2/6 鹿児島キャンプ練習レポ(7日目・午前)

2月6日(水)9時30分より鴨池陸上競技場で午前練習を行った。 (※この日はスケジュール変更となり、午後はオフとなりました) この日、ピッチでトレーニングを行ったのは計8選手。 菅沼駿哉、木下高彰、田中裕人、練習参加している明治大学の小川大貴、和泉竜司、山越康平の6選手が小林 稔コーチの指揮の下で練習を行い、ペク ソンドンと北脇里規が阿部貴弘PTとリハビリを行った。

この日の練習メニューはパス練習やスモールコートのパスゲームなど。 11時ころまで約90分間汗を流した。 写真はパスゲームで鋭い縦パスを供給する菅沼駿哉。 タフなマーキングと共に、的確なフィードもこの男の持ち味。 今季よりナンバー『2』を背負うセンターバックに注目だ！

鋭いボール奪取を見せる田中裕人。 大卒ルーキーもアグレッシブなプレーでアピールしている。 けして派手さはないが、献身的に動き回り、随所にファイトあるプレーを披露。 中盤の競争は特に激しいが、そこへ割って入ることができるか！？

正確な配給で攻撃に絡む練習生・小川大貴。 3人の練習生も遠慮せず、積極的にトレーニングに参加。 慣れない環境ではあるが、それぞれの持ち味を発揮していた。

リハビリ組はピッチサイドで阿部貴弘PTとトレーニング。 ボールを使いながらダッシュやターン、ステップワークといった動きを繰り返した。

鋭いターンを見せるペク ソンドン。

練習後に談笑する3人。 復帰へ向け、タフなリハビリが続くが、日々ポジティブに取り組むことができている。 その姿を早く全体練習で見たい！

森下仁志監督もピッチに姿を現し、名波 浩アドバイザーと共に練習を見守った。 練習後は談笑する場面も。

練習前、選手たちとパスゲームを行う名波 浩アドバイザー。 昨日2月5日(火)の練習試合もスタンドで観戦している。

午前の鴨池陸上競技場はくもり。 桜島も厚い雲に覆われ、ピッチから見ることはできなかった。 この日は少人数での練習となったものの、汗をかき、プレーの質向上を目指す姿勢に変わりはない。 ピッチ上に選手、スタッフの声が響き渡る――。 【鹿児島キャンプ・コメント】 ■森下仁志監督 「(5日の練習試合について)選手の取り組む姿勢が素晴らしかったです。相手も強かったのですが、逃げることなくプレーしてくれました。どういった状況でもこの粘り強さを継続していきたいと思っていますし、攻撃的なサッカーができればと思います。コミュニケーションという点でも去年とは雲泥の差だと思っています。試合中だけではなく、試合後も僕が話す間もないくらい選手同士で話してくれているので(苦笑)。 (タイキャンプのメリットは？)暑くて、日本の夏のように湿気がなくて、体を起こす意味ではすごくプラスになったと思います。タイ ヤマハさんの全面の協力をいただいて実現したキャンプですし、プラスの面しかなかったと思っています。この鹿児島キャンプでも多くの方々にサポートいただいていますし、その意味でも感謝の気持ちを持ち、ピッチの中で全力以上のものを出せるチームにしたいです。自分たちの約束事をさらに突き詰めて、やり続けていきたいです」 ■ペク ソンドン 「リハビリは順調です。まだ多少痛みはありますが、7割ぐらいの状態まで来ています。自分自身、去年以上に活躍したいと思っていますし、チームとしても優勝できるように頑張ります」