2019年 試合速報
天皇杯2回戦 vs. ホンダロックSC
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中山 仁斗
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田宮 碧人
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藤川 虎太朗
上原 力也
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大南 拓磨
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中山 仁斗
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安藤 翼
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森谷 賢太郎
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森下 俊
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大久保 嘉人
荒木 大吾
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安藤 翼
大山 直哉
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坂本 翔
當瀬 泰祐
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太田 吉彰
エレン
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中山 仁斗
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハ | 7/3(水) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、水含み | 森津 陽太郎 | 佐藤 隆治 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
雨 | 90分 | 木川田 博信 | 竹田 明弘 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
25.0度 | 79% | 竹内 清人 | 野沢 勝利 |
10 | シュート | 6 |
11 | ゴールキック | 5 |
6 | コーナーキック | 4 |
9 | 直接FK | 10 |
1 | 間接FK | 4 |
1 | オフサイド | 4 |
0 | PK | 0 |
鈴木秀人新監督の初陣となる、今日の天皇杯2回戦・ホンダロックSC戦。新たなスタートを切ったジュビロが、どのようなサッカーを見せシーズン後半の戦いへと繋げていくのか、新指揮官の采配に注目だ。
鈴木監督が強調したのは、「厳しさを徹底的に求めていく」ということ。「本当に一戦一戦、目の前の試合で勝点3を取ることしか考えてない」と話し、改めてこの苦しい状況から「這い上がっていく」ための強い覚悟を語った。
スターティングイレブンに名を連ねたのは、GKに今シーズン公式戦初出場となる八田直樹、最終ラインには、大南拓磨、藤田義明、森下俊が入る。また、ボランチは山本康裕と森谷賢太郎、ウイングバックは太田吉彰と石田崚真が務めそうだ。前線には、大久保嘉人と藤川虎太朗、中山仁斗が入り、果敢にゴールを狙いに行く。
キックオフはこのあと19時。ヤマハスタジアム周辺は小雨が降っている。週末のJ1リーグ、鹿島アントラーズ戦に向けてチームの結束力がさらに高まるような試合を披露し、新体制で巻き返しを図っていくための第一歩としたい。


――試合の総括
大事な初戦、相手のカテゴリーはどうあれ良い形で勝って、良い流れを作って勢いに乗りたいと。チームが心機一転、前に進むために、この勝利は非常に大きかったと思います。
――初陣でしたが選手に伝えたことは
(昨日の)会見でも言いましたが、チームのために戦いましょうという話、後はチャレンジャー精神です。リーグ戦では最下位ですし、今日のホンダロックさんは、カテゴリーこそ違いますが、チャレンジャー精神を持って戦わなくてはいけないというところはしっかりと伝えました。
――大久保選手の起用について
点を取るために2トップのところで少し試したかったことが(大久保)嘉人とゴン(中山)を起用した理由の一つで、その中で顔出しや起点となる動き出しはあったのですが、ゴールに向かう数はもっともっと欲しいなというのが正直な気持ちです。
――この勝利をリーグ戦にどう繋げていきたいか
先ほども言ったように心機一転、チームが変わった中で、こういう難しいゲームで負けるのと勝つのでは凄い違いなので、そういった中で、また得点力不足と言われている中で、ゴールを色々な形で取れましたし、そうした意味で良い流れになるのではと思っていますし、この勝利を次の鹿島戦に繋げてしっかり勝って、この試合が良い流れを作ってくれたのだなと言えるように、次の試合も頑張っていきたいと思います。
――今日の試合から鹿島戦に継続していきたいところは
セットプレーでしょうか。なかなかセットプレーで点を取れなかった中で2点取れたので、そういう部分です。
――先制点の場面は素晴らしいクロスからのアシストでした
持ち味があそこなので、しっかり結果が出て良かったです。天皇杯の2回戦は毎回少し苦戦してしまいますが、それでも一つずつ上に上がっていくことが大切ですし、今は勝つことが大事です。それはリーグ戦も同じなので、どれだけ攻められようが相手よりも1点多く決めて勝つことが非常に重要になってくるので、泥臭くてもどんどんチームのために走っていけるようにやっていきたいと思います。その中でやっぱり結果が出ることが一番今の自分には大事だったと思うので、ここからチャンスもあると思いますし、しっかり準備していきたいと思います。
――1点目の場面は中が見えていた?
そうですね。今週の練習ではずっと左をやっていましたし、クロスの練習もしていました。イメージ通り右も左もさほど変わらずスムーズに蹴れていますし、自信を持ってしっかりやった結果だと思います。あれでだいぶ落ち着きましたし、コーナーキックもずっと練習していたので、良いボールが行っていますし、これで自信を持ってさらに蹴れると思うので、とにかく自信を持ってやりたいと思います。
――監督が代わって初戦。どのような準備をしてきましたか?
まずはチームがやるべきことをしっかりやること、チームのためにもう一度やること、相手よりも多く点を取らなければいけないので、戦術もそうですけど、まずはやらなければいけないことをしっかりみんなで話し合って、そこをしっかりやっていければ良いと思いますし、泥臭くても勝つこと、身体を張ってどれだけ相手より走るか、どんな戦い方でも良いと思うので、とにかく勝てるように全力でやっていきたいと思います。
――失点後もチームは前を向いていました
下を向くことなく、しっかりやれたと思います。リーグでも点を取られることはあると思いますが、ああやって下を向かずに前に前に怖がらずにやっていかなくてはいけないなと。もう一度自信を持って、残りの試合を戦っていきたいと思います。
――試合を振り返って
天皇杯はカテゴリーが違うチームと戦うので難しい試合になることもありますが、それでも勝てたことが一番だと思いますし、勝つことが出来て良かったです。
――シュートを決めた場面を振り返って
(山本)康裕がダイレクトで横に出してくれたので、ワンタッチで出してくれることによって時間も出来ましたし、自分の選択肢も増えたので、康裕に感謝したいなと思います。
――得点力不足と言われている中で、今日は5点を奪いました
もちろんカテゴリーが違いますし、手放しには喜べないですけど、それでも色々なパターンで点を取れたことはプラスだと思います。ただ、まだまだ点を取れるチャンスはあったと思いますし、練習でもそういう取り組みを新監督になってやっているので、もっともっと精度を上げてやっていきたいと思います。
――監督からどのような指示を受けてプレーしていましたか?
もちろん監督が変わってまだ2日しか経っていないので、思っていることを全て落とし込むことは出来ていませんが、それ以上にゲーム前、就任される時もそうですけど、覚悟を持って引き受けたということを聞いて、もちろん名波さんを辞任させてしまったという責任感は僕たちにもありますし、その想いも僕たちは背負ってやっていかなければいけないですし、それと同時に鈴木新監督の覚悟も僕たちは背負って一緒になってやっていかなければいけません。そうした想いが、今日のゲームを戦う上ですごくプラスになった面かなと思います。
――守備面でのハードワークも目立ちました
まだまだやらないといけないですし、それ以上に監督が覚悟を持ってやるぞと言ってくれたので、軽いプレーは出来ないですし、ましてや初戦で負けるわけにはいかなかったので、しっかり勝てて良かったなと思います。
――次のリーグ鹿島戦に弾みがつく勝利だったのでは?
僕たちは1試合1試合勝たなければいけないので、順位も最下位ですし、目の前の試合を1試合1試合しっかり戦って、勝点3を取れるように次の鹿島戦に向けて頑張りたいなと思います。
――今後の戦いに向けて手ごたえを得られる勝利だったのでは?
そうですね。まだ2日、3日しかやっていないですが、中から崩そうというイメージもありましたし、結果的に得点はセットプレーとクロスからでしたが、やろうとしていたことはみんな共通認識を持って出来ていたと思います。まず、お互いのサポートが近かったところが良かったなと。
――1点目の場面で太田選手に出したヒールパスについて
中に行こうかなと思ったのですが、ヨシ(太田)が見えたからヒールで出しました。
――準備期間を経て
前につけようという意識はチームとしてあったかなと感じています。もちろん、まだまだもっと入れた方が良いんじゃないかという場面もありましたが、それはまだ3日目なので。それから、ペナルティエリアの近くで行けるかな、という落ち着きもみんなあったと思います。5点目のところで、ペナルティエリアの中で(山本)康裕がゴン(中山)に出したような場面、あれを増やすことが大事です。そうすることで、相手のディフェンスは次どう来るのかと。そういう駆け引きがどんどん出てくるようにしていきたいです。
――監督が非公開練習の中で、とにかく基本的なことをやったと
そうですね。ゴール前の崩しであったり、本当に基本的なところです。ただ、それが本当に大事だと思うので、ここから変わっていけるように頑張っていきたいです。対戦相手がどこであろうと勝癖をつけなければいけません。今日勝ったことは本当に良かったと思いますし、プラスになります。これが自信になって、J1リーグのチームと対戦しても間違いなく出来るはずです。自分もそういうことを練習から伝えていき、みんなで共有してやっていきたいです。
――鈴木新監督になって初めての試合で5対2という勝利を手にしました
今日は絶対に勝たないといけない試合でしたし、試合前もそういう覚悟を持って残りの試合をやっていこうと話をしていたので、結果が出て良かったです。
――自身もハットトリックの活躍でした。得点シーンを振り返って
2点はヘディングで、最後はキーパーと1対1で決めることが出来たのですが、もっと早い時間帯に点を取っておけば、もっと楽な展開になっていたと思います。
――得点力不足と言われている中で、今日は5点を取りました。今後に繋がる得点だったのでは?
カテゴリーは関係なく、とにかく勝ったというのは次に勢いがつくと思うので、そこは良かったと思います。
――鈴木監督からどのような言葉をかけられましたか?
新監督になって、監督も自分の身を削る思いで、覚悟を持って残りのシーズン戦うと話していたので、僕らもそれに付いていかないといけないですし、強い覚悟を持ってこれからのシーズンを戦っていかなければと、みんなが思っています。
――すぐにリーグ戦がありますが、鹿島戦、そして、その先のリーグ戦に向けた意気込みを
土曜日にアウェイで鹿島戦があります。新体制になって、結果を求められると思うのですが、恥じないようなプレーをしなければいけないと思うので、気持ちをしっかり入れてやっていきたいと思います。
――改めてハットトリックを決めて
そこはそんなに気にはしていないですが、天皇杯は早い時間帯に点が取れないと苦しい試合になるのはよくあることだと思っています。とにかく勝てたことが全てなので、そこは良かったです。
――常に先手を取るという試合展開でしたが、監督からの指示は?
立ち上がりはシンプルにして、先制点を取ったら優位に試合を運べるということはみんな分かっていましたし、失点の仕方が少し悪くて二度追いつかれましたが、最終的には勝ったので、そこが全てなのかなと思います。
――セットプレーから得点が生まれたことについて
セットプレーで決めることが出来たことは、自分にとってもチームに取っても、2本決めたことはプラスになると思います。
J1チームとの試合ということで、チャレンジャー精神を持ってやりましたが、悔しい結果になってしまいました。ですが、自分たちも仕事をしながらサッカーをやらせてもらっているという感謝の気持ちを持ちながら、中2日という厳しい試合コンディションでしたが、選手たちは90分間ハードワークしてくれたと思います。