2019年 試合速報
明治安田J1 第31節 vs. FC東京
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渡辺 剛
岡崎 慎
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藤田 義明
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ディエゴ オリヴェイラ
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藤川 虎太朗
大久保 嘉人
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松本 昌也
荒木 大吾
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山本 康裕
ムサエフ
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三田 啓貴
大森 晃太郎
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ディエゴ オリヴェイラ
田川 亨介
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アダイウトン
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荒木 大吾
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上原 力也
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハ | 11/9(土) | 14:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 小林 進 | 山本 雄大 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 西尾 英朗 | 大川 直也 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
20.6度 | 35% | 間島 宗一 | 花澤 秀登 |
7 | シュート | 6 |
4 | ゴールキック | 10 |
5 | コーナーキック | 3 |
15 | 直接FK | 17 |
1 | 間接FK | 2 |
1 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 1 |
前節の静岡ダービーの勝利で手にした自信と、ジュビロの誇りを胸に、選手たちはまもなくキックオフを迎えるFC東京戦へと臨む。
先週土曜日に行われた清水エスパルスとのアウェイマッチは、藤川虎太朗のリーグ戦初ゴールで先制。一度は追いつかれたが、試合終盤にルキアンのボールキープからアダイウトンのシュートが決まって2対1で勝点3を獲得した。アダイウトンはリーグ戦2戦連発と調子は上向き。「これを継続していくことが大切ですし、まずは何よりチームのために戦いたい」と話すアタッカーが、今日もチームの勝利を呼び込むような活躍を見せてくれるはずだ。
ジュビロのスターティングイレブンは、GKに八田直樹。最終ラインは小川大貴、大井健太郎、藤田義明、宮崎智彦。中盤に山本康裕と上原力也、松本昌也と藤川虎太朗。前線はルキアンとアダイウトンが務める。
「この一週間を本当に大事にしていかなくてはいけない」と気持ちを引き締めていたのは、第27節からゴールマウスを守り、何度もジュビロのピンチを救ってきた八田直樹。その言葉にもあるように、今日のFC東京戦は残留争いから抜け出すためにも、勝利のみが求められる重要な一戦だ。前節は相手が1人少ない中での戦いとなったが、「自分たちが狙っていた形を出して得点を奪うことが出来た」とフベロ監督が振り返ったように、指揮官が志向するサッカーは確実にチームに根付いてきている。FC東京は現在首位の鹿島アントラーズと勝点で並んで2位につける強敵だが、選手たちは臆することなく、勝利のみを目指して戦い抜く覚悟だ。
キックオフはこのあと14時。ヤマハスタジアム周辺の天候は晴れ。試合前から続々とジュビロサポーターが駆けつけている。全員の力を結集させて、残り3試合の戦いへと繋ぐ勝点3を手にしたい。


――試合の総括
とても激しい試合でした。とても堅い試合でしたが、自分たちは前半非常に良い戦いをしました。相手のゴールまで接近するチャンスをいくつか作り出しました。後半、相手にPKを与えてしまった結果、相手に落ち着きを与えてしまいました。我々はその後も相手のゴールに接近するチャンスを多く作り出しましたが、最終的に得点までは生まれなかった。ですが、これからゴールを引き続き取っていくことに繋がる良い結果をそこから得ることが出来ました。私が思うに、内容的には良い試合を今日はすることが出来ました。ただ、全てがポジティブなものかというとそうではありません。
――後半途中にムサエフ選手を投入した意図は?
オフェンス面の選手を投入してゴールに近づくことは増えていました。ベンチにも何人か攻撃的な選手は残っていました。中盤の選手が、試合を通して多く走っていたので、中盤での激しさを増加するためにムサエフ選手を投入しました。
――残りの試合、選手にどんな姿勢で戦って欲しいですか?
今までやってきたことを続けていくように選手たちには求めていきます。3試合残っています。少しでも可能性が残っている以上、引き続き最後まで戦う姿勢は変えないです。今日選手たちが戦ったように、これからも選手には戦う姿勢を求めていきます。その先に良い結果が待っていると思っています。
――試合を振り返って
FC東京は自分たちの様子を見て試合に入ってくる中で、自分たちは勝点3を取りにいかなくてはいけない状況でした。立ち上がりからアグレッシブにいきましたが、こういう結果になってしまい本当に悔しいです。
後半も戦い方は変えること無くいきましたし、怖いシーンもそこまで多くはなかったですが、やはり試合運びの上手さであったり、ここぞという時の勝負強さは相手の方が上回っていたかなと感じています。
自分たちもプレッシャーは相当ありますが、相手も優勝争いをしている中で、そういうものがあったと思います。自分たちは怖いものは無いという想いで挑みましたが、なかなか1点が取れませんでした。ただ、チームとして自分より前の選手たちが本当に頑張って戦ってくれていたので、そこまで大きなピンチは無かったですし、自分が触る機会もあまりありませんでした。相手は強力なFWを擁する中で、(大井)健太郎君や(藤田)ヨシ君が中心となって守ることが出来ていたと思います。
――相手のPKの場面について
色々なことを考えながらやりました。PKが独特なことは分かっていましたし、結果的に相手が自分より一つ上だったのかなと思います。ただ、あの場面はどうにかして防ぎたかったです。あそこで止めるか止めないかで、チームとして上に行けるチャンスだったので、あのPKでチームを救いたかったです。
――GKから見て守備面で良くなっている部分は?
みんなが話してコミュニケーションを取っていますし、相手の特徴が分かっている中でそれを消すことが出来ていたかなと。みんな本当によくやってくれていたので、だからこそ自分が0で抑えたかったなと。その力になれなかったことが悔しいです。
――結果を振り返って
非常に痛い敗戦です。勝利を目指して戦ったのですが、結果が出なかったので非常に残念です。ただ、残り3試合、可能性がある限り前を向いて戦うことが選手の使命ですし、あれだけゴール裏のサポーターから大きな声援を頂いたら、そのサポーターの声に報いる形を見せなければいけないと思いますし、選手はしっかりピッチで最後まで戦いたいと思います。
――相手は優勝を狙うFC東京でしたが、内容面では良い戦いが出来ていたのでは?
自分たちは最下位なので全チームが自分たちより上の順位であって、もちろんFC東京が強いことは分かっていますし、戦い方も分かっていた中で、良いサッカーは出来たと思いますけど、やはり結果が出ないというのは非常に残念です。しっかり反省して次に活かしていきます。
――先制された後、キャプテンとして選手たちにどんな声掛けをしたのでしょうか
今日の失点の仕方でいえばPKということで、そんなに気落ちすることなく選手がやらなければいけないと思いましたし、失点直後の5~10分でもう1回失点してしまって0対2になってしまったら難しくなってしまいます。0対1だったら逆転も可能ということをみんなに伝えて、焦らずにしっかりやろうということ、今まで続けてきたことをもう一度やるということと、もう少しダイナミックな攻めが出来るようにという声を掛けました。
――残り3試合どのように戦っていきますか?
残り3試合ですが、まずは次の札幌戦に向けてしっかりと良い準備をして、そこに100%の力を出せるように、そしてしっかり勝って次に望みを繋げられるような戦いにしたいと思いますし、3試合というよりは本当に1試合1試合、目の前の試合でしっかり勝点3を取る、そのためにはどんなことも厭わない気持ちがある選手が試合に出られると思うので、しっかりと勝って次に繋げられるような試合を見せたいと思います。
――試合を振り返って
決めるところで決めないといけないと痛感しました。前半、相手に回される時間もあったと思うのですが、みんな気負うことなく攻撃の場面でアグレッシブに行くことが出来たのは良かったところです。ただ、ああやってPKを取られてしまったというところは、自分のディフェンスの対応の悪さもありますし、その前のコミュニケーションの部分の反省点もあります。そういうところはやっぱりもっとコミュニケーションを取っていかなければいけないと感じました。
――手応えを感じている部分は?
ビルドアップでも左右にパス交換出来ていますし、前線も動くタイミングというのは掴みやすいので、より良い方向には向かっているかなと感じています。ただ、勝てていないので、結局やっぱり自分たちが弱いと。勝てば内容はどうであれ強いと言われると思うので、そういうチームを目指さなければいけないと感じています。
――残り3試合に向けて
1週間空きますが、そこで強くなれる部分がチームとしても自分自身としてもあると思うので、ここからの毎日を強くするための毎日にしたいですし、次は札幌とのアウェイですが、コンディションを整えて試合に臨みたいと思います。
――試合の総括
タフな試合でしたけど、本当に選手が気持ちを出して頑張ってくれたと思います。たくさんのサポーターもずっと連戦で来て頂いて、本当に感謝しております。そういうサポーターの気持ちに応えられるような結果でホーム戻れるというのは、本当に選手たちを誇りに思います。今日はやっぱり磐田が非常にアグレッシブに前半から入ってきて難しい展開が続きましたけど、そういう中で落ち着いてプレーしてくれたなと思います。後半、もう少しギアを入れてというところで、室屋の飛び出しからPKを得て、ディエゴが冷静に、昨年の磐田戦はPKを外してますのでちょっと嫌な映像もよぎりましたが、しっかりと決めてくれました。何人かアクシデントが出た中でなかなか難しい交代だったのですが、出た選手が本当にしっかりと最後までやってくれたと思いますし、経験のある選手たちを中心に最後まで声を掛けて、しっかりと0で終わって勝ちきれたことは本当に次に繋がると思っています。