2024年 試合速報

明治安田J1 第32節 vs. 名古屋グランパス

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grampus
grampus

14 勝
4 分
14 敗
40 得点
38 失点
勝点 46

2
  • 0
  • 0

  • 2
  • 0

0
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

8 勝
8 分
15 敗
36 得点
51 失点
勝点 32

前半
椎橋 慧也
29分
ハーフタイム 後半
椎橋 慧也
パトリック
1分
稲垣 祥
7分
17分
松本 昌也
ジョルディ クルークス
和泉 竜司
中山 克広
21分
23分
ハッサン ヒル
32分
中村 駿
西久保 駿介
リカルド グラッサ
鈴木 海音
渡邉 りょう
山田 大記
永井 謙佑
菊地 泰智
35分
37分
植村 洋斗
マテウス ペイショット
中山 克広
45分
森島 司
49分
森島 司
ハ チャンレ
52分
1
ランゲラック
20
三國 ケネディエブス
24
河面 旺成
34
内田 宅哉
2
野上 結貴
8
椎橋 慧也
14
森島 司
15
稲垣 祥
55
徳元 悠平
7
和泉 竜司
18
永井 謙佑
SUB
16
武田 洋平
3
ハ チャンレ
27
中山 克広
33
菊地 泰智
66
山中 亮輔
10
パトリック
77
キャスパー ユンカー
監督
長谷川 健太
1
川島 永嗣
4
松原 后
18
高畑 奎汰
32
ハッサン ヒル
36
リカルド グラッサ
14
松本 昌也
16
レオ ゴメス
25
中村 駿
50
植村 洋斗
11
ジャーメイン 良
55
渡邉 りょう
SUB
21
三浦 龍輝
15
鈴木 海音
26
西久保 駿介
10
山田 大記
13
藤川 虎太朗
23
ジョルディ クルークス
99
マテウス ペイショット
監督
横内 昭展

30,529
スタジアム名 試合日 キックオフ
豊田ス 9/28(土) 16:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝 石井 秀明 先立 圭吾
天候 試合時間 副審 副審
くもり 90分 淺田 武士 岩﨑 創一
気温 湿度 第4の審判員 記録員
26.1度 63% 内山 翔太 榊原 広之
13 シュート 8
8 ゴールキック 7
2 コーナーキック 8
12 直接FK 10
1 間接FK 1
0 オフサイド 1
0 PK 0

リーグ戦は残り8試合。ジュビロは今日、名古屋グランパスの敵地に乗り込み勝利のみを求めて戦い抜く。

スターティングイレブンは、前々節の柏レイソル戦、前節のアビスパ福岡戦と変わらず。GK川島永嗣、DF松原后、高畑奎汰、ハッサン ヒル、リカルド グラッサ、MF松本昌也、レオ ゴメス、中村駿、植村洋斗、FWジャーメイン良、渡邉りょうが入る。ベンチも直近の2試合と同じメンバーが控えている。

先週ヤマハスタジアムで行われた福岡戦は、最後までゴールネットを揺らすことができず0-0のスコアレスドローに終わった。試合後指揮官は、「得点を奪えなかった、チャンスも多くは作らせてもらえなかった。そこに関して課題が残ったゲームになった」と振り返った上で、「次に繋がる勝点1だと信じて良い準備をしていきたい」と意気込みを語った。

今日対戦する名古屋は、現在2連勝中と好調だ。特に2試合連続得点中の永井謙佑、前節ゴールを決めた和泉竜司ら前線の強力な攻撃陣には十分警戒が必要。また、守備面も安定しており、GKのランゲラックを中心にここ2試合は完封に抑えている。ジュビロとしては、「自分がスコアを動かせるように状態をさらに上げていきたい」と意気込みを語るジャーメインを筆頭に、アグレッシブに相手陣内へと侵入していくことで名古屋の堅い守りを崩し切りたい。
また、ジュビロも現在2試合続けてクリーンシートを達成するなど、守備面は安定しつつある。その手応えも自信に変えて、今日も最後までゴールを守り抜く覚悟だ。

キックオフはこのあと16:00。豊田スタジアム周辺の天候は曇り。試合前から多くのサックスブルーサポーターがスタジアムへと駆け付けエールを送ってくれている。そうしたサポーターとともに前節は達成できなかったJ1リーグ通算400勝目を手にし、ここからさらにスピードを加速させて前進していきたい。

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横内 昭展 監督

――試合の総括
今日も本当にたくさんのサポーターが、我々は今苦しい状況ですけれどもたくさん来ていただき、これは毎回言っていることですが、そういうサポーターに勝点をなかなか届けられていないこの状況を本当に申し訳なく思っています。
前半は、この試合のために準備してきたことをしっかりと選手たちはピッチで表現してくれたと思っています。ただ後半、同じようなことができなかったなと。もちろん相手がメンバーを変えて少し長いボールを入れてきて、そこの対応で我々がしっかりやれていればそこまで恐れることは無かったと思うのですが、相手の良さを出させてしまったなというところがあります。そこから失点して、2失点目も我々のミスから奪われたと。こういう防げる、防げた失点を無くさないと勝点を積み上げていくことは難しいと思っています。今日はそういうものが後半に出てしまったことが一番の敗因だと思っています。

――前半はしっかりセカンドボールを拾っていた印象です。後半それがなかなかできなくなってしまった一番の要因は?
相手もロングボールも多かったのですが、前半はしっかりそれを回収して自分たちのボールにして、攻撃する時間を作ることができました。後半はそれが逆の形になってしまったと。早い時間帯に失点をして、そこからは前から取りに行かないといけないというところで、前半のようにコンパクトに守備陣形を保つことが少し難しくなってしまったなと。さらにそこから長いボール、そしてセカンドボール、というところで相手に先手を取られてしまったなと思っています。

――試合後ロッカールームで選手たちに伝えたことは?
まず、顔を上げようと。結果は真摯に受け止めなくてはいけないし、今日の失点に関しては自分たちで防げる失点だったと思うと。そういう意味で、失点を減らしていかない限り勝点を積み上げていくことはできない。ただ、我々はできる、やれると俺は信じているしみんなも信じて欲しいという話をしました。選手たちも本当に今日のゲームは悔しかったと思いますが、またしっかり顔を上げて次に向けて準備してくれると、そういう表情をしていましたので、我々はもちろんこの結果を受け止めますが、また次に向けてしっかりやっていこうという話をしました。

――1失点して追いかける展開になってから、なかなかシュートまで行けない時間帯が続いた印象です。そういう時間帯にどんなことが必要だったと思いますか?
もう少しサイドを起点にしながら、クロスやニアゾーンを取ってボックスの中に入って行きたかったです。ただ、なかなかそれをやらせてもらえなかったなと。そこから少し長いボールを入れられてまた押し返されて、こぼれ球を拾えなかった。そうするとなかなか自分たちで時間を作れないという、そういう悪循環のもと後半は時間が過ぎていってしまったかなという印象です。

山田 大記 選手

山田 大記 ――まずは今日の試合をどう受け止めていますか?
今のチーム状況として何よりも勝点3を、という意識で試合に入った中で、前半は良い出来だったと思いますが、後半に失点してしまい負けてしまって、自分としてはすごく悔しかったです。すごくショッキングな敗戦ではありますけど、そこで少しでも弱気になったりだとか、自分たちのサッカーに対して不信感を持ってしまったら、チームとして戦うことが厳しくなってしまいます。一方で、今日の試合で積み上げられた部分は明確にあると思っていますし、そこには自信を持ってやっていくことが大事だと思います。

――何とか勝点1を、という思いもあったと思います。交代で入る際にはどんなことを考えていましたか?
相手のバイタルエリアは比較的空いていた印象で、ラインが下がっていたので、そのスペースを上手く使おうということは監督からも指示がありましたし、そこは意図を持って入りました。

――試合後、チームメイトの前で何か話をしましたか?
監督がミーティングの最後に「大記どう?」と振ってくれたので、少しだけ話はさせてもらいました。基本的にはメンタリティのところです。少しでも心に弱気や不安が出てきてしまうと、例え諦めたりこれじゃダメだと思っていなくても、チームは崩れていってしまうものだと思います。もちろん、投げ出す選手は絶対にいませんし、誰一人として、諦めている選手はいません。それでも心のどこかに不安が出てきてしまったときには、自分も含めてチームメイトとコミュニケーションを取ることで打ち消して、しっかりピッチに向かうことが大切だと思っています。

松本 昌也 選手

松本 昌也 ――前半は優位に時間を進めていた半面、後半は難しい展開となってしまった印象です
前半は自分たちがボールを動かすといった点ではなかなかボールは持てなかったですが、相手の背後を狙ったり、シンプルに裏を突いていくといった部分では、狙い通りチャンスも作ることができていましたし、前半は相手の嫌がることができていたんじゃないかと思います。

――右サイドから良い崩しもありました
今日は中に入るよりも(植村)洋斗にボールが入ったときに、少し外目にポジションを取って、そこから起点を作るという形の方が良いかなと、試合をやっている中で感じていました。そこからチャンスを作りたいと考えていたので、何回か良い形でボックスの中に入って、3人目などから良い崩しができた場面もあったと思うので、その回数をもっと増やしたかったです。

――松本選手はジュビロで様々なシーズンを経験していますが、こういう試合展開の中で大切なことは?
やはり、スタートの入りが良くて良いモチベーションで入ったとしても、失点してしまうとガクンとチーム全体が下がってしまうところがあるので、まずは一人ひとりが失点しても大丈夫、ここからゴールを狙っていこうという意識を持つことと、僕を含めてもっと声を出して逆に前半以上のパワーを出していくということが大事だと思います。

レオ ゴメス 選手

レオ ゴメス ――試合を振り返って
自分たちとしては負けたという結果だけが残ってしまったので、今言えることは何もありません。ただ、顔を上げて次に備えるだけだと思っています。

――前半からレオ ゴメス選手は中盤で効果的なプレーを続けていた印象です。改めてどんなことを意識して臨みましたか?
今週準備してきたものを前半は上手く出せていたと思います。監督に言われたこともチーム全体が理解をした上で良い前半を過ごすことができました。結果的には後半に集中して入ることができず立ち上がりに失点をしてしまい、試合を難しくしてしまった印象です。

――パトリック選手が後半から入ってきましたが、空中戦の対応は難しくなりましたか?
前半とは違って相手に高さが加わったというところの対応を自分たちができないまま終わってしまったという印象で、本当に自分たちが改善すべきだったと思うので、しっかり修正して次に向かいたいと思います。

名古屋グランパス 長谷川 健太監督
 

――試合の総括
今日は難しい試合になると思っていましたが、予想通り前半入りは何度かチャンスがあったのですが、それ以降は非常にシンプルに前線に放り込んできて、セカンドボールを拾われてしまったのが、やはり相手にペースを渡す要因になったと思いますので、ハーフタイムにはセカンドボールをしっかりと回収するということと、あとは磐田が死に物狂いで戦ってきているので、球際で絶対負けるなという話をして。後半パトリックを入れて、前線で上手く起点になってくれて、一つ狙っていた通りの斜めのクロスから稲垣というラインで点を取ることができました。あとは(森島)司に久しぶりのゴールが生まれたのは我々にとってポジティブな結果だったと思いますので、また中5日という日程ですが、しっかりと気持ちと身体はリフレッシュして金曜日の福岡戦に備えていきたいと思っています。