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小学校での講話『夢』by山西尊裕U-15コーチ

「みなさん、『夢』を持っていますか――。」 1月28日(金)、山西尊裕U-15コーチが静岡市立清水船越小学校の総合学習の講師として登場し、6年生のみなさんの前で講話を行いました。 同校では総合学習の一環として『マイ・ドリーム・プラン』という授業を行っており、様々な講師の話を聞き、自分自身の生き方や将来の夢を考えるきっかけとしています。 講話は冒頭の質問でスタート。「まず最初に、夢を持ち続けてほしい、そして絶対に諦めないでほしい、ということをみなさんに伝えたいです」。 山西尊裕U-15コーチの熱いメッセージが続きます。

時より、児童のみなさんに質問を投げかけ、コミュニケーションを取りながら講話を進めます。今回の講話は山西尊裕U-15コーチの小学校時代の話、プロサッカー選手時代の話を中心に行われました。小学校時代の話ではサッカーとの出会い、練習に明け暮れた日々、そしてサッカーに打ち込むために勉強も手を抜かずに取り組んだことなど、当時のエピソードも登場しました。

ここからはプロサッカー選手時代の話。 厳しい競争が待ち受けるジュビロ磐田にあえて飛び込んだこと、“闘将”と呼ばれたドゥンガ(元ジュビロ磐田)から厳しい指摘を受けながらも、積極的にコミュニケーションを取り、学ぼうとしたこと・・・etc。全ては「サッカーをさらに上達させたい」という思い、そして「高ければ高い“壁”の方が自分を成長させてくれる」という思いからでした。 また、映像を使って現役時代のプレーを振り返る場面もあり、得点シーンやアシストシーンなど、当時の心境などを解説しながら授業を進めました。

「『夢』、というと何かずっと遠くにあるもののように感じませんか? もしかすると、そう感じて道半ばで立ち止まってしまう人もいるかもしれません。そこで、『夢』を意識しつつ、まずは目の前の“階段”を一つずつ登って行く、と考えるといいかもしれません。サッカーをやっている子であれば、例えば、プロサッカー選手になるという『夢』を実現させるために、まずは地区大会で優勝、その次に県大会、さらに東海大会、というステップです。」 児童のみなさんは終始メモを取りながら真剣に耳を傾けていました。

児童代表のみなさんとサッカーで交流する場面もありました。 「今、指導者という立場ですが、将来、自分と関わった選手達が活躍してくれることが目標です。もちろん、今日、ここにいるみなさんも同じです。いつか、『あの時、山西先生の講話をきいてよかった』と思ってくれると嬉しいですね」。そして、最後に「みなさん、ぜひ、夢を持ち続けてください!」というメッセージで講話は締め括られました。 講話を終えた山西尊裕U-15コーチは「児童のみなさんは本当に真剣に話を聞いてくれましたし、『何かを吸収したい』という気持ちを強く感じました。僕自身も刺激を受けましたし、何か大きなパワーをもらった気がします」と、感慨深げに語っていました。 静岡市立清水船越小学校6年生のみなさん、もうすぐ小学校を卒業し、新しいスタートを迎えることになりますが、それぞれ『夢』に向かって頑張ってください!

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