2023年 試合速報
明治安田J2 第22節 vs. ロアッソ熊本
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ドゥドゥ
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山田 大記
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東山 達稀
松岡 瑠夢
粟飯原 尚平
伊東 俊
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ドゥドゥ
古川 陽介
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金子 翔太
松本 昌也
山田 大記
後藤 啓介
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竹本 雄飛
田辺 圭佑
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黒木 晃平
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鈴木 雄斗
小川 大貴
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ジャーメイン 良
大森 晃太郎
山本 康裕
鹿沼 直生
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島村 拓弥
土信田 悠生
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
えがおS | 6/25(日) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝 | 大久保 邦彦 | 清水 修平 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
雨 | 90分 | 淺田 武士 | 鶴岡 泰樹 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
23.7度 | 88% | 上田 隆生 | 印南 静男 |
8 | シュート | 5 |
3 | ゴールキック | 12 |
2 | コーナーキック | 2 |
11 | 直接FK | 5 |
1 | 間接FK | 0 |
1 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
ジュビロは現在公式戦4連勝中。シーズンが進むにつれてチームの成熟度は高まってきており、横内監督のもと選手たちは充実したサッカーを披露している。今日はリーグ戦22節のロアッソ熊本戦。敵地で勝点3を手にし、来週から始まるホーム3連戦に向けてさらに勢いを加速させていく。
スターティングイレブンには、GKに三浦龍輝、DFに鈴木雄斗、伊藤槙人、リカルド グラッサ、松原后、MFに山本康裕、上原力也、金子翔太、山田大記、ドゥドゥ、FWにジャーメイン良が入る。
今日はボランチの一角を山本康が務める。先週日曜日に行われたルヴァンカップグループステージ北海道コンサドーレ札幌戦では途中出場ながら中盤でリズムを生み出し、1ゴール1アシストと結果を残した。試合後、「チームが勝つことが一番だという想いでプレーしていた中で、ゴールに結び付く働きができて良かった」と振り返った背番号23のさらなる活躍に注目だ。
4月中旬に行われた熊本との前回対戦では、立ち上がりこそ相手のハイプレスに手を焼き前半12分に先制弾を浴びたが、その後はジュビロが流れを取り戻した。徐々にチャンスの回数を増やしていくと、後半立ち上がりに獲得したPKを金子が決めて同点に。結果的には勝点1を分け合う形になったが、充実の攻撃を展開した。今日はチームの成長を勝利という結果で示し、選手たちは3ポイントを磐田に持ち帰ってくれるはずだ。
キックオフはこのあと19:00。えがお健康スタジアム周辺の天候は雨。ジュビロは現在勝点33を積み上げ6位につけている。ここからリーグは後半戦へと向かうが、一歩ずつ前進しさらに順位を上げていきたい。
――試合の総括
まずは雨の中、たくさんのサポーターに来ていただきありがとうございました。最後まで途切れることのない声援を送っていただき、選手は本当に苦しかったと思うのですが、最後までその声援で走り切れたと思っています。ありがとうございます。試合は立ち上がりに良い入りをして2得点を奪うことができました。そこまでは非常に良かったと思います。ただ、そのあとに少し自分たちのミスが増えて、相手ボールになる、選手は緩みなくやってくれたとは思うのですが、2得点を取ったというところで、やはり少し甘さが出たかなと思っています。それに加え、熊本の攻撃というのは驚異ですし、上手くポジションを変えながらボールを動かしてくるところになかなか対応できずに前半は相手に決定機を何本も作られました。ただそこからチームがバラバラにならずに修正してくれたなと思っています。後半、しっかり修正してやっていこうというところと、次の得点というところで、交代を使いながら次の点を狙いに行きました。決められるシーンがあったので、そういうシーンで突き放す強さというのを今後求めていかないといけないし、積み上げていかないといけないなと思っています。また、失点を0で抑えられたというところは、非常に今日のゲームで良かったところだと思っています。
――開幕からここまでの戦いを通して、チームとして一番成長を感じる部分は?
苦しいときにチームがバラバラにならなくなったと言いますか、同じ考えを持ってプレーできるようになってきたと。選手自身の修正能力だったり対応能力というのは凄く上がってきたというのが一番だと思います。
――中2日でホームで甲府戦を迎えます
終わった直後なので、まだ整理はできていないのですが、とにかく選手のコンディションをいかに戻すかというところと、選手の起用も含め、甲府のゲームも数試合見ていますが、もう一度スタッフと話をして次に向かっていきたいと思います。
――良いゲームの入り方をして2得点を奪えた要因について
得点シーンの起点になるようなところというのは、ある程度我々は準備をしてきました。そういうところにボールを動かし、そういうところに動くということを選手が本当に狙いを持ってやってくれたというのは凄く大きかったかなと。ただ、狙いを持ってやったとしてもそこにクオリティがなければああいうゴールは生まれないと思うのですが、今日はそこにクオリティをつけてああいうゴールを奪ってくれたなと思っています。
――起用した選手がその期待に応えていると思います。特に今日先発した山本康裕選手はルヴァンの札幌戦も含めて素晴らしいパフォーマンスだったのでは?
(山本)康裕はスタートで出る機会がこれまでそんなに多くありませんでした。途中から出るというのは、口で言うほど簡単なものではなくて、それでもチームがやらなければいけないことをしっかりピッチで表現してくれていました。今日はスタートから出ましたが、同じようにプレーしてくれると言いますか、そういうところを非常に評価しています。
――熊本と戦うにあたって対策した部分は?
熊本はボールを奪ったあと、非常に速い攻撃を最近はしていて、そこからのショートカウンターなどから得点をかなり奪っているチームです。まずはそこの切り替えのところで相手より上回らないといけないという準備はしてきました。あとはボールを我々が奪ったあとどうするかというところも、選手はしっかり整理して挑んでくれたかなと思っています。
――まずは今日の試合を振り返って
最初に2点取って、自分たちで少しペースダウンしてしまったところがあったので、そこは反省点です。3点目を取れば終わっていた試合だと思うので、そういうところはまだまだ課題だなと思います。
――先制点に繋がった場面を振り返って
マンツーマン的な、人に強く来るチームだったので、スルーだったりフリックだったりは効くと思っていたので、良いイメージでできたかなと思います。
――安定したパフォーマンスを続けて、得点に絡むプレーも多くなってきていますが、自身の中での手応えは?
そうですね、やはりまずはチームの勝利のためにという気持ちでプレーしているので、とにかく今日も勝てたことが一番です。
――中2日で迎える甲府戦を皮切りに、ホームでの連戦が待っています
とても大事な連戦ですし、ホームでできるので本当にチーム全員で勝利したいなと思います。2点目を取ったあとの戦い方だったり、3点目を取るクオリティをもっともっと高めて戦っていきたいです。
――今日の勝因は?
幸先よく点を取れたところと、守備の部分で最後まで粘り強くやれたところが良かったかなと思います。
――序盤、優位に試合を進められました
相手が自分たちの動かし方に慣れる前に上手く点が取れたと思います。
――素晴らしいボレーシュートでした
ボールが飛んでくるときは難しいなと思っていて、当てることだけを意識していました。もう一回やれと言われたら難しいですけど(笑)、たまたま運良く入って良かったです。
――点を取ったあと、あまり感情をたかぶらせないというか、冷静でしたね
そうですかね?(笑)まだ立ち上がりでしたし、自分でもシュートを打ちながらラッキーだなと思ったので、やってやったぞという感じではなかったですね。(笑)
――チームの連勝が続いていますがその要因は?
横さん(横内監督)がキャンプからずっと要求しているベースの部分、戦うところで相手を上回れる回数が増えているところが勝点を取れている要因だとは思います。ただ今日もそうですけど、まだまだ攻守ともに課題はあるので、そこのベースは大事にしながらチームとしてもっと積み上げていきたいと思います。
――今日の試合の課題はどんなところですか?
守備のブロックを作ったときに後ろのスライドがおろそかになってしまうところであったり、危ないところを消せない場面であったり、奪ったあとに、サポートも含めてですけど、ボールホルダーの判断ミス、技術的なミスが多くて、自分たちのミスで危ない場面を作ってしまったところは攻守両面で課題だなと感じました。
――まずは今日の試合を振り返って
試合前の時点で熊本との勝点差は3、こういう試合をモノにしていかないと上にはいけないというのは横さん(横内監督)も言っていましたし、前節の仙台戦もそうですが、凄く重要な試合だったので勝てて良かったです。
――立ち上がりに主導権を握れた要因は?
ちょっと運が良かったところもあるのですが、入りのところでゲームを難しくしないということはみんなしっかりとコミュニケーションを取れていて、その中で点が取れたことは良かったと思います。
――2点目のアシストシーンは狙い通りでしたか?
あれはチームとして狙い通りですね。(ボールを)奪ったあとに熊本が同サイドでプレスをかけてくるということは分かっていて、僕のサイドの相手の左ウイングの選手が張っている状況だったので、その背後にスペースが空くことは分かっていました。いかにそこで先手を取れるかというのはゲーム前からチームで狙っていたところなので、本当に狙い通りのゴールだったと思います。
――後半の戦いぶりはどのように感じていますか?
攻め込まれるというのは分かっていましたけど、欲を言えばそこでしっかりブロックを作るだけではなく、そこから出て行く、3点目を取りに行く。前からプレスももっと来るだろうというのは想定通りだったので、そこで剥がしてハーフカウンターというような状況をもっと作り出せないといけなかったかなと思います。大前提としてやらせないというのはあったのですが、もうちょっと取ったあとの動きの質とかサポートの質とか、そういうところがちょっと足りなかったと思います。
――天皇杯やルヴァンも含めて連勝が続いていますが、好調の要因は?
みんなが良い準備をし続けているからだと思います。色々な選手がルヴァンや天皇杯、リーグ戦に出ている中で、そこは横さんもしきりに言っています。連戦でチャンスが来る選手はいくらでもいますし、そこで良いプレーをできないと個人としてはそこで淘汰されていってしまいます。どこでチャンスが来るか分からないという状況の中で、そういう危機感をみんなが持ちながら出場していて、良い準備ができている証拠かなと思います。
――アウェイでしっかりと勝点3を積み上げました
前半の立ち上がりに2点を決めれたことが大きかったです。2本のシュートで2点を決めれたことで、相手は前に出てくるしかなくなり、少しやり方を変えることになりました。押し込まれる場面もありましたが、後半に入ってもゴールを決められるチャンスがいくつかありました。相手のシュートがバーに当たるシーンもありましたが、なんといっても最初に点を取れたのが良かったと思います。最後まで我慢してみんなで守れたという印象です。
――後半は押し込まれましたが無失点で守り切りました
相手はボールポゼッションを主体とするチームで、凄くよく練習していると思いましたし、そのサッカーを体現していました。ただ、ボールは持たれていましたが、決定的なチャンスはそこまで作られていなかった。むしろ我々の方が3点目を決めるチャンスがありました。それを決めることはできなかったのですが、守り切ることができました。相手にボールを回される展開は疲れますが、しっかり走り切ったことで完封勝利に繋がりました。
――チームは好調ですが、序盤と比較してどんな点で成長を感じていますか?
まず、長いシーズンでは、どんなチームも結果が出ないことはあります。現状では町田が首位を走っていますが、昨日は引き分けました。上位2チームとは勝点差が離れていますが、それ以外のチームはあまり勝点差がない状況で、もともと自力があるチームが安定してくれば、自然と順位が上がってくるものです。最近はディフェンスの面でみんなが自信を持てています。もちろん失点することもありますが、失点が減ったことが、チームが安定感を増している要因だと思います。
――試合の総括
ホームでなかなか勝てない中、そしてこの雨の中、これだけのサポーターが応援に来てくれたのですが、今日もまた勝てず、残念で残念で仕方ありません。少なくとも1点取って喜ぶ状況を作りたかったのですが、それができませんでした。また次のゲームが来ますので、勝てるようにまたしっかり準備していきます。