2025年 試合速報

明治安田J2 第34節 vs. 愛媛FC

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ehime
ehime

3 勝
11 分
20 敗
33 得点
62 失点
勝点 20

1
  • 0
  • 1

  • 1
  • 2

3
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

16 勝
6 分
12 敗
52 得点
47 失点
勝点 54

前半
45分
ブラウン ノア 賢信
ハーフタイム 後半
曽根田 穣
6分
13分
佐藤 凌我
角 昂志郎
22分
ブラウン ノア 賢信
マテウス ペイショット
井上 潮音
上原 力也
川口 尚紀
川﨑 一輝
23分
マテウス ペイショット
甲田 英將
杉森 考起
曽根田 穣
佐藤 亮
25分
32分
オウンゴール
藤本 佳希
村上 悠緋
深澤 佑太
鶴野 怜樹
36分
堀米 勇輝
行友 翔哉
42分
45分
渡邉 りょう
森岡 陸
47分
川﨑 一輝
36
辻 周吾
19
黒石 貴哉
37
石尾 崚雅
44
森山 公弥
7
曽根田 穣
8
深澤 佑太
13
堀米 勇輝
24
甲田 英將
25
吉田 温紀
28
前田 椋介
32
藤本 佳希
SUB
1
徳重 健太
3
マルセル スカレゼ
4
山原 康太郎
14
谷本 駿介
40
杉森 考起
48
行友 翔哉
10
佐藤 亮
15
鶴野 怜樹
17
村上 悠緋
監督
青野 慎也
1
川島 永嗣
4
松原 后
5
江﨑 巧朗
38
川口 尚紀
52
ヤン ファンデンベルフ
6
金子 大毅
18
井上 潮音
71
倍井 謙
79
ブラウン ノア 賢信
9
渡邉 りょう
20
佐藤 凌我
SUB
21
三浦 龍輝
2
川﨑 一輝
3
森岡 陸
7
上原 力也
25
中村 駿
33
川合 徳孟
39
角 昂志郎
11
マテウス ペイショット
14
ポラメート アーウィライ
監督
安間 貴義

5,001
スタジアム名 試合日 キックオフ
ニンスタ 10/26(日) 16:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝 五領 継太 上原 直人
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 松井 健太郎 宮原 一也
気温 湿度 第4の審判員 記録員
20.4度 77% 安川 公規 藤田 宜久
11 シュート 5
2 ゴールキック 11
8 コーナーキック 7
14 直接FK 10
2 間接FK 1
2 オフサイド 1
0 PK 1

前節は、ホームで徳島に0-4と完敗。勝ち点「3」差で迎えた昇格を争うライバルとの直接対決を落とし、目標としていた自動昇格が厳しくなっただけではなく、プレーオフ圏まで勝ち点「5」差となり、プレーオフ争いから後退。厳しい現実に直面している今、チームがピッチの上でどんな姿を見せられるかが問われている。

前半だけで4失点を喫した守備は、失点シーンを映像で振り返り、個々の対応のところで見直すべきポイントをチーム内で共有し、細部を突き詰めたという。また安間貴義監督は、後半を無失点に抑えて、守備を立て直せた点を評価しており、その変化を前向きにとらえ、だからこそ“やるべきことをやり切れなかった”という思いを抱いている。

だからこそ愛媛戦は、「自分たちのやるべきことをやる」(安間貴義監督)ことが焦点となる。その上でキャプテンを務める川島永嗣は、意気込みをこう語る。
「選手たちも自分たち自身が満足できないパフォーマンスであることを一人ひとりが理解しているし、それを改善できるように務めている。ただそれを示せるのはピッチの上だけで、自分たちは最後の意地を見せるしかない。その意地をピッチの上でどう示せるかに尽きると思う」

この状況は勝ち続けることでしか打破できない。そのためには当たり前ではあるが、相手よりも一つでも多くのゴールを奪い、そのリードを逃げ切るために失点を抑えて自分たちの手で勝ち点3を掴み取らなければいけない。

今節は最下位の愛媛の敵地へ乗り込む。愛媛は残留圏まで残り5試合で勝ち点「15」差で、こちらも残留へ厳しい状況に追い込まれており、相手も最後の意地を見せてくるだろう。今節は、意地と意地がぶつかり合う勝負で上回っていかなければいけない一戦となる。

この状況を踏まえて安間貴義監督は、「次勝って自分たちで景色を変えていくしかない」ことを強調し、そのために「“際の戦い”をプレーオフでは必ずやらなければいけない。それを習慣にしたい」と決意を語る。ポテンシャルのある選手たちは揃っている。その力をチームとして最大限出力し、勝ち点3を届けてサックスブルーが意地を見せる。

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安間 貴義 監督

勝点3だけを求めて、この地にやってきました。本当に今日含め残り5試合、厳しい試合が続きますが、しっかりと勝点3を取ってきた選手たち、背中を押してくれたファン、サポーターの皆さんのことを誇りに思います。僕らは勝って景色を変えていくしかないので、次も果敢に、もがきながらも前進していきたいと思います。

――試合全体の振り返りは?
まずはスカウティングの原田の方から愛媛さんはどの試合もボールを握れるし、テクニックのある選手がいるというのは聞いていましたし、選手たちにも映像を見せて伝えていました。その中でパワーダウンするところがあったので、そこに勝負をかけるつもりでいました。ただ前半は奪ったあとのボールが足下につかず、取って取られてというのが多くて、どうしても自陣でのプレーが多くなってしまいました。本来は攻撃でもっとワイドを使って、クロスを上げたかったですが、そこに至らなかったのが少し残念です。実際に後半立ち上がりの失点は奪ったボールを繋いでいるところのミスからショートカウンターになっていると思います。ただそこからしっかりと耐えて、この1ヶ月間厳しい練習をやってきたからこそ、残り10分間でもう一度ペースが上がるし、やってきたことがグラウンドで表すことができるようになってきたと思います。

――前節からどこが改善できたと思っていますか?
ゴール前の粘りが出てきたと思います。先ほども言いましたが、前半は奪っているけど、自分たちのボールにできないところがありました。そのショートカウンターを(江﨑)巧朗が止めていなければ危ない場面もありましたが、そこをしっかりと止められている。あとは攻められているときに(金子)大毅に、「(ピッチの)中の雰囲気がどう?」と聞いたときに、ボールを持たれていることへのイライラは無く、メンタル的にも我慢強くなっているのかなと思います。それがあるからこそ、残り20分間にかけるプランを成し遂げられたと思っています。

――ブラウンノア賢信選手を先発で起用した理由を聞かせてください
甲府戦の川合徳孟もそうでしたが、トレーニングの中で良い選手を素直に使っています。その中で愛媛さんはクロスからの失点が多いというのがあり、そこでしっかりと入れる、あとはゴールキックの出口としても使いながら、(相手の)最終ラインにプレッシャーをかけることを期待しました。70分で落ちるとは言っても相手の最終ラインにプレッシャーをかけないと、体力が持ってしまうと思っていたので。(練習の中では)本当にダイナミックなプレーをしていたので、それを利用しようと思いました。

江﨑 巧朗 選手

江﨑 巧朗 ――苦しみながらも勝ち切った90分間について
相手が70分くらいから少しずつ落ちてくるというデータがあったので、そこまでは0-0でいって、最後に1点を取って勝ちを持ち帰ろうというのはありました。(前半に)試合自体は相手がボールを握る時間が長くて難しかったですが、ゴール前の最後のところではチーム全体で体を張って守れていたと思うので、1失点やられてしまったところは反省ですが、次につながる1勝だったと思います。

――奪ってすぐにボールを失うようなシーンも多かったところも押し込まれる流れに影響を与えましたか?
そうですね。相手のセンターバックに対してシンプルにノアが有利に競り合いを勝てている状況だったので、そこではっきりと前にプレーするのか、手前のスペースを使うのかというところで意図が合わずに、上手くいかないことがあったので、そこで取られるシーンが多かったと思います。奪ったあとにハッキリとプレーするところと繋いでマイボールにするところの感覚はもう少し合わせていかなければいけないと思います。

――決勝点の2点目では、かなり高い位置まで走ってクロスを上げました。あのプレーをどんな思いで選びましたか?
ペイショットが入ってきて、あれだけ押し込めていたし、攻撃に勢いもあって、相手もクリアするのが精一杯という状況だったので、中へどんどん放り込んでいけば、事故でも1点を取れればと思っていました。結果的にはオウンゴールでしたけど、中へ放り込んだことがゴールに繋がったと思いますし、自分たちはああいった押し込み方ができれば点を取れると思っているので、うまく味方を使いながらやっていきたいと思います。

――苦しみながら勝ち切った勝利を次にどう繋げていきたいですか?
勝たないといけない状況で、近いだけでは意味がありませんし、やっぱりプレーオフ圏内に入って、一つでも上の順位にいることが昇格に向けて大事なことだと思うので、残り全部勝つという気持ちで、本当に練習から勝つためにやっていきたいと思います。

マテウス ペイショット 選手

マテウス ペイショット ――どんな指示を受けてピッチに入りましたか?
どうしても勝利が必要だったので、前でしっかりと体を張る仕事をして、勝利を勝ち取ろうという言葉をもらってピッチに入りました。その中で勝てたことがすごく大事だと思います。

――最近、なかなか出場機会が巡ってこないのはどういう思いでしたか?
自分の中でも出場時間が短いと思っていますし、もっとプレーしたい気持ちはあります。それは今だけではなく、後半戦は出場機会が短いですが、自分のやるべきことをしっかりとやって自分の仕事をしたいと思います。

――ペイショット選手投入から試合の流れが変わりました。ご自身の中ではどういう感触ですか?
そうですね。自分だけではなく、途中から入った選手がすごく良い流れに変えてくれたし、さらにチームにパワーを与えたと思っています。それは本当に良いことですし、自分だけではなく、グループやチームとしての力がこういった試合で出せたことはすごく良いことだと思っています。(途中起用の)5人全員が良い仕事ができたと思うので、これをプラスにとらえて続けていきたいと思っています。

――チームとしても苦しい状況に立たされている中で迎えた試合でした。自分が何とかしたいという思いは強かったですか?
もちろん自分はストライカーなので、ゴールでチームの力になりたいという思いでピッチに入りました。与えられた時間で自分にできる仕事をしたいと思っていますし、常に自分の100%をピッチで出していきたいと思っています。今日勝てなければ、さらに状況が難しくなったので、今日勝てたことで次につながりました。残り4試合、絶対に昇格するという気持ちで戦って、自分たちが最後に昇格したいと思います。