2022年 試合速報

明治安田J1 第5節 vs. 浦和レッズ

highlight
reds
reds

2 勝
1 分
4 敗
9 得点
8 失点
勝点 7

4
  • 3
  • 1

  • 1
  • 0

1
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

1 勝
2 分
2 敗
8 得点
9 失点
勝点 5

前半
犬飼 智也
8分
キャスパー ユンカー
11分
14分
鈴木 雄斗
アレクサンダー ショルツ
37分
ハーフタイム 後半
関根 貴大
ダヴィド モーベルグ
キャスパー ユンカー
明本 考浩
1分
大井 健太郎
ファビアン ゴンザレス
ダヴィド モーベルグ
3分
酒井 宏樹
馬渡 和彰
8分
13分
大津 祐樹
上原 力也
大森 晃太郎
黒川 淳史
ジャーメイン 良
小川 大貴
大畑 歩夢
大久保 智明
21分
29分
黒川 淳史
31分
遠藤 保仁
袴田 裕太郎
岩尾 憲
柴戸 海
32分
1
西川 周作
2
酒井 宏樹
13
犬飼 智也
28
アレクサンダー ショルツ
44
大畑 歩夢
3
伊藤 敦樹
8
小泉 佳穂
14
関根 貴大
19
岩尾 憲
7
キャスパー ユンカー
33
江坂 任
SUB
12
鈴木 彩艶
4
岩波 拓也
6
馬渡 和彰
10
ダヴィド モーベルグ
21
大久保 智明
22
柴戸 海
15
明本 考浩
監督
リカルド ロドリゲス
21
三浦 龍輝
3
大井 健太郎
6
伊藤 槙人
17
鈴木 雄斗
25
森岡 陸
14
松本 昌也
23
山本 康裕
50
遠藤 保仁
8
大森 晃太郎
11
大津 祐樹
18
ジャーメイン 良
SUB
24
梶川 裕嗣
26
袴田 裕太郎
5
小川 大貴
7
上原 力也
29
ファビアン ゴンザレス
32
黒川 淳史
40
金子 翔太
監督
伊藤 彰

24,207
スタジアム名 試合日 キックオフ
埼玉 3/19(土) 15:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝 石井 秀明 中村 太
天候 試合時間 副審 副審
曇りのち雨 90分 浜本 祐介 船橋 昭次
気温 湿度 第4の審判員 記録員
16.5度 40% 金次 雄之介 大塚 重徳
18 シュート 8
9 ゴールキック 5
3 コーナーキック 4
7 直接FK 6
1 間接FK 1
1 オフサイド 1
1 PK 0

リーグ戦第5節は、浦和レッズとのマッチアップ。埼玉スタジアム2002に乗り込み、勝点3を磐田に持ち帰るつもりだ。試合のポイントについて、「相手はボールを動かすことも上手で、流動的に戦ってくる。そこに対して、しっかりと中を締めて守備ができるようにしていきたい」と語った伊藤監督。「サイドの攻防が増えてくると予想される中で、自分たちがイニシアチブを持ちながらゲームを進めていくこと」ができれば、自ずと勝利は近付くはずだ。

スターティングイレブンは、GKに三浦龍輝、最終ラインは伊藤槙人、大井健太郎、森岡陸、両ワイドに鈴木雄斗と松本昌也、中盤に遠藤保仁と山本康裕。2列目のポジションに大森晃太郎と大津祐樹、1トップは今日の試合は契約上出場できない杉本健勇に代わって、ジャーメイン良が務める。
前節のガンバ大阪戦は、流れるようなパスワークから大森のゴールが決まって先制点を奪取。その後も身体を張って相手の攻撃を凌いでいたが、終盤に痛恨の失点を喫し勝点1を得るに留まった。今日は、「先制点を奪うことはもちろん、その後もボールを握って押し込んでいく、もう1点取りに行く姿勢に、さらに照準を合わせることを大切にしていきたい」と指揮官が言うように、先制点を奪い試合を優位に進めながら、2点目、3点目とゴールを決め切ることで、前節掴むことができなかった勝利を手繰り寄せていく。

対する浦和は、前節サガン鳥栖に敗れたものの、「両サイドには縦に速い選手がいますし、中央の選手たちも技術が高く運動量豊富。前線の選手も決め切る力がある」と伊藤監督が警戒するように、各ポジションに実力者が揃っている。ジュビロとしては、「そうした相手の力を無効にするようなプレーや立ち位置を取ること」(監督)で、最後まで浦和の攻撃を封じ込みたい。

キックオフはこの後15:00。埼玉スタジアム2002周辺の天候は曇り。敵地まで駆けつけてくれたジュビロサポーターと共に歓喜の瞬間を分かち合うべく、選手たちはピッチに立つ。

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伊藤 彰 監督

――ハーフタイムコメント
・球際しっかり勝負しにいこう
・しっかりプレッシャーをかけにいく
・絶対逆転できる、強いメンタルもっていこう

――試合の総括
まずは遠いアウェイまで来ていただいたにも関わらず、本当に不甲斐ないゲームをしてしまって、ファン・サポーターの皆様に申し訳ないです。ゲームの入りというところを、まずはしっかり入ろうというところで、ファーストハーフもセカンドハーフも最初の10分以内で失点し、合計3失点と。チームとして気を付けなければいけないところで失点してしまったことが、今日のゲームの全てだったと思っています。2-1となったところで、また一つミスが起きて2点差にされてしまったこと、追い上げムードの中で相手に先にPKで点を取られてしまったことが本当に残念ですし、チームとしてミスを無くすためにも、オーガナイズ、個の能力、グループとしての能力を高め、自分たちがボールを持ったときにイニシアチブを取れるようにやっていかなくてはいけません。守備のところでも相手の酒井選手と小泉選手のところで我々としてはなかなか難しい状況があったのですが、それを想定してコンパクトにした状況でやられないように、というところで間延びしてしまったかなと。そこを上手く使われてしまい、逆サイドに持って行かれて危ない場面を作られ、失点してしまったので、そこの修正をしっかりしていかなくてはいけません。4-1というスコアで選手もショックを受けていると思いますが、一戦一戦色々なことがあります。しっかり地に足をつけて、また反省しながら次に繋げていかなくてはいけません。

――今日のゲームを難しくしてしまった要因について教えてください
まずは自分たちのミスが全体的に多かったということと、ホームの浦和さんは前節負けている状況の中で、最初からそうした相手の前の圧力を剥がせなかったこと、受けてしまったこと、あとはミスをしてはいけないところでミスをしてしまったことは、チームとしてやってはいけないことかなと思います。

――後半は4バックにし、人も変えて追撃ムードを作ろうとしたと思います
上手くいかなかったですね。こういうゲームもあるなとは思いますが、後半最初に4バックで入ろうというところで、5分以内に失点しているということは、そのプランが崩れてしまったので、なかなか難しいなと。これは私の責任だと思っています。

――立ち上がりから相手に押し込まれてしまい、ボールを握れなかった要因について
我々の立ち位置を取る前に相手のプレッシャーを受けてしまったことが、まずは一つの要因かなと思っています。あとは、相手のプレッシャーの背中にボールを入れることができませんでした。プレッシャーの方向性と言いますか、プレッシャーがかかってきたそこから2度追い、3度追いとできるようなボールの動かし方をしてしまったことが、最初の入りだったかなと。2失点してからは、少し自分たちもボランチを経由しながらゴールまでチャンスを作れていたかなと思っていますので、我々が1点取った後に次の1点を相手に取られたことが今日は苦しかったかなと感じています。ボールの動かし方、相手のプレッシャーの逆を取るというクオリティはもっともっと上げていかなくてはいけないと思います。

――相手のシステムなどは想定内でしたか?
相手のオーガナイズについては、酒井選手が高い位置を取ってくるときも、2センターとダブルボランチで回すときも、両方とも選手たちと共有してきたので、あとはどこでボールを奪いにいくのかということと、前からプレッシャーに行くときは、もっと人を掴みにいかなくてはいけないというところ、もう少し自分たちのブロックを作ったときは中を締めながら中で出し入れされて外でフリーにされるというよりも、中をしっかり締めて外回しというか、そこでプレッシャーをかけるというところも自分たちの中でやってきたことなので、そこはプレッシャーのかけ方と言いますか、前半30分くらいまでは中途半端に行ってしまったこと、それが今日のゲームの全てだったのかなと思っています。

――難しい試合になってしまいましたが、その中でも三浦選手が何度もファインセーブでピンチを救いました
その通りですね。危ない場面を4本、5本と凄く止めてくれたので、それに報いるためにも、もう1点取って追い付くという作業をフィールドプレーヤーがやっていかなくてはいけなかったと思います。今日のゲームは龍輝が締めてくれました。ただ、この得点差はチーム全体として考えないといけないと思っているので、J1で戦うためにはそこのチーム全体としての守備の強さがもっと必要になってくると思っています。

鈴木 雄斗 選手

鈴木 雄斗 ――まずは得点シーンを振り返って
あの場面のようなセットプレーの形は、ちょうど練習からやっていました。それと同じような場面で、セカンドラインのところを狙いに行こうというのがチームとしてあったので、その形から点を取れたことは良かったなと思っています。

――自身のシュートの決定力について
チームとして点を取るためにも、そこに絡む場面に自分が入っていくということは凄く意識しています。良いボールをくれる選手がたくさんいるので、そのおかげかなと思いますし、最後まで丁寧にいくこと、集中することは練習から心がけているところなので、結果として現れているところは自分の自信にはなっています。

――結果としてはショッキングなものになってしまったと思いますが、試合を振り返って
本当にショッキングなゲームになってしまいましたし、立ち上がりのところですね。相手の勢いを受けてしまったところがありますし、そこで踏ん張ることができれば良かったのですが、今日の1点目も2点目も、1点返したあとに3点目を奪われてしまったこともそうですし、後半もここから行くぞ、というときに失点してしまったと。チームとしてガクッときてしまうような時間帯、そういう流れのときに点を取られてしまったこと、自分たちがそれを跳ね返す力が無かったということが今日の結果に繋がってしまったと思います。

――三浦選手のファインセーブは選手たちの力になったのでは?
今日だけに限らず、本当に今年も救ってくれていますし、ハーフタイムにそのような声が監督から出ていました。あれだけビッグセーブをしてくれているのだから、俺たちが跳ね返すぞと。ただ、こういう形になってしまったので、自分自身ももっとチームを救うような働きをしたいなと感じています。

ジャーメイン 良 選手

ジャーメイン 良 ――今季初先発でしたが、どんな気持ちでピッチに立ちましたか?
途中出場しているときと変わらずに、ゴールを取ってチームを勝たせたいという想いで入りました。

――相手のプレッシャーはどんな場面で強く感じましたか?
普段ジュビロがボールを持てるような位置でボールを持てなかったですし、僕と中盤選手の距離も遠くなってしまって、自分の特徴を活かすような、背後へのボールを引き出すことができませんでした。また、早い時間帯にセットプレーで失点したことで、相手がやりやすいゲームになってしまったと思います。

――厳しい結果となりましたが、その中でも手応えを感じた部分は?
なかなか手応えを感じられる部分も少なかったですし、僕個人としてはもっとシュートチャンスを作り出したかったという想いが強かったので、これからもっと質を上げて、こういう相手でも自分の良さを出せるようにしていきたいと思います。

――この敗戦を糧にしていくために
そうですね。入りも悪かったですし、自分たちのサッカーができなかったので、そこを改善して、レッズのような相手でも自分たちが主導権を握ってプレーできるように、僕自身も動き出しの質などを磨いて、強い相手に対しても変わらずにボールを引き出して点を取れるように改善していきたいなと思います。

浦和レッズ リカルド ロドリゲス監督
 

――ハーフタイムコメント
・カウンターに注意しよう
・やるべきことは前半と一緒、もっといこう、点をとりにいこう

――試合の総括
今日は良い試合ができたと思います。前半はゴールも取れましたし、決まってもおかしくないチャンスをたくさん作れたのかなと思います。この試合でやりたかったことがしっかりと表現できた前半でした。後半はモーベルグのゴールなどがありましたが、前半と比べるとチャンスの数は減りました。最後の時間帯に関しては、リスクを犯さずに構えてディフェンスをするという選択をしました。今回こういった勝ち方をしたことでチームは大きな自信を得たと思いますし、今後もチーム一丸となって連勝できるように一個一個積み上げていきたいと思います。