2022年 試合速報
ルヴァンカップ 第6節 vs. 湘南ベルマーレ
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池田 昌生
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大野 和成
石原 広教
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森岡 陸
古川 陽介
黒川 淳史
ファビアン ゴンザレス
金子 翔太
杉本 健勇
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町野 修斗
ウェリントン
山田 直輝
タリク
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清田 奈央弥
リカルド グラッサ
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池田 昌生
米本 拓司
田中 聡
永木 亮太
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袴田 裕太郎
藤原 健介
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
レモンS | 5/18(水) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝 | 玉井 朗 | 窪田 陽輔 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 川崎 秋仁 | 熊谷 幸剛 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
18.7度 | 74% | 蒲澤 淳一 | 岩崎 洋 |
14 | シュート | 5 |
2 | ゴールキック | 10 |
6 | コーナーキック | 4 |
10 | 直接FK | 9 |
0 | 間接FK | 1 |
0 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
先週末に行われたリーグ戦第13節のFC東京戦は、立ち上がりからジュビロがアグレッシブな姿勢を貫いた結果、前半に上原力也のゴールで先制。後半一度は追い付かれたが、終盤に鹿沼直生の得点で再び引き離し、ヤマハスタジアムに集まった磐田市内の小学5、6年生と大勢のサポーターの前で勝点3を奪取した。今日も「やることは変わらない」と伊藤監督。ルヴァンカップのプレーオフステージ突破を懸けて、公式戦では今季3度目のマッチアップとなる湘南ベルマーレとの一戦に臨み、勝利を掴み取る。
スターティングイレブンは、梶川裕嗣、大井健太郎、森岡陸、袴田裕太郎、清田奈央弥、山本康裕、黒川淳史、金子翔太、大森晃太郎、大津祐樹、吉長真優。攻撃的な選手が多く名を連ねた中で、ジュビロの選手たちがどのようなスタートポジションを取ってくるのか、伊藤監督の采配にも注目が集まる。
試合の鍵を握るのは、「相手の前からの守備と、縦に速い攻撃をどう抑えるか」と指揮官。「速さと強さを持った相手選手のプレッシャーを剥がし、そして我々も積極的にプレスをかけられるかがポイントになる」と言う。FC東京戦のように、90分を通してアグレッシブなプレーを続けることができれば、勝機は自ずと見えてくるはずだ。
ジュビロは今日の試合で勝利すれば、6月4日と11日に行われるプレーオフステージへの出場権を獲得することができる。次の舞台へと駒を進めるためにも、そして週末に控えたリーグ・北海道コンサドーレ札幌戦へと良い流れを繋いでいくためにも、選手たちは内容と結果の両面で手応えを得られるような試合を披露するつもりだ。
キックオフはこの後19:00。レモンガススタジアム平塚周辺の天候は晴れ。湘南との今シーズンの対戦成績は1分1敗。悔しさを味わってきただけに、今日はその想いを晴らすような勝利を目指し、最後まで戦い抜く。


――ハーフタイムコメント
・裏へどんどんランニングしていこう
・奪ったボールしっかりつなぐこと
・パワーをかけて点をとりにいこう
――試合の総括
まずは平日の水曜ナイターに遠くまでファン・サポーターの皆様にお越し頂いたにもかかわらず、グループリーグを突破できずに残念に思っています。グループリーグを突破するためには我々としては勝点3が必要なゲームでしたので、しっかりとゼロに抑えることと、プラスアルファ相手の裏をどれだけとれるかと、アグレッシブにいけるかというところ、相手の裏を取りに行くことが最初の目的でした。前半は裏への飛び出しというところでは相手を後ろ向きに守備させることはできていたのですが、そこからセカンドボールをしっかり拾って自分たちの崩しがもう少しできれば良かったと思っています。
後半に関しては、立ち上がりにもう少しパワーを持って入らなければいけないということと、我々は先に点を取られてはいけないゲームだったので、アバウトでも相手のラインの裏を狙っていくという狙いで入りました。その中で足元につけたボールを奪われて、相手のショートカウンターのような形になって、最終的に逆サイドが戻り切れずに失点してしまいました。
その後我々は4バックに変更したり、交代カードを切りながら攻めに出ましたが、最後の最後まで相手ゴールをこじ開けることはできませんでした。ビッグチャンスが1本あったのですが、それ以上に我々がリスクを負って出たことによって危ない場面も作ってしまったのかなと思います。これでルヴァンカップは敗退してしまいましたが、この6試合を経てリーグ戦に絡めるような若手選手たちも出てきました。もっと経験を積んで、もっと普段のトレーニングからやっていかないといけないかなと思っています。ルヴァンカップは終わってしまったので、次のリーグ戦に向けてしっかりとまたチームで一つになって、今度はリーグ戦に集中して、次の札幌戦に向けてしっかり準備していきたいと思います。
――大津選手と大森選手を2トップで起用するなどいつもと異なった布陣でしたが、狙いを教えてください
相手の5-3-2の中盤の3枚に対して、今日でしたら山田選手のポジションでしたりとか、シャドーの池田選手のポジションの背中を、我々がダブルボランチだとそこを上手く使われてしまうということもあって、アンカープラス(金子)翔太、(黒川)淳史のところで背中を消しながらプレッシャーをかけるというものがありました。それと、トリプルボランチのスライドで中にはボールを入れさせずに、外回しをさせてウイングバックのところでボールを奪いたいというプランでゲームに入りました。また2トップでしっかりプレスをかけるということと、アタックになった場合にはアンカーの田中選手の背中に出たところを、(大森)晃太郎がそこに起点を作りながらというのは狙っていました。淳史でしたりとか、(清田)奈央弥、(吉長)真優というところの裏への飛び出しは狙っていたところなので、その辺が多く出ていたことは確かなのですが、セカンドボールを拾ったり、そこからのゲームコントロールというところは足りなかったのかなと思います。
――後半の3枚替えときの布陣変更は、今日のゲームは結果に結び付かなかったものの、精度を上げていけばリーグ戦でも有効なのではないでしょうか?
そうですね、リーグ戦でも2トップ+ダブルボランチの形でやっているときもありますし、3バックに変えて3-4-3で1トップ+トップ下みたいな形でやったこともあります。今日はそれに近い形で入ったのですが、もう少しロングボールの精度でしたりとか、セカンドボールを拾うところはもっとトレーニングしていかないと、ただ入れるだけでは難しいと思いますし、セカンドボールを拾うオーガナイズというのも整理していかなければいけないと思っています。ただ選手たちは意図をしっかり汲んでチャンレンジをしてくれたと思います。そこにプラスアルファして、精度とチームとしてのオーガナイズは必要になってくると思います。
――若手の成長も見られたルヴァンカップでしたが、得られたものと今後に期待するところは?
こういう風に勝たなければいけないゲームでのプレッシャーというのは実際に経験しないとわからないと思います。もちろんリーグ戦でも、負けられない戦いが毎試合続きます。そういう責任感を感じて、このルヴァンカップの経験というのをもっとリーグ戦に活かしていかなければいけないと思っています。若手は今日のゲームを受けて立ってしまったというか、相手のプレッシャーよりも自分たちがプレッシャーをかけたりとか、アグレッシブにいく、勝点3を取らなければいけないというところのメンタリティが垣間見えたと思います。そういうところをもっとリーグ戦でも、若手が躍動して積極的に自分のポジションを取りにいくというのは、普段の練習を通してもっとやっていかなければいけないと思っています。
――カップ戦の6試合を次のリーグに繋げていくために
リーグ戦に出られていないのが現状なので、絡んでいけるようにまたやっていくしかないと思っています。今年は出場機会も与えていただいて、その中でサポーターやスタッフ、チームに恩返しできたらと思っていたのですが、また頑張ります。ポジションもどこをやっても、いつチャンスをもらっても結果を残せるように、普段の練習からしっかりやっていくだけだと思っています。
――今日の試合で感じたことは?
背後に抜けるプレーは意識していたのですが、自分からの斜めにつけるパスが少なかったので、もっと自分から積極的に刺していくパスも増やしていきたいと感じました。そして、自分の走りで味方が空いてくれば良いですし、もっと頭を使って走らなければいけないなと思っています。
――ルヴァンカップを6試合戦って、自分の中で変化はありましたか?
毎試合スタメンで出場できたわけではないですが、自分の100%を出せるようにはなってきたのかなと思います。1年目や2年目は、入りが全然ダメで悪い試合もあったのですが、そういうものはだんだん無くなってきたのかなと。とにかく、まだリーグ戦に出られていないので、出場できるように頑張ります。
――今日どんなところを心がけて試合に入りましたか?
久しぶりの試合ということもあって、凄くワクワクした状態で、良いメンタルの状態で試合に入ることができました。ワンプレー目で相手選手をかわしてからクロスまでいって、入りとしてはあそこで上手く入れたのかなと思います。ただ、もっとクロスやシュートまで持っていけるプレーを今後増やしていかなくてはと感じています。
――今後の課題について
ペナルティエリアに入ったときの精度というのは、今日一番の反省材料です。逆にそこさえよければ、マイナスにアウトサイドにあげたシーンも、芯をとらえていたらアシストになっていたかもしれないですし、(吉長)真優君が左足で上げたクロスに入り込んで、ラッソ(ファビアン ゴンザレス)がこぼれ球を詰めてというシーンも、ああいうところに自分が入ったときに、しっかり仕留める力を今後求められると思うので、そういう力をもっとつけていきたいです。
――世代別の代表活動も経て、今後チームを勝たせる存在になっていくために
自分のドリブルという武器は、オンリーワンのものだということを代表で凄く感じました。他の人には無い特徴を持っているという自信もあるのですが、半分は自分のことを過信していて。でも、それくらいの勢いで仕掛けていきたいと思っています。また、プレスのところというのは意識できるようになってきました。今日も取り切れる場面がありましたし、そういうところは成長できているのかなと感じています。ただ、リーグ戦に絡むレベルにはまだ達していないと思うので、また練習から頑張っていきたいと思います。
――ワンプレーに対するこだわりについて
高校のときから練習のワンプレーワンプレーに対するこだわりは持っていて、それはチームの影響もあったのですが、それが自分に良い影響を与えてくれていると思いますし、自分のプレーで表現していかなければチャンスは無いと思っています。練習からこだわって、クロスやシュートにどんどん繋がるプレーをしていきたいです。
――試合終盤からピッチに立ちました
結果に繋がらなかったというのは反省点です。もう少し攻撃に厚みや変化を与えられたら良かったと感じています。一つひとつのクオリティもそうですし、強度はもっと高めていかないとリーグ戦には絡めないと思うので、そこはしっかりやっていかないといけません。
――今後のシーズンに向けて
本当にトレーニングから、常に100%で臨まなければ試合には出場できない世界だと思うので、いつチャンスがきても良いように準備していきたいです。
――久しぶりの公式戦だったと思いますが、どんな気持ちで戦況を見つめていましたか?
いつ出ても良いように準備はしていましたし、自分が出たら何ができるかということを常に考えながら見ていました。
――どんなイメージを持って入りましたか?
時間帯もあったので、何としても1点を取りに行くというところで、中盤での長いボールやセカンドボールの回収というのは意識していました。
――ハーフタイムコメント
・前半と同じようにコミュニケーションをとって続けることが大切
・当たり前のことをやりながらゴールをこじ開けよう
――試合の総括
リーグ戦で勝てていない中で、今日は引き分け以上で突破という条件でしたが、自分たちは勝つことにフォーカスして試合に入りました。相手のこともありますが、自分たちを見つめ直した1週間でしたし、ホームで大敗したあとの確認事項をして挑んだ試合で、選手たちのパフォーマンス、そして結果は素晴らしかったと思います。欲を言えば2、3点、もっと取りたかったのですが、勝ち切れたという事実はポジティブな要素としてとらえられるのでこれを次のリーグ戦に繋げていきたいなと、そういうゲームになりました。