2025年 試合速報

明治安田J2 第19節 vs. 愛媛FC

highlight
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

9 勝
5 分
5 敗
30 得点
24 失点
勝点 32

4
  • 0
  • 0

  • 4
  • 0

0
ehime
ehime

1 勝
9 分
9 敗
20 得点
36 失点
勝点 12

前半
7分
甲田 英將
ハーフタイム 後半
渡邉 りょう
角 昂志郎
1分
村上 悠緋
田口 裕也
リカルド グラッサ
22分
佐藤 亮
鶴野 怜樹
窪田 稜
森山 公弥
谷岡 昌
石尾 崚雅
佐藤 凌我
マテウス ペイショット
24分
マテウス ペイショット
28分
倍井 謙
川﨑 一輝
29分
33分
吉田 温紀
行友 翔哉
松原 后
川合 徳孟
ジョルディ クルークス
川口 尚紀
35分
マテウス ペイショット
42分
44分
田口 裕也
川﨑 一輝
46分
1
川島 永嗣
4
松原 后
5
江﨑 巧朗
36
リカルド グラッサ
6
金子 大毅
7
上原 力也
8
為田 大貴
23
ジョルディ クルークス
71
倍井 謙
9
渡邉 りょう
20
佐藤 凌我
SUB
13
阿部 航斗
2
川﨑 一輝
3
森岡 陸
26
西久保 駿介
38
川口 尚紀
33
川合 徳孟
39
角 昂志郎
65
西岡 健斗
11
マテウス ペイショット
監督
ジョン ハッチンソン
31
白坂 楓馬
4
山原 康太郎
19
黒石 貴哉
6
谷岡 昌
8
深澤 佑太
13
窪田 稜
16
細谷 航平
24
甲田 英將
25
吉田 温紀
10
佐藤 亮
17
村上 悠緋
SUB
1
徳重 健太
3
マルセル スカレゼ
37
石尾 崚雅
44
森山 公弥
42
エカニット パンヤ
48
行友 翔哉
15
鶴野 怜樹
18
田口 裕也
90
アルトゥール ヴィアナ
監督
青野 慎也

27377
スタジアム名 試合日 キックオフ
エコパ 6/15(日) 17:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
弱風 境田 雅章 窪田 陽輔
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 篠藤 巧 池田 一洋
気温 湿度 第4の審判員 記録員
28.8度 64% 田邉 裕樹 花澤 秀登
20 シュート 5
5 ゴールキック 7
13 コーナーキック 2
16 直接FK 6
0 間接FK 2
0 オフサイド 2
0 PK 0

前半戦最後のリーグ戦となる明治安田J2リーグ第19節。エコパスタジアムでホームゲームを開催する今節、愛媛をホームに迎え撃つ。

磐田は、5月から無敗の流れを継続しているが、直近のリーグ戦では2試合続けてドローと勝ち切れない試合が続いている。「今節の結果で引き分けの印象も変わってくるので何としても勝ち切らなければいけない」と語気を強めるのは上原力也だ。チームとして着実に積み上げられている手応えをより結果に結びつけていくためにも、前半戦最後のリーグ戦を勝利で締めくくり、後半戦での巻き返しに繋げていきたい。

愛媛は5月に監督交代に踏み切って、ここまで最下位と苦しいシーズンを歩んできているが、4月以降はわずか2敗。勝ち切るところに課題を残しているものの、青野 慎也新監督の下でリーグ戦では無敗をキープしており、 [3-4-2-1]という新たな布陣で「プレスがよりアグレッシブになっていて、良いフットボールをしている」とジョン ハッチンソン監督も最大限の警戒を払っている。

水曜日の天皇杯では、2年続けて2回戦敗退という不甲斐ない結果には終わってしまったが、ジュビロ磐田U-18所属の未来を担う原石たちがプロの公式戦という場で、それぞれ持ち味を発揮し、爪痕を残したことは怪我人が多いチーム事情がある中で好材料だ。

天皇杯2回戦でトップチームデビューを飾り、随所に攻撃センスを発揮した高校2年生の西岡健斗が今週、高校3年生の甲斐 佑蒼と石塚 蓮歩に続くユースから3人目となる2種登録として承認され、今節も天皇杯に続きベンチ入りを果たすことになる。

出場すれば、2006年に16歳10ヶ月25日というリーグ戦最年少出場記録を持つ山本康裕に次ぐ16歳11ヶ月1日でのリーグ戦デビューとなり、ゴールを決めれば、2023年の開幕戦で後藤啓介がマークした17歳8ヶ月15日でのリーグ戦最年少得点記録を更新する。その期待もかかる一戦となる。

試合速報はこちらをクリック
ジョン ハッチンソン 監督

非常に良いパフォーマンスだったと思います。特に今日の試合で選ばれたメンバーというのはパフォーマンスや結果を出す責任がありますが、今日は非常によくやってくれたと思っていますし、非常に満足しています。今日のパフォーマンスは勝利に値するものだったと思っています。
ただ今日の試合に関しては水曜日の(天皇杯2回戦での)最後の30分間のパフォーマンスに対する責任を果たさなければいけないという大きな役割がありました。
どんなクラブに、そしてどんなチームになりたいのかが非常に重要です。それは選手だけではなく、スタッフも一つのチームとしてパフォーマンスを発揮することですが、ファンの皆さんが喜んで帰ってもらえるような内容と結果になったと思います。

――前半から数多くのCKを獲得し、ショートCKを頻繁に使ったりと様々なバリエーションが見られました。セットプレーがこの試合のポイントになると思っていたのでしょうか?
まずセットプレーが重要ではあるものの、指導者としてそこを指導するのはすごく難しいです。その重要性を分かっていても、その事を説いて理解してもらう難しさがあります。
まずは久藤(清一)コーチにセットプレーを担当してもらっていますが、非常にハードワークしてくれています。川口能活さんやトノさん(西野泰正コーチ)にサポートしてもらっていますが、本当にプライドを持ってやってくれていますし、このゲームに入る前の週の半ばで伝えていたのは、セットプレーに関してもやりたいことに向かって本当に成長しているということです。チームが強くなるためにも伸ばさなければいけないところであると理解してやってもらっているので、まずは久藤さんが賞賛に値すると思っています。
2つ目は選手たちです。こちらから提示するインフォーメーションを受け取って、それを実行に移すことはすごく重要な部分だと思っています。
今日に関しては守備が非常に良かったです。ファーストコンタクトも取れていましたし、攻撃もたくさんのチャンスを作れていました。セットプレーに関しても久藤さんがまだまだ良くしてくれると思っていますが、選手たちと共によくやってくれていると思っています。

――ジュビロ磐田U-18の西岡 健斗をメンバーに入れた意図を聞かせてください。
健斗はトレーニングも素晴らしかったですし、水曜日の試合でも私の中ではピッチ上でベストな選手だったと思っています。ただここから大事なのは地に足をつけることです。これまでも多くのポテンシャルがあると言われていた選手がたどり着けなかったということもあります。これからもしっかりと地に足をつけてハードワークして欲しいと思います。

――今節で前半戦が終了したことについては?
シーズンが始まったところからこのクラブに入りましたが、アカデミーをトップに含んでやっていくことやクラブとしてプレースタイルを変えるところなど非常にタフなプロジェクトがありました。
サッカーには勝つためにいろんな方法がありますけど、昨シーズンまではハイスピードランニングや高強度ランのところでスプリント数が少なかったり、ポゼッションで失うことが多く、つなげるようにしなければいけませんでした。これに関してはまだまだやれますし、理想としてはもっと早く成長できたとも思っています。シーズン途中でやり方を変えなければいけないと思った時期もありましたが、これを続けてこられたところで選手もスタッフも大きく成長してくれたので、悪くない前半戦だったと思っています。
ただここから毎日、力強く成長していくことが重要です。そういう意味では、今日の試合は大きな一歩になったと思っています。試合前にもっと強いマインドセットを持ってクラブとしてやりたいことをやり切ることが重要だと伝えました。ここまで土台をしっかりと作ってきて、スカッドを強くしたり、選手の振る舞いを強くしてきましたが、ここからも継続的にプッシュし続けること、成長し続けること、そしてシーズンが終わった時に私自身、やれる事を全てやり切ったと思えるシーズンにしたいです。
選手には最大限のリスペクトを持って、もっとやれるとも思っています。彼らをさらに良い状態に持っていきたいですし、もっともっと成長して欲しい。そしてこのフットボールを楽しんでもらいたいと思っています。

リカルド グラッサ 選手

リカルド グラッサ ルヴァンカップではゴールを決めていましたが、やっとリーグ戦でも決めることができました。今日は父の日でもありましたし、2万7千人を超えるサポーターが来てくれて、家族も観に来てくれていた中でゴールを決めることができたことが何よりも嬉しかったです。

――グラッサ選手が得点を決めるまでは数多くのシュートを放ちながらも決め切れない展開だった試合全体については?
この試合では序盤から強度高くプレーしている中で、その強度に伴うゴールを決めることができていませんでしたが、本当に相手GKがすごく当たっていたと思います。1対1を4回ほど止めらましたし、クロスバーにも当たったりとなかなかゴールに入らない中で、自分のゴールの後からピッチに入ったペイショットや川﨑一輝がうまく決めてくれたので、試合全体を見れば、自分たちがもたらした強度に伴う結果を得られた試合にはできたと思います。

――自身のゴールをアシストしたジョルディ クルークス選手のクロスについては?
相手がマンツーマンでついてきた中で、クロスが来ても相手に跳ね返されることが多かったですけど、(上原)力也が出したショートパスのところからジョルディがクロスを上げるときに中央やニアではなく、ファーポストの方に流れてみようと思った結果が完璧なクロスが来て合わせることができました。本当に素晴らしいクロスだったと思います。

――得点以外にも素晴らしいフィードがありました。自分自身のプレー面はどうでしたか?
ロングフィードが自分の特徴だと思っているので、今日の試合に限って言えば、後半に1本(ロングフィードを)ミスしたくらいで、ほとんどのパスを成功させることができたと思います。その中でも前線の選手が動いてくれなければパスを見つけることもできないので、チーム全体で裏を狙う動きが浸透してきた結果だったと思います。

マテウス ペイショット 選手

マテウス ペイショット ――今年、エコパスタジアム開催の試合で2試合ともに2得点と相性が良いことについては?
この前(試合前の取材)のインタビューでもその話が出ていたので、良いイメージで入れました。前半からすごくチャンスを作れていましたし、特にクロスからのチャンスが多かったので、自分が入った時には同じようなチャンスが来ると信じていました。いつも以上に集中して入ることができたと思っています。

――角昂志郎選手からのクロスを沈めた自身の1点目については?
昂志郎が個人の技術でかわしたところからのクロスでしたけど、クロスに関して仲間と話すときに、自分はどちらかと言えば、フワッとしたボールの方が得意です。日本はマークがキツくて、スペースを与えないようなつき方をしてくるので、(クロスが)速いボールだと反応しづらいと感じていました。ただ、ふわっとしたボールであれば、自分もタイミングを合わせられるし、相手とのフィジカルでぶつかってからボールにアタックできます。特にジョルディや昂志郎、(倍井)謙は自分の特徴を理解してもらえているので、そういうボールが上がるようになってきましたし、そのボールはこれからも絶対に決めていきたいと思います。

――自身の2点目は1点目と同じクロスでもニアで低いボールを合わせる形でした。
2点目は、ジョン(ハッチンソン監督)からもよく要求されているニアのところのスペースに入る形でした。その中で一輝が交わした瞬間にボールが上がってくると思ったので、いつも言われていることを体現して、少しでも触ればゴールに入ると思っていたので、良い形で決められてよかったです。

――得点後にゆりかごパフォーマンスをしていたことについては?
今年はジュビロの中で子どもが産まれるチームメイトが多いです。自分も今年の11月に産まれますし、リカも8月に産まれる予定です。5月28日には金子大毅選手の第一子が産まれたので、それを祝福するパフォーマンスでした。

――ここからスタートする後半戦に向けた意気込みは?
今日、試合が始まる前にロッカールームでも話していましたけど、ここから2週目に入って、昇格争いできるチームが絞られていきます。今まで許されたミスがこれからは大きなダメージとなっていくので、これまで自分たちがしてきたミスは許されないですし、その責任を持って試合に入ることが大事だと思っています。次節は首位を走っている千葉ですが、今日は勝つことができましたが、良い形で2週目には入ることができました。