2008年 試合速報
2008 J1リーグ 24節 VS.京都サンガF.C.
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柳沢 敦
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駒野 友一
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名波 浩
上田 康太
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渡邉 大剛
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加賀 健一
鈴木 秀人
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田原 豊
角田 誠
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手島 和希
安藤 淳
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ジウシーニョ
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シジクレイ
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フェルナンジーニョ
林 丈統
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
西京極 | 9/13(土) | 19:04 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 臼井 郁夫 | 松尾 一 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 中原 美智雄 | 戸田 東吾 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
27.1度 | 73% | 廣嶋 禎数 | 野村 絢 |
6 | シュート | 13 |
16 | ゴールキック | 6 |
3 | コーナーキック | 5 |
16 | 直接FK | 13 |
3 | 間接FK | 2 |
3 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 1 |
夏休み明け初回となる試合はアウェイでの京都戦(19:00キックオフ)。代表の試合や、ナビスコカップ準決勝などがあったため久々のJ1の試合となる。
その中断期間の間にジュビロでは監督交代が行われた。
内山篤監督に代わり、ハンス・オフト監督が帰ってきたのだ。
1994年~1996年までジュビロで監督を務めたこのオランダ人監督は、その後に訪れたジュビロ黄金期の基礎を築いたと言っても過言ではないないだろう。
準備期間は決して長いとは言えないが、ジュビロとオフトは言わば旧知の中。
そんなオフト監督が現状低迷しているチームをどう立て直していくのか、また試合中にはどんな采配を揮ってくれるのか楽しみである。
スタメンを見てみると、まずなんと言っても注目は名波浩の先発出場である。
内山監督時代は主にベンチスタートだったがオフト監督初采配でいきなりの先発出場!
体力的な衰えはあるとはいえ、精神面、技術面はまだまだ衰えてはいない。
ベテランが活躍すれば、チーム内での競争心が煽られ自然とチーム力もアップしてくるだろう。
それとは逆に、ベンチ入りメンバーに若手の松浦拓弥と岡田隆が入った。
途中から出場し、ピッチをかき回してもらいたい。
中盤には持ち味のスピードを生かしてドリブルで勝負を仕掛けられる攻撃的な犬塚友輔を先発起用。先発出場というチャンスをものにし、レギュラーを奪取してもらいたい。
新監督の下、一致団結し順位を1つでも上にあげて降格圏内を抜け出さなければならない。
オフト監督もこう言っている「ジュビロがこんな順位にいることは信じられない」と・・・
早く同点に追いつきたい!
コーナーキックは名波浩がいいボールを上げるも前田遼一のヘディングは枠を捉えられず・・・
両チームともに攻め手を欠き、DFラインでボールを回す時間が増える。
しかし、落ち着いて蹴ったと思われたPKは枠を外れてしまう・・・
決定的チャンスを逃してしまう。
京都、手島和希に代わり安藤淳が投入される。
前半と後半で、まったく違うチームになりました。ゲーム中にもかなりよくなった部分がありました。各ポジションでよくなった部分があるので、今後に希望を感じています。
ゲームに負けてしまった理由は、2回ミスがあったからです。それ以外には、相手にほとんどチャンスを与えることはなかった。それはポジティブなことです。しかし、相手にとっては、2回のチャンスで十分でした。
こちらがボールを持っているときは、PKを得た場面もあったし、いいクロスもあった。非常にいい場面をつくったのはポジティブなことだけど、十分ではありませんでした。
このゲームに不満足かと聞かれれば、「そうでもない」というのが私の気持ちです、なぜなら、このチームに将来性を感じましたから。
Q.今後結果を出すには、どの部分をもっと発展させなければいけないか。
まず、簡単なチャンスを与えないことです。それはオウンゴールのようなものです。より賢くやらないといけない。その賢さは、自信とつながっているものです。いいサッカーをしないと自信はつきません。だから、いいサッカーと結果。その両方が必要だと思います。また来週からスタートできることを嬉しく思っています。
Q.残り10試合、どのように戦っていくのか。
もちろん、1試合ずつしっかり戦っていきます。フィジカル的に、メンタル的にいい状態の選手を使っていく。目標はひとつ。生き残ることだけです。
Q.いい時間もあったが、枠内シュートが少なかったことについては?
その通りです。選手の間のラインがまだ少し開き過ぎている。だからこぼれを拾えなかった。それはトレーニングで修正していけるものですが、一夜ではよくならないことです。
前半は、少し間のびしているところがあったので、そこをコンパクトにしていくという意識でピッチに入りました。パスが足元から足元ということが多くて、それではちょっと厳しいですね。
今日は、問題点がたぶん出たと思うけど、オフト監督が修正してくれると思うので、次に向けて切り替えて、頑張るだけです。
モモの裏に痛みが出てしまって、もう走れないと思ったので、バツを出しました。リズムがよくなってきたときにやってしまったので、本当に申し訳なかった。
オフトがやるサッカーというのは、自分はたぶん一番わかっていると思うので、それをピッチで具現化するという意識でした。最初はみんな若干フワフワしてたけど、それでも20分前後からリズムが出てきたし、ボールも動き出した。その矢先でした。
最初の15分くらいは、サンガに1歩、1メートルの寄せで負けていたかもしれないし、球際の強さも相手の方が上だったかもしれない。そのへんで目が覚めるまで時間がかかってしまったのも問題だと思います。
ゲームは待ってくれないし、時間は限られている中で、選手がやるべきことをやらないといけないと思います。
勝負どころで、シュートを打てる範囲のところに入っていくプレーが少ないです。両サイドで行ったり来たりしているうちに真ん中をかためられている。展開が遅いと思います。もう少しシンプルにプレーしていかないといけないのではないかなと思います。
やはり横パスが多いと思うし、縦にいかにいいパスを出せるかだと思うので、勝負どこで、1本狙うパスを出さないといけないと思います。
新しい監督になって、不慣れなところもあったし、全体的に(やり方を)変えているところもあったので、それだけになってしまった。もっと自分がベースにやってきたものを、後半みたいに出せればよかったと思う。前半の始めとか、少しみんなも硬かったかなと思います。もっと自分の色を出していきたいです。
Qジウシーニョとの2トップは?
戦術か変わった部分があったけど、あまりよくなかったです。お互いが近くなり過ぎないということだったんですけど、いい距離感というのは1度もなかったと思います。離れすぎたり、近すぎてしまった。
(後半の)ミドルシュートは、キーパーを目がけて打ちました。オフト監督からは、追い越す動きの指示はないんですけど、最後の方は、どこかで無理しないといけないと思い、前に出て行きました。でも、追い越す動きはむやみにいかずに、状況をみていくことが大事だし、クサビが前に入ったときに、前田さんにもう少しサポートが必要かなと思いました。
先発については、やってやるという気持ちが強かったけど、気負い過ぎずに、途中交代でいいプレーができていたと思うので、その流れで、同じような気持ちで試合に臨みました。今日よかった部分をもっと増やしていけるようにプレーであらわしていきたいです。新監督の戦術の中で、自分ができることを、本当に100%やっていきたいです。
今日の試合は中断明けで、選手も入り方が難しいところがあると思ったが、開始早々に良い得点を柳沢が決めてくれた。決めるべき人が決めてくれれば、ゲームが締まるという感じがあった。
しかし、1点リードしてから相手も盛り返してはきたけど、90分通してこちらの守備の組織がほとんどバランスを崩すことがなかったので、ゲームの流れの中では非常に良いバランスを作った。
勝負という点でも、最後まで際どい場面を相手が作っても失点ゼロで終われたことをうれしく思う。
こういうゲームをやっていけば、もっと多くの方々がスタジアムに足を運んでくれると思うので、次もやっていきたい。