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『原点開起』~2012シーズンを振り返る~(6月)

6月10日。 ヤマザキナビスコカップ・川崎フロンターレ戦(アウェイ)翌日の練習場。 6月最初の公式戦はアウェイでのカップ戦。 この試合で大卒3年目の竹重安希彦がプロデビュー。 雨の難しいピッチコンディションとなったが、落ち着いたパフォーマンスで完封勝利に大きく貢献してくれた。 試合後は「思ったより落ち着いてプレーできたのでよかった」と笑顔を見せつつ、「これが“スタート”。しっかりやっていきたい」とさらなる活躍を誓った。

6月19日。 練習グラウンドにて。 第14節・ヴィッセル神戸戦(ホーム)に敗れたチームはオフを挟み、この日から第15節・名古屋グランパス戦(アウェイ)へ向けて調整を再開。 6月はチームとして思うような結果を残せなかった月の一つとなった。 この月の戦績はヤマザキナビスコカップを含めて2勝3敗。 名古屋グランパス戦で今季2度目のリーグ2連敗を喫し、ヤマザキナビスコカップの予選最終節・ベガルタ仙台戦(アウェイ)にも敗れ、予選敗退となった。 「難しい状況だからこそいつもより笑顔を増やしていこう」。 ベガルタ仙台戦の後、森下仁志監督は選手たちにそう伝え、ポジティブに鼓舞。 苦しい状況でもけして逃げない指揮官の姿勢に、選手たちもプレーで応える。

6月19日。 練習グラウンドにて。 第16節・FC東京戦で勝利を大きく手繰り寄せるゴールを決めたのはこの男。 今季加入した左サイドバック・宮崎智彦のクロスがそのままゴールに吸い込まれ、追加点。 「結果的に入ってよかった」(同選手)と胸をなでおろしたゴールは自身J1初ゴールでもあった。 「連敗していたし、どうしても勝ちたいゲームだった」。 殊勲の背番号13は試合後、チームの思いを代弁する。 “幸運”なゴールは彼自身の頑張りはもちろん、チーム、そしてスタンドの思いが呼び込んだものだったのかもしれない。 6月最後の公式戦を勝利で締め括り、夏場の戦いへと突入する――。

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