2008年 試合速報

2008 J1リーグ 22節 VS.浦和レッズ

reds
reds

11 勝
4 分
6 敗
35 得点
23 失点
勝点 37
順位 2

3
  • 1
  • 1

  • 2
  • 0

1
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

7 勝
4 分
10 敗
27 得点
30 失点
勝点 25
順位 14

前半
42分
カレン ロバート
ポンテ
44分
ハーフタイム 後半
平川 忠亮
12分
20分
上田 康太
犬塚 友輔
田中 達也
山田 暢久
24分
鈴木 啓太
堤 俊輔
33分
35分
ジウシーニョ
萬代 宏樹
ポンテ
エジミウソン
37分
高原 直泰
44分
23
都築 龍太
2
坪井 慶介
20
堀之内 聖
22
阿部 勇樹
3
細貝 萌
10
ポンテ
13
鈴木 啓太
14
平川 忠亮
16
相馬 崇人
7
高原 直泰
11
田中 達也
SUB
1
山岸 範宏
12
堤 俊輔
6
山田 暢久
21
梅崎 司
30
岡野 雅行
15
エスクデロ セルヒオ
17
エジミウソン
監督
ゲルト エンゲルス
1
川口 能活
3
茶野 隆行
5
田中 誠
15
加賀 健一
25
駒野 友一
27
上田 康太
37
山本 脩斗
38
ロドリゴ
8
ジウシーニョ
18
前田 遼一
22
カレン ロバート
SUB
31
八田 直樹
2
鈴木 秀人
16
名波 浩
17
犬塚 友輔
9
中山 雅史
32
萬代 宏樹
監督
内山 篤

45,253
スタジアム名 試合日 キックオフ
埼玉 8/23(土) 18:34
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝 水含み 菊地 秀夫 片山 義継
天候 試合時間 副審 副審
小雨 90分 宮島 一代 安食 弘幸
気温 湿度 第4の審判員 記録員
20.9度 87% 安元 利充 大塚 重徳
13 シュート 10
16 ゴールキック 10
1 コーナーキック 6
16 直接FK 12
1 間接FK 0
1 オフサイド 0
0 PK 0

J1第22節アウェイ埼玉スタジアムに乗り込んでの浦和レッズ戦が18:34にキックオフ。
前節の川崎戦では、前半の早い時間に先制するなど二度も勝ち越しておきながらも、結局は追いつかれてしまい痛い引き分けを喫してしまった。今節も目下2位の浦和が相手ということで厳しい戦いになるのは間違いないだろう。しかし、上位チームを破ることが出来れば、チームの士気も上昇し状況も上向いてくるに違いない。
スタメンを見てみると、前節は累積警告により出場できなかったジウシーニョが戻ってきた。
前節の試合でゴールを決めたエースの前田遼一、1人でドリブルで持ち込みシュートを放つなど積極果敢な攻めが目立ったカレンロバートを絡めた攻撃陣は鉄壁といわれる浦和DF陣にとっても脅威となるに違いないだろう。
中盤には山本脩斗がプロ初スタメン!どんな動きを見せてくれるか非常に楽しみである。
しかし前節、前田遼一のゴールをアシストした村井慎二が左足内転筋痛ということでメンバーから外れてしまった。サイドからの攻めで相手を崩していただけにこれは痛手か。
さらにこの試合のスタメンが発表された後のウォーミングアップ中に成岡翔が腰を痛め、スタメンが上田康太に変更された。
3日前に日本代表でのウルグアイ戦、スタメン・フル出場した駒野友一の疲労が心配されるが、そこを全員でカバーし、勝利に向かって一丸となって戦ってもらいたい。
浦和にはポンテが先発に復帰してきた。この選手を中盤で自由にさせてしまうと危険である。
アウェイということでかなりの浦和ファンに包まれるだろうが、スタジアムを黙らせるような試合展開が出来たとき勝利も近づいてくるだろう。
相手の浦和が2位ということに臆することなく果敢に攻め、勝利の美酒を味わいたい。

前半0分、浦和ボールで前半キックオフ。
前半1分、ジウシーニョがペナルティエリア内に進入し、突破するもボールはラインを割りコーナーキック!ジュビロがボールを持つ度に浦和サポーターから激しいブーイング。アウェイの洗礼を受ける!
コーナーキックはミスキックとなってしまう・・・
前半4分、Jリーグ初出場の山本脩斗が左サイドから果敢に攻める!緊張せずに落ち着いてプレーしてもらいたい!
前半5分、左からのクロスに、前節得点した前田遼一が頭で合わせるもキーパーにキャッチされてしまう・・・しかし積極性は伺える!
前半7分、浦和のDF陣でボールを回してる間も、浦和サポーターは歌で盛り上げてくる。
前半11分、坪井慶介のスローインを鈴木啓太が直接シュートを放つも、キーパー川口能活がなんなくキャッチ!
前半13分、右サイドで前田遼一を走らせるもパスが長くなってしまい、ボールを奪われてしまう。
前半14分、田中達也が負傷し担架で運び出されるも、すぐにピッチに戻ってきた。
前半16分、右サイドでボールを持った駒野友一がそのままシュートを放つも、キーパー都築龍太にファインセーブされてしまう・・・
ジュビロのコーナーキックはまたもやミスになってしまう。
前半18分、右サイドのポンテからのクロスは逆サイドに流れていく・・・浦和に押し込まれる時間帯が続く。
前半21分、左サイドでパスを受けようとした山本脩斗がピッチに足をとられてしまう。試合開始前から降り続いていた雨の影響か・・・
前半22分、浦和のコーナーキックに高原直泰が頭で合わせるも、枠を外れる!
前半23分、ボランチの上田康太が積極的にミドルシュートを放つも、バーを越えてしまう・・・積極性は評価できる!
前半26分、カレンロバートがボールを持ち、3対3となり右サイドの前田遼一にパス。それを走り込んだ駒野友一へ!駒野友一がセンタリングを上げ、こぼれた球に山本脩斗がシュートするも浦和DF陣に阻まれる・・・
前半28分、駒野友一と上田康太のワンツーから駒野友一が思い切りよくシュートを放つが、惜しくも枠をとらえられず・・・しかしジュビロのシュートはこれで早くも5本目のシュート!浦和の1本を大きく上回る!
前半32分、右サイドでボールを持った上田康太から鋭いクロス!これに前田遼一が頭で合わせ、ボールはネットに突き刺さる!前田遼一の2試合連続ゴール!・・・かと思われたが、その前に前田遼一がプッシングのファールをとられてしまう・・・しかし試合の主導権は完全にジュビロが握っている!
前半33分、右サイドを抜け出した田中達也のシュートを川口能活が右手1本でファインセーブ!ピンチを逃れる!
前半34分、試合前から降っていた雨はいつの間にかにやんでいる。
前半37分、ジュビロサポーターもアウェイにもかかわらず、大きな声援を選手に送っている!これに応えて先制点を奪ってもらいたい!
前半39分、右サイドからのコーナーキックに茶野隆行が飛び込むも、あと1歩届かず・・・
前半42分、右サイドの駒野友一のクロスに前田遼一がキーパーと競り合いながらも、カレンロバートに頭で落とし、そのままシュート!ボールはネットに突き刺さる!今度は正真正銘のゴール!【0-1】
前半44分、田中達也のシュートを川口能活が前に弾いてしまい、ポンテに押し込まれてしまう・・・試合は振り出しに。【1-1】
ロスタイムは1分。
前半アディショナルタイム1分、同点となったところで前半終了、嫌な時間に追いつかれてしまったが、後半に再び勝ち越してもらいたい!
後半0分、ジュビロボールで後半キックオフ!
後半1分、左サイドでボールを持った山本脩斗がドリブルで仕掛けるも、大きくなってしまい浦和ボールになってしまう。
後半3分、浦和の攻撃。左サイドの相馬崇人がグラウンダーのクロスを上げようとしたところを、田中誠が体を張って阻止!
後半5分、中盤でボールを回すジュビロに対して浦和サポーターから容赦ないブーイングが飛び交う。
後半6分、右サイドの駒野友一は浦和の左サイドの相馬崇人に完全に勝っている!今日の駒野友一は絶好調!
後半9分、後半の立ち上がりは静かな展開が続く。早めに点を奪って、流れをジュビロのものにしたい!
後半10分、ポンテからのフリーキックに飛び込んだ、阿部勇樹に頭でドンピシャで合わせられるも、ボールは枠をわずかに外れる。セットプレーでのマークのつき方に気を付けたい・・・
後半12分、ポンテから細貝萌に繋ぎフリーの平川忠亮へ。平川忠亮がそのままシュートを放ち、ボールがネットに突き刺さってしまう・・・【2-1】
後半16分、ジウシーニョが持ち込むもゴールラインを割ってしまい、判定はゴールキック!ジウシーニョはその判定に納得がいかず、怒りの表情!
後半17分、右サイド、ポンテのクロスに田中達也が右足で合わせ、あわやゴール!かという危ないシーンだった・・・
後半20分、ジュビロ、上田康太に代わり犬塚友輔が投入される!
後半22分、山本脩斗からのパスを投入されたばかりの犬塚友輔がシュート!しかし、キーパーにセーブされてしまう・・・おしいシュートだった!
後半24分、浦和、田中達也に代わり山田暢久が投入される。
後半26分、入ったばかりの山田暢久にシュートを放たれるも、ボールは枠をとらえず!
後半28分、流れは徐々に浦和に傾きつつある・・・なんとかして流れを引き込み、同点、逆転としてもらいたい!
後半29分、相馬崇人とポンテのワンツーから相馬崇人がグラウンダーのクロスをあげ、中央にいた高原直泰が飛び込むも、わずかに合わず!危ないシーン・・・
後半33分、浦和、鈴木啓太に代わり堤俊輔が投入される。
後半35分、ジュビロ、足を痛めたジウシーニョに代わり萬代宏樹が投入される!
後半37分、浦和、ポンテに代わりエジミウソンが投入される。
後半39分、左サイドからのクロスにゴール前にいた高原直泰がボレーシュート。川口能活がファインセーブし、失点の危機を逃れる!
後半41分、早く同点に追いつきたいところだが、攻め手にかいて中々前線にボールを運ぶことが出来ない。
後半43分、浦和、前線の2人以外全員がハーフラインより後ろにいるため、中々打ち崩すことができない・・・ロスタイムは3分。
後半アディショナルタイム1分、高原直泰が1人で持ち込み、切り替えしすぐさまシュート!ボールはネットに吸い込まれる・・・【3-1】
後半アディショナルタイム3分、最後まで果敢に攻め上がりをみせるも、得点を奪えないまま試合終了・・・またもや逆転を許し敗戦を喫してしまう。しかし下は向いてられない。次こそは勝利を掴みたい!
内山 篤 監督

失点の仕方、時間帯が悪かったという印象です。全体としては、前半から攻撃では我々の意図するものが何度か出たんですが、得点を取ったあとすぐ失点してしまいました。後半も、同じように立ち上がりから狙い通りペースは握れたんですが、ボールをいったん出すのかプレーするのか中途半端なところからの失点でした。最後は、パワープレーというか、前に3人並べて得点を取りにいったんですが、カウンターを受けてしまった。残念な結果ですが、選手は我々の意図をよくやってくれたと思います。

Q.初先発の山本選手への評価は?
背後への動きというのが彼の特徴ですが、背後を取ろうという意識はありました。最後のところのクロスの精度とかシュート、もう少し思い切ったプレーの質、ミスを恐れずにやってもよかった。今後、いい経験をしてどんどん良くなっていくという印象を受けています。

カレン ロバート 選手

カレン ロバート 先制点はほとんど前田さんのゴールです。自分で練習からやっているゴールを取りたいので、満足はしてないです。もっと起点を作って、厚みのある攻撃をしていきたい。
ジウ(ジウシーニョ)に真ん中でボールが入ったときに、駒さん(駒野選手)がオーバーラップしてから2対1の形を作らないと、相手も何をしてくるかわかってしまうし、あそこからのコンビネーションが課題です。
最後、パワープレーではセンタリングの量が少なかったけれど、誰か一人がフリーにならないとボールも来ない。それにボールが来てもゴールからちょっと遠かったです。
次は千葉戦ですが、どんな試合でも勝たなければいけないし、上位とか下位とか関係なく、もう負けられないので、引き分けじゃなく勝つようなサッカーをしていきたいです。

駒野 友一 選手

駒野 友一 前半、いい形で試合を進められていたので、1点取ったあと、失点したのが痛かったです。今年はそういう試合が多いので、失点をなくさなければいけない。先制点は遼一(前田選手)が落として、ボビー(カレンロバート選手)が決めるといういい形で決まっただけに、前半終了間際に追いつかれ、流れが向こうに行ってしまったかも知れない。
僕が前半2本シュートを打ったときに1点決まっていれば、もっといい形で試合を進められたかも知れない。1本は枠に行ったけれど、もう1本は行かなかった。そこで枠に行っていれば、こぼれたところに味方がいたかもしれないし、もっと可能性のあるシュートを打てばよかったと思います。

山本 脩斗 選手

山本 脩斗 前半、中盤から自分のところに結構ボールが来ていましたが、積極的に行けと言われていたのに自分のパスが弱かったし、クロスもミスしてしまいました。あと、シュートチャンスも1回ありましたが、弱気になってしまった。打ったんですが、ボールを“置きに”いってしまった。後半はもっと積極的に行こうとしたんですが、結果に残らなくて残念です。
「裏を取りに行け」と言われていたし、それが自分の持ち味なので、ボールを取ったら裏を狙っていましたが、その後のクロスの精度が悪かったので、これからは精度を上げていきたいと思います。

ゲルト エンゲルス 監督
 

今日はどうしてもホームで勝ちたかった。それができたことが非常に大切だと思う。前半の立ち上がりはいいリズムだったが、20分、25分ぐらいからちょっと下がりすぎた。相手のMFが両サイドでフリーになって、彼らの武器はセンタリングなのに、我々のDFラインはペナルティエリア近くのゴール前で待っていたシーンが多かった。失点したが、同点は非常に大きかった。後半はマイペースになったと思う。