2025年 試合速報

明治安田J2 第12節 vs. レノファ山口FC

highlight
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

5 勝
2 分
5 敗
13 得点
16 失点
勝点 17

0
  • 0
  • 0

  • 0
  • 1

1
yamaguchi
yamaguchi

2 勝
5 分
5 敗
13 得点
15 失点
勝点 11

前半 ハーフタイム 後半
上原 力也
レオ ゴメス
川合 徳孟
角 昂志郎
12分
14分
三沢 直人
成岡 輝瑠
末永 透瑛
横山 塁
21分
山本 桜大
マテウス ペイショット
渡邉 りょう
倍井 謙
川﨑 一輝
25分
30分
野寄 和哉
小澤 亮太
奥山 洋平
山本 駿亮
中村 駿
佐藤 凌我
35分
山本 桜大
古川 大悟
13
阿部 航斗
4
松原 后
5
江﨑 巧朗
36
リカルド グラッサ
7
上原 力也
23
ジョルディ クルークス
25
中村 駿
33
川合 徳孟
50
植村 洋斗
71
倍井 謙
11
マテウス ペイショット
SUB
1
川島 永嗣
2
川﨑 一輝
22
上夷 克典
6
金子 大毅
8
為田 大貴
16
レオ ゴメス
39
角 昂志郎
9
渡邉 りょう
20
佐藤 凌我
監督
ジョン ハッチンソン
1
ニック マルスマン
4
松田 佳大
15
板倉 洸
18
亀川 諒史
55
岡庭 愁人
7
三沢 直人
8
野寄 和哉
17
田邉 光平
38
末永 透瑛
30
奥山 洋平
45
山本 桜大
SUB
26
田口 潤人
14
下堂 竜聖
27
小澤 亮太
10
池上 丈二
11
横山 塁
40
成岡 輝瑠
19
山本 駿亮
28
小林 成豪
34
古川 大悟
監督
志垣 良

10,659
スタジアム名 試合日 キックオフ
ヤマハ 4/29(火) 15:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝 細野 知秀 野堀 桂佑
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 宇治原 拓也 田代 雄大
気温 湿度 第4の審判員 記録員
21.1度 20% 瀬田 貴仁 花澤 秀登
5 シュート 11
14 ゴールキック 9
3 コーナーキック 9
10 直接FK 7
4 間接FK 1
4 オフサイド 1
0 PK 0

この苦境を乗り越えた先にまた成長への大きな一歩を踏み出す。

4試合勝ちなし。前節は、大分トリニータに0-3で敗れ、ホームでの無敗がストップして初の連敗と苦境に立たされている。スコアほどの差があったゲームではなかったものの、リーグ戦では3試合続けて先制点を与えてしまったことで難しい試合展開を強いられ、ボールを保持して相手を押し込む時間こそ長かったが、最後までゴールをこじ開けられなかった。

「選手たちはもっとやらなければいけない事をわかっていますし、チームとしても成長したいというハングリーさを感じている。私はむしろ連戦で良かったと思っています。またファンの皆さんの前でチームとして何ができるのかを示すチャンスだと思っています」。

中3日というタイトなスケジュールで迎える今節に向けてジョン ハッチンソン監督は、この試合に懸ける思いを口にする。ここまで全試合に先発している中村駿は、「結果が出ない中でも後押ししてくれているサポーターの皆さんがいるので、この流れをしっかりと断ち切れるようにしたい」と山口戦での挽回を誓う。この流れをここで断ち切る。これがチームの総意だ。

ホームに迎え撃つ山口は、第3節で札幌から勝利を飾ってから8試合勝ちなし。苦しいスタートを強いられているが、昨季までその一員だった相田勇樹は、「みんながハードワークしてくるし、一人ひとりが頑張れるので、勢いに乗らせたくない」とよく知る相手の特長を警戒する。

昨季から率いている志垣良監督は、「守備のオーガナイズのところはすごく細かいし、徹底してくる」(相田)とソリッドな守備を構築する手腕に長けているが、ここまでは失点が多く、結果を伴わせることができていない。サックスブルーは、その隙を突いて先制することが勝ち点3へのポイントとなる。

試合速報はこちらをクリック
ジョン ハッチンソン 監督

試合は全然良くありませんでした。殻に閉じこもるというか、負けを待つような試合だったと思っています。その責任は私にもありますが、特に前半は、全然良くありませんでした。判断が優れず、どの局面においても手詰まってしまっていました。ペナルティエリア周辺での判断が良くないので、色々と考えさせられるというか、どう改善していくかは考えなければいけないと思っています。
数週間前の清水戦で素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたので、この選手たちはやれると信じています。ただこのグループを元のフォームに戻せるか。それができるんだと信じさせるところだと思っています。今はボールが繋がらなかったり、ちょっとしたズレがあるので、そこの修正が必要だと思っています。
山口は非常に素晴らしいチームで、非常に手強い相手でした。プレスは非常に良かったですし、セカンドボールのところでも非常によく戦っていました。ただジュビロというクラブにおいてはこの負け方というのは非常に良くないので、いかに修正できるかだと思っています。こういう難しい局面の中では、修正する過程で不満を持つ人も出てくると思いますが、そこは私が矢面に立ってやっていくところだと思っていますし、この状態をどう数週間前のフォームに戻していくかが急務だと思っています。

――前半は山口のプレスに苦しみ、前進できませんでした。一方で後半は、少しずつ相手を押し込む展開を作ることができたと思います。その変化をどうご覧になっていましたか?
ピッチ上で正しく実行できていないというところは私の責任です。前半は適切な判断ができていなかったと思います。ハーフタイムに映像を見せて、『判断のところを改善しよう』と伝えました。間違いなく、優位性がありましたが、そこを使うことができていなかったので、どこに優位性があるのかというのを改めて見直しました。相手がどうプレスをしてくるかはあまり関係がなくて、いかに自分たちで優位性を作って、そこを使っていけるかというところです。ただ前半を見ると、あまりボールを受けたがらないようにも見えましたし、こういう難しい時期というのはパフォーマンスが落ちてしまうものですが、そのためにこちらはどうプレーするのかというソリューションを提示しなければいけません。
ただこれまでも後半に盛り返す事が多いので、前半からやれるようにならなければいけませんし、簡単な失点も減らさなければいけない。課題は判断のところだと思います。選択肢は作れているけど、その判断ができていない。そこでボールを受けられなかったところが前半の課題だったと思います。

――リーグ初先発した川合徳孟の評価について
今日のような試合展開だと、彼にとってパフォーマンスを発揮するのは非常に難しかったと思います。自分たちがやりたいようなビルドアップができなかったことで、彼のところまでボールが入っていかないという前半でした。彼が悪かったというよりは、パフォーマンスを発揮する状況になかったと思います。彼の良さとしてはスペースをよく認知して、そこに入っていくところや裏抜けができるところ、足下の技術も非常に丁寧で、乱れる事が少ないところが良さだと思っていますが、今日のチームのパフォーマンスの中では彼自身が良さを発揮するのは非常に難しかったと思います。ただ彼の成長ぶりには非常に満足していますし、非常に際立った能力を持っているので、さらにプッシュして成長させていければと思っていますし、先発がもっと増えればと思っています。

川合 徳孟 選手

川合 徳孟 ――リーグ初先発でした。試合前に緊張はありましたか?
多少はありましたけど、それよりもやってやろうという気持ちの方がありました。

――試合を振り返ってみて
本当に勝たなければいけない試合だったので、今日負けてしまったことは本当に残念です。特に前半は自分たちのやりたいことができずに、相手に押し込まれてしまい、相手のやりたいサッカーをやらせてしまったので、そこはチームとしての反省点だと思います。

―― 個人のパフォーマンスでの収穫と課題は?
前半は自分のところでタメを作ったり、前進するための起点を作るところはもっとやれたと反省しています。ただ高い位置で攻撃のテンポを作ったり、スルーパスを出すことはできたので、そこはプラスに捉えたいと思います。

――チームとしての攻撃の課題は?
サイドをもっとうまく使うためには、チームとしても中から攻められることを見せないといけないですし、そうすれば相手は中に絞って、サイドをもっと使えるようになると思うので。そこをチームとしてもっとやっていければ良い攻撃の形が増えていくと思います。

――この経験を次にどう繋げていきたいですか?
難しい状況というのは絶対に来ると思うので、自分自身がチームを引っ張っていけるように、こういう苦しい状況でもチームが良い方向を向けるように、チームに貢献できる選手になっていきたいと思いますし、 本当に難しい状況が続いていますけど、あまり下を向かず、次の試合に向けて良い準備をしたいと思います。

植村 洋斗 選手

植村 洋斗 ――3試合ぶりの先発でした。まずはどんな思いでゲームに入りましたか?
久しぶりのスタメンだったので、まずは勝利に貢献する事を意識して試合に入りました。スタメンを選ぶのは監督なので、その決断にリスペクトはありますけど、もっと試合に出たいという悔しさはありました。今日は試合に出場できましたけど、勝ちに繋がらなければ意味がないと思うので、またここから競争を勝ち抜いて、チームとしても個人としても勝っていけるようにしたいと思います。

――前半は相手のプレスを受けてしまい、ビルドアップに苦戦する展開でした。
風があったこともありますけど、相手の思い通りにプレーされてしまったと思いますし、自分たちが相手を勢いづかせてしまったというか、自分たちのミスによってこのような試合展開になってしまったので、あの状況の中で背後を狙うなど、もっと違うことができたと思います。

――相手はサイドバックをプレスのポイントにしていました。そことはどのように向き合っていましたか?
相手は間違いなく、サイドバックのところでスイッチを入れてきていたので、ボールを持ったときにはまっているという印象はありました。その中で自分のところでもう少し受け方を工夫すれば、局面を変えられたかもしれませんけど、それができない厳しい状況だったと思います。

――後半は決定機を作ることもできました。
(山口が)前半から勢いよく来ていたので、相手も多少疲れてきたところはあったと思いますけど、自分たちがボールを持つ時間が増えたと思います。ハーフタイムで背後への動きを増やす事を言われたので、前線の選手がそのアクション多く取ってくれたので、すごくやりやすくなりました。ただ最後のフィッシュのところを決め切れないと、やっぱり勝てないので、そこはもっと意識高くやっていく必要があると思っています。

――リーグ3連敗となりました。この現状をどう乗り越えていきたいですか?
この状況でどうやっていくかというのは一度整理する必要はあると思いますけど、自分たちのやり方はぶれずに続けていくと思います。その上で背後のアクションや立ち位置とか、もう少しチームで改善していければ、必ず成長できるという実感はあるので、これを本当に続けていくしかないと思いますし、結果が出ないとサポーターからブーイングをもらうことは当たり前の事だと思うので、しっかりと結果を出した上で成長していきたいと思います。