2017年 試合速報
J1 第1節 vs.セレッソ大阪
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水沼 宏太
丸岡 満
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アダイウトン
松浦 拓弥
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太田 吉彰
松本 昌也
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関口 訓充
リカルド サントス
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川辺 駿
藤田 義明
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤンマー | 2/25(土) | 15:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 古田 篤良 | 佐藤 隆治 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 相樂 亨 | 西橋 勲 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
9.7度 | 41% | 清水 修平 | 谷口 宏之 |
9 | シュート | 7 |
10 | ゴールキック | 7 |
1 | コーナーキック | 4 |
9 | 直接FK | 8 |
1 | 間接FK | 4 |
1 | オフサイド | 4 |
0 | PK | 0 |
いよいよ大注目の2017シーズンが開幕。“競争と融合”をテーマに掲げたチームは、始動から順調に準備を重ねてきた。今日はセレッソ大阪の敵地に乗り込み、初戦の白星を獲りにいく。
今日の試合、ジュビロの予想フォーメーションは【4-2-3-1】。GKにカミンスキー、最終ラインは右から山本康裕、大井健太郎、森下俊、宮崎智彦。ダブルボランチに、ムサエフと川辺駿。中盤2列目右サイドから、太田吉彰、中村俊輔、アダイウトン。ワントップに川又堅碁という並びが予想される。
注目は、何と言ってもトップ下に入る中村俊輔だろう。日本を代表するMFがピッチでどのようなプレーを見せてくれるのか、楽しみにしたい。また、ワントップの川又堅碁にも注目だ。「1試合1得点が毎試合の目標」と話しており、中盤の選手たちとすり合わせてきた連携から、ゴールネットを揺らしてほしい。
対するセレッソ大阪の予想フォーメーションは【4-4-2】。GKにキム ジンヒョン、最終ラインは松田陸、マテイ ヨニッチ、山下達也、丸橋祐介。ダブルボランチに、山口蛍とソウザ。中盤右ワイドに水沼宏太、左に関口訓充。2トップに杉本健勇と柿谷曜一朗という並びか。
攻撃の中心として注目を集めていた日本代表の清武弘嗣は、右太股の張りを訴え欠場。だが、山口や柿谷など実績ある選手は多い。新監督のもと鍛えてきた走力や対人プレーの強さも脅威となりそうだ。ジュビロとしては中盤の攻防を制し、良い形で前線の選手へとパスを送ることがきるかが、勝利へのカギ。また、守備陣もトレーニングマッチやプレシーズンマッチを通して安定しており、相手の攻撃陣をシャットアウトしてくれるはずだ。
ヤンマースタジアム長居の天候は晴れ。気温は低いが、開幕戦にふさわしい青空が広がっている。待ちに待った2017シーズン初戦のキックオフは、このあと15時だ。


―― 試合の総括
今シーズンのファーストゲームということで、緊張、緊迫、不安、期待、色々な心境が入り混じった状態で選手もスタートしたのですが、案の定、堅いゲームになったかなと思います。セレッソさんの分析ビデオを何試合か見ていたのですが、もう少し前からボールを奪いに来たり、高い位置を保って守備で仕掛けてくることもありました。今日は戦前の予想と違っていたために、我々が後ろでボールを回す時間が長すぎて、前が動き出せない、スペースが無いという負の連鎖に陥ったかなと。残念なところとしては、川又が何度もアクションを起こしていたのですが、それプラスアルファが足りなかったので、特に(中村)俊輔が落ちて来た時に、ムサエフだったり、川辺だったり、太田、アダイウトンももちろんですけど、周りの選手が川又と連動して動けるような流動性が生まれていれば、もう少しゴール前のシーンが増えたのかなと思います。
後半はその辺りも含め、奪った後の最初の川又の動き出しというところも含め、25分くらいまでは何回か良いシーンも生まれました。シュートまでいかなかったですけど、やろうとしている事、それから相手がはめようとする前に仕掛けるという部分が見られつつありました。でもその後は相手をはめようとしていた時や、ボールを運んでいる時に、後ろからつつかれたり、イージーなパスを引っかけられたりということもあり、自滅したかなと思います。選手たちにも言ったのですが、全く満足はしていなくて、よく勝点1を持って帰れたなというゲームなので、次節以降この反省を生かして臨みたいと思います。
―― ディフェンス面の評価は?
終了10分前には何シーンか危ない場面もあったのですが、それ以外は中締め、横のスライドが非常に速かったので、相手が狙っているところにボールが入らなかったと思いますし、逆に入れられたシーンは明らかに我々がスライドのカバーリングが遅かったりするシーンなので、選手も分かりやすく反省出来ていると思うので、非常に整理された状態で守備は構築出来たのではないかと思います。もちろん100点ではないですけど、守備だけ取ったら合格点を与えてもいいのではないかと思います。
―― 後半の指示は?
奪った後のファーストプレーの質が特にキーになると思っていたので、先ほど言った流動性というものを重要視しろと言った中では、川又が背後にシンプルに動き出してくれたので何回かチャンスになりかけましたけど、あれは今後も継続して良いと思います。
前半の場面で、相手のサイドバックからトップの二人に入る楔のボールのところで、自分と(森下)俊の間が少し広がってしまった場面もありましたが、それほど大きなピンチもなくできたと思います。後半は相手がパワープレーになったり、自分たちの運動量が落ちたときに、少しラインが下がってしまって、跳ね返せるけどセカンドボールからピンチになる場面があったので、そこはもう少し気をつけないといけないなと。勝点1をとれたということは、ゼロに抑えたからなのでそこは嬉しいですが、だからと言って全てが良かったわけではありません。もっともっと自分たちでボールを保持する時間も長くしていきたいです。
守備面は非常に良かったと思いますが、攻撃のところで良い形がなかなかできなかったので、そこは課題です。ただ勝点1をプラスに捉えて、次のホームはしっかり点をとることだけを考えてやっていきたいと思います。前半は相手の両サイドバックもなかなか上がってこなかったのでスペースもなかったですし、川又選手に近づいて上手くゲームをコントロールしたかったというのがあったのですが、後半多少スペースが空いてきましたが、いつもよりは出てこなかった印象だったので、効果的な攻撃はなかなかサイドからできなかったなと。ゴール前でもっとダイナミックに動いていかないといけないですし、全員が止まりながら足元で受けていた部分が多かったので、裏を抜けるシーンを多く作っていかないといけないですし、それができるのが自分だと思うので、次節からもっと積極的に裏を狙って他の選手にスペースを与えられればいいなと思います。サイドからも攻めて、中からも崩していくという二つができれば、もっと点も入ると思いますし、上位に行けると思います。
やりたいことの半分くらいしかできませんでしたが、守備面ではしっかり人数をかけて守ることができました。前から行くというジュビロの良さに加えて、しっかり守るという場面も時間によって使い分けることができたことが今日一番得たことだと思います。FKに関しては、1本目は少し遠かったのでセンタリングを合わせるというよりも、ブレ球っぽく打ちたかったのですが、抜けてしまいました。次から気をつけないと。2本目は、今度は臨機応変にGKとディフェンスラインの間に落ちるボールも面白かったかなと思いますが、今日は開幕戦なので狙っていきました。ボールのスピードは悪くなかったと思うのですが、コースが良くなかったです。自分自身、やっぱりまだまだ得るものがありますし、自分の力がまだ足りないということに気づけたりするので、それはもちろん味方にも気づかされますし、名波さんのちょっとした何気ない言葉もそうです。良い時間を過ごせていると思います。今日は自分の応援歌を歌ってもらってモチベーションも上がりましたし、次はホームですぐに今日アウェイまで来てくださった方々に恩返しできるチャンスが来るので、すぐにそれができるよう、頑張りたいです。
ピッチに立ったら自分らしいプレーをしようとイメージしていました。今日は短い時間でしたが、もっと出場時間を増やしてチームのために貢献できるように頑張りたいです。堅い試合展開の中で、アグレッシブに動き出すこと、ボールを奪ったら積極的に前を向いて仕掛けようと意識していました。開幕戦のピッチに立てたことをプラスに捉えて、明日の練習から自分の持っているものを全て出していきたいと思います。ボールを持っていない時間も含めて、動き出すタイミングやコンビネーションで崩す場面を増やしていきたいです。次節のヤマハスタジアムでのホームゲームでは、ピッチの上で勝てるように、そしてサポーターの皆さんと勝利を分かち合えるように頑張ります。
シュートまでのシーンは、キャンプから実戦を重ねてきた中で、今日は一番少なかったという印象です。ゴールに向かって行くチャンス、ゴールに向いたプレーがあまりなかったので、自分自身そこは課題ですし、反省点です。もっと明確に合わせるところは合わせていかないといけません。(中村)俊さんを含めて中盤の選手に良いパスをもらえるような動き出しをもっと増やしていきたいと思います。今日は守備陣がすごく頑張ってくれただけに、攻撃面は少し残念です。
ゼロで抑えたことは良かったですが、勝ちに繋がっていないので残念です。何度か通された場面もあったので、もっと後ろから声だったり意識を持てれば危ない場面も生まれなかったと思います。相手は2トップで裏への抜け出しやコンビネーションが上手い選手なので、(大井)健太郎くんと自分の間が広かったら、そこを突かれてしまうと思うので、そこを意識しながらプレーしていました。これをベースに、最低限としてもっともっと後ろから点に繋がるような形をつくっていかないといけないと思いますし、守備だけじゃないと思うので、もっと後ろでリズムをつくったり、昨年から言っているようにもっと縦パスや相手の怖いところを突いたりして、狙っていきたいと思います。自分自身、まだまだできるというのを皆に見せつけないといけないし、自分はそういう立場なので、試合に出たらどんどんアピールしていかないといけません。毎試合毎試合、毎日の練習から危機感を持って、取り組んでいるつもりです。次はヤマハスタジアムの良い雰囲気で試合ができます。勝点3をとらないとサポーターも自分たちも満足できないので、勝点3だけを目指していきます。
―― 試合の総括
久々のJ1という舞台での初戦でしたけど、大勢の方が足を運んでくれ感謝したいと思います。緊張感もあったと思いますが、選手たちは最後まで良く走ってくれました。我々は守備の安定感を求めていて、守備が安定した分攻撃の精密性というところで少し足りなかったのでそこは修正したいと思います。今日の試合で選手たちはこれからもっと自信を持って出来ると思いますし、これからもっと伸び伸びやっていけると思います。