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大久保探検記 第3回

大久保グラウンドのピッチ脇に水道があります。下についている蛇口は水道のようですが、上の赤、緑、黄色のうねうねホースのついたものは何? 答えはエアー(空気)の出る機械。その名も「エアガン」。 ノズルの先端からシューと空気が勢いよく出てきて、一番左の赤いホースは、ボールの空気入れ、真ん中の緑と左の黄色のホースは、シューズやスパイクについた芝を落とすために使います。 練習用に使用するボールはかなりたくさんあるため、自転車の空気入れで一個ずつ入れると、時間も労力もかかります。この作業を効率よく行えるのがこのエアガンです。

これが実際にスパイクについた芝を落としている駒野選手。(撮影したのは昨夏) 練習の際使用したスパイクには、細かい芝や泥がたくさんついています。それをつけたままクラブハウスに戻ると、クラブハウス内の玄関や靴箱がとても汚れます。また汚れがついたままにしておくとスパイク自体も痛むので、スパイクを磨く前に、まずここで芝や土を落としてから、クラブハウスに戻るのです。細く長く伸びた先端から出るエアーはかなりの勢いがあり、芝くらいなら簡単に吹き飛びます。 スポーツ選手に限らず、どんな職業でも、自分の使う道具を大切にするのは大事な基本ですね。

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