2011年 試合速報
2011 ヤマザキナビスコカップ vs.ベガルタ仙台
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 9/28(水) | 19:03 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 臼井 郁夫 | 東城 穣 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 大塚 晴弘 | 八木 あかね |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
21.4度 | 62% | 篠藤 巧 | 花澤 秀登 |
10 | シュート | 6 |
7 | ゴールキック | 6 |
6 | コーナーキック | 5 |
13 | 直接FK | 18 |
3 | 間接FK | 2 |
3 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
2011年ヤマザキナビスコカップ2回戦第2戦が間もなくキックオフされる。
対戦相手は、ベガルタ仙台。
アウェイでの第1戦を0-0の引き分けとし、貴重な勝ち点を奪ったジュビロ磐田。
第2戦はサポーターの声援を味方にできるホームゲーム。ジュビロ優位は動かない。
それでも、今大会は一発勝負のトーナメント戦。第1戦をスコアレスで終えているだけに、失点しての引き分けは許されない。
カップウィナーの貫禄を見せつけ、完全勝利で3回戦にコマを進めたいところだ。
ここ最近の仙台は8月20日の名古屋戦から公式戦7試合で土付かず。
さらに、名古屋グランパス、横浜F・マリノスの強豪相手からも勝点3を奪っている。
この好調の要因はなんと言っても、キーパーの林を中心とした守備陣の奮闘だろう。
メンバーに派手さはないものの、堅実な守備で最近7試合は4失点。1試合の平均失点は「1」以下をキープしている。
攻撃陣も赤嶺真吾が5試合連続ゴール中と絶好調。
今シーズンより新たに加入した柳沢敦も、先日の横浜F・マリノス戦で移籍後初ゴールを奪うなど調子を上げてきた。
この攻撃陣の核となるのが北朝鮮代表の梁勇基だ。
右足から繰り出される変幻自在のボールでアシストを量産。
また、セットプレー時もその右足が威力を発揮し、直接ゴールに叩き込む。
ジュビロとしては梁勇基に好きにプレーさせないこと、エリア付近でのファウルをしないこと。この2点に細心の注意を払いたい。
一方のジュビロ磐田は、9月24日のアルビレックス新潟戦で劇的勝利。アディショナルタイムに荒田智之がゴールをこじ開けた。
怪我で戦線を離脱していたこの男が、完全復活を印象付けた。
また、こちらも怪我で離脱していた金園英学が全体練習に合流し、FW陣が揃いはじめた。
シーズンも終盤に差し掛かり、選手の疲労はピーク。怪我人の復活はチームにとって心強い存在だ。
今日の試合、ジュビロとしては引き分けでは勝ち上がることが出来ない。
ホームの大声援を背に、前半から積極的にゴールを奪いにいきたい。
試合開始は19:00
熱いご声援宜しく御願いいたします。
西紀寛からゴール前にクロス。このボールに前田遼一がニアサイドへ飛び込み倒れこみながらもボールを押し込んだ!! 【1-0】
たまらず相手DFが山崎亮平を倒し、エリア前でジュビロボールのFKに。
駒野友一が直接狙うが、林卓人の正面…
そのこぼれ球を山田大記がシュートするも、相手の壁に阻まれてしまった…
アディショナルタイムは1分。
リスタートを素早く始めると、最後は駒野友一がエリア内でシュートを放つが、相手のブロックに合ってしまう…
仙台、高橋義希がこぼれ球をダイレクトでミドルシュートを放つも、ジュビロDFがブロック!
角度のないところから山本脩斗が左足でダイレクトでシュートをすると、ボールはゴール左隅に突き刺さった!! 【2-0】
仙台、田村直也に代わり武藤雄樹を投入。
アディショナルタイムは4分。
準々決勝進出を決めた!!!
――感想
90分通して選手達は非常に落ち着いてプレーしていましたし、集中力も高く、ゲームを終わるまでそれを続けることができたことが一番よかったと思います。立ち上がりの7分に得点が取れたことがその落ち着きであったり、後半粘り強く集中して守備ができた要因だったと思います。非常にいいゲームをしたので、次に中2日でのJリーグになりますが山形戦に向けてしっかり準備してまた勝点3が取れるようにやっていきたいと思います。
――仙台のロングボールに対する対応は?
やはり古賀を中心に相手のFWあたりを自由にさせなかったことが一つ。それからこぼれたボールを我々が拾ったり、あるいは相手に拾われてもすぐ前向きに守備ができるポジションを他のメンバーが取れていたので、2次攻撃を受けずに落ち着いて守備ができたのではないかと思います。
――どういったゲームプランで試合に入りましたか?
あまり特別なことを言ってしまうと、うちの選手はすごく真面目で聞きすぎてしまうので(苦笑)。ですから普通に、とにかく勝てば次のラウンドに進むことができるし、落ち着いて自信持ってプレーしようということで送り出しました。
――選手起用が結果につながった形となりましたが?
それはたまたまです。(山本)脩斗を入れたのはしっかり守備をしようと。逆サイドからクロスが上がって菅井がゴール前に入ってきていましたし、ジウシーニョがあそこまで引っ張られることはもったいないということで、脩斗であればアップダウンできるので。一つは守備を安定させる、落ち着きを持たせるということで脩斗を入れました。古賀に関してはアウェイ(第1戦)のゲームできっちり仕事をしていたので、第1戦を終えた時点で第2戦も古賀でいこうと決めていました。
――準々決勝へ向けた意気込みは?
お互い代表メンバーが抜けることになると思います。(今季の)リーグ戦では1分1敗という成績ですがゲーム内容では負けているゲームではなかったので、次はぜひ勝って次のステージにいきたいと思います。選手もそう思っていると思います。
いい勝ち方ができてよかったです。(先制点の場面について)ゴールを決めようという気持ちで走り込んでいましたし、西くんがいいボールをくれました。走り込めば必ずいいところに出してくれると思っていました。(カップ戦連覇へ向けて)まだ先は長いので一つずつ頑張りたいです。
――試合を終えて
目標は去年と同じく優勝を目指しているので、ほっとしています。点は入るだろうという感じでプレーしていました。ここ(ヤマハスタジアム)ではいい結果が残せると思ってやっています。個人的にはまだまだコンディションを上げていけると思っていますし、ミスをした後の速さをもっと速くしていきたいです。チームとしては上を目指すためにも勝点3を積み上げていくしかないので、みんながやることをはっきりさせて勝っていけたらと思っています。
――失点を防げた要因は?
(相手に)シュートを遠くから打たせるとかそういったことができたからという部分もありますが、“運”の部分もあったかもしれません。
――先制点の場面について
(前田)遼一を見ていて走り始めたのがわかったので、僕は(クロスを)コースに入れるだけでした。
――準々決勝へ向けて
相手は関係ないと思っていますし、自分達のやろうとすることをできれば勝てる力はあるのでしっかりやりたいと思います。
試合前のミーティングの時から赤嶺選手についての指示は監督からありましたし、90分を通じて意識していました。しっかり守るところは守り、つなげるところはつなぐことができましたし、いい戦い方ができたと思います。上手く流れを感じることができていましたし、危ない場面もありましたが上手く抑えることができました。こちらのカウンターの際には広いスペースがあったと思います。
ぎりぎりのところで踏ん張ることができましたし、90分の中で上手く勝つことができました。先制点が大きかったと思いますし、リードした後も絶対に1点を入れさせないという意識で要所を抑えることができていました。リーグ戦、カップ戦と続きますが勝ち続けていきたいですし、失点を0で抑えていきたいです。
立ち上がりからフィニッシュまで持っていくことができていましたし、ジュビロらしいサッカーができました。守備でも攻撃でも落ち着いてゲームを進めることができていたと思います。(相手のロングボールに対して)センターバックを中心に跳ね返せていましたし、中央のマークもしっかりできていました。その後のセカンドボールもボランチを含めて拾うことができていました。相手にボールを保持される時間帯もありましたが、保持されても“(パスを)回させている”というイメージで上手く守ることができていました。
準々決勝は一発勝負ですが、ジュビロらしいサッカーを思いきりやって上に行けるようにやっていきたいと思っています。
2得点できて素直に嬉しいです。
――途中出場の際に意識したことは?
中盤に入り1-0という状況でしたし、もう1点ほしいという気持ちもありましたし、自分としては点を狙いにいきました。(守備面では)ああいう時間帯で1-1になったら上には行けないので入る時にまずは守備からという意識もありました。
――1試合で2得点をマークしたことは?
ないですね。プロでは初めてです。2点を取れることはなかなかありませんし、嬉しいですね。
――自身1得点のシーンについて
ゴールは見えていたのでゴールを目がけて当てる気持ちでいました。いいコースにいってくれたのでよかったです。
――自身2得点のシーンについて
ジウ(ジウシーニョ)からいいボールが来て、ファーストタッチでいいところに止めることができたので、前に相手選手がいましたが、上手く巻きながら蹴ることができました。
残念な結果になってしまいました。チームは今、リーグの中で好調を維持していて、好調の中でのゲームで自信を持って挑もうと。そしてセカンドレグにあたって、0-0で、点を取っての引き分け以上は我々が次に進めるというところを意識しながら、またリーグ戦の前節同様に立ち上がりに1失点し、後半にカウンターで2失点目を食らったところできつくなったなと。
ゲームの入り方、流れというところでなかなかテンポが今日は上がらず、0-1で少し攻勢になった時に攻撃のところでの思いきりの良さ、早いタイミングでボックスに人がいるときに入れるような仕掛けの悪さが今日はあったと思います。
タイトルで、去年にジュビロがチャンピオンになったのに対して、負けた時のリベンジを果たしたいと思いました。そして震災があった年に、このカップ戦で国立に立つことに意義があると言いながらやってきたのですが、それが叶わなくて残念です。ただし、これでリーグ戦と天皇杯に絞って、今日の負けを糧にしてより一層邁進していきたいと思います。