2023年 試合速報
明治安田J2 第29節 vs. ベガルタ仙台
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松本 昌也
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金子 翔太
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松崎 快
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上原 力也
鹿沼 直生
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松崎 快
鎌田 大夢
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菅田 真啓
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梁 勇基
小出 悠太
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ジャーメイン 良
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氣田 亮真
菅原 龍之助
加藤 千尋
長澤 和輝
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松本 昌也
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松本 昌也
ファビアン ゴンザレス
山本 康裕
古川 陽介
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中山 仁斗
齋藤 学
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金子 翔太
藤川 虎太朗
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菅原 龍之助
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
エコパ | 8/6(日) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝 | 馬渕 剛行 | 川俣 秀 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
雨 | 90分 | 赤阪 修 | 内山 翔太 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
26.0度 | 82% | 宇田 賢史 | 鈴木 良規 |
20 | シュート | 5 |
2 | ゴールキック | 11 |
3 | コーナーキック | 2 |
14 | 直接FK | 15 |
1 | 間接FK | 2 |
1 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
ジュビロ磐田のメモリアルイヤーを祝した『Jリーグ昇格30周年記念オールホームタウンマッチ』がいよいよキックオフを迎える。磐田市をはじめ、新たにホームタウンとなった7市町のファン・サポーターの大声援も味方に付けて、選手たちは必ず勝利を掴み取る覚悟だ。
ベガルタ仙台との前回対戦は、3-2でジュビロが勝利。立ち上がりに鈴木雄斗と上原力也がそれぞれゴールネットを揺らし、2点のリードを持って試合を優位に進めた。今日も良い時間帯に先制点を奪うことで、主導権を握りながらゲームを展開していくことが理想。仙台は現在9試合勝ちが無く14位と苦しんでいるが、7月中旬に就任した堀監督のもとで巻き返しを図っている。手強い相手であることは間違いないが、ジュビロは直近のリーグ戦10試合で7勝3分と好調だ。安定してきた守備を今日も充実させながら、強みの連動した攻撃を仕掛けて仙台ゴールをこじ開けることで、勝点をさらに積み上げていきたい。
スターティングイレブンは、GKに三浦龍輝、DFに鈴木雄斗、鈴木海音、リカルド グラッサ、松原后、MFに山本康裕、上原力也、松本昌也、金子翔太、ドゥドゥ、FWには前節のいわき戦で決勝ゴールをマークしたジャーメイン良が入る。
またベンチには、いわき戦で好パフォーマンスを披露し得点に繋がるクロスを供給した小川大貴や、同じくいわき戦で終盤急遽出場し安定したプレーを見せた八田直樹ら、ジュビロを長く支えてきた選手たちが控えている。
キックオフはこのあと19:00。天候は晴れたり雨が降ったりと不安定な状態が続いているが、試合前から様々なイベントが行われ盛り上がりを見せている。キックオフ直前にはエコパスタジアム上空を彩る花火が打ち上がる予定だ。Jリーグ30周年を記念した特別な一戦に勝利し、手応えと自信を深めてシーズン終盤戦へと臨んでいきたい。
――試合の総括
30周年記念マッチということで、本当に大雨の中たくさんのサポーターに来ていただいて、まずは雨の中、本当に大きな声援を送り続けてくれたことに感謝しています。その声援を受けて、選手たちも最後までプレーし続け、勝点3を取り、サポーターと共にこの記念マッチで喜べたというのは、非常に嬉しく思います。
ゲームですが、前半2-0でリードはしましたけれど、相手が先に点を取ってもおかしくないシーンもありましたし、決して良い前半だったとは言えなかったなと思っています。後半、そういう中でも追加点を奪うことができて、相手の退場もありましたが、リードしてそのまま終われたら良かったのですが、最後に失点したというところがまだまだ自分たちの甘さが出たなと。悔しい1点でした。
――序盤相手に握られかけていたリズムを取り戻すことができた要因は?
そこで点が取れたことだと思います。それが一番だと思います。あそこで取れていなかったら、仙台のペースのままいったかもしれませんし、一番はそこで点を奪えたというのが大きかったなと思っています。
――ボールを相手に握られた要因について
相手もやはり前からリスクを負って、ボールを奪いに来ていました。ただ、我々も動かせないわけではなくて、剥がせる一歩出前まで来たところで、少し積極性を欠いたと言いますか、トライできなかったところがありました。プラスそこにミスも絡んで、相手にボールを渡すことになってしまったかなと思っています。
――スタメン復帰したドゥドゥ選手の状態について
今週からトレーニングに参加して、少し段階を経てやってきました。完璧に痛みが取れているわけではないと思いますが、本人とも話して、メディカルチームとも話した上で、やれるという判断で今日はプレーしてもらいました。終わってまだ報告は受けていませんが、ただ見た感じそんなにリバウンドが来ているような感じはしていないので、大丈夫かなと思っています。
――縦に速い攻撃が今日は特に目立った印象ですが、対仙台というところで準備してきたものだったのでしょうか?
前節もやはり、相手の背後というところは我々が突いていって良い形を作ることができました。今回も、そんなに相手に変化はないとは思ったので、そういうところをしっかり狙っていくようには言っていました。ただそこに対しての、特に前半なんかは少しサポートが遅れているシーンも多かったかなとは思いますが、狙いとするところではありました。
――後半から鹿沼選手を投入した意図について
あそこのセンターのところでなかなか上手くボールが動かなかったというところで、ただ交代は(上原)力也が足を少し痛めてしまったので、それを含めて交代になりました。
――2ゴール1アシストという結果を残した松本選手について
(松本)昌也に関しては、本当に凄い速いスピードがあるというような選手ではないですが、頭の回転、予測、そういうところが本当に人の倍速い選手です。そういう持ち味でいつも点に絡めるところに顔を出してくれると。そういう意味で、少し最近ゴールというところからは離れていましたが、今日は本当にそこを遺憾無く発揮してくれていますし、もう1点取れたかなと(笑)、思っています。
――前半積極的なプレーができなかった理由はどこにあると思いますか?
できなかった理由というのは、正直今はまだ分からないですね。ピッチ外からも声をかけていましたが、色々な状況でなかなかそれが上手くできなかったというのは、選手たちにもしっかり聞いてもう一回整理したいと思っています。
――次節は首位町田との試合が控えています
僕らは追いかける立場で、チャレンジする気持ちを忘れないようにやっていきたいなと思っています。縮こまった試合だけはやりたくないなと思っています。
――4得点が生まれる快勝でした
勝利できたことは非常に良かったと思いますが、内容に関しては選手それぞれ納得がいっていないと思っています。今日の試合は終わってしまったので、次に向けて課題を修正して、次節は首位の町田戦ですし、そこに向けて良い準備をしていきたいです。
――前半の戦いぶりはどのように振り返っていますか?
なかなか自分たちのリズムでボールを動かせず、ミスもありました。ただその中で少ないチャンスをものにできたことは非常に良かったと思います
――監督も先制点が大きかったと話していました
コーナーのこぼれ球だったのですが、落ち着いて枠を外さないことを心がけてシュートを打ちました。入ってくれて良かったです。
――その後も多くのチャンスを作り出しました
結果を出せたことは非常に嬉しく思いますが、あと2点取れるチャンスもありました。そこに関しては次の試合でゴールを取れるようにしたいと思います。
――アシストと自身の2点目のシーンを振り返って
アシストのシーンは3人目の動きで、カヌ(鹿沼直生)が良いところに出してくれて、落ち着いてクロスを上げることができました。3枚か4枚くらい中に残っていましたし、しっかりジャメ(ジャーメイン良)があそこで合わせてくれたので、ジャメに感謝したいと思います。2点目はドゥドゥのシュートがしっかり枠をとらえていたので、そのこぼれ球はどんな試合でも狙っていますし、今回は自分のところにこぼれて来て決めることができました。そういうプレーは続けていきたいと思います。
――改めて次節の町田戦に向けて
相手は首位ですが、勝てば勝点差を縮められます。一週間あるので、良い準備をして町田戦に臨みたいと思います。
――2試合連続ゴールと、好調をキープしています
チームの調子が良いので、そこに乗っかっているだけです。(笑)
――ジャーメイン選手のチャントが披露されましたが聞こえていましたか?
はい。アップからたくさん歌ってくれて、(松原)后がヤキモチを妬かないかとヒヤヒヤしていました。(笑)
――ゴールシーンを振り返って
(松本)昌也君が本当に良いボールを上げてくれました。しっかり場所に入って、しっかり合わせられたと思います。
――今日は30周年記念マッチという特別な試合でした
子どもたちもたくさん見に来てくれましたし、将来ジュビロでサッカーがしたいと思ってもらえるようなゲームにしたいと思っていました。勝ってジュビロの強さを見せたいと思っていたので、勝てて良かったです。
――色々な選手が得点できています
そうですね。一人ひとりの得点意識も高いですし、競い合っているわけではないですけど、良い意味で相乗効果が生まれていると思います。
――次節は町田戦です
唯一、今自分たちの上を走っているチームなので、しっかり勝ちたいと思います。
――後半からピッチに立ちましたが、意識したことは?
これまでは、どちらかと言うと「終盤守り切るぞ」というような場面で出場するような試合が多かったですが、今日は2-0からという状況で出たので、アグレッシブに行こうということを意識して入りました。
――後半45分間のプレーをどう自分で評価していますか?
攻撃の部分では、割とセカンドボールが拾えたり攻撃に絡む部分も出せたと思うのですが、自分が一番求められているのは0で終わることです。今日は2点差で入ったということもありますし、無失点で終えられなかったというのは凄く悔しい部分です。
――3点目のシーンは、鹿沼選手の縦パスがスイッチになりました
あそこは凄いチーム全体の狙い通りで、上手くいったと思います。(金子)翔太君からの落としだったと思うのですが、中にもう一回翔太君かジャメ君(ジャーメイン良)が見えたのですが、(松本)昌也君が良いタイミングで走っているのが見えたので、直前で判断を変えました。3人目の動きだったり、ああいった昌也君の走りというのは、チーム全体の狙いだったので、上手く出せたかなと思います。
――縦への意識というのは、今日は特に狙っていたのでしょうか?
そうですね。相手が一人少ないということもありましたが、前半外から見ていて、センターバックやボランチのところで時間があるなと思っていて、点差もあったのでチャレンジしていこうと思っていました。
――守備面だけでなくご自身のゴールにも期待が集まっていると思います
自分でもそろそろ取りたいと思っています。今日も1本チャンスがあったのですが、相手に当たってしまいました。次、大事なところで取りたいと思います。
――大勢のサポーターの前で素晴らしい勝利を手にしました
まずは前半、自分たちが先に1点決めることができたことが良かったと思います。その後2点目も取れましたし、後半に入ってまたさらにゴールを目指しているところで相手の退場があって、そこでかなりスペースが生まれて、我々はそこを突いて3点目、4点目を決めることができました。最後に1点取られてしまったことは残念ですが、大事なことは3ポイントを取ったということで、それについては満足したいと思います。
――今日も素晴らしいパフォーマンスだったと思いますが、雨のゲームということで守備面の対応など難しい部分もあったのでは?
確かに自分たちはヤマハスタジアムでやることが多いですし、今日は大雨の中での試合でした。ただ、年間を通して色々なコンディションのゲームがあり、半分はアウェイでの試合です。そういう意味でも、ピッチコンディションは言い訳にならないので、いつもと違う状況の中でもしっかりプレーしたいと思っています。
――次は首位町田との一戦です
自分たちは追いかけている立場なので、次勝つことによって相手の背中が見えてきます。町田が1試合少ないということもあって、追い付くにはまだまだだとは思いますが、しっかり1週間準備をして相手に立ち向かっていきたいです。敵地に乗り込むわけですが、当然勝利を目指していきます。
――自身のゴールを振り返って
背後にジャメ(ジャーメイン良)とかが走ったときに、そのこぼれ球を狙うというのはチームのやり方としてあるので、あとは自分が得意としている形です。ダイレクトで打とうかなとも思ったのですが、スペースがあったので良い場所にトラップして、あとはしっかりとキーパーを見て蹴ることができました。
――これで直近のリーグ戦4試合で4ゴールです
今日は取り損ねたところもあったので、ちょっと悔しい気持ちもあるのですが、来週の町田戦に取っておこうかと思います。
――好調をキープしています
今日も、(松本)昌也君の1点目のコーナーキックに繋がった場面も、遠目だったのですがミドルを積極的に打って、そこから結果的に得点が生まれました。あの場面は今までだったら1回横パスとかに逃げていたところを、今はシュートを打てています。自分としては、そこは良い傾向にあると思います。
――今日の4得点で、ジュビロの総得点数がリーグトップタイとなりました
良い傾向だと思います。まずはジャーメインに早く二桁に乗せてもらって、自分もそこに追い付いていけるようにしたいです。みんながチームのためにプレーしているから、最終的に今日のようにボールがこぼれるんだと思います。とはいえ、試合の前日はPKの練習をする選手が5人いるくらいみんな得点に飢えていて、左サイドバックのやつとかも毎回PKの練習をしています。(笑)なんなら今日メンバー外の後藤も、ちょっと怪我で離脱していましたけど、メンバー外にも関わらずPKの練習をしています。そのようにゴールへの欲が出ているのは本当に良い傾向かなと思います。全体練習後のシュート練習もみんな参加していますし、それがチーム全体の得点数に繋がっている要因かなと思います。
――30周年の記念試合で勝利しました
直近はエコパで勝てていなくて、そこは選手たちも気にしていた部分がありました。今日は天候もどうなるかというところでしたが、クラブの方も尽力してくれて多くの方に来場してもらえました。もっともっと来てもらえるように、順位が上になればなるほど、サポーターの方も来たくなると思います。来週大きな試合があるので、アウェイですけど、またみんなで喜び合いたいと思います。とはいえ試合後に監督からは、「ゲーム内容に関しては納得していない」という言葉がありました。それは僕も感じていたところです。ただ、それでも勝てたことは良いことですし、勝って修正していけるのが一番です。もっと良いゲーム内容を見せて、来週必ず勝ちたいと思います。
――試合の総括
前半こちらが決めてもおかしくないシーンがあった中で決め切ることができず、逆にセットプレーのこぼれ球と言いますかそういう流れと、連係のミスからセカンドボールのところで決められてしまって、前半難しくなってしまったなと思います。後半も10人になってしまうとか、そういうことが起きてしまったのですが、そういう中でも選手たちは最後まで戦う姿勢というのは崩さず戦ってくれた部分というのは本当に選手たちには感謝しなければいけないと思います。ただ、現実的に結果を出せていないところがあるので、そこに向けてまた上を向いてやっていきたいと思っています。
ジュビロ磐田の、Jリーグ昇格30周年の節目を迎えるこの年に、磐田市に加えて、新たに、御前崎市、菊川市、掛川市、袋井市、森町、磐田市、浜松市、湖西市の7市町がホームタウンとして追加されたことを、嬉しく思います。 クラブの存在意義は、いかに地域の皆様を幸せにし、地域の皆様のためになれるかだと思っています。 これからもホームタウンの皆様とともに成長し、ジュビロ磐田が今以上に地域に愛されるクラブになってほしいと願っています。
本日の受賞選手 |
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浜松いわた信用金庫 マン・オブ・ザ・マッチ 協力:浜松いわた信用金庫 |
松本 昌也選手 |