2008年 試合速報
2008 J1リーグ 13節 VS.FC東京
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大井 健太郎
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赤嶺 真吾
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羽生 直剛
エメルソン
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赤嶺 真吾
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上田 康太
船谷 圭祐
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金沢 浄
浅利 悟
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浅利 悟
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前田 遼一
中山 雅史
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森下 俊
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カボレ
石川 直宏
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萬代 宏樹
ジウシーニョ
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハ | 5/17(土) | 14:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 河本 弘 | 扇谷 健司 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 廣嶋 禎数 | 原田 昌彦 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
21.0度 | 62% | 間島 宗一 | 荒川 礼二 |
14 | シュート | 12 |
2 | ゴールキック | 19 |
6 | コーナーキック | 2 |
10 | 直接FK | 14 |
1 | 間接FK | 1 |
1 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
J1第13節FC東京戦がヤマハスタジアムで14時キックオフ。
FC東京とはすでにナビスコカップで2度対戦しているが、ホームで敗れ、アウェイで引き分けと未だ勝利がない。今度こそ相手のサッカーを崩し、90分間自分たちのサッカーを展開していきたい。
GK川口能活が前節でJ1通算300試合出場を達成し、今日で301試合目を迎える。試合前には花束贈呈も予定されている。
ここまでリーグ戦全試合フル出場だった加賀健一も前節警告2枚で退場しまい今節は出場できない。
DFラインは右から大井健太郎・田中誠・森下俊と、森下が今季初スタメンを任された。失敗を恐れず積極的にプレーを見せてほしい。ボランチには2試合ぶりに河村崇大が戻り、上田康太と共にゲームを作る。そして、ついにスタメンに前田遼一が復帰。前節、前々節と途中出場し徐々にゲーム勘を掴んでいる。萬代宏樹とのコンビネーションも大切にし、ここ2試合勝利のないチームに勢いをつける得点がほしい。
来週からはJリーグがW杯予選の関係で1ヶ月以上お休みとなり、FC東京戦が中断前最後の試合となる。立て直す期間は与えられるが、いいリズムで後半戦に向かうためにも重要な一戦になる。
ホームでの戦いになる今節はサポーターの強い声援を受けて是が非でも勝利で終わりたい。
前田遼一、萬代宏樹がセンターサークルから開始し、ゲームを展開していく。
1分、左からFC東京の羽生直剛にワンツーで崩されるが、大井健太郎がクリアし阻止する。
2分、オフサイドラインギリギリに赤嶺真吾が抜け出すが、ここも大井が冷静にカットする。
3分、FWに当て落としたボールを遠目から上田康太がミドルシュートを放ち、積極的に得点を狙っていく。
6分、ペナルティエリアやや外から羽生直剛もミドルシュートを狙ってくるが、GK川口能活が落ち着いてキャッチする。
森下・田中・大井のディフェンスラインも声を出しながら、落ち着いてゲームに入れている。
9分、FC東京が右から長友のクロスにカボレが合わせてくるが、シュートは枠を外れる。
ジュビロ磐田はまだ、攻撃のリズムが掴めていない。
13分、FC東京のカボレが飛び出すが、大井健太郎が必死にクリア。押し込まれる展開が続いている。
ジュビロは攻撃に転じようとするが、なかなかボールが繋がらない。
17分、ルーズボールのヘッドで競り勝ち、FWに当てようと攻撃を展開する。しかし、前田遼一・萬代宏樹の前でクリアされてしまう。ペナルティエリア外から上田康太がシュートで終わるも勢いはない。
21分、右サイドの駒野友一の展開から、西紀寛がドルブルでペナルティエリアに切り込み中にセンタリングを上げるが、FC東京がクリア。2度目は萬代宏樹が当てるもGKが好セーブし、3度目は上田康太がヘッドで合わせるも惜しくもわずかに枠を外れ良い流れのままCKに。
22分、上田康太のCK、ニアで大井健太郎が絶妙のタイミングで飛び込み、頭で合わせ先制点はジュビロ!【1-0】
大井も今季なかなか先発に定着していない中、巡ってきたチャンスで決め、約1年ぶりの自身Jリーグ通算2得点目。ムードメーカーの得点によりチームに勢いが出る。
29分、右から駒野友一がドリブルで仕掛けるが、強い身体能力でDFに当たっても倒れることなく突破していく。
30分、FC東京がゆっくりボールを回し展開してくる。
35分、左サイドで村井慎二が前を向き、森下俊もカバーするように後ろから上がりCKに繋げる。森下俊が積極的な攻撃参加も見せ連動した攻撃に繋げる。
38分、右サイドの駒野友一→西紀寛と繋ぎ、萬代宏樹が体勢を崩しながらも頭で合わせる。しかし、ゴール上へ越える。
42分、前半残り時間も少なくなり、FC東京がDFラインをゆっくりとボールを回してくる。前線から前田遼一・萬代宏樹・西紀寛らがボールを追いかけ、ボールを奪いに行く。
44分、左から長友が強烈なシュートを放ってくるがGK川口能活がパンチングで防ぐ。そのこぼれ球から羽生直剛が右からグラウンダーのシュートを打つも、わずかにゴール左に逸れジュビロとしては救われる。
ロスタイムは1分。左サイド角度のないところから前田遼一がシュート!しかし、GK正面。FC東京のカボレがシュートを放ち外れたところで前半終了のホイッスル。1-0とリードし、後半へ備える。
1分、長友が左からシュートを放ってくるが、ゴールネット脇に入りコースがずれる。後半開始の失点には十分注意を払い、立ち上がりに気をつけたい。
しかし、2分相手にチャンスが巡ってくる。右CKから中で混戦になり、最後に赤嶺真吾が押し込み同点にされる。【1-1】ナビスコカップを含め今季FC東京との3試合すべてにおいて赤嶺真吾に得点されている。
これ以上得点を許すことはできない。まだ1-1の同点に追い付かれた状況、下を向かず追加点を狙っていきたい。
7分、上田康太のCKに中で萬代宏樹が左足に合わせるが、当たり損ねて枠を捕らえることができない。
9分、右からFC東京のカボレにフリーでシュートを打たれるが、GK川口能活がファインセーブで阻止。
10分、ジュビロも右から西紀寛が強烈なシュートを放つが、GK塩田が正面でキャッチし両GKの活躍が光る。
12分、FC東京の今野からパスを受けたカボレが遠目からミドルシュート!ブレ球でGK川口能活が一発でキャッチできないも掴み直す。
13分、右から西紀寛が強引にドリブル突破。ペナルティエリア内に進入し2人に囲まれながらもシュートまでもっていく。
15分、前田遼一→西紀寛→駒野友一と繋ぎ、駒野が右から強烈なシュート!GKはパンチングで跳ね返し、西紀寛のボレーもDFに当たり、萬代宏樹、村井慎二もシュートを放ったがことごとくDFにカットされ追加点を奪うことができでない。
今季対FC東京戦での全得点(5得点)を赤嶺真吾一人に奪われるというジュビロとの相性。
19分、上田康太に代わって船谷圭祐がピッチに送り込まれる。そのままボランチに入っていく。
22分、ジュビロもチャンスを作り、村井慎二がペナルティエリア内でシュートを放つもワンテンポ遅れ、DFにカバーされる。
23分、左に抜けた船谷圭祐のクロスに前田遼一がフリーで飛び込み頭で合わせるもゴール右に外れ、スタジアムがため息に包まれる。
28分、ジュビロもシュートは放つが、ゴールを襲うような勢いはない。右CKを船谷圭祐が蹴るもGKがキャッチし、FC東京攻撃になる。
30分、続いての右CKを西紀寛が蹴るも、DFにクリアされる。こぼれ球からロングボールで中に合わせ、前田遼一・萬代宏樹も飛び込むがその前にGKにキャッチされる。
34分、遠目からFC東京のエメルソンがシュートを放つ!ここもGK川口能活が冷静にセーブする。
36分、森下俊のロングボールに中山雅史がヘッドで競り、萬代宏樹を走らせるもゴールラインを割る。
37分、船谷圭祐がうまくキープし、浮かしたボールをゴール前に上げ河村崇大がヘッドで飛び込むも一歩はやくGKがキャッチ。
38分、ジュビロベンチ前ではジウシーニョが準備する。萬代宏樹に代えてジウシーニョが入り、中山雅史・ジウシーニョの2トップに。
逆にFC東京の速攻を受け、エメルソンが突破してくるが森下俊が阻止する。
43分、中山雅史がGKを追いかけプレシャーをかける。
44分、エメルソンのスルーパスに石川直宏が抜け出すが、シュートを打たせずGK川口能活が飛び出しキャッチする。
ロスタイムは2分。駒野友一からのスローイン、中でヘッドで競り勝つもシュートはDFの背中に当たってしまう。GK川口能活が大きくゴールキックをしたところで試合終了のホイッスルがなり響く。
リーグ戦3連敗を喫した結果となり、終了後スタジアムをまわる選手には厳しい言葉が投げられる。
前半40分までは、それなりにうちの思い通りだった。得点のとり方も、左右何度かサイドアタックをかけて、最後はコーナーキックからだった。恐れていた部分は、前半最後の5分と、後半始まってすぐ。中盤の強さと展開力のミスが連続して起こってきて、そのまま圧力をかけられて、失点してしまった。その辺が、ずっと課題だが、なかなか、、、。いずれにしても、中盤は大事なポジションで、その辺りのタフさも含めて問題。ちょっと動いていけばもらえるのに立ち止まったり、まっすぐ蹴ってボールを取られてしまう状況。その辺りはずっと言っていることだが、なかなか解決できない。特に後半になってくると疲れも出て、止まってきて、判断も遅れる。その辺が大きな問題。
Q. リーグ中断期の修正点は?
A. うちのコンパクトなサッカーをやるために、中盤の攻守とも構成力を持って、守備でも3枚でコンパクトにやっていくというのが生命線。いろいろ組合せを試しているが、もう一度強化を図っていかないと。時間を作って前線へ供給するという点でも、西もなかなかタイミングよく入っていけない状況だし、イージーなミスも多いし、ルーズボールをマイボールにできないというプレッシャーの問題も改善していかなければならない。
Q. 前田先発の効果はあったか?
A. 2-2になって、もう少し早く前田がフリーのところを探して入っていければ、と思ったが、後半30分でコンディション的にはめいっぱい。コンディションが良くて90分できれば相手にとっても脅威だとは思うが、ミスが少し連続して起こった。あの辺りは本来のコンディションではない証拠。村井のクロスにも動けなかった。その後のクロスには入っていけたが、その決定機もちょっと。本人なりには集中してやってくれたと思う。
自分たちでリズムを壊してしまった。先制点をとっても、相手は慌てていなかった。こちらがプレスをかけても、蹴られたボールが相手の前線におさまってしまう。でも、そこでもっと頑張って、前半のうちに2点目を取りにいく意識をもっと高く持っていくべきだった。1点目をとったら、もう1回プレスをかけて、2点目をとりにいくしかない。先制したら、ジュビロはとりあえずバランスをとって攻めるという頭になるけど、そこでミスをすると苦しくなってしまう。人数をかけても、攻められなくなってしまう。みんなでミスを減らさないと。
次に向けて、危機感を持ってしっかり取り組んでいくしかない。ここで、もう1回気持ちを切り替えるきっかけにして、みんなで話あってやっていきたい。監督が言ったことができないのは、僕たち選手の質が悪いということ。今できることを、やっていくしかないです。
後半の失点がすべてだと思います。
後半は僕自身も含めてミスが目立ってきたので、しっかりしないといけない。
相手の中盤に対しては、西くんとボランチをひとつ前に出して仕事をさせないようにしようということで、それは前半は非常にうまくいった。でも、後半の失点から変わってしまった。下を向いても仕方がないし、上に這い上がるしかないので、課題を克服して、みんなで協力してやっていきます。
前半は最後の5分以外はよかったと思いますし、後半はまた立ち上がりに失点されたことがすべてだった。
今日はボールを持った時に開けたりしたので、その部分は今後続けていきたいです。FC東京の羽生選手が結構上がってきたので、そこに俊(森下選手)をずらして、駒野さん・河村さんを下げる動きをやってくれてやりやすかったです。
(ゴールを決めましたが)試合に勝てていないので、試合に勝てるようなゴールを決めることができればいいです。
立ち上がりミスパスが多くうまく試合に入れなかったです。
もっと落ち着いてやって、今日はロングボールが多かったので、ジュビロのサッカーは繋ぐサッカーなので、もっと中盤に当てていければいいなと思いました。
(この中断期間は)代表がいなくなって若手にとってはチャンスだと思う。練習から若手がもっと元気にアピールしないといけない時なので、頑張っていきたい。
前田さんがちょっと降りた位置でボールキープしたり散らしたりして、引いた位置でタメをつくってくれるので、僕としては裏で勝負しやすかった。でも、(2人のコンビネーションは)まだこれからという部分の方が多いかなと思います。
お互いの動きを見ながら、スムーズに2トップのコンビネーションができればいいと思う。ジウシーニョはドリブルで抜けるし、前田さんだとスムーズに動けるのでお互いのよさをしっかり考えてやりたいです。
練習でやった通り、前半はいい時間が続いた。後半もあのイメージでやっていこうと話しをしていたところでの失点だったので、もったいない。ただ、2点目をとれなかったのが敗因だと思います。
失点したけど、その後は切り替えて攻める姿勢を見せることができたと思う。ただ、決めきれなかった。1-1になってからジュビロが点をとっていたら、こっちの試合だったと思う。悔しいです。
今日は、両サイドに2人ずつくらいかけられている感じで、苦し紛れにパスが来ることが多かった。前田くんのところでタメたときはいい感じで動けたけど、ちょっと難しい場面が多かったです。
Q.前田選手のポストに呼応して走るといういいシーンも出てきました。
それはすごくいい形だと思います。ただ、攻撃は攻めきれないというのもあるし、シュートでちゃんと終わるのもまだ少ないです。
まだいろんな課題はある。もっともっと修正しないといけない部分はたくさんある。その中で運動量だけは絶対に走り勝てるようにしていきたい。サイドではもっと自分が呼び込んで、いい形でボールをもらうことが必要だと思います。
負けている状況だったので、自分は攻めようという意識でした。
中盤はスペースがあいていたので、カウンターの守備はキツかったですけど、カワムさんが頑張ってくれていたので、点に絡みたかった。
前田さんへのクロスは、回転をちょっとかけ過ぎたかなと思います。チームは、とりあえずイ-ジ-なミスを無くすこと。そこからだと思います。自分は、前でもっといいプレーを見せていきたい。
2連敗していたので、今日はどうしても結果がほしいという状況での試合だった。リスタートで点を取られた前半のあの時間帯10-15分は非常に流れが悪かったが、それ以外は前半はだいたい自分たちがシミュレーションした通り。ああいう展開になるんじゃないかと思っていた。アタッキングサード、シュートの直前まではいけていた。失点の10-15分が不安定だった。
後半は、とにかく自分たちのつなぐベースを維持しながら、バランスを崩さないで、得点の機会を狙っていこうと。まずは自分たちのバランスを崩さない、やり方を変えないということを大事にした。幸い、点をとった辺りの時間帯は、ゴールに向う意識が強くて、迫力のあるシーンが何度があった。ジュビロさんが攻めてきて、フリーでヘディングされたのは、もうやられてもしょうがなかった点だったが、それ以外のシュートに関しては、全部体が寄せられていた。選手の貪欲な気持ちが表れたゲームだった。