2022年 試合速報
明治安田J1 第4節 vs. ガンバ大阪
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大森 晃太郎
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山本 悠樹
福田 湧矢
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大森 晃太郎
山田 大記
大津 祐樹
小川 大貴
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石毛 秀樹
山見 大登
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倉田 秋
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伊藤 槙人
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髙尾 瑠
レアンドロ ペレイラ
齊藤 未月
奥野 耕平
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山本 康裕
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遠藤 保仁
上原 力也
杉本 健勇
ジャーメイン 良
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小野瀬 康介
柳澤 亘
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レアンドロ ペレイラ
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松本 昌也
金子 翔太
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハ | 3/12(土) | 14:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝 | 安間 和仁 | 御厨 貴文 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 野村 修 | 村井 良輔 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
21.8度 | 20% | 日比野 真 | 榑松 恒成 |
5 | シュート | 7 |
5 | ゴールキック | 5 |
1 | コーナーキック | 7 |
12 | 直接FK | 9 |
3 | 間接FK | 3 |
3 | オフサイド | 3 |
0 | PK | 0 |
前節のアウェイ・京都サンガF.C.戦は、ジュビロが主導権を握りながらゲームを優位に進めた。磨いてきたパスワークで相手のハイプレスを剥がしてチャンスを生み出していき、大津祐樹のスーパーミドルシュートで前半のうちに先制点を奪取。退場者が出て一人少ない相手に対し、後半は鈴木雄斗が2得点、途中出場した山田大記のスルーパスから同じく途中からピッチに入ったジャーメイン良がゴールを決めて4-1で快勝を収めた。今日はヤマハスタジアムにガンバ大阪を迎えて、リーグ戦連勝を目指す。
スターティングイレブンは、GKに三浦龍輝、最終ラインは大井健太郎、伊藤槙人、前節J1リーグデビューを果たした森岡陸が務め、両ワイドに松本昌也と鈴木雄斗、ボランチは山本康裕と遠藤保仁、2列目は大森晃太郎と大津祐樹、1トップに杉本健勇という並びが予想される。
注目はやはり、ジュビロ加入後初めて古巣との対戦に臨む遠藤だ。プロ25年目のシーズンを過ごしている今年も開幕からスタメンに名を連ね、前節も遠藤の相手の背後を狙ったパスからジュビロの2点目が生まれるなど、チームの攻撃を牽引している。伊藤彰監督は「技術や戦術眼はもちろんのこと、我々が思っていることをすぐに理解しプレーに反映してくれる。そしてそのスピードが抜群に速い」と言い、「これがやはり彼の凄さだと、素晴らしい能力だと感じています」と称賛の言葉を述べた。遠藤も「どういう時間帯でどういうプレーが必要かということは、チームで意思統一できているので、そこは大きく前進したところだと思う」と手応えを口にしており、「その中でも毎試合失点してしまっているので、0に抑えたいですし、攻撃ももっと流れの中から完全に崩し切ったり、色々なチャンスを作ってゴールに結び付けられるようにしたい」とさらなる成長への課題を挙げた。
対するG大阪は、ここまでリーグ戦3試合を終えてジュビロと同じく1勝1分1敗。今季就任した片野坂知宏監督のもと、積極的にボールを握る攻撃的なスタイルの再構築に取り組んできており、前節は川崎フロンターレに引き分けたものの昨年のJリーグ覇者から2度リードを奪うなど、粘り強い戦いを見せた。攻撃の中心を担っていた宇佐美貴史が前節負傷し、長期離脱を余儀なくされてしまったが、パトリックや倉田秋、小野瀬康介ら攻撃陣のタレントは豊富。ジュビロとしては十分警戒しながら、相手に主導権を渡すことなく自分たちのサッカーをサポーターの前で披露したい。
キックオフはこの後14:00。天候は晴れ。気温も高く、春の陽気だ。
ヤマハスタジアムでのリーグ戦は今季初。ジュビロサポーターの力強い応援を力に変えて、選手たちはホームで勝利を手にする覚悟だ。


――ハーフタイムコメント
・FWに入った後のセカンドボール
・裏へのランニングを増やそう
・0-0の気持ちでいこう
――試合の総括
まずはホームに1万人以上のファン、サポーターの皆様が来てくださりました。選手を後押ししていただき本当にありがとうございます。結果的に最後追い付かれてしまい、勝点3を手にすることはできませんでしたが、次また一緒に戦って、皆さんと喜び合える日をなるべく多く作りたいと思っていますので、よろしくお願いします。
今日のゲームの中で、我々がしっかりボールを握りながらというのがあったのですが、前半良い形で先に点が取れたこと、そこから勇気を持って我々としてはもう少し攻撃に行きたかった、2点目を取りたかったというところがあったのですが、それをちょっと受けて立ってしまったというのがこれから反省していかないといけないところかなと思います。ハーフタイムで自分たちがボールを握りながら攻撃をしていきたいというところもあったのですが、ボールを奪った後、自分たちが繋いでしっかりと攻撃に持っていけるところ、そこがやはり潰されていたと。あとはちょっとしたミスが増えてきたというところです。そのあたりが、少し消極的というか、引いてしまった要因なのかなと思います。もう少しラインを高く上げながら、もっとボールを持った瞬間に我々の良い立ち位置をしっかり取らないといけないなと。やはり最後、何回かのチャンスの中で決め切られてしまったところもあると思いますので、そこはしっかりもう一度自分たちがボールを握る力というのをしっかりやっていきたいなと思います。勝点2を失って本当に残念ですが、でも負けないでしっかり来れていること、それは良かったと思うので、選手たちと一緒にまた顔を上げて、ルヴァン、リーグ戦に向けて調整していきたいなと思います。
――相手が切り替えのところでギアが上がってからは、そこで囲い込まれる場面があったと思います。さらに良くしていくために必要なことは何でしょうか?
跳ね返した後に自分たちが1本目、2本目のポジショニングを取るときに、そういうところにアラート感と言いますか、ゆったりしないで自分たちがゾーン2、ゾーン3に押し込むまではアラートな状況を作りながらいかないといけないというところが一つです。あとは、同サイド、同サイドでというちょっとした癖が出てきましたので、そこで一つ相手のプレッシャーになる背中を取りに行く、ボランチの背中に一回入れてからチェンジサイドというようなことがこの先必要になってくるのかなと思います。そこにボールが入れば、ある程度我々がイニシアチブを取れるゲームになるかなと。それが前半の途中から少し相手の前のプレッシャーに対して外せなかったことが、今回最後に取られてしまったことに繋がったのかなと思います。
――ボールの奪いどころなどが整理されてきて、連動した守備からサイドでボールを奪うシーンも多く見受けられます。日々の練習の成果は感じていますか?
そうですね。キャンプから取り組んできて自分たちがやろうとしていること、例えば出ていくタイミングでしたり、強度だったりとか、そういうものが少しずつゲームを経て選手たちが理解をし始めて連動的になってきたというのは凄く良いのかなと感じています。今日もそうでしたが、サイドでボールを奪ったあと、自分たちの展開をしなければいけないのですが、そこで奪い返されたというところが、最後にボディブローのように効いて失点してしまったかなと思っているので、そこをしっかり回避できるようにしていきたいです。
――今日先制ゴールを決めた大森選手の評価を
前節、前々節と本当に良い起点になってくれていましたし、チームにアクションを起こしてくれていたので、結果としてここで点が取れたことは良かったと思います。それにガンバ戦で点が取れたこと、彼は持っているなと思いますし、そういう意味ではここにかける気持ちもきっとあったと思いますし、凄く良かったなと。毎試合毎試合、自分の力を発揮してくれているので、ここから先もっともっと活躍できるように、チームとしてまた取り組んでいきたいですし、彼にはそこを要求していきたいなと思います。
――後半途中に、小川選手と山田選手を投入し5バックのような形になったと思います。守り切ろうというイメージだったのか、その辺りの意図を教えてください
まず一つは、うちは5枚並んでずっと守備をしています。その中でプレッシャーをかけて3枚になるときもありますし、そこは大前提です。その中で、相手の右サイドの小野瀬選手が今回起点となって前半からきていたので、我々の左サイドの守備をしっかり構築しなければいけないというところがありました。そこで(小川)大貴を入れたというのが一つです。これは守り切ろうというわけではなく、守備から入ってしっかりと我々がボールを奪った後に攻撃に出るためのオーガナイズと選手交代だと思っています。相手に押し込まれる場面、劣勢になっていた場面もありますが、守り切ろうとはしていない状況でした。途中、カウンターなどから点を取りに行く姿勢、ボールを握る姿勢というのはしっかり出ていたと思います。ただその回数がやはり少なかったなと。そこで我々がボールを奪われて、何回か連続して攻撃をされたということは今日最後に勝点1になってしまったところかなと思っています。
――今季初ゴールがリーグ戦4試合目に決まりました
普段通り試合に入れたこと、こういう強いチームから点を取れたことは非常に嬉しいと思います。
――ゴールシーンの振り返りと、監督から要求されていることについて
ゴールシーンは、(鈴木)雄斗から良い形でボールが来たので、あとは前の守備陣があまりプレッシャーに来ていなかったので、コースも見えていましたし流し込むだけでした。監督からは試合前に毎回点のところは意識してくれということと、期待していると言われています。でも、それ以外のプレーのところであったり、ゴールまでの流れで自分が入って行っているというところを評価してくれているのは、凄く大きいかなと思います。
――これで10年連続ゴールになりました
そうですね。もっと欲を出していけたら良いかなと思いますが、試合に勝つことが一番なので、勝つためにこれからもハードワークしていきたいなと思います。
――DFとして今日の試合を振り返って
パトリック選手や、レアンドロ・ペレイラ選手など、強いFWがいるというのは知っていたので、その選手をどう抑えるかというところにフォーカスして練習してきました。88分までは止めることができていたとは思うのですが、最後の最後にああいう形でやられてしまったので、そこを上手く次節までに改善していきたいと思います。
――2試合連続でスタメン出場し、前節も今節も強靭な外国籍FWとマッチアップしています。感じたことや得たものは?
ウタカ選手には前回僕のところでやられてしまったと思っていて、みんなからは陸なら止められると思ったよというようなことを言われました。その期待を裏切りたくないですし、自分の強みは対人プレーだと思っています。J1で外国籍FWの選手が多くいる中で、僕が個の力でそうした選手たちを止められるようになったら、チームとしてもっと良くなると思うので、自分がもっと個で止められるようになっていきたいなと思います。
――先制ゴールが決まってから守備の時間が続いたと思います。ピッチではどう感じていましたか?
早い時間帯に点を取ることができたので、その後の全体の雰囲気としては我慢してこの1点守り切ろうという感じではやっていたのですが、試合後に監督も言っていたように、あそこで2点目を取れるようなチームにならないとこの先は無いなと。目標が残留ではなくてもっともっと上に行きたいと思ったら、自分も今日はビルドアップなどで攻撃に貢献できなかったので、もうちょっと貢献して、ああいうところで2点目、3点目を取りに行って、なおかつ後ろはリスク管理をしっかりして0点で抑えることができるようになっていきたいと思っています。
――ハーフタイムコメント
・攻守の切り替えをもっとはっきり、アグレッシブに
・中途半端にならないように、やり切ろう
・後半、もっと勝ちたい気持ちを出してひっくり返そう、絶対にできる
――試合の総括
調子の良いジュビロさん相手に、アウェイでなんとか勝利をと思い準備して臨みました。結果は、形はどうであれなんとか1点取って1-1の勝点1。もちろん負けなかったことは良かったと思いますが、内容的には我々はやっぱり勝利が欲しかったですし、勝点3を取りたかったゲームだったなと思います。前半早い時間に失点してしまい、バランスやミスがあって苦しいスタートになりました。試合の入りも選手にも伝えていましたし、選手も凄く気持ちを入れて試合に向けて出て行ったのですが、なかなかトップギアにいかず、ハーフタイムで切り替えのところと、今自分たちがチャレンジしているところ、このパワーを後半45分出してやらないと、このゲームをひっくり返すことはできない、とにかく思い切って止まらずに得点を取りに、そして守備でも合わせていこうという形で送り出しました。同点に追い付くことはできましたが、今後は前半からしっかりと我々がやりたいサッカーを表現できるようにしていきたいですし、選手全員が良い準備をしてパワーを出せるようにして欲しいなと思います。今日もアウェイでしたが、ヤマハスタジアムにガンバサポーターがたくさん来てくださり、最後まで応援していただいたことがなんとか勝点1に繋がった部分もあると思うので、遠いところまで今日も来ていただき感謝しています。なんとか今度はホームで勝点3をプレゼントできるように全員で良い準備をしてチャレンジしたいと思います。