1/26 トップチームトレーニング

1月26日(日)、10時よりヤマハ大久保グラウンドでトレーニングを行った。 写真は練習前の円陣で選手たちに声をかけるペリクレス シャムスカ監督。 今週のフィジカルトレーニングでは指揮官が「勝つために走っているんだ！」と選手たちを鼓舞する場面があった。 連日ハードな練習を行っているが、全ては公式戦で勝利するためのもの。 当然のことではあるが、そのことを改めて強く意識し、今日も厳しい練習に臨む――。

とはいえ、ピッチの雰囲気はけして重くはない。 ポジティブなムードを上手く引き出しているのはカルロスフィジカルコーチ。 ウォーミングアップで「ヤマザキノウゴキガイイゾッ！！！」と大声で叫ぶと・・・

背番号9は思わずこの表情(笑) アップ時から選手とスタッフがコミュニケーションを取り合い、メリハリのある雰囲気を作ることができている。

アップ時に前田遼一と笑顔で話していたのは鈴木秀人コーチ。 現役時代はチームメイトとして同じピッチに立った。 今季よりコーチと選手という立場になるが、その関係性は変わらない。 同コーチは始動日からここまで様々な選手と会話し、意思疎通を図っている。

ウォーミングアップとして行ったパスゲームの様子。 写真は献身的にボールを追い駆ける新加入のフェルジナンド。

この日は今季初めてフルコートの紅白戦を実施。 約30分間の紅白戦を2セット行った。

ペリクレス シャムスカ監督はピッチの中に立ち、選手たちに指示を出していた。 1月28日(火)には今季初の対外試合を控えているだけに、戦術的な細かいコーチングも徐々に増えてきた。

正確なボールタッチを見せる松井大輔。

サイドのスペースでパスを受け、ゴール前へ折り返す前田遼一。

相手のスルーパスにしっかりと対応し、クリアする田中裕人。

見学スタンドは昨日に続きサポーターの皆様でびっしり！

この日の紅白戦は山崎亮平のゴールで締め括られた。 左サイドから鋭いドリブルで切れ込み、エリア内でPKを獲得。 右足で冷静にゴールネットを揺らした。 練習後コメント ■藤ヶ谷 陽介 「シャムスカ監督が『チームはファミリー』ということを強調していますし、いい雰囲気で練習できています。和気あいあいというムードがありつつ、集中するべきところでは集中できていると思いますし、メリハリのある雰囲気で練習できています。 (GK練習について)コンディションを上げるメニューが多いです。しんどい練習もありますが、ここを乗り越えればさらに強くなれると思います。イッカが楽しい雰囲気を作ってくれますし、しっかり調整できています。 (今季の目標は？)試合に出ることです。まずはそこですね。 (ニックネームは？)これまでのキャリアでは『フジ』とか『ガヤさん』と呼ばれることが多かったですね。ただ、特にこだわりはないですし、なんでも(笑)」 ■駒野友一 「明るくやるところと集中力を高めて真剣にやるところとをメリハリをつけて練習できています。多少疲れもありますが、28日に対外試合もありますし、まずはそこに向けていい状態にもっていきたいです。試合を重ねていく中でチームとしてのコンビネーションはさらに高まっていくと思います。 (シャムスカ監督の第一印象は？)選手とコミュニケーションを取り、選手一人一人の特長を引き出すことを考えながら練習をやっている印象を受けました。 (松井選手が新体制会見で『駒野をいじっていきたい』と宣言していたが？)僕からは何も言うことはありませんよ(笑)会見では僕の名前を出していましたけど、他の選手のこともすでにいじってますし、彼はもともとそういう性格なので(笑) (今季の目標は？)J2を優勝してJ1に上がることです。そのためにも主導権を握ったサッカーを1年を通じて目指していきたいです」