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5/31 トップチームトレーニング

5月31日(金)、ヤマハ大久保グラウンドでトレーニングを行った。 5月25日(土)のリーグ・大分トリニータ戦のあと数日間のオフを挟み、チームはこの日よりトレーニングを再開。 関塚 隆監督が監督就任後初めて全体練習の指揮を取った。 写真は全体練習前にコーチングスタッフとコミュニケーションを取る同監督。 (※和歌山キャンプの荷造りのため、本日の練習は公式戦のウォーミングアップ用ウェアを使用)

同じく全体練習前のピッチ。 関塚 隆監督は選手と笑顔で会話するなどリラックスした表情も見せた。

全体練習の冒頭に行ったのは中距離走。 すでに梅雨入りしている東海地方だが、この日は久々の晴天。 心地よい風が吹くピッチを、選手たちは黙々と走り込んでいった。 新監督の就任により、ポジション争いもよりフレッシュなものとなる。 まさに横一線・・・。 このリーグ中断期間で活発な競争を期待したい!!!

中距離走をハイペースで駆け抜けたのは櫻内 渚! 大卒2年目のディフェンダーが早速アピールを見せた!!!

その後は3グループに分かれてパス練習を行った。

パス練習の様子。 パス&ゴーを繰り返すシンプルなトレーニングだった。 関塚 隆監督は選手たちの動きをじっと見つめ、時折、「焦らないように!」などと声をかけていた。

このパス練習にはGK陣も参加。 このあたりは新指揮官の“カラー”か!?

その後はゲーム形式のトレーニングを実施。 インターバル時に関塚 隆監督がボールを使いながら選手たちに指示を送る場面もあった。

全体練習は18時前にフィニッシュ。 練習前のミーティングを含めると2時間を越えるタフなトレーニングとなった。 写真は練習後に取材に応じる関塚 隆監督。

新体制の始動日ということもあり、この日は大勢のメディアが練習場にかけつけた。

練習後、ファンサービスに応じる関塚 隆監督。 「今日もサポーターの皆さんに練習場に駆けつけていただきました。チームを心配している方もいると思いますし、ここからどうやって立ち向かっていくか注目されている方もいると思います。皆さんの期待に応えたいという心境です」(同監督)。 新体制としての練習初日は無事に終了。 約1か月後のリーグ再開を見据え、長丁場のトレーニングが始まった!!!

【練習後・監督コメント】 ■関塚 隆監督 ――練習初日を終えて 選手と初めてピッチでトレーニングしましたが、今の状況は選手たちもよく理解してくれていると思います。4日間のオフでしたし、みんな体を休めて今日入ってきたと思います。その意味では今日が新たなスタートですし、そういう意味では来週のキャンプからエンジンがかかってきてくれればと思っています。 ――練習場の雰囲気をどう感じましたか? このシャツ(※ジュビロ磐田のトレーニングウェア)を着て、このピッチに立つことが早く違和感がなくなることが大事だと思っています。今日はどの立ち位置からならば全体が見えるかを探りながらトレーニングしていました(苦笑)。 ――今日の練習の狙いは? 今日、ピッチに出る前に簡単なミーティングをしました。我々の今年1月、シーズンのスタートの時の目標は何だったのかと。ただ、それに対して今の状況はどうなのかと。現状はどうなのかと。やはりそのあたりを改めてしっかりと把握し、自分たちが何をしなければいけないのかと。そこが今日のスタートだなと思っていました。そういうことをチームとして改めて共通の理解を持ち、またここからリスタートすることが大事だと思っていますし、そのことが今日のポイントだと思っていました。 ――ミニゲームの前に時間をかけて選手たちに話をする場面もありましたが? ポイントとして、チームとしてやらなければいけないことを、初日ではありますが、頭に入れながらチームとしてスムーズに持っていけるようにと思っていました。中のところは秘密です(苦笑い) ――アタッキングサードのところでスピードアップしていたように見えましたが? ボールを握れる選手が多いのですが、やはり点を取らなければ勝てませんし、そのあたり、最後のところをしっかりと意識してと。今日は練習初日でしたし、守備が入らずにどのくらいリズムと言うか、テンポが合ってくる感じを持たせたいなという感じです。 ――和歌山キャンプのテーマは? もうシーズンの最初のスタートではありませんし、体はある程度できていると思います。これからどうやってチームとして必要なことを落とし込みながら、ちょっと忘れてかけてきたことに関してはブラッシュアップしながらと。そこの部分を積み上げていくということをやっていきたいと思っています。 ――チームの現状をどう見て、どういうチームにしていきたいですか? 先日の会見で話した通り、とにかく現状を打破し、今からここをどうやって持っていくかというところだと思います。チームとしてはやはりいい内容でしっかりと勝ち、それを積み重ねていくと。今は本当に1試合1試合を積み重ねていくという作業が大事だと思います。そういう意味では監督が代わったわけですし、選手としてもアピール、チーム内で競争しながらやっていってくれればと。そうなれば必ず競争が生まれ、チームの中で活性化につながるのではと思っています。 ――ジュビロのストロングポイントをどう見ていますか?また、これからどんなチャレンジをしていきたいと考えていますか? これだけリーグで優勝している強豪だったクラブです。昨季も前半戦は非常にいい戦いをしていました。ただ、現状としては昨季の後半から今季と失速していたと。それは何が原因であるかをしっかりと見極め、みんなが自信をもってピッチに立てるようにと。『立て直す』というより『作り上がる』ということが大事だと思っています。 ――今日、ピッチで実際に選手たちの表情見て感じたことは? 4日間の休みということで、やはりどの選手も精神的なところをまずはできる限り休め、あまり体を動かした選手はいないと思いますし、逆に今日どんな練習をやるんだろうと思っていたと思います。僕自身は今日スタートですし、やるべきことをやっていくと。キャンプで一つ一つ説明していくよりはそこのところを今日、明日でできるだけ時間をかけて説明しながらトレーニングがスムーズにキャンプの方に行けばという気持ちでいます。そのあたり、けがなく今日1日を終えることができたことが第1歩かなと思っています。 ――7月のリーグ再開へ向け、チームをマイナーチェンジするのか、フルモデルチェンジするのか、そのあたりはいかがですか? そのあたりは最後そうなった時にどうなったかというところですし、実際に選手とやってみて新しい発見があったり、この選手はこういうものを持っているなと感じたりと。それはやってみてというところですし、イメージだけではわからない部分もあります。今日のようなトレーニングを7月まで積み重ねることができますし、コーチ陣とも話しをしながら一番いいものを作り上げていきたいと思っています。

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