。

Q.今日の試合の課題と修正点は?
A.勝つことだけ。このチームは勝ち点3をとれば間違いなく変わる。ただその流れがなかなか持ってこられない。今日は相手もこういう状況なので、予想としては非常にタフな試合になるが、そこから60分から勝負をかけようと思っていた。残り20分、名波を入れてから決定機が何度かあったが、そこをものにできなかった。みんな決めたいと思ってやってはいると思うが、もっと精度を高めないと。
選手自身が1点を取ると逆転されると言う不安を取り払うには、とにかく勝っていくしかない。チャンスは作れているので、それをものにしていくことで、変わっていくと思う。なんとしても勝ちをとるという事を、いつもやってはいるが、今以上に、1試合集中してやっていくこと。

中山 雅史 選手

中山 雅史 ピッチに入ったときは、名波がボールを持ったときにどう裏を狙っていけるのか、を意識しました。遼一(前田選手)や相手DFとの関係のなかで、うまくオフサイドにかからないように裏に抜けてくれという指示もありましたから。それと、サイドからのクロスは狙っていこうと思っていました。
チームはしっかりボールは支配できていたと思うんですけど、それを点に結びつける部分での工夫が課題です。相手がすごく引いていた状態だったので、それをどう崩していくか。そこに工夫があれば、と思います。内容は悪くはないと感じますけど、それでも勝たないと前に進めない。なぜ、ダメだったのか、クロスの精度にしても、動きの質にしても、そういうところでの修正点をしっかり考えて、次に臨んでいかないといけないし、何より忘れてはいけないのは強い気持ち。ここで弱気になったら本当にやられるし、ズルズルいってしまう。そうならないようにしていきたい。見えないし、抽象的なものだけれど、指示や役割を実践することにプラスアルファのものを加えることで相手を打ち負かすことができるかもしれないですから、自分もそこだけは負けてはいけないという思いで、ピッチに立ちました。

カレン ロバート 選手

カレン ロバート 相手は守ってきたけど、今日は崩せていたし、問題はなかった。でも、勝ち切れなかった。今日に限っては、足りないものは決定力だったと思います。自分も外してしまいました。(ダイビングヘッドシュートは)、右を狙ったんですけど、狙い過ぎてしまった。
勝ち点1しかとれなかったけど、マイナスに考えても焦りが出てきてしまうので、そうならずに、集中してサッカーだけのことを考え、やっていきたいです。
僕個人としては、ゴール前の決定力が課題で、それが出てしまったので、1本1本のチャンスを本当に決められるようにしていきたいです。

茶野 隆行 選手

茶野 隆行 DFに関しては、改善すべきところはできた。前半、押されたところも何とか辛抱して守れた。全体的に受け渡しもスムーズにいったと思います。勝てなかったのは、決定力ということになってしまうけど、下を向いてはいけないし、向くことはないと思います。
Q.縦に並んだ相手2トップにたいしては?
1トップに3人がつくということをなるべくなくして、相手の中盤を高い位置で僕が見るという形でやっていたけど、前半は、もっとはっきりとつければよかったと思います。サイドをとられることがあったので、そこは修斗(山本選手)と自分のコンビネーションの悪さだったので、話し合って後半は改善できたと思います。

松浦 拓弥 選手

松浦 拓弥 0-0だったので、もっと攻撃を活性化できるようにと思って仕掛けていきました。チャンスもあったので、決めたかった。高い位置でボールを拾えていたので、前向きで仕掛けてときは相手もちょっと引いてスペースができ始めたので、あとはプレーの精度を高めていかないといけないと思いました。
ジウ(シーニョ選手)がトップ下のときは、ジウがつくったスペースに入っていくことを、名波さんが入ってからは名波さんが持ったときは自分を見てくれるので、いい状態で受けることを考えていました。選手をみて、自分が周囲にあったプレーをしていこうと思っていました。
今日は、相手も下位で、かろうじて勝ち点1を取ったけど、3をとらないといけない試合だった。

前田 遼一 選手

前田 遼一 決めるべき人が、僕が、決めなかったのが原因だと思う。
決定的チャンスを2本外してしまったので、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
に得点をとることを狙って、やっていきたい。
みんなの考えを一つにして、みんなで勝ちをもぎとること。
一試合、一試合勝ちを狙って僕自身は得点を取って勝てればいい。


田中 誠 選手

田中 誠  工藤選手が、中に入ってくるところで、サイドがいくのか、自分たちがつかまえるのかというところで、ちょっと混乱させられた。工藤選手とFWとのワンツーをもう少ししっかりケアしないといけなかったと思います。セカンドボールが拾えなくて下がってしまう時間があったので、そういう時間をもっとコントロールしないといけないと思います。
なんとか流れを変えようという気持ちで臨んだんですが、流れを変えずにドローで終わってしまった。自分たちの形はちょっとずつ出ているけど、流れを変えれなくて残念。
やっていることは間違っていないと選手は思ってやっているし、あとは結果だけです。
今日もチャンスを何本か作っているし、後ろも集中してやれたと思います。
みんなが勝ちたいという気持ちを持っているので、なんとか結果がほしい。

ジェフユナイテッド千葉 アレックス ミラー 監督
 

難しい試合だった。前半はうちがポゼッションを持てるところがあったが、ただもっといいクロスを入れなくてはいけなかった。試合終盤は、磐田が動きがよくなり、いいチャンスを何本も作っていた。うちは日曜日に試合をして、磐田は土曜日に試合をして休みが1日多かったことが理由かもしれない。
最後に磐田の左サイドに出てきた選手が、プレーに関与して、パスをもらってドリブルしたり、ワンツーをしたりして、そこで失点こそしなかったが、チャンスを作られてしまった。磐田は最後にいいチャンスが作れたが、そこで決めることができなかった。前向きに考えれば、アウェイで勝ち点1を取れたこと。ホームで勝って、アウェイで今日のように勝ち点を取れれば、残留ゾーンにいけるかもと思っている。とにかくアウェイで負けないことが重要、そして無失点で押さえることが重要。無失点でできたことがよかった。
試合終盤に、しっかりボールをクロスを入れなければならなかった。そのために巻を出したし、彼が脅威になってくれると思った。ただクロスをあげても、(ジュビロの)ファーストディフェンダーではね返されてしまったり、クロスに行こうとしてライン際で止められてしまうことがあった。選手を抜くことが大事ではなく、抜かなくてもチェックの動きを入れてクロスをあげていれば、もっといいチャンスが生まれていたと思う。
試合の終盤はジュビロは素晴らしい動きをしていた。左サイドからクロスをあげてチャレンジしていたし、こぼれ球に対しても、ペナルティエリアの外側から選手がサポートしてシュートにいくということを、うちはやられてしまった。それについてはうちもやらなければならない点。