2022年 試合速報
明治安田J1 第9節 vs. サンフレッチェ広島
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三浦 龍輝
アレクセイ コシェレフ
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鈴木 雄斗
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オウンゴール
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満田 誠
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大森 晃太郎
ジャーメイン 良
大井 健太郎
吉長 真優
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柏 好文
柴﨑 晃誠
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遠藤 保仁
大津 祐樹
杉本 健勇
ファビアン ゴンザレス
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ジュニオール サントス
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大津 祐樹
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ファビアン ゴンザレス
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ファビアン ゴンザレス
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハ | 4/17(日) | 16:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝 | 岡本 知之 | 谷本 涼 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
雨 | 90分 | 浜本 祐介 | 田中 利幸 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
17.3度 | 45% | 内山 翔太 | 鈴木 良規 |
7 | シュート | 19 |
15 | ゴールキック | 6 |
3 | コーナーキック | 5 |
11 | 直接FK | 12 |
2 | 間接FK | 2 |
2 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
前節の湘南ベルマーレ戦は、チャンスを作りながらも最後までゴールを仕留め切ることができず、無得点という悔しい結果となった。一方で、GKの三浦龍輝を中心に粘り強く戦い抜き湘南を完封した守備面は徐々に安定感が増してきており、日頃の積み重ねは結果となって着実に現れている。今日はホームに現在リーグ戦3連勝中のサンフレッチェ広島を迎えるが、今ジュビロに必要なのは勝点3のみ。チームとして準備してきたことをピッチで体現し、好調な相手から勝利を掴み取る。
スターティングイレブンは、GKに三浦龍輝。最終ラインは、大井健太郎、伊藤槙人、リカルド グラッサ。両ウイングは、小川大貴と鈴木雄斗。ボランチは、遠藤保仁と、上原力也が務める。シャドーには大森晃太郎と松本昌也が入り、1トップに杉本健勇という布陣が予想される。
上原は、リーグ戦では今季初のスタメン。遠藤とはルヴァンカップのホーム・アビスパ福岡戦でコンビを組んでおり、その際は「シャドーの選手たちへ入れるボールが凄く良かった」と伊藤監督が振り返ったように、中盤で存在感を示した。「自分の持っている力の全てをジュビロのために出し切りたい」と語る背番号7のパスワークに今日も注目したい。また、今シーズンもウイングバックでスタートすることが多かった松本が、今日はよりゴールに近い位置でプレーすることになりそうだ。今週水曜日に行われたルヴァンカップのアウェイ・福岡戦ではゴールを決めており、持ち味の一つである攻守両面でのハードワークに加えて、得点に絡むプレーでもジュビロの勝利に貢献してくれるはず。広島はリーグ戦3試合連続で無失点勝利中だが、松本や大森、杉本ら前線の選手たちを筆頭に選手たちが連動し、アグレッシブに攻め込んでいくことで、相手の守備を崩し切りゴールネットを揺らしたい。
キックオフはこの後16:00。ヤマハスタジアム周辺は曇り時々雨。気温は少し低く肌寒い。
今日目指すのは、リーグ戦での今季ホームゲーム初勝利。選手たちはヤマハスタジアムに集まったジュビロサポーターと一丸となって戦い抜き、歓喜の瞬間を分かち合うつもりだ。


――ハーフタイムコメント
・カバーリングをしっかりすること
・次の1点を取りに行こう
・必ず0で抑えよう
――試合の総括
まずは雨の中、ファン・サポーターの皆様方にたくさん来ていただき、ヤマハスタジアムでのリーグ戦初勝利を、勝点3を取れなくて本当に申し訳なく思っています。
前半は、我々が持ってきたプランを選手たちが素晴らしく体現してくれたと思います。その中でチャンスもありましたし、得点も取ることができました。選手たちの頑張りというのがとても良かったと思っています。後半、最初の入りが大事だという中で、本当に残念な10分間だったなと僕自身も思っていますし、この10分間というのをどうやって改善していくかというところは、選手たちともう一度話し合いながら、セカンドハーフの入りの戦い方というのをもう一度構築していかなくてはいけないと思っています。それは、色々なことがあると思いますが、我々がしっかりと繋ぎ通すのか、または相手の裏に少しパワーを持って、そういうところで相手を押し込みながらプレッシャーをかけるのか、こういったところをもう一度選手たちと話しながらやっていきたいです。ただ、後半2点取られましたが、その中で最後パワーを持って追い付けたこと、選手たちが躍動感を持ってやってくれたこと、これは素晴らしかったなと思います。今日の勝点1を次に繋げなくてはいけません。この勝点1を良いものにするためには、次のゲームが非常に重要になってきます。次に向けてしっかりと準備をしながら、この1ポイントを、年間を通して最後我々が笑えるような1にするために、次のゲームも頑張っていきたいと思います。
――上原選手と松本選手の起用について、これは広島対策と、新しい組み合わせによる化学反応を期待しての起用だったのでしょうか?
おっしゃったように、広島対策も一つありましたし、新しい反応というものもありました。ただ彼らは、トレーニングもそうですしルヴァンカップもそうですし、結果を残してきています。そういうところが、チームにとっても必要だと。単なる広島対策というだけでなく、彼らが今シーズン始動してから数ヶ月の中で勝ち取ったポジションだと僕は思っています。なので、その対策だけとか新しい反応というだけでなく、彼らが自信を持ってこのプレーをしてくれたこと、これに対して僕は凄く嬉しく思いますし、これからどんどんそういうプレーをもっと見せて欲しいなと期待しています。
――リーグ戦の約4分の1が終わりましたが、現状の成績への評価について
評価は、自分自身は全然だと思っています。もっともっとできるチームだと思っています。たらればを言えば色々なことがあると思うので、この場で言う必要はないと思うのですが、色々な試合の中で勝点を落としている部分はあります。それは本当に、負けた試合でしたり落としている部分は私の責任です。チームとしてできなかったことは、僕自身がしっかり反省していかなくてはいけないと思います。4分の1が終わりましたが、残りの4分の3をこの勝点数ではなく、倍にしていかなくてはいけないと思いますし、まず最低限目標である残留プラス、その上に行く、そして我々はその上で戦うためにも、やはりこういう失点が多いゲームをしてしまうと難しくなってくると思います。そういう意味でも、この4分の1の戦いの中で失点数が多かったなと。これは改善しないと難しくなってくると思うので、また選手たちと一緒にやっていきたいです。
――前半素晴らしい戦いだったと思いますが、後半序盤のところでリズムを掴めなかった要因について
まず、自分たちは前半のプランを持ってしっかり入っていました。その中で、後半に入って相手がどういうふうに変えてくるかというところを見て、予測をしながらも5分、10分と見ながらやることが必要なのですが、あの時点で1分経たないところで失点をしてしまったというのは、何が原因だったのかというものを見つけづらいところが正直言ってありました。その後2失点目でやられたところは、我々が確信したところだと思います。ただ、私が選手を変えながら修正を行う手前で失点をしてしまったことが、申し訳なく残念に思いますし、それが私の今の力だと、改善するべきところだなと思います。失点してしまったあとはある程度できていましたけど、我々も追いつかなくてはいけないというところで少しオーガナイズが変わって、裏を取られて危ない場面もありましたが何とか追い付くことができて良かったかなと思います。
――前半できたことをチームとしてさらにブラッシュアップしていくことが、今後重要なのでしょうか?
前半にできたこと、ここは積み上げてきたものが少しずつできてきた部分です。それをもっともっとゲームの中で90分間できなくてはいけません。もしかしたら、昨年はできていたことが今年はできなかった、ということもあるかもしれません。だからこそ、さらにプレースピードやクオリティを上げていかなくてはいけないというところは、選手たちも分かっていると思いますので、その中で今日できたことは自信になると思います。その一方で、できなかったこと、課題になったことは抽出しながら一つひとつ潰していかなくてはいけません。すぐに良くなって、すぐにチャンピオンチームになれるようなリーグではないと思います。ですので、一つひとつ潰しながら、地に足つけてやっていかなくてはいけないなと思います。
――J1初ゴールとなりましたが、ゴールシーンを振り返ってください
吉長選手が深い位置までえぐってくれて、クロスが上がったところのこぼれ球にうまく詰めることができて、チームにとっての同点ゴールを決めることができました。
――これまで途中出場が多かったですが、どんな気持ちで今日の試合に臨みましたか?
他の試合と一緒でチャンスが訪れたら常に全力を尽くすこと、ベストを尽くすことを心がけていました。勝利は得られなかったですけど、引き続きハードワークして自分の全てを出していきたいと思っています。
――前回のルヴァンカップ福岡戦でのアシストも含めて、調子が上向いてるように感じます
監督がチャンスをくれたことによって、前回の試合に続き自信を持ってプレーをすることができています。日本のサッカーに適応するのは簡単なことではないですが、少しずつそれもできているのではないかと思っています。
――同じく途中出場した吉長選手からの素晴らしいクロスでした
真優が活躍してくれたことも凄く嬉しく思っています。ああいう風に自信を持ってプレーして、良いボールを上げてくれました。これからも、自信を持ってプレーすれば同じような素晴らしいプレーがお互いできると思います。
――出場直後に裏に抜け出したシーンがありましたが、狙っていたのでしょうか?
そうですね。試合に入る前から相手のディフェンスがどのようにプレーしているかを分析していました。相手が裏に抜けるボールに少し弱いと感じたので、チームメイトの協力もあってそこを上手く突くことができました。
――ここまでリーグ戦では先発出場の機会はありませんが、今日の得点を今後にどのように繋げていきたいですか?
自分自身は落ち着いています。チームメイトの(杉本)健勇もまだゴールは無いのですが、健勇にチャンスがあるときはしっかりと健勇を励まして、健勇が自信を持ってプレーできるように自分も協力したいですし、自分にチャンスが訪れたら全力を尽くすだけです。
――ご自身の得点によって勝点1を掴めたことについてはどのように感じていますか?
チーム全員が勝利だけを考えてプレーしていました。常にポジティブにプレーして、同点ゴールを決めることができました。勝利を得られなかったことに悔しさはありますが、チームにとって大きなターニングポイントになり得る試合だったと思います。
――試合全体を振り返った感触は?
前半と後半で極端に違う展開になったかなと思います。前半は相手のプレスを上手くかわして、裏に何度も抜け出すような場面もありましたし、実際リードして終わることができたので、前半は非常に良かったかなと思います。ただ後半の立ち上がりは不用意な失点だったと思います。追加点も奪われたので、後半は良いリズムで試合ができませんでした。最後に追い付けたのは良かったと思いますけど、できれば後半も先に点を取って試合を2-0にして、有利に進めたかったかなと思うので、反省点が多い試合だったと思います。
――後半の序盤は広島もギアを上げてきたような印象ですが、ピッチ内でどのように感じていましたか?
どちらにしても広島が出てくるのはある程度想定できましたし、何でもない横パス、横パス、バックパスで相手にボールが渡ってしまったので、そこは自分たちのミスだったと思います。はっきりプレーするときははっきりプレーしなければいけないですし、それで相手の勢いも増してしまったと思います。自分たちも多少なりとも受け身になったと思うので、後半の入りが全てかなと思います。
――今日は上原選手とボランチを組みましたが、意識したことは?
(山本)康裕とやるときと特に変わりなくやりましたし、お互いバランスだったり距離感だったり、その辺は注意しながらやっていました。二人の関係性だけで言えば特に大きな問題はなくやれたかなと思います。ただ、後半の苦しい時間帯にもう少しゲームを作れるようにというのは二人で話していたので、その辺は時間と共にもっと良いゲームプランというか、ゲームの進め方というのはお互い協力し合いながらやっていければと思います。
――J1通算650試合出場を達成しました
数字がどうこうというのは思っていないですが、これだけ長い期間プロとしてやれて、なおかつこれだけの試合に出られることは非常に嬉しく思います。周りの方のサポートのおかげだと思うので感謝しつつ、まだまだ良いパフォーマンスを出して試合に絡んでいければ良いかなと思います。
――なかなか勝てずに厳しい試合が続いていますが、チームをどのように引き上げていきたいですか?
ガンバ戦にしてもフロンターレ戦にしても今日の試合にしても、勝点3を取れるようなゲームにしないといけないと思いますし、引き分けで満足しているスタッフ、選手は誰もいません。ただ、引き分けが続いたりリーグ戦での2勝目が無い状況です。その中で勝点を拾っていくことも非常に大事なことですし、もう少し自分たちがパフォーマンス良く相手が嫌がることができれば勝点3に繋がっていくんじゃないかと思うので、ここで焦らずにしっかりと自分たちがやるべきことを全員が確認し合いながらやっていけば、必ずもっともっと良いチームになるとは思います。ルヴァンカップも挟みますが、さらに良いチームになっていけるように練習中からお互い良いコミュニケーションを取ってやっていければ良いかなと思っています。
――ハーフタイムコメント
・丁寧にスピーディーにパスをつなぐこと
・積極的に背後を狙うこと
・もっと戦うぞ!
――試合の総括
今の率直な感想は、勝てなかったことに対して非常に残念な気持ちです。特に後半は素晴らしいサッカーを展開したと思っています。速い展開からサッカーができましたが、その中で3-1、4-1というふうに試合を進めることができたであろうことができなかった、ということが残念です。ただ、私たちのチームが94分走り続けたことに対しては、誇りに思っています。