2017年 試合速報
YLC 第3節 vs. FC東京
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小川 航基
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大久保 択生
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ネイサン バーンズ
波多野 豪
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小川 航基
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櫻内 渚
松井 大輔
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永井 謙佑
ピーター ウタカ
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小川 航基
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小川 航基
齊藤 和樹
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髙萩 洋次郎
内田 宅哉
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アダイウトン
針谷 岳晃
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吉本 一謙
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松井 大輔
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 4/26(水) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝 | 河野 暁 | 福島 孝一郎 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
曇りのち雨 | 90分 | 田中 利幸 | 竹田 明弘 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
23.4度 | 46% | 川崎 秋仁 | 花澤 秀登 |
19 | シュート | 9 |
8 | ゴールキック | 7 |
9 | コーナーキック | 4 |
11 | 直接FK | 23 |
3 | 間接FK | 1 |
3 | オフサイド | 1 |
1 | PK | 0 |
リーグ戦2連勝の勢いそのままに、今日はルヴァンカップグループステージ第3節、FC東京戦に臨む。現在ジュビロはAグループ7位と苦しんでいるが、まだまだグループステージ突破の可能性は残されている。ひとつでも上の順位に行くためにも、そして良い流れで30日のホーム北海道コンサドーレ札幌戦へと繋げるためにも、ヤマハスタジアムで勝利を手にしたい。
ジュビロの予想フォーメーションは【3-4-2-1】。GKに志村滉。最終ラインは右から櫻内渚、高橋祥平、藤田義明。ダブルボランチに、山本康裕と上田康太。中盤右ワイドに、小川大貴、左に中村太亮。2シャドウに太田吉彰とアダイウトン。ワントップに小川航基という並びが予想される。
対するFC東京の予想フォーメーションは【4-4-2】。GKに大久保択生。最終ラインは柳貴博、山田将之、吉本一謙、室屋成。ダブルボランチに田邉草民と高萩洋次郎。中盤の両ワイドは、ネイサン バーンズと中島翔哉。2トップに阿部拓馬と永井謙佑という並びか。
ジュビロはリーグ戦と同じく、3バックの布陣で臨む。J1リーグ前節の鹿島アントラーズ戦で好パフォーマンスをみせた高橋や山本、櫻内が今日も先発。FC東京の豊富な攻撃陣をしっかりと抑えてくれるはずだ。また、ルヴァンカップ3試合連続スタメンの小川航や、怪我から復帰しコンディションを上げてきた小川大ら“ダブル小川”の活躍にも期待がかかる。
キックオフは19時。今日はあいにくの雨予報だが、選手たちはそれを吹き飛ばすような熱い試合を見せてくれるはずだ。


――試合の総括
リーグ戦の良い流れを途切れさせないように、選手たちにはこの良いリズムをそのまま継続させようと言ったのと、あとは自分を見せるチャンスなので、出し惜しみせずに全てを出し切ろうと言いました。立ち上がりからお互いの良さが出ていたゲームだったと思います。我々は前への推進力、FC東京はボールを繋ぐ。そんな中でアダイウトンのとんでもないヘディングが、GKも予測できていなかったかもしれないですし、ゴールマウスに飛んだことも素晴らしかったと思いますが、それを(小川)航基が詰めての1点目。PKも背後に抜け出すタイミング、それからコントロールの中でのPK獲得の2点目。そこから10人になったFC東京は、あいだあいだに顔を出しながら、それから前の選手の推進力、前に運ぶスピードといったものを駆使しながら、だいぶ我々も苦しめられたなというふうに思います。3バックのズレが10人の時と11人の時とで、多少『これくらいでいいか』となったのが反省点だと思いますし、ラインのコントロールも11人の時は7、8メートルのバックパス、スローインなどでも上げていたのですが、10人になってからはそれも怠慢になっていたので、その辺りは今後の課題かなと思っています。
後半は立ち上がり10分15分を凌げば、何とか我々のゲームになると思っていたので、(櫻内)渚も連戦なので、(松井)大輔を入れて4バックにしました。航基がハットトリックという、プロ入り初ゴールのゲームで3点取るという、インパクトとしては素晴らしいと思いますし、U-20ワールドカップに向けて、今日内山監督も見に来ていたので一安心したと思いますし、何より本人が一番安堵感があるのではないかと。(記者の)皆さん以上に、サポーター以上に、僕自身はご両親と同じ気持ちで彼が点を取るのを首を長くして待っていたので、非常に気分が良いです。1点取られたのは、まだまだ我々は力が無いよと教えてくれたと思うので、次節のリーグ戦、それからルヴァンの(グループ突破の)可能性も十分残したと思うので、アウェイのレイソル戦に向けても頑張っていきたいと思います。
――今日の試合を振り返って
シンプルなプレーを心掛けていました。チャンスがあれば、攻撃に関わっていこうと。今日は自分自身、シュート場面やゴール前でのプレーは納得していないですが、その前のつくりだったり縦パスという部分では、もっともっとやりたいですけど、ある程度はできたのではないかなと思います。ただ、相手が一人少なくなってスペースが空いていたというのはもちろんあると思います。(小川)航基は代表では常に点をとっている選手なので、今日を良いきっかけにしてチームでもどんどん結果を出してくれるんじゃないかなと思います。やはり勝つことが一番大事でしたし、結果が全てなので、まずはしっかり最低限の結果を出せたことが嬉しいです。ただ、ここからやっぱりリーグ戦にもっと加わっていかないといけないなと思うので、もっともっとやっていきたいです。
――アダイウトン選手の活躍から小川航基選手のゴールが生まれました
どうしても勝たなくてはいけない試合の中で、そしてどうしても前がかりにならなくてはいけない試合の中で、その姿勢を見せることができたかなと思いますし、本当に自分の力だけではなく、周りからも良いボールが来たので良いリズムでできましたし、こぼれたところに航基がいてくれました。PKも獲得することができましたし、良いボールを出してくれる仲間がいてこその自分のプレーだと思うので、自分の力だけではなくチームで取ったゴール、チームで手にした勝利だと思います。
――PKは小川航基選手に譲ったのでしょうか?
チーム皆が成長するためには、例えばPKを譲るとか、そうしたことも必要だと思っています。特に航基はプロ2年目というところで、経験も自分よりも少ないですし、PKを決めることで彼も自信がついて、それがチームのためになると思います。もちろん自分も決める自信はありましたし、次に機会があったら今度は蹴りたいなと思います。
――プロ初ゴール、そしてハットトリックを決めて
素直にホッとしている気持ちが一番です。本当に、期待してもらって、初ゴールまでここまで伸びてしまったので、本当に申し訳ないなという気持ちでいっぱいでした。FWは泥臭く点を取ることも仕事だと思っていますし、こぼれ球は常に反応することを心掛けていました。常日頃からやってきたことが試合に出たので、日々準備してきてよかったなと思います。
――ガッツポーズも飛び出しました
かなりホッとしましたし、やっとだなというゴールだったので、何回もガッツポーズしてしまいました。本当に嬉しかったので。でも、まだこれから先が長いので、今日はその1試合にすぎません。これから先ももっと頑張りたいと思います。
――2点目はPKでした
(PKを獲得した)アダはすごく優しいので。自分が蹴るという感じでしたが、でもやっぱり譲ってくれて。試合が終わったあとに、ありがとうと言いました。
――3点目を振り返って
名波さんからはいつもボックス内で動きを止めるなと言われていて。オフサイドにかからないように、こぼれ球に集中して詰められる準備をしていたので、それが結果に繋がったと思います。
――名波監督もすごく嬉しそうでした
本当に、監督が練習が終わった後に付きっきりで(シュート練習を)やってくれるなんていう環境は、他には無いと思っているので、本当に有り難いことです。その恩返しを早くしたいと思っていたので、今日はルヴァンカップでしたが、次はリーグ戦で決められるように、これからもっと恩返しをしていきたいなと思います。
――サポーターからU-20W杯に向けた横断幕が掲げられましたが、そこに向けては?
代表では少しずつ結果が出てきたのですが、ジュビロではなかなか結果を出せていない状況だったので、やはり両方で結果を残して、メンバー発表はまだですが、良い準備をしていきたいと思っていたので、今日本当にゴールを決めることができて良かったなと思います。
――今シーズン初出場でした
そんなに緊張することなく、試合に入ることができました。ディフェンスとのコミュニケーションも上手くとることができて、ビルドアップも落ち着いてできたので、1失点はやはり悔やまれますが、それ以外の部分は良かったかなと思います。
――リーグ戦2連勝の良い流れを、また次に繋げました
そうですね。リーグ戦2連勝で今日は臨んで、今日負けてしまったらグループステージの突破がなくなるような試合だったので負けたくなかったですし、良い流れを止めたくなくて。チームが一丸となって、その気持ちをピッチで出すことができたので、勝ち続けられたというのはすごく良かったなと思います。
――試合の総括
結果は非常に残念な結果に終わってしまったことを反省します。何よりも先にあの時間帯に失点をしたことが大きかったのと、それでも最少失点で切り抜けられれば何とかなるだろうと思っていましたけど、(GKが)退場して、0対2からどうやって追いつくかというところでみんなにやってもらいました。ただ、それでもチャンスを少し作れましたし、とても選手たちの姿勢は評価したいと思っています。ただ、よく頑張っただけでは何も得られないので、我々が求めているのはやはり勝利だし、それだけでは先が無いと思っています。彼らにはこの先のゲームの持って行き方、ゲームコントロールをやらせたいと思っています。