2017年 試合速報
J1リーグ 第21節 vs.ベガルタ仙台
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梁 勇基
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佐々木 匠
西村 拓真
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中野 嘉大
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梁 勇基
奥埜 博亮
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平岡 康裕
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宮崎 智彦
荒木 大吾
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クリスラン
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アダイウトン
松浦 拓弥
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蜂須賀 孝治
古林 将太
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荒木 大吾
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中村 俊輔
松本 昌也
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ユアスタ | 8/9(水) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝 | 猿沢 茂 | 扇谷 健司 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
くもり | 90分 | 山際 将史 | 穴井 千雅 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
23.0度 | 82% | 清水 勇人 | 平井恵美子 |
6 | シュート | 15 |
11 | ゴールキック | 7 |
5 | コーナーキック | 5 |
14 | 直接FK | 15 |
3 | 間接FK | 4 |
3 | オフサイド | 4 |
0 | PK | 0 |
ジュビロは前節、ホームでサンフレッチェ広島に逆転負けを喫し、リーグ戦7連勝とはならなかった。チームは「連敗しないことが一番大切」という名波監督の言葉を胸に、今日のベガルタ仙台戦に向けて、試合前々日に現地に入るなど、万全の準備を行ってきた。川崎フロンターレ戦では今季最多の5得点、広島戦では相手を大きく上回る21本のシュートを放つなど、攻撃面での手ごたえを掴んでいるだけに、今日は敵地でその成果をしっかりと発揮し、勝点3を磐田に持ち帰りたい。
ジュビロの予想フォーメーションは【3-4-1-2】。GKにカミンスキー。最終ラインは右から、高橋祥平、大井健太郎、森下俊。右のワイドに櫻内渚、左に宮崎智彦。ダブルボランチに、川辺駿とムサエフ。トップ下に中村俊輔。2トップにアダイウトンと川又堅碁という並びが予想される。
対するベガルタ仙台の予想フォーメーションは、【3-4-2-1】。GKにシュミット ダニエル。最終ラインは右から、大岩一貴、平岡康裕、増嶋竜也。右のワイドに蜂須賀孝治、左に中野嘉大。ダブルボランチに、富田晋伍と三田啓貴。2シャドウに、梁勇基と佐々木匠。ワントップにクリスランという並びか。
ジュビロは現在勝点34の7位。上位チームとの勝点差を踏まえても、まだまだリーグ上位へと食い込むチャンスは十分にある。また、今日勝てば、早くも昨年の年間勝点36を上回ることになる。真夏の戦い、そしてシーズン終盤へと良い状態で臨むためにも、前回対戦で敗れている仙台から勝利を手にしたい。
キックオフは、このあと19時。ユアテックスタジアム仙台の天候は曇り。だが、スタジアム上空は今にも雨が降り出しそうな雲がかかっている。


――試合の総括
映像はまだ見ていませんが、90分通して我々のゲームだったなと。3バック、もしくは5バック気味の相手を下げさせることが出来ましたし、ギャップでボールを受ける回数も非常に多かったですし、背後を突く意識も出ていまいた。様々なアイデアを駆使出来た攻撃陣と、(仙台の)クリスランに入って来るラフなボールに対してセカンドボールの意識も非常に高くて。おそらく7割以上はセカンドボールを拾えていたと思うので、常に前体重でプレー出来ていたのではないかと思います。選手たちに言ったのは、最後のボックス近くでのラストパスであったり、シュートのクオリティ、もうひとつはこねなくてもいいところをこねてしまって、自分たちの良い選択を消されてしまったシーン。もう少し早い判断が必要だったと思いますし、精度の高さというのはまだまだ足りないかなと思います。それと連動して、もう一人、出ていくリスクを負った攻撃、空走りする動き出し、そういったものがアイデアの中に入って来ると、もう少し違った展開になったのかなと思っています。勝ち点1を取れたゲーム、というか、2を失ったゲームという意味ではそうかもしれませんが、あのカミンスキーのファインセーブが無ければ、1さえも失っていたと思うので、彼の数少ないピンチの中での準備、緊張感、そういったものがあのファインセーブを生み出したと思うので、相変わらず凄いなと思います。
――前節の3失点から、無失点に抑えたことについて
ボールありきでリアクションで動くのではなくて、相手のいるエリアとかスピード感で早め早めにアプローチに行った、特に川辺とムサエフ、(高橋)祥平、(森下)俊の両ワイドの3バックが、非常に相手に対しての危機管理が速かったので、そこが相手に前体重にさせなかった一番大きなポイントだと思っています。あとは先ほども言いましたが、セカンドボールへの反応と、それをきっちり繋ぐ意識が高かったので、相手の守備の時間が長くなった要因じゃないかと。
――左アウトサイドに入った荒木選手の評価を
もう少し使う回数を増やしてほしかったのですが、それは(中村)俊輔にも川辺にも言っていたのですが、中も空き出したので、中を誘いながらという感じの配球になってしまったかもしれませんが、ボールが入った時は仕掛ける意識もありましたし、非常にリラックスできていて相手に脅威を与えたのではないかと思います。欲を言えば、シュート1本相手に当ててしまったので、きっちり打って欲しかったですが、彼の良さは出たんじゃないでしょうか。
――今日の試合を振り返って
ゲームの内容としては、たくさんチャンスを作ることが出来ましたし、良かったと思います。ただ、チャンスをものに出来ずに無得点で終わってしまったというゲームでした。自分自身も次のゲームではしっかりとゴールを決められるようにしたいです。守備面では、(大井)健太郎や(森下)俊、(高橋)祥平がクリスラン選手に対して非常に良いディフェンスをしてくれました。それが相手に得点を決めさせず、チャンスもあまり作らせなかった要因だと思います。
――試合終盤にはチームを救う素晴らしいファインセーブがありました
チームメイトからもそう言ってもらったのですが、自分はただ来たボールに対してリアクションしただけです。試合を通してピンチは多くなかったのですが、終盤にいくつか相手のシュートが来るだろうなという予感はあったので、とにかく集中を切らさずに、来たボールはしっかりと止めようと思っていました。自分自身に声をかけること、そして自分がボールを触らなくても常にピッチやボールの状況を見ておくことを心掛けて、常に集中を保つことを心掛けています。あとはディフェンダーに大きな声をかけることがリスクマネジメントになり、そうしたことが自分の助けになっています。
――今日は無失点に抑えました
広島戦で3失点したあとは、自分自身ディフェンス面に不安が無かったわけではないのですが、今日はとても集中していて、チャンスも作れました。もちろん勝ちたかったゲームでしたが、失点しなかったことは大きいと思います。次のガンバ大阪戦にも繋がるゲームでしたし、すぐ次の試合が来るので、この良い状態のまま臨んで、勝ちたいです。
――後半途中からピッチに立ち、一番意識したことは?
試合前から後ろからの飛び出しが大事だと言っていたので、自分が入ってもそこは意識しました。相手の最終ラインが高かったので、なるべく低いボールでということと、アダと(川又)堅碁君は強いので、そこを飛び込ませるようなボールを意識したのですが、まだそこは合わなかったなというのが反省点です。またしっかり準備をして、ガンバ戦のメンバーに入って試合に出ることが出来れば、次はしっかり結果を残したいです。
――今日の試合を振り返って
決定機はありましたし、個人的にもあったので、それをしっかり決めることが大切です。自分自身のシュートの場面は、あの角度から最近決めていたので、決めたかったです。試合全体に関しては、自分が縦パスを入れるタイミングで、あまり連動することが出来なかったですし、思い切って出せなかったなと。もっと速いタイミングで出そうと思っていたのですが、上がるのを待って出す感じになっていたので、そこは今後しっかり合わせていきたいです。サイドからの崩しや、もちろん(荒木)大吾君が入ってドリブルとかも効果的で良かったと思います。最後のクオリティは個人個人の問題でもあると思いますし、ワンタッチ、ツータッチのクオリティはもっと上げられると思うので、そういう部分はもっと練習しないといけないなと。守備面では、後ろの選手が相手に対して強くいってくれました。弾くようなボールが多かったので、自分のところに来ましたし、挟もうという意識もあったので、カウンターの起点でしたし、そこから二次攻撃、三次攻撃に繋げることが出来たかなと思います。
――試合の総括
間違いなく我々のゲームでは無かったと思います。90分通してなかなか主導権を握れませんでしたし、非常に難しい厳しいゲームになったと思います。ただ何とか無失点に切り抜けられたのは、中断期間から高めている守備の部分というもので、選手が粘り強くやったからこそだと思うので、そこをポジティブに捉えて、攻撃を整備して3日後の試合に臨みたいと思います。