2008年 試合速報
2008 J1リーグ 32節 VS.柏レイソル
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ジウシーニョ
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太田 圭輔
李 忠成
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ロドリゴ
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杉山 浩太
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ジウシーニョ
カレン ロバート
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菅沼 実
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犬塚 友輔
山本 康裕
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松浦 拓弥
中山 雅史
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茶野 隆行
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中山 雅史
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古賀 正紘
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ポポ
大津 祐樹
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カレン ロバート
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハ | 11/23(日) | 16:03 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 松浦 敏夫 | 佐藤 隆治 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 長谷 忠志 | 柴田 正利 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
13.8度 | 49% | 小椋 剛 | 小林 春樹 |
16 | シュート | 17 |
12 | ゴールキック | 11 |
7 | コーナーキック | 5 |
14 | 直接FK | 26 |
8 | 間接FK | 2 |
8 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
J1第32節柏レイソル戦がホームヤマハスタジアムにて16:03キックオフ。
前節の静岡ダービーはライバルの清水相手に、エース前田遼一の1点で見事な完封勝利!前田遼一の活躍もさることながら、何と言っても守備陣の活躍だろう。レギュラーの加賀健一、田中誠が出場できないうえ、3バックの鈴木秀人が怪我あがり、そして岡田隆に関してはなんとこの試合がJ1初出場であった。
そんな急造3バックが大事なダービーで清水相手に完封劇をやってのけたのである。これは鈴木秀人がリハビリを怠らず、岡田隆も日ごろから集中して練習をし、そしてなんと言っても茶野隆行の統率力があったからだろう。今節も加賀健一が出場停止、田中誠が腰を痛めて出場できない状態のため、前節同様の3バックが組まれた。
前節に続き、2試合連続完封勝利を収めたいところである。
スタメンは前節と全く変わりなし。
どの試合も先制点が重要なのは十分承知である。村井慎二と、この試合がJ1通算200試合出場の駒野友一の両サイドの活躍が鍵を握ってくるだろう。
ジュビロは対柏、5試合連続ホーム負けなしと相性の良さをみせているだけにこの試合も早い時間に先制点を奪い、集中して戦いたい。
必ず勝って降格争いをしている他チームを引き離しておかなければならない!
柏、太田圭輔に代わり李忠成が投入される。
今日の試合は、観客のみなさんにとって非常に楽しい試合の典型的な例。観客の皆さんは気に入ってくれたかもしれないが、でもコーチ陣はそうではない。心臓に問題を抱えている人にとっても、悪いゲームだった。
前半は形を整えることが出来なかった。点を取れたのは幸運だった。でも、相手は3-4つのビッグチャンスを作っていた。
後半はよりいい形でプレーすることが出来たので2点目が取れたが、でもその後、集中力が切れファウルから失点してしまった。その後はチームが恐れながらプレーしていた。引いてしまい、チームが大きく開いてしまったので、フィールドサイドが大きくなってしまった。そうなると、MFやFWにとっては大変な状況で、ボールを拾うことができなくなってしまう。
何かを恐れるとき、小さくなってしまうのは人間にとって自然な反応だが、サッカーでやってはいけない。負けてしまう。もちろん個人のミスからの失点ではあったが、チームとしてコンパクトにできていなかったので失点してしまった。
そういう状況だったので、新鮮な血と、前線に茶野を入れた。しっかり血液を入れ替えることができた。恐れをなくし前に出ることが出来たので、得点できた。
つまりこのゲームには異なる3つの状況があった。周りのチームも引き分けたり負けたりしたので、状況が変わらなかったというのは我々にとって幸運だった。残り試合が3から2になり、余裕がなくなってきている状況だということは、我々にとってはあまりいい状況ではない。この状況は最終節までもつれるだろう。最後まで闘わなくてはいけない。
Q.前半、比較的、攻撃的に前に行く姿勢が見られたのでは?
A.今日のゲームプランは、相手を我々のハーフに入らせないこと。確かに相手のハーフでプレーはしていたものの、ゲームをコントロールできていなかった。バックラインにフリーマンが2人いる状況がかなりあった。フリーマンは1人でなくてはいけない。他の人がマークして、フリーマンは1人で、しかりプレーしなければならない。ずっと叫んでいたので、私の声も枯れました。
ただ、ハーフタイムで修正することが出来た。
後ろでフリーになっている選手が前に出て行って、相手を捕まえるということを修正した。
Q.選手交代の意図は?
A.ジウシーニョは少しケガをしていたので、ノーリスク。完全なコンディションではないので、新鮮な血液と入れ替えた。
二人目のワンちゃん(犬塚友輔)は、似たような理由。ただ走り方があまりよくなくなっていた。失点は彼のミスからだったが、そのミスがあったから代えたわけではない。走っても遅れてしまっていたフィールドサイズが大きくなってしまい、走らなくならなくなって消耗してしまっていた。だから交代した。
松浦拓弥の場合も同じ。フィールドサイズが大きくなっていたので、彼も疲れていた。それでも状況を変えなくてはいけないので、同じポジションの選手(西)ではなく前の選手を入れた。さらにスイーパーを前に上げ、中央に2人、サイドに2人という形で、ハイボールを入れるということにした。選手たちは非常に勇敢なプレーを見せてくれた。
ギブアップしないで彼らは闘ってくれた。そのメンタル面、気持ちの部分はしっかりあると感じた。
Q.追いついたことは評価できるのでは?
A.もちろん。でも残りは2試合だ。ミスの余地はない。
あの状況から勝ち点1をとれたことを、次につなげていきたい。
1点をかえされた時間帯が非常に悪かった。2点目を取ってすぐだったので、そういうところに課題があると思います。
前半はいい形で守れていたし、後半はやり方を少し変えたので、そこでうまくいかなかった部分があった。
残り3試合、全部サバイバルだと思ってやっています。残りの試合も、今日みたいな気持ちでやり続けるしかない。極力失点をなくして、頑張りたい。
逆転までされてしまって、本当にまずいと思って、何としても最低でも同点にしないといけないと思っていました。(得点は)ボールが来るとは思わなかったんですけど、駒野さんからいいボールが来ました。前にDFもいなかったし、ああいうヘディングはあまりやったことなくて得意ではないけど、とにかくちょっとでも触ろうと。次に見たときに入っていたので、嬉しかった。
2点とってから、前と後ろで距離が出来てしまって、中盤で相手に前を向かれてしまっていて、うまいことボールを運ばれてしまっていたのが、危ないシーンにつながっていたと思います。
自分たちも、2点をとってからも前にいくことは変わりなかったけど、カウンターを浴びて何本も危ない場面があったので、潰しどころでしっかり潰さないといけなかった。
(ロドリゴ選手のゴールにつながったFKは)相手のGKが前に出るのが早いので、ニアサイドを狙った。低いボールは狙い通り。いいところにこぼれました。
(カレン選手のゴールのアシストは)残り少ない時間でのチャンスだったし、しっかり合わせることだけを考えました。
負けと引き分けでは違うと思うけど、こういう勝てる試合を引き分けたのは、自分たちにもまだ足りないところがあるということ。そこを残り2試合、チームとしてしっかりやって、勝ちたいと思います。
後半、DFラインに余裕がなくなってしまった。人をかけて守ってカウンターでもよかったかなと思います。それと、セットプレーでやられたのが、本当に悔しい。
柏は後半、やり方も人も替えてきた。そこで、前半みたいにマークがかみ合わなくなってしまった。前半は潰せていたけど、後半はマークをずらしてしまい、バランスが悪い部分があった。もちろん、しっかり守って、いつも通りプレッシャーをかけようとしたけど、ちょっとマークがずれたのと、相手を跳ね返さなかったのが残念です。
追いつけたのは、本当にボビー(カレン選手)に感謝したい。救われました。
追いつけたし、攻撃の部分はよかったと思うので、もう少し中盤でうまくタメられるようにしたいと思います。
セットプレーは、向こうの持ち味で得点源だった。そこを我慢しきれなかった。あの2失点が本当に悔しいです。それに、今日は相手にFKを与え過ぎてしまった。
後半、マークの仕方が少しかわって、サイドにスペースができてしまいがちで、そこをカバー仕切れなかったというのもあった。追いつかれてからはダラダラ下がらないように、なるべくラインを保とうとしていたけど相手が前から来ていたので、怖さがあったというか、サイドも含めてなかなか上げきれなかった。
残り2試合、自分は出られないけど、チームの一員として自分もみんなとひとつになって、全員がすべての力を出してやるしかない。
何回かやられたところがあったし、ヘディングとか、もうちょっとしっかりいきたかった。見合ってしまったところがあるので。
2-1になってから、あそこで1回少し引いてしっかりブロックをつくって、相手が出てきたところをカウンターで狙うとか、そういう攻め方もあったし、スコアとかをもっと意識しながらプレーできたらよかったかなと思います。
引き分けで終われたことだけが、本当にプラスなので、今日出た反省点を次につなげて、残り2試合絶対に勝ちたいと思います。
ホームで勝ち点3を狙っていたので、引き分けで終わったという結果は満足いくものではない。
でも、全体の流れを見て最後同点に追いついたことを考えると大きな意味を持つと思う。
日本に来て初ゴールでうれしさはあるが、自分のゴールが勝利に結びつけば良かった。
もう残り2節、やれることはすべて出し尽くすと考えてピッチに立っている。シュートも積極的に打っていった。
一時は逆転されてしまったが、もう一度逆転する力を持っているチーム。とにかく、最後まで一丸になって戦い続ける。気持ちの問題だと思うので、最後の最後まで闘う気持ちを持ち続けることが大事。
Jリーグも残り3試合。上位争い、下位争いの中で、今日の試合は大変にタフな試合になると話をして、今日のゲームに入った。
ジュビロも監督が変わって、かなりノーリスクのサッカーをやってきている。蹴ってきたボール、長いボールに対しての、ボールをどう奪っていくかという点をやっていたが、前田、ジウシーニョにいい形でボールをキープされてしまった。やはりあれだけ高い位置でボールをキープされてしまうと、なかなか自分たちのリズムが出せないと思う。
ただ、0-2から3-2まで逆転できたのは、選手が成長している証だし、ゲーム内容も、前半に先制されたが、あわてず自分たちのリズムでボールをつないで、チャンスが作れたのではないか。やはり最後の終わり方。ロスタイム5分あったと思うが、やはり1点差の試合での終わらせ方。特にシュートを打たれたシーンとセットプレー、コーナーキックからのところは、しっかり防いでいかなければならなかった。
Jリーグも残り2試合。次は大分とホーム最終戦なので、しっかりきっちり勝って、ホーム最終戦を終わりたい。