2022年 試合速報
明治安田J1 第3節 vs. 京都サンガF.C.
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大津 祐樹
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上福元 直人
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豊川 雄太
若原 智哉
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松田 天馬
荒木 大吾
金子 大毅
川﨑 颯太
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ピーター ウタカ
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鈴木 雄斗
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大津 祐樹
小川 大貴
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ピーター ウタカ
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鈴木 雄斗
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大森 晃太郎
上原 力也
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メンデス
麻田 将吾
荻原 拓也
宮吉 拓実
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杉本 健勇
ジャーメイン 良
遠藤 保仁
山田 大記
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ジャーメイン 良
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
サンガS | 3/5(土) | 14:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝 | 加藤 光雄 | 井上 知大 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
曇りのち雨 | 90分 | 武部 陽介 | 桜井 大介 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
15.8度 | 39% | 坂本 晋悟 | 瀬古 涼太 |
9 | シュート | 17 |
6 | ゴールキック | 5 |
2 | コーナーキック | 3 |
8 | 直接FK | 10 |
4 | 間接FK | 1 |
4 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
J1リーグ第3節は、アウェイで京都サンガF.C.戦に臨む。今日、ジュビロが目指すは勝利のみ。昨年共にJ1昇格を競い合ったライバルチームとの戦いを制し、磐田に勝点3を持ち帰る覚悟だ。
水曜日に行われたルヴァンカップ湘南ベルマーレ戦は、0-1で敗れたものの、ピッチに立った選手たちは積極的なプレーを随所で発揮。後半途中から出場した藤原健介と古川陽介の高卒ルーキー2人も、持ち味を存分に示して躍動した。長く険しいJ1リーグを戦い抜くためにも、こうした若手選手たちの活躍は必須。また、ルヴァンで活躍した選手たちがリーグ戦へと絡んでいくことで、チームの総力はさらに高まっていくはずだ。
スターティングイレブンは、GKに三浦龍輝。最終ラインは、大井健太郎と伊藤槙人、出場停止の山本義道に代わって森岡陸が入る。両ワイドは、松本昌也と前節の清水エスパルス戦でスーパーゴールを決めた鈴木雄斗が務める。ボランチには遠藤保仁と山本康裕が入り、2列目は大森晃太郎と今季リーグ戦初スタメンの大津祐樹が、1トップは杉本健勇が務める布陣が予想される。
また、ベンチには別メニューでの調整が続いていた山田大記と上原力也が入り、ルヴァンカップで先発した袴田裕太郎もジュビロ加入後初のリーグ戦ベンチ入りとなった。
対する京都は、12年ぶりのJ1リーグを戦っており、初戦の浦和レッズ戦に勝利。前節はセレッソ大阪と引き分けたが、開幕から負け無しで現在5位につけている。ジュビロとしては、浦和戦でもゴールを決めたピーター・ウタカに最後まで仕事をさせたくない。伊藤監督は「ディフェンスのラインコントロールがより重要になってくる。相手は2列目の飛び出しが速いので、その対応をしっかりとしていきたい」とポイントを挙げる。
キックオフはこの後14:00。サンガスタジアムby KYOCERA周辺の天候は晴れ。
昨シーズン、ジュビロは京都に対し2戦2勝。アウェイマッチでは打ち合いを制し、ホームゲームでは山田のゴールを守り切り完封で勝利を掴み取った。今日は共にJ1の舞台に戻り最初の対戦となるが、選手たちは自信をさらに深めていくことができるような“ジュビロらしいサッカー”を見せて、会心の勝利を手にしてくれるはずだ。


――ハーフタイムコメント
・最初の15分点を取られないように
・セカンドボールひろいにいこう
・相手のセットプレーをなるべく無くす
――試合の総括
まずは京都まで来ていただいたサポーターの皆さんの前で勝利を手にすることができて、そしてみんなと喜び合えたことを凄く嬉しく思っております。本当にありがとうございます。前半の相手に退場者が出ましたけど、それまでの自分たちの守備とアタックのところ、これをしっかりバランスを取りながらやってくれたと思いますし、ちょっとウタカ選手のところに入る場面のところでプレスバックなどが遅くなった場面もありますが、でもゲームの内容としては前半からしっかりとゲームコントロールできたことは凄く良かったと思います。(大津)祐樹の1点目が決まったことで、選手たちが凄く肩の荷が降りたというか、緊張感を保ちながら次のセカンドハーフに入って行けたことが凄く良かったのかなと。後半に入るときに1人少ない中でも、我々が最初に点を取ること、そして0点に抑えようという話をしていた中で、2点目を取った後の失点シーンは我々のミスからやられたこともあるので、その修正はしっかりやっていきたいと思います。特に自分たちはイニシアチブをとってゲームをコントロールしながらやりたい、やるチームなので、リスクマネジメントとカウンター対応はしっかりやらないといけません。今日もカウンターでやられているので、しっかりともう一回映像を見たり話しながら選手たちと改善していきたいと思います。やはり4点取れたことについては、今後のリーグに響いてくると思うので、いっぱい点を取って勝てたことは凄く良かったので次に繋がると思っています。また次も良いゲームができるように、チーム一つになって戦いたいなと思います。
――今日は大津選手がスタメンでしたが、この試合で求めた役割と評価をお願いします
まず一つは、相手が4−3−3のアンカーを置くチームでしたし、湘南も3−4−3、3−5−2のアンカーを作るチームでした。そのアンカー脇のポジションをどう攻略するか。そこが今回、祐樹と(大森)晃太郎に与えた役割です。2人とも凄くそこをしっかりやってくれたことは非常に良かったです。昨年から3−4−3でシャドーの選手が1トップ近くにいる形をやっていますので、そういう意味では我々が可変しながら4枚でやっていた中でも、そこでポジションを取りながらアンカー脇で起点を作ることが上手くいっていたと思います。その役割をしっかりとやりつつ点を取ってくれたこと、これが本当に良かったと思います。
――前線からの守備も上手く機能していたのでは?
まずは相手のセンターバックのメンデス選手が左利きなので、そこを切りながらプレッシャーをかけるということ、これが一つ我々としてはプラスアルファでやってきたことなので、そこは上手く晃太郎が特に今日はスイッチを入れてくれたこと、それから(杉本)健勇がしっかりアンカーをケアしながらプレッシャーをかけてくれたこと、それが全体的に連動しながらできたというのは、前線で守備をしながら我々がショートカウンターでしたりとか、ゲームをコントロールできた要因の一つになってきてると思います。
――シュートへの意識をさらに高めて臨んだと思いますが、今日は非常にアグレッシブだったのでは?
今週やってきたことのFWの動きと、あとはそこのサイドのところのスピードアップが今日凄く見えていたところなので、選手たちは言ったことをすぐに体現してくれたなと。選手たちには非常に感謝していますし、本当に素晴らしいなと思います。
――3試合を終えて勝点4という数字について
まだまだ始まったばかりなので分からないですが、一つ勝点を取れたこと、これは本当に良かったと思います。これが4試合先、5試合先になってしまうと、チームもなかなか上昇気流に乗って行けないところがあるので、このタイミングで勝点3を取れたことは凄く良かったなと思います。
――1ゴール1アシストの大津選手と、2試合連続ゴールの鈴木選手に声をかけるとしたら?
おめでとうございます、という言葉だと思います(笑)。
――チームが一つになって戦って得た勝利だったのでは?
どうしても勝ちたい試合だったので、その中でチームのやりたいことが意思統一できていたんじゃないかなと思っています。
――大津選手はいつもチームが一つになることを心がけたいとおっしゃっていましたが、それを具現化したのでは?
一人ひとりが、チームのためにというような戦い方を見せることができたと思いますし、それがまた大きな自信になったんじゃないかなと思っています。
――先制ゴールのシーンですが、シュートのイメージを教えてください
一回(松本)昌也に預けて、自分がボールを持ったときにはシュートのイメージができていました。タイミングを取ったときに、右の角が空いてるなというのが見えたので、思い切ってやるのと、日々ゴンさん(中山雅史コーチ)の元で僕は毎日シュート練習をしている中で、あのシチュエーションと同じような形もトレーニングしていました。自信を持って日頃からやっていることを出すという感じでした。
――今日がリーグ戦初スタメンとなりましたが、悔しい思いも感じていたのでは?
もちろん監督も新しくなりましたし、自分がプレーヤーとしてどういう選手なのかということを理解してもらう必要があります。ピッチに立ったときに自分の力を証明できないと何も意味が無いというか、自分だけがというのではなくて、チームのために僕は試合に出ていなくても普段からチームのためになることを、みんなが考えていて、チームとして本当に戦えていると思います。ジュビロの雰囲気は今凄く良いので、ピッチに立った選手は結果を必ず出すべきですし、こういう流れを作ることでチームとしてもより成長できるのではないかと思っています。
――やっとサポーターに勝利を届けられましたね
本当に開幕してから勝利できていないというところで、もどかしさをサポーターも感じていたと思います。今日だけは絶対に譲れない試合でしたし、その中でもチームとして勝ち切れたというのは凄く大きいことなのではないかなと思っています。あとは、やっぱり彰さんが監督としてジュビロに来てくれて、凄く一生懸命みんなで取り組んでいる中で、監督に対して僕たちが結果を出せていないということが凄くもどかしい部分でもあったので、監督のためにも今日は勝ちたいなと全選手が思っていました。そういったところが形として、結果として出せたことが良かったんじゃないかなと思っています。
――2点目に繋がるパスも素晴らしかったと思います
タイミングを見て、相手と入れ替われそうだったので、あとは本当に決めてくれというところでした。(鈴木)雄斗ちょっと外しそうでしたけどね(笑)。
――リーグ戦3試合で3ゴールを決めていますが、ゴールへの意識は強いものを持っていますか?
どの試合でもチャンスがあれば中に入っていくこともそうですし、振り抜くというか、チャンスがあればゴールに絡むということは意識しています。
――それぞれのゴールシーンを振り返って
細かくは覚えていないのですが、1点目に関しては僕と大津くんが背後を狙った中で大津君のところにボールが出て、そこでやめずに動き続けたことが点に繋がったと思います。2点目はこぼれ球なんですけど、ああいうシュートは敵に当てがちなので、目の前の敵に当てないようにコースを狙って集中して打ちました。
――シュートには強い自信を持っていますか?
そうですね。幼い頃からずっと得意としてきたので、チャンスがあればどんどん振っていこうと意識しています。
――2点ともゴールに絡んだシーンは内側のポジションからスタートしていましたが、ポジショニングに関して相手とどういう駆け引きをしていましたか?
大津選手がサイドに張ることが多くなるときがあって、大津選手はあそこでボールを受けてのクロスを得意としている選手なので、あのランニング自体は僕も背後を狙いにいっているんですけど、大津選手のところを空けるというような意識でした。
――これで今季早くも3ゴールです。苦戦した福岡戦から、どのようにメンタル面を整えていったのでしょうか?
福岡戦は自分自身にとって納得のいかないできで、同点に追い付けてチームとしてこれからだという雰囲気の中、自分はもっともっとやらなければいけないと強く思っていました。これは昨年から、あるいはもっと前から変わらないことなのですが、うまくいかないときもありますし、そういうときに何がいけなかったんだということにしっかりフォーカスして、トレーニングに打ち込んで、次の試合に臨むという、それに尽きると思うのでそこに関しては研究心を持ってやってこられたかなと思います。
――この試合で勝てたことへの手応えは?
これまで「悪くないけど勝てなかった」というような内容だったかといわれると、僕はそうは思わなかったので、ただキャンプですとか公式戦が始まる前は凄く良い感じできていたので、自分たちはもっとできるというのはみんなの中であったので、それを公式戦で結果に結び付けたいというのは各々感じていたことなので、それがしっかり結果に繋がって良かったと思います。
――今はホッとした気持ちが強いですか?
チームとして(公式戦は)3試合勝てていませんでしたが、自分たちがやっていることは絶対に間違っていないと思っていました。ただ結果が出ないと不安になるのはつきものだと思うので、どうしても今やっているサッカーで結果を出したいと強く思っていたのでホッとしていますね。
――ハーフタイムコメント
・チャンスはつくれている、全然悪くないぞ
・自分たちで火の中に飛び込んでやられるなら仕方ない、ただ座して負けるな!
・カミ(上福元選手)の分までいくぞ!
――試合の総括
今日はJ1の試合が1試合しかないということで、全国的に我々の試合を見る人がおそらく多いという状況でした。磐田さんも力のあるチームだということはわかっていましたし、もちろんピンチもありましたけど我々のリズムで試合が進んでいたときに1点を失ってしまいました。その後キーパーが退場になりましたけど、その時間の前もその後も勝点3を狙いにいったのは間違いありません。ただ、退場したからこういう結果になったというよりも、こういうことが起きたときも自分たちでしっかりメンタルコントロールして整理して臨みたかったのですが、今日90分+アディショナルタイムで色々なドラマがあった中で、J1の一瞬のプレーに対してのこだわり(の不足)とか、逆に2-1にした後にすぐに取られてしまう幼さが出てしまったなと。ただ今日の経験は選手たちを確実に伸ばしてくれると思いますし、自分たちが次に向かうに当たって非常に良い勉強材料になったと思っていますので、下を向かずに前に進んでいきたいですし、今日出た選手にはお疲れ様と言ってあげたいです。