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『原点開起』~2012シーズンを振り返る~(12月)

12月8日。 この日はグランドホテル浜松で『2012 Jubilo Corte Azul Awards』を開催。 今年は授賞式とパーティーの2部構成で行われ、600名ものサポーターの皆様にお越しいただいた。 写真はファンサービス賞などサポーターの皆様からの投票で選出された各賞の受賞者。 栄えあるMVPに輝いたのは山田大記。 加入2年目の今季はゲームキャプテンを務め、リーグ戦では9ゴールと2桁得点まであと1歩のところまで迫った。

12月11日。 タイ国内にて。 この日、タイ・プレミアリーグ所属のムアントン・ユナイテッドと双方のサッカーレベルの向上、および日本とタイ両国のサッカーリーグ発展を目的とした業務提携に関する協定を締結したことを発表。 タイ国内で共同記者会見を行い、ムアントン・ユナイテッドやタイサッカー協会の関係者らと共に吉野博行社長、藤田俊哉アドバイザーが登壇した。 「今回の提携協定を機にアカデミー、トップチームの交流により両チームの技術レベル向上を図り、アジアサッカー全体の発展に貢献したい」(吉野社長)。 同日には1月下旬にタイ・バンコクでトレーニングキャンプを行うことも発表。 新たな試みとなるが、学ぶことは多くあるに違いない。 アジアのサッカー文化に刺激を受け、さらなる飛躍を目指す。

12月14日。 天皇杯4回戦・鹿島アントラーズ戦(アウェイ)の前日の練習グラウンドにて。 アウェイでのカップ戦を制することはできず、残念ながらこの日が今季最後の全体練習日となった。 今季リーグ戦の最終順位は12位。 リーグ戦のみならず、ヤマザキナビスコカップ、天皇杯と納得できる結果を残すことはできなかった。 「負けに偶然はない」。 森下仁志監督は天皇杯・鹿島戦の会見でゲームをそう総括したが、それはシーズン全体を通じて言えることでもある。 “新生・ジュビロ”として臨んだ今季、勝利の喜びも敗戦の悔しさも味わった。 破竹の勢いで勝点を積み上げた前半戦。 2か月以上勝利から遠のいた後半戦。 その全てが無駄にはならない。 『原点開起』 サックスブルーの“原点”はいつ、どんな状況でもこの場所にある。 来季も日々の練習をベースに、この場所から“頂点”を目指す。 今季も熱いご声援誠にありがとうございました。

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