現地時間1月24日(木)。
タイキャンプ5日目は2部練習を実施。
午前練習は現地時間9時30分(日本時間11時30分)よりホテルから車で5分ほどのところにあるフィットネスジムで行った。
ジム内の一室でウォーミングアップを行い・・・
器具を使いながら約45分間汗を流した。
同じく筋トレに励むペク ソンドン。
昨季はU-23韓国代表としてロンドンオリンピックで銅メダル獲得に貢献したものの、その後、大けがで長期離脱。
昨季の悔しさを晴らすべく、キャンプ中も黙々とトレーニングに打ち込んでいる。
継続的に行ってきた筋トレで上半身は今まで以上に厚くなった!
筋トレを終えた選手たちは連日使用しているパークエット市にある練習グラウンドへバス移動。
炎天下のピッチでシャトルランを行い、フィジカルをさらに追い込んだ。
2グループに分けて行われたこのシャトルランは回数を重ねるごとにペースアップを求められる。
最初の組で最後まで残ったのは櫻内 渚。
大卒2年目DFの猛烈なアピールに、森下仁志監督も笑顔を見せた。
次の組で最後まで残ったのは伊野波雅彦とチョン ウヨンの新加入コンビ。
とりわけ日々行っている中距離走でも存在感を見せている伊野波雅彦のフィジカル能力はやはり代表クラス。
その高い能力を生かしたプレーを早く実戦のピッチで見てみたい!
【タイキャンプ・選手コメント】
■宮崎智彦
「やはりキャンプなのできついですが、今年一年を乗りきるためにしっかりやっていきたいと思っています。新加入の選手もいますし、これからボールを使ったトレーニングが増えていくと思うので、コンビネーションを高めていければと思います。
自分自身、今年は昨年以上の結果を残したいと思っていますし、やはり試合に出ることが一番です。今年こそはタイトルという気持ちも強いです。昨季たくさんの試合に出場させてもらいましたし、このチームで何かを成し遂げたいという思いでいます」
■山崎亮平
「自分自身、シーズン前のキャンプに最初から参加するのは久々ですが、温かい環境ですし、しっかり体を作っていきたいです。チームの雰囲気もいいと思います。
(ここまで特にきつかったトレーニングは?)正直、毎日きついですし、楽に感じるメニューはないです(苦笑)。ただ、シーズンを戦う上では必要なことです。離脱しないようにやっていきたいです。
去年はチームとしても個人としてもよくなかったと感じていますし、タイトルを取れるようにこの時期からいい準備をしていきたいです。やはりシーズンの最初から最後まで試合に出たいという気持ちが強いですし、しっかりアピールしていきたいです」
こちらは番外編。
フィットネスジムのロビーではタイのスポーツ紙や経済紙などを無料で見ることができる。
この日、スポーツ紙が大きく報じていたのは現地時間1月23日(水)にタイ国内で開幕したカップ戦「キングスカップ」(タイ、朝鮮民主主義人民共和国、スウェーデン、フィンランドの4か国が参加)。
昨日の開幕戦でタイ代表はフィンランド代表に1-3で敗れてしまったが、サッカーの注目度はやはり高い。