2022年 試合速報

明治安田J1 第16節 vs. 横浜F・マリノス

highlight
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

3 勝
6 分
7 敗
18 得点
25 失点
勝点 15

0
  • 0
  • 0

  • 0
  • 2

2
fmarinos
fmarinos

9 勝
4 分
3 敗
30 得点
17 失点
勝点 31

前半 ハーフタイム 後半
10分
仲川 輝人
鹿沼 直生
ファビアン ゴンザレス
山本 義道
吉長 真優
杉本 健勇
大津 祐樹
18分
レオ セアラ
23分
仲川 輝人
宮市 亮
大森 晃太郎
金子 翔太
26分
28分
レオ セアラ
吉尾 海夏
遠藤 保仁
ドゥドゥ
38分
渡辺 皓太
畠中 槙之輔
水沼 宏太
樺山 諒乃介
21
三浦 龍輝
2
山本 義道
6
伊藤 槙人
14
松本 昌也
36
リカルド グラッサ
7
上原 力也
28
鹿沼 直生
50
遠藤 保仁
8
大森 晃太郎
9
杉本 健勇
17
鈴木 雄斗
SUB
37
アレクセイ コシェレフ
3
大井 健太郎
27
吉長 真優
33
ドゥドゥ
40
金子 翔太
11
大津 祐樹
29
ファビアン ゴンザレス
監督
伊藤 彰
1
高丘 陽平
2
永戸 勝也
24
岩田 智輝
27
松原 健
33
角田 涼太朗
6
渡辺 皓太
16
藤田 譲瑠チマ
30
西村 拓真
9
レオ セアラ
18
水沼 宏太
23
仲川 輝人
SUB
50
オビ パウエル オビンナ
4
畠中 槙之輔
26
小池 裕太
14
吉尾 海夏
17
宮市 亮
35
樺山 諒乃介
監督
ケヴィン マスカット

10,196
スタジアム名 試合日 キックオフ
ヤマハ 5/29(日) 16:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝 臼井 郁夫 福島 孝一郎
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 西尾 英朗 村井 良輔
気温 湿度 第4の審判員 記録員
26.5度 40% 岩田 浩義 鈴木 翔大
6 シュート 12
11 ゴールキック 9
1 コーナーキック 4
10 直接FK 6
2 間接FK 2
1 オフサイド 2
0 PK 0

今日はヤマハスタジアムに横浜F・マリノスを迎えて、ホームでの勝利を目指す。
前節のヴィッセル神戸戦は、0-0のスコアレスドローとなったものの、リーグ戦では7試合ぶりにクリーンシートを達成。GKの三浦龍輝のビッグセーブや、守備陣の身体を張った守りで、相手の強力な攻撃陣を封じた。今日対する横浜FMは、現在リーグトップの得点数を記録している攻撃力と、スピードと強さを備えた強敵だが、90分間集中を切らすことなくハードワークを貫くことで勝点を獲得したい。

スターティングイレブンは、GKに三浦龍輝。最終ラインは、山本義道、伊藤槙人、リカルド グラッサ。両ウイングには、松本昌也と鈴木雄斗が、中盤は鹿沼直生と遠藤保仁が務め、2列目に上原力也と大森晃太郎、1トップに杉本健勇が入る布陣が予想される。
ボランチのドゥドゥは、リーグ戦では加入後初のベンチ入りとなった。また、今日はベンチからのスタートとなる大津祐樹を筆頭に、古巣との対戦となる選手も多い。それぞれの想いを、選手たちはピッチの上で表現するつもりだ。

ここまでの15試合で、上位2チームと勝点2差の28ポイントを獲得している横浜FM。ジュビロとしては我慢の時間が続いたとしても、まずは球際など1対1の局面で相手に競り負けることなく粘り強く戦うことで、試合の流れを呼び込むことができるはずだ。

キックオフはこの後16:00。ヤマハスタジアム周辺の天候は晴れ。気温が高く、夏のような陽気に包まれている。代表期間ウィーク前、最後の一戦。ここまで積み上げてきたジュビロのサッカーを示して勝利を掴み取り、自信をさらに深めて2週間のリーグ中断期間を迎えたい。
また、この試合のキックオフ前には、Jリーグ通算200試合出場を達成した金子翔太と、J1リーグ通算100試合出場を達成した上原の、お祝いのセレモニーが行われる予定だ。

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伊藤 彰 監督

――ハーフタイムコメント
・守備のときはオーガナイズを保ち続けること
・ビルドアップの際にしっかりボランチを使うこと
・サイドを破ったときに逆サイドが入っていくことを怠らない

――試合の総括
まずはホームで、前々節もそうですが勝点を取れなかったことを、本当に申し訳なく思っています。
ゲーム内容としては、我々が劣勢になることは始まる前からある程度準備をして、どうやって失点を防ぎゼロの時間を長くするかという、まずはそういう取り組みの中で入りました。その中で、ゴール前で守るだけではなく前線からのプレッシャーをかけることと、我々のミドルゾーンのところでしっかりとボールを奪いに行くということ、これを選手たちは我々スタッフが考えた戦術の中で凄くやってくれたなと感じています。
前半危ない場面もありましたが、しっかりそこを抑えられたこと、後半に入って少しの修正でもっと前にいけるということがあったので、修正を加えながら相手のプレッシャーをしっかり剥がしていこうと。それは後半に入って失点する前まではしっかりできていたと思いますし、選手たちがチャレンジしてくれたことは素晴らしかったと思います。
ただ、やはり失点した場面もそうですが、相手のストロングのところでやられてしまいました。我々としてそこは、やはり力が無かったかなと思っています。両サイドのスピードがある選手たちにサイドを突破され、横浜さんはクロスから点が取れている中で、そのクロスの部分を抑えきれなかったことは、今の我々の力の無さかなと思っています。そこをしっかりと追い付けるように、一つひとつ積み上げていかないといけないかなと思っています。

――J1デビューしたドゥドゥ選手の評価を
あれだけミドルゾーンのところに大きなスペースがあったので、元気なボランチを入れて、そこでボールを奪って何とか我々としては前線にフィードしてほしいというところがありました。そういう意味では、みんな疲れている中、フィールドはあれだけオープンなゲームになった中で、彼自身が1人でボールを狩れる能力というのは今日は凄く見せてくれたかなと思っています。こういうゲームで彼を使った中で、球際のところなど素晴らしかったと思うので、今後戦術でしたり、チームとして何をやるべきかというところをしっかり整理すれば、後半戦に向けて楽しみな選手の1人になってくるのかなと思っています。

――16試合を終えての総括を
まずは僕自身が春先に、残留というのは当たり前のことだと。その中で、より一つでも上にというところを目指してきました。16試合を終えて、残留というところでは今本当にギリギリのラインの順位にいると思います。勝点的にも本当に厳しい状況というのは自分の中でも分かっていますし、チームも分かっていると思います。評価としては、自分の中では納得はいきませんし、まだまだもっとできると思っています。責任は自分にありますし、選手たちは僕自身が16節の間にやってきたことをしっかり遂行してくれています。その中で勝点を拾えなかったことは僕の責任だと思っています。ただ、そうは言ってもグラウンドに出てプレーをするのは選手たちです。後半戦に向けては、勝点0を勝点1にしなければいけない、勝点1を勝点3にしていく、そういう戦い方を自分たちのやり方だけではなく、勝点を稼げる戦い方もしっかり見ながら、そこを併用しながらいきたいなと思っています。

――スタートから4-3-3で試合に入った狙いは?
まずはボール保持者に対してプレッシャーをかけたかったということが一つです。あとは裏の対応というところで、引いてしまうと相手の良い状態でボールが運ばれてしまうということがありました。ゴールよりも遠いところでプレッシャーをかけたいと。4-3-3の中で我々は一つ前にプレッシャーをかけるというところで、良い場面もありましたし、逆に危ない場面もありました。これはやりながらも、もっともっとクオリティを上げていかないといけないかなと思います。

――前半30分くらいで、一度5-4-1になったように感じましたが監督の意図は?
そこは、5-4-1に変えたわけではなく、攻撃時の立ち位置を少し変えました。基本的に3バックの立ち位置というのは、鹿沼が下がって3バックの真ん中に入るようにしていたのですが、鹿沼をボランチの位置のままにして、(伊藤)槇人が3バックの真ん中に入り、ノリ(山本義)が右にと。そして(鈴木)雄斗はボランチの脇のところでポジションを取ったり、ウイングバック的にワイドに開かせたりといった修正でした。

――左サイドバックに入った松本選手の評価を
彼は本当に毎試合毎試合、どのポジションでもしっかりクオリティ高くやってくれています。今回は両サイドにスピードのある選手がいる中で、しっかり抑えるということを本当に集中力高く、切らさずにやってくれたと思います。難しい場面などに対応する頭の良さもあります。今日のゲームというのは彼だけではなくチーム全体ですが、良かった場面もありますし、失点する場面というのは、もっともっと全体で改善しなければいけないと思っています。昌也に関しては、今日は本当に素晴らしいプレーをしっかり遂行してくれたと思っています。

――ボールを奪って攻撃に出たときに、奪い返される場面が多かった印象です
本当にそこは今一番の我々の課題なので、修正していくというよりも日々の努力で改善していかなくてはいけないと思っています。1日2日ですぐ修正できるものではないと思いますので、日々のトレーニングの中で、戦術的な立ち位置や奪った瞬間の切り替えの速さなどを改善していきたいと。マリノスさんはこのJ1リーグの首位にいるチームで、その切り替えというのは攻守において我々よりも1枚上だったと認識しています。そこに追い付けるように、切り替えの部分なども含めてもっともっと上げていかなくてはいけないと思っています。

松本 昌也 選手

松本 昌也 ――4-3-3の左サイドバックでの先発でしたが意識したことは?
守備のときは4枚だったのですが、攻撃のときはいつもと変わらず3枚で後ろで回して、僕は中間の位置を取るという形だったので特別意識したことはありません。守備のところでは、クロス対応や戻るところはしっかりと戻ることを意識しながらプレーしていました。

――素早い戻りで、危ない場面を何度も防いでいました
それは最低限のことだと思っています。それをしないと失点してしまうので、それをみんなが意識してやることが大事だと思っています。今日も2失点してしまいましたが、まずはしっかりゼロで抑えないといけない立場にあるので、しっかり守っていきたいです。

――チーム全体として前からプレスにいくことで、中盤でスペースが空いてしまうこともありました
引いて守るのではなく、前から行こうとチームで意思統一してプレーしていたので、そういう場面が生まれてしまうのは仕方ない部分もあるかと思います。ただ、もちろんそういうところもカバーしていく必要はあると思っています。

――狙い通りに前半を無失点で折り返しました
後半、ちょっといけるかなという流れになった時間帯に失点してしまったので、そこは勿体無かったです。自分達がしっかり守れて、ここからというときに失点してしまうことは今日の試合だけではありません。攻撃も大切ですが守備のリスクマネジメントも両方しっかりやらないといけないですし、先に失点してしまったら厳しくなるので、そこはしっかり意識してまたやっていきたいと思います。

――ボールを奪ったあとにすぐ奪い返されてしまうシーンが多かった印象です
奪ったあとは周りの近くの選手が素早くポジションを取ること、サポートすることが大事ですが、まだまだ全体として意識が低いと思っています。これからリーグ戦の中断期間があるので、そこは練習から意識して、奪ったあとのサポートを速くしてやっていきたいと思います。

鹿沼 直生 選手

鹿沼 直生 ――今日は4-3-3のアンカーに入ったと思います
後ろから繋いでいくときは3バックの真ん中に入って、前にボールがあるときはアンカーに入ってという立ち位置でプレーしていました。相手がセンターバックの前のスペースを使ってくるという中で、そこをうまく消せるように意識していました。

――前半は、狙い通り相手の攻撃を封じていたのでは?
確かに決定的なチャンスは前半1本か2本くらいだったかもしれませんが、それ以上に相手のゴールに向かって行くシーンを全く作り出せませんでした。そこが無いと守れていたとしても意味が無いというか、勝つためには攻撃に繋げなくてはいけません。自分たちがボールを動かす時間だったり、前半も後半もしばらくはシュート0だったと思うのですが、攻撃に出られなかったという意味でも、今日の試合の攻撃の手応えはほぼ無かったと言って良いのかなと思います。

――ここから中断期間に入ります
個人としては、やはりこの連戦で出た課題を見つめて、技術の部分などをもっと上げていけるように練習していきたいです。

ドゥドゥ 選手

ドゥドゥ ――リーグ戦でデビューを果たしました
ヤマハスタジアムでデビューできたことは、本当に嬉しく思いますし幸せな気持ちです。その一方で、負けてしまったことはもちろん残念に思います。これからもっとプレーする機会を与えてもらえるように、日々努力していきたいと思います。

――監督からはどんな指示を受けてピッチに入りましたか?
チーム全体で前からプレスをかけてボールを持つこと、そしてまずは1点を狙っていこうという指示でピッチに入りました。ただ、結果に結び付かなかったことは残念に思います。

――長所を出せた場面もあったのではないでしょうか?
中盤の攻防でボールを奪うことは自分の強みだと思っていますし、監督からもそういうプレーをして欲しいという話はありました。短い時間の中で、自分の特徴を出せた部分もありましたが、もっと改善していかなければいけない部分の方が大きかったと思います。

――ルヴァンカップでデビューしてから、リーグ戦のデビューまでに苦労したところは?
ブラジルから来て、まだ日本のサッカーに慣れるところに苦労しています。それは時間がかかるものだと思いますが、日々良くなっているという実感もあるので、これからもっと努力していきたいと思います。

横浜F・マリノス ケヴィン マスカット監督
 

――ハーフタイムコメント
・ボールを持ったら、前方向のパスコースを確認して素早く動くこと
・相手ボールのときは全員でプレスすること
・後半も自分たちのサッカーをやり続けること

――試合の総括
素晴らしい結果に満足しています。前節から短期間での試合というところで難しい部分はありましたが、選手たちは最後まで自分達のサッカーをピッチの上で表現してくれていたと思います。連戦の中、中断期間前最後の試合でしたが、素晴らしいサッカーを見せてくれました。