2022年 試合速報
明治安田J1 第11節 vs. 鹿島アントラーズ
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アルトゥール カイキ
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上田 綺世
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杉本 健勇
ファビアン ゴンザレス
松本 昌也
大津 祐樹
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上原 力也
山本 康裕
山本 義道
ジャーメイン 良
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ファビアン ゴンザレス
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和泉 竜司
ファン アラーノ
鈴木 優磨
ディエゴ ピトゥカ
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上田 綺世
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松村 優太
土居 聖真
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大森 晃太郎
金子 翔太
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リカルド グラッサ
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上田 綺世
染野 唯月
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
カシマ | 5/3(火) | 15:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝 | 小野 俊介 | 清水 勇人 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 中野 卓 | 桜井 大介 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
16.4度 | 30% | 金次 雄之介 | 齋藤 和代 |
14 | シュート | 5 |
7 | ゴールキック | 12 |
7 | コーナーキック | 6 |
6 | 直接FK | 5 |
2 | 間接FK | 3 |
1 | オフサイド | 3 |
0 | PK | 0 |
今日はリーグ第11節、鹿島アントラーズ戦。ジュビロはカシマスタジアムで現在首位の強敵相手に真っ向から勝負に挑み、勝点3を磐田に持ち帰るつもりだ。
前節の名古屋グランパス戦は、相手に先制を許しながらも後半39分と40分に途中からピッチに入った大津祐樹が立て続けにゴールを決めて土壇場で逆転。背番号11の獅子奮迅の活躍もあり、ジュビロが勝利を掴み取った。リーグ戦では今季初となるヤマハスタジアムでの勝利に、「サポーターの皆さんと喜び合えたことが一番嬉しかった」と語った大津。特に2点目のシュートは、「中山コーチとの練習で何度も取り組んでいる形だった」と言い、日頃の成果を大事な局面で披露してみせた。待望のリーグ戦2勝目を挙げたジュビロは、10試合を終えて12位。ここからシーズン中盤戦でさらに勝点を伸ばしていくためにも、今日は敵地でリーグ戦連勝を達成したいところだ。
スターティングイレブンは、前節と変わらず。GKにアレクセイ コシェレフ、最終ラインは、山本義道、伊藤槙人、リカルド グラッサ、両ウイングに、小川大貴と鈴木雄斗、ボランチは上原力也と遠藤保仁、2列目に大森晃太郎と松本昌也が入り、最前線を杉本健勇が務める布陣が予想される。
名古屋戦では、「後半2トップ気味に変えて、相手のシャドーのコースを消しながら修正を図った」(指揮官)ことが奏功し、終盤の追い上げに結びついた。今日も90分を通してハードな戦いになることが予想されるが、前回のルヴァンカップ、そして前節の名古屋戦で見せた“全員で戦う姿勢”を最後まで貫くとともに、戦術の浸透度が増してきているジュビロのスタイルを攻守で体現することで、宿敵の鹿島アントラーズから勝利を手にしたい。
対する鹿島は、前節クラブのJ1通算1000試合目というメモリアルな一戦で、セレッソ大阪から3得点を奪って完封勝利。勝点を22とし、首位に立った。特に今季ここまで5得点をマークしている上田綺世と、4得点を挙げている鈴木優磨の2トップはリーグ屈指。その二人を輝かせている各ポジションにも実力者が揃っている。
キックオフはこの後15:00。県立カシマサッカースタジアム周辺の天候は晴れ。この季節らしい、爽やかな陽気だ。試合前からスタジアムには両チームのサポーターが大勢訪れ、盛り上がりを見せている。
GW期間のアウェイ2連戦の初戦、選手たちはさらにチームの自信を深めていくような充実した90分にするつもりだ。


――ハーフタイムコメント
・ロングボールを自由に蹴らせないこと。
・前向きをつくれたらもっと積極的に背後を狙っていこう。
・チャレンジ精神を持って、バトルで負けないこと
――試合の総括
まずは大勢のファン・サポーターにお越し頂いた中で、首位鹿島を相手に我々はチャレンジしましたが、勝点を取れなかったこと、ファン・サポーターの皆様方と一緒に喜べなかったことを非常に残念に思います。
前半の入りというところでは、少しパワーを持って入りましたが、途中から相手のミドルパスや裏へのランニングでラインを下げられて、セカンドボールを拾えなくなって相手にイニシアチブを取られてしまったのかなと思います。そこからセットプレーで失点して、我々としては追いかける立場になってしまいました。
後半は(大津)祐樹とラッソ(ファビアン ゴンザレス)を入れて2トップにしながら相手に圧力をかけることが狙いでした。(後半は)先に点を取れましたが、そこから追い付く、逆転するというところ、プラスアルファ、点を取りに行くだけではなく、リスクマネージメントでしたりとか、我々が攻めているときのカウンターの準備でしたりとか、そういうところのアラートさというか自分たちのチームとしての構築というのが今回は少し足りなかったのかなと思います。
今回は首位鹿島さんを相手に、妥当な結果であったのかなと。我々としては強い鹿島に追い付くためには、もっともっとハードワークをしたり、前半に関しては戦うところ、そしてクオリティとチーム戦術は積み上げていかないといけないのかなと思います。この結果を良い教訓にして、中2日で次またセレッソ戦があるので、選手たちと切り替えながら次のゲームに向かっていきたいと思います。
――後半から2トップにした狙いを教えてください。
相手のボールの出所を抑えにいきたかったことが2トップにした理由の一つです。ディフェンスの選手がマンツーマン気味に同数で守ることが多い相手だったので、そこをうまく使うといったところで、ディフェンスラインの裏を狙うためにラッソと祐樹という走れる選手をチョイスしました。
――ピッチ上で感じた鹿島との差、そしてそれを今後どのように改善していきたいと思っていますか?
差といっても凄く大きな差があるとは思っていません。志向しているサッカーが少し異なるだけであって、選手たちのクオリティに僕は自信を持っています。ただチームとしての連動性でしたりとか、ちょっとした球際のパワーの違いによって、セカンドボールのほとんどが相手に転がっていくような状況になってしまいました。これは我々としては修正しなければいけないところですし、気持ちの部分、球際の強さも必要になってくると思います。
――FWの交代がいつもより早かったですが、その意図は?
失点数が少ない相手なので、攻撃する時間を早く取らなければいけないというところで、後半開始から彼らに託しました。
――杉本健勇選手が未だに無得点ですが、どのようなことが必要だと考えていますか?
最初のオーガナイズである5-4-1の1トップの仕事をチームとして彼に託していますが、そこをしっかりこなしてくれているところは僕は評価しています。ただやはり点が取れていないので、僕自身も彼にはやはりもっと点を取ってもらいたい気持ちはありますし、彼自身が一番苦しんでいるところかなと思っています。それは今後の彼の成長もそうですし、苦しいところを乗り越えるための試練だと思いますので、そういう意味では厳しい評価を与えなければいけないときもあるのかなと時には思っています。ただ、今回は45分でしたが、その中でやるべきことをしっかりとこなしてくれました。ゴールのところに関しては、まだまだ僕の思った力の50%も出せていないのかなと思っているので、そこは彼と話しながら改善していかなければいけないのかなと思います。
――今日の試合を総括して
まずは勝てなかったことが非常に残念です。自分たちがやりたいことがゲームプランも含めてあった中で、前半セットプレーで失点してしまいました。追う立場になるとやはり難しくなってしまうので、自分たちが先制点を取って、主導権を握ってサッカーができるように、今後に向けて改善していきたいと思います。
――首位鹿島との試合を経て感じたことは?
今シーズン、ここまでリーグ戦を経て、自分たちの強度という部分がまだまだ課題だと思います。その中で、色々な強度、思考的な強度もフィジカル的な強度も、全てをもっともっと上げていく必要があるなと。その土台を作ってから自分たちが一つひとつ戦えるように、まずはその土俵に乗れるように作っていく必要があると感じています。
――個人の局面を振り返って
自分の強みは1対1の守備やフィジカル的なところだと思うので、そこはもちろん自信を持って今日のゲームでも止めることができたのかなと思います。とはいえ、個人でもっとサイドを、前半何度か突破を試みましたが、ああいうシーンをもっと増やしていって、対峙する選手に攻撃をさせるシーンを減らしていけたら良いと思いますし、個人の結果がチーム全体のパフォーマンスに繋がってくると思うので、もっとコンディションを上げてやっていきたいと思います。
――中2日で迎えるセレッソ戦に向けて
強度というところは、コンディション含めてしっかり整えて次の試合も入りからやっていく必要があると思います。その中で自分たちが主導権を握れる時間を増やすためにも、相手のアタッキングエリアでボールを持つ時間を長くして、今日あまりできていなかった球際であったり運動量、切り替え、セカンドボールの部分を意識的に取り組んでいくことができれば、結果は必然的についてくると思っています。
――今日の試合を総括して
相手の選手は背後へのランニングが凄く多かったですし、タイミングも良かったので、裏を取られかけて戻るだとか、そういう小さなダメージがありました。そこでボールを奪ったとしても出ていくパワーが自分たちに足りなかったなと。また、そこに対して自分たちがどうやって守備にいくのかというのは、少し上手くいかなかったですし、前半で失点してしまったことが痛かったなと思います。
――今日の試合を経て、次に活かしていきたいところは?
やっぱり点を取れるシーンって絶対にあると思います。まずは入りのところで集中しなければいけないのですが、それでも失点してしまって、後半は凄く良い形ができていて1点を返すことができました。こういうときに逆に相手に1点を取られてしまったら終わりということは、自分でもずっと感じていました。それでもやられてしまったことが、凄く悔しくて、点を取られた時間帯もそうですし、踏ん張れなかったこと、そういうところでもっと踏ん張れるチームにならないといけません。個人としてもそうですし、チームとしても共有して、ピッチの中で改善していかないといけないなと思います。
――相手に3点目を決められてしまったことが悔やまれるところですか?
間違いないです。自分たちは1点を返してイケイケの状態だったので、どうしても少しガクッとなってしまったところがあったと思います。やはり、2-1と3-1の状況は全く違います。それでも良かったところは毎回あるので、それを継続しつつ、こなしていくことで良くなっていくものだと思うので、そこはしっかりみんなと共有していきたいなと思います。
――今日の得点シーンを振り返って
今週練習でやってきた形が試合に出て、ゴールを決められて嬉しかったですが、結果が残念だったので悔しいです。
――限られた時間でしっかりと結果を残しています
時間は関係なく、ゲームに落ち着いて入ることができれば、自分は力になれると思っています。何分であってもチームの力になりたいので、今後もそれを出していきたいと思います。
――首位の鹿島と対戦して感じたことは?
首位に立っていて非常に強い相手でしたが、後半2点を追いかけながら攻撃の形を作ることができて、チャンスもいっぱいあったので、勝てない相手ではないと実感しました。ただ、決めるところで決められなかったことが残念ですが、そういった手応えは感じました。
――大津選手との2トップについて
試合ではあまり2トップを組んでいないですが、練習からやっているので違和感なく、とてもやりやすかったです。
――中2日でセレッソとの試合があります。そこに向けて意気込みを
今、自分の頭では次の試合しか考えていなくて、自分たちは勝点3が必要なので、それを取りに行きます。
――ハーフタイムコメント
・相手に不用意なセットプレーを与えないこと。
・自陣ではシンプルなプレーを心掛けよう。
・残り45分、ここからもう一度ギアを上げて戦おう。
――試合の総括
前半は特に素晴らしい内容だったのではないかと思います。ボールを持っているときも、持っていないときもチームの狙いをしっかりとやり遂げることができました。流動的なポジションチェンジ、サイドチェンジ、背後へのボール、アーリークロス、ミドルシュートなど、様々なバリエーションの攻撃を試合の中で示すことができ、守備的な相手に対して点を取ることができました。このスコアになるためのパフォーマンスを表現することができていたのではないかと思います。