2019年 試合速報
ルヴァンカップ 第1節 vs. ガンバ大阪
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中野 誠也
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小野瀬 康介
中村 敬斗
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呉屋 大翔
アデミウソン
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アデミウソン
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藤川 虎太朗
太田 吉彰
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田中 達也
藤春 廣輝
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中野 誠也
ムサエフ
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エレン
荒木 大吾
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 3/6(水) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、水含み | 難波 邦雄 | 小屋 幸栄 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
雨 | 90分 | 村上 孝治 | 赤阪 修 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
17.6度 | 45% | 小椋 剛 | 花澤 秀登 |
9 | シュート | 3 |
8 | ゴールキック | 8 |
6 | コーナーキック | 5 |
12 | 直接FK | 13 |
2 | 間接FK | 1 |
2 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
リーグ戦と並行して、今日からルヴァンカップのグループステージが始まる。グループDに入ったジュビロは、ヤマハスタジアムでガンバ大阪との初戦に臨む。
レギュレーションにより、21歳以下の選手を1名以上先発出場させなければいけないルヴァンカップは、若手選手のさらなる飛躍が楽しみな大会だ。今日は藤川虎太朗がスタメン出場。持ち前のシュート力にさらに磨きをかけてきた日頃の成果をピッチで発揮し、ゴールへと繋がる活躍を見せてほしい。また、中野誠也と小川航基のプレーを楽しみにしているサポーターも多いはず。小川は「ここで勝ってチームに良い風を吹き込みたい」と意気込みを語っており、期待のストライカーがジュビロを勝利へと導いてくれるはずだ。ベンチには針谷岳晃や、新加入の中山仁斗が控えており、名波監督の采配にも注目したい。
対するガンバ大阪は、J1リーグでの経験豊富な選手たちがスタメンに名を連ねてきた。だが、ジュビロとしては決して憶することなく戦い、ヤマハスタジアムで今シーズン初勝利を掴み取りたい。
キックオフは19時。雨の中でのナイトゲームとなるが、試合開始前から多くのジュビロサポーターが駆けつけている。そうした声援を味方につけて、今後の弾みとなるようゲームを見せてほしい。


――試合の総括
ゲーム自体は、(ガンバは)リーグ戦メンバーや経験のある選手が出てきて、非常に難しいゲームになるなと思っていました。立ち上がりは3バックの脇を使われがちで、ちょっと後ろに重くなったのですが、時間が経つにつれ徐々に慣れてきて、両ウイングバックが自由にポジションを取れるようになってきたかなと。特に右サイドの方は、櫻内も含めて良いローテーションが出来て、攻撃の起点になれたのではと思います。ゴールシーンは(相手が)一人少ない中でのゴールだったのでラッキーな面もあるとは思いますが、よくゴールマウスにぶち込んでくれたと思いますし、早いタイミングのクロスで相手が揃う前だったので、狙ったプレーの一つでもあるので良かったと思います。
後半は15分過ぎから相手に主導権を握られていて、奪った後に休んでしまったり、前の選手が動き出しても孤立していて出せなかったり、ラフなクリアの質が悪かったりと、ちょっと自滅では無いですけど、自分たちの形を作れずに苦しくしてしまったのではないかなと思っています。あとは(小川)航基にゴールが決まれば良かったと思うのですが、我々はアウェイが3試合続くルヴァンなので、このホーム初戦で3ポイントを取れたことは非常に大きいと思いますし、次のリーグ戦にもしっかり繋がるとも思います。チームとして今シーズンの立ち上げから、トレーニングマッチも含めてプロチームに勝てていなかったので、良い3ポイントになるのではないかなと。これで、リーグ戦で奮い立たなければ男じゃないなと思います。
――若手の攻撃陣について
相手守備のトライアングルのところでかなり食われていたので、航基にも(中野)誠也にも(藤川)虎太朗にもシンプルにワンタッチを増やせと言ったのですが、後半あまりそうしたチャンスが無かったのと、チームが自然と後ろに重くなってしまったので、後半スペースが上手く使えなかったなというところは反省点だと思います。ポジティブなことを言えば、彼らはよくコミュニケーションを取っていたと思いますし、自由にポジションチェンジする中で、いないところ、いるところを把握しながらプレーしたと思いますし、ゴールシーンはつぶれ役とフィニッシャーとの関係性があった中で、絶妙なクロスのタイミングだったと思うので、これは今後とも継続して欲しいです。
――右のウイングに入った石田崚真選手について
今日は終始3バックでやったのですが、3バックの時の方が最終ラインへの帰陣の負担が、4バックの時よりは無いので、彼にとったら、やんちゃに前に出ていける回数、インサイドに入る回数というものが増えてくるのではと思いますし、公式戦での成功体験、特に前半、アタッキングサードでインサイドで受けたシーンが2回くらいあったと思うのですが、ああいったシーンが成功体験として増えてくると、もっともっとダイナミックな、もしくは大胆なアイデアが出てくるのではと思っています。
――今日の試合を振り返って
1試合通して、後半は相手にボールを持たれてしまいましたし、自分たちのゲーム運びが出来ませんでしたが、やるべきことはしっかりやっていましたし、一人ひとりの守備の意識が高かったと思います。危ないところで身体を投げ出せていたので、そういう部分が勝利に繋がったのではないかなと思っています。
――守備の狙いとしては?
3枚と4枚だったので絶対にはまると思っていましたし、スライドをしっかりすることを意識していました。右の(石田)崚真、左のエレンを押し出して、自分たちがずれて逆サイドにつけて、中でしっかり絞ることが出来れば対応出来るなと。特に前半は、相手はなかなか中に刺せなかったと思います。後半は刺されてしまう回数も多かったですが、意識していたことは多少は出来たのではないかなと思います。
――攻撃の時に右サイドで意識したことは?
崚真の特徴も分かっていますし、自分の特徴も分かってくれていると思うので、今チームとして新しくトライしていることを意識しました。自分がしっかりアクションを起こせば崚真も動きやすいと思っていたので、そこはしっかりやろうと。試合前は、お互いミスは多くなるかもしれないけど、楽しくやろうと話していました。1試合を通して厳しい試合になりましたが、楽しく出来たかなと思います。
――素晴らしいゴールがありましたが、今日の試合を振り返って
チームとして勝利が欲しい状況だったので、まずは勝利出来たことが良かったと思います。リーグ戦は、もちろんベンチに入っていたから良いというわけではなく、悔しい気持ちを持っていて、ルヴァンにかける想いも強いものがありました。それがチームとしても個人としても、結果として出て良かったと思います。
――ゴールシーンを振り返って
右サイドを(石田)崚真が良い形で突破して、(小川)航基が中でつぶれてくれたからこそ、自分があそこでシュートを打つことが出来ました。低いボールだったのですが、自分としてはあの形は得意だったので、思い切ってヘディングにいきました。良いところに飛んでくれました。
――前半から前線の3人でかなりコミュニケーションを取っていました
お互いを見ながらやっていくというのは、少しは出来たのかなと思いますが、まだまだな部分も多いですし、そこは練習から突き詰めていきたいなと思います。
――アグレッシブな守備も目立ちました
前半は良かったと思いますが、後半の途中くらいから後追いになるシーンが多かったので、エレンとのバランスだったり(小川)大貴君とのバランスをもっと自分が見ながらやっていけたら良かったなと思います。ただ、今シーズンが始まった頃に比べると、だいぶ出来るようになってきている自信もあるので、今後に活かしていきたいです。ボールを奪うという場面に顔を出せているということは良くなったところだと思うのですが、そこから奪ったボールを大切にするということがまだまだ課題です。
――週末にはリーグ戦があります
チームとして勝利に向けて戦っていくだけですし、良い準備をするだけです。少しでも自分の力をそこで貢献出来るように、自分自身も良い準備をして次の試合を迎えたいと思います。
――今日の試合を振り返って
目に見える結果が出なかったので、試合には勝つことが出来ましたが、自分自身はもやもやするというか、不完全燃焼という感じがあります。やはり、相手のセンターバックは強かったですし、三浦選手は日本代表ということで、そういう選手とマッチアップ出来たというのは、自分にとってすごく大きいと思います。もっともっとやらなければいけないと感じました。もっとコンビネーションやサポートを意識して、前線でキープ出来たらなと。ただ、前線の選手たちとの距離感はいつもより近くプレー出来たと思います。日頃から紅白戦などで一緒にやっているメンバーですし、前線からのプレスは良かったのかなと感じています。
――得点に繋がった場面を振り返って
しっかりと自分がニアに入ることで得点が生まれたと思いますし、(中野)誠也君が良い形で取ってくれました。クロスが入って来た時に、誰かが自分の後ろにいるのは分かっていましたし、自分は体勢があまり良くなかったので、後ろに任せようと。そういう判断でした。
――終盤には山本康裕選手からの絶妙なパスもありました
ループシュートを打とうかなと思ったのですが、ちょっと迷いがあって判断を決め切れませんでした。そこが良くなかったところです。
――今日の試合を振り返って
なかなか試合に出る機会がなく、色々な想いがあって試合に臨みましたが、フレッシュな動きは見せることが出来たと思います。その中で、頭は冷静に、気持ちは熱く戦えたかなと。特に何かやってやるぞという気持ちではなく、いつも通りのプレーをして楽しむことをテーマに戦いたいと思っていましたし、それが出来たのかなと思います。
――前線3人の関係性としてはどういったことを意識していましたか?
(小川)航基君がボールを持ったときに、なるべく近くに自分と(中野)誠也君がいて、そこでコンビネーションを組めたらという話をしていました。お互いの距離が離れないようにということを意識していました。その中で、2タッチ以内でボールを回せたら一番良いし、1タッチだと相手の対応も変わってくると監督から言われていたので、そういうことを意識して臨みました。
――今日の勝利は今後の自信になるのでは?
キャンプからJリーグのチームと戦ってきた中で、勝利がありませんでした。そうした中で、自分個人としては相手がどういうメンバーで来ても、絶対に勝ってリーグ戦のメンバーへアピールしていきたいと思っていました。もっとアグレッシブにゴールを目指して、応援してくれているサポーターの皆さんがびっくりするようなプレーを見せたいですし、闘争心をむき出しにして戦っていきたいなと思います。
――アシストシーンを振り返って
試合前から(小川)航基とずっと話をしていて、自分としてはずっと航基に狙いを定めていました。あいつもどんどん上げてくれと言っていたので、とにかくそこを狙おうと。あの場面は、航基が良い形でつぶれてくれて、(中野)誠也君がああやって決めてくれたので、本当に良かったです。めちゃくちゃ嬉しかったですし、ホッとしました。まだ一緒にプレーして日が浅いので、練習でやっていく中でさらに良くなっていけばと思います。
――ホッとしたというのは?
リーグ戦の広島戦が不甲斐ないプレーだったので、ここでやらないと終わりだなと。そういう意味でホッとしました。
――金沢での2年間、スピードとクロスの精度を磨いてきた成果が出たのでは?
あそこは自信を持ってやれていましたし、ああいう形で入ったというのは次の試合にも活かせると思うので、今後も頑張っていきたいです。
――守備面について
とにかくやられたくないという気持ちが強かったので、気持ちでカバーしました。
――試合の総括
立ち上がりから相手のボールを奪うというシーンもありましたし、慌てずにボールを繋ぐという狙いも出来ていた中で、ミスから失点してしまったことは残念に思います。ただ、後半に入ってからも選手たちは相手ゴールに迫るという姿勢をしっかり見せてくれたと思いますし、コンディションの悪い中、両チームしっかり戦っていたと思うのですが、ファイトしていた姿勢は良かったと思います。ただボールを奪ってから攻め切る、ペナルティエリア付近での連動が良くならないと、得点には繋がらないなという印象を持って見ていました。
本日の受賞選手 | |
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ルヴァンカップMVP賞 | ナイス パス!ナイス アシスト!賞 協賛:ヤマハ発動機株式会社 |