2019年 試合速報
明治安田J1 第32節 vs. 北海道コンサドーレ札幌
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アダイウトン
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白井 康介
ルーカス フェルナンデス
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大井 健太郎
大南 拓磨
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アンデルソン ロペス
ジェイ
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藤川 虎太朗
荒木 大吾
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白井 康介
中野 嘉大
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ルキアン
川又 堅碁
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深井 一希
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松本 昌也
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藤川 虎太朗
荒木 大吾
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
札幌ド | 11/23(土) | 14:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 榎原 徹夫 | 飯田 淳平 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
屋内 | 90分 | 聳城 巧 | 清野 裕介 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
24.0度 | 41% | 上村 篤史 | 豊田 浩平 |
12 | シュート | 8 |
6 | ゴールキック | 9 |
8 | コーナーキック | 2 |
8 | 直接FK | 10 |
2 | 間接FK | 0 |
2 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 1 |
リーグ戦はいよいよ残り3試合。負けたらJ2降格という厳しい状況に立たされているジュビロ。今日の試合はまさに“背水の陣”で臨む一戦だ。
スターティングイレブンは、GKに八田直樹。最終ラインは小川大貴、大井健太郎、藤田義明、宮崎智彦。中盤は上原力也、山本康裕、松本昌也、藤川虎太朗。前線はルキアンとアダイウトンが務める。また、頼れるストライカー川又堅碁が怪我からの復活を果たし、ベンチ入りしている。
前節は敗れこそしたが、優勝争いを演じているFC東京相手に互角以上の戦いを見せた。堅守を誇る守備陣を崩して決定機を何度も創出し、フベロ監督のサッカーがチームに浸透していることを印象付けた。だが、今日の試合で求められるのは内容ではなく勝点3のみ。背水の陣で臨む一戦だからこそ、立ち上がりからゴールを目指して勇敢に戦いたい。
キックオフは14時。天候は晴れ。磐田から1,000km以上離れた札幌ドームには、ジュビロの勝利を信じるサポーターが続々と集まっている。チームがこれまで築き上げてきた伝統と誇りを守るため、今日は絶対に勝点3を掴み取り、J1残留に向けて希望を繋げていきたい。


――試合総括
今日は非常に良い入りが出来たと思います。先制点を決めましたし、前半は我々の思い描いたようなプレーが出来たと思います。後半に入って、相手が同点、逆転するために攻撃的な選手を次々に投入してきて、我々は受けて立たなければいけませんでしたが、引き続き選手は集中してディフェンスをやってくれたと思います。残念ながらCKで同点になってしまいましたが、我々はアディショナルタイムのラストプレーでPKを獲得して、勝ちに結び付けることが出来ました。
――非常に大きな意味を持つ勝利だったと思います
とにかく勝つしかないという状況で始まり、最後まで戦って3ポイントを得ることが出来ました。湘南と4ポイント差まで追い付いてきましたが、それでもまだ我々が下の順位にいます。残り2試合、我々は6ポイントを目指して戦います。
――大井選手と大南選手の交代について
大井選手はもも裏に違和感があり、自分から出場出来ないと訴えてきたので大南選手を投入しました。大南選手はとても良い選手で、すぐにゲームに入ってくれました。ただこういう試合は後半の頭から入るのは難しいと思います。それでも彼の持っているものを出してくれて、その役割を十分果たしてくれたと思います。
――荒木大吾選手について
あそこで荒木選手を入れたのは藤川選手が疲れていたので、攻撃的な選手を同じポジション入れました。荒木選手は非常に良い入りをしてくれました。いろいろな仕掛けをして相手に脅威を与えていました。最後にPKを獲得するプレーもしてくれたし、自分で蹴るという、度胸がいることをやってのけました。今日は素晴らしいプレーをしてくれました。ただ、荒木選手だけでなく、全ての選手の力で勝ち取った勝利だったと思います。
――今の率直な気持ちを
今は嬉しいですけど、まだ厳しい状況は変わらないですし、まだ2試合残っているのでその試合も勝てるようにまた明日からやってきたいなと思います。
――試合を振り返って
僕よりも(大井)健太郎くんが先に際どいシーンを守ってくれたので、それで勇気付けられたかなと思います。だからこそ自分自身も思い切ってやらなくちゃいけないですし、その気持ちが乗り移って自分自身も良いセーブが出来たかなと思いますし、でも1失点してしまっているので反省しながら戦っていきたいと思います。
――残り試合への意気込みを
みんな負けたくないですし、勝つことだけを考えてやっています。サポーターの皆さんも信じてくれていると思いますし、ここからまた次のグランパス戦に勝利することだけを目指して頑張っていきたいと思います。
――良い流れから先制点が生まれました
試合の序盤こそ少し引いた形にはなっていましたが、徐々に相手を押し込むことが出来ていて、ああいう得点を決められたのは自分にとってもチームにとっても良かったと思います。(藤川)虎太朗がニアにいたことで、上手くファーにポジションを取ることが出来ました。
――残り試合への意気込みを
残留したいという気持ちをみんなが持っていますし、日々のトレーニングからハードワークをしています。練習の質が変わったというか、ハードワークをしないと試合に出られないというところがあるので、そういうところが結果に結び付いていると思います。試合終盤に勝ち越すことが出来たのは、最後まで諦めていない証だと思います。
――PKのシーンについて
俺が蹴るつもりだったけど、(荒木)大吾が蹴りたいって言ったので、「自信を持って、自分が思う方に蹴れ」ってずっと落ち着かせていました。「決めないと」という精神状況で、後が無いって大吾も分かっていたと思うので、その中で落ち着いて決めてくれたので良かったです。危なかったけど(笑)。
――怪我からの復帰戦でした
次はもっと良い練習をして、スタート(先発)から行けるように頑張ります。これからもこういうギリギリの試合が続いていくと思うけど、それを乗り切れないと奇跡は起こせないので。今日は本当に良かったです。
――後半からの出場でした
勝っていましたし、まずは自分の出来ることをシンプルにやろうと心掛けていました。
――自身の攻め上がりから得点が生まれました
追いつかれたときもそんなに落ち込むことは無く、まだ絶対にチャンスはあるなと思っていましたし、下を向かずにやろうと思っていました。自分は後半から出ましたし、周りの選手が疲れている中で、やっぱり攻撃に厚みが無いと得点するのは難しい状況なので、チャンスだと感じたところでは前に行けたら行こうと思っているので、それが今日は得点に結びついて良かったです。
――リーグ戦残り2試合への意気込みを
負けられないですし、やっぱり勝つしかないというところから、結果だけを求めてどんな内容でもいいから勝ってプレーオフに繋げたいなと思います。
――後半途中からの出場でしたが、どんな気持ちでピッチに立ちましたか?
勝っている状況だったので、無駄なことはせずに守備の立ち位置を気を付けていました。ただ失点してしまって、勝たないといけない状況だったので、勝ちにいくために相手より走ろうということを心掛けていました。
――PKのシーンを振り返って
(大南)拓磨が上がってきていて、良い流れでカウンターに持ち込めたので、あとは(松本)昌也から絶対にパスが出てくると思って信じて走りました。みんなで掴み取った1点だったと思います。今シーズン結果が出せずに、惜しいシーンを外してきたりとか、チームに迷惑を掛けていて、この順位にいることも自分の責任だと感じているので、本当に自分が獲ったので、絶対に自分が決めようと思っていました。入って良かったです。
――リーグ戦J1初ゴールとなりました
本当に遅すぎると思うんですけど、PKだろうが相手に当たって入ろうが1点は1点なので、自信を持ってこれからもやっていきたいと思います。
――残りの試合への意気込みを
今のチームは負ける気がしないと思って戦っているので、残り2試合は決勝戦のつもりで戦いたいと思います。今シーズンヤマハで勝てていないですし、辛い思いをサポーターにさせてきてしまったので、まずは次節にヤマハで勝って、プレーオフに繋げていきたいと思います。
――いまの率直な気持ちを教えて下さい
勝たないといけない状況で、ああいう状況で追い付かれてしまいましたが、みんなが最後まで諦めずにプレーしたことが結果に繋がったと思います。
――後半からキャプテンマークを巻きました
(大井)健太郎がダメだったので、まずは自分がチームを勝たせられるように、あとは(大南)拓磨に声を掛けることだけを意識していました。あの状況でピッチに入るのは難しいですし、プレッシャーにならないように、のびのびとプレーしてもらうことを心掛けていました。
――今日の勝因は?
最後まで信じること。自分もそうだし、チームメイトを信じること。やっぱりジュビロを落としたくないので、そういう気持ちが結果に繋がったと思います。次も負けられない試合だし、ホームで勝てていないので、しっかり勝って次に繋げられるように頑張りたいと思います。どんな状況であれ、諦めるのは誰一人いないし、今日みたいなこともあるので、最後まで信じてやりたいと思います。
――試合総括
対戦相手の磐田は負ければ降格が決まるという中で、モチベーションが高く、強い気持ちで臨んでくることが分かっていましたし、我々にとって難しいゲームになることも分かっていました。負けたという結果は非常に良くないですが、90分を通して試合をコントロール出来ていましたし、自分たちが主導権を握りながら意図的にチャンスを作り出すことは出来ていたと思います。