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鹿児島キャンプレポート2011>

2/19 鹿児島キャンプ10日目in鴨池

2011年、今年はゲームキャンプと題して1日おきにトレーニングマッチを入れゲームコンディションを上げながらチームを作っている。昨日の京都サンガF.C.戦そして20日のガンバ大阪とのプレシーズンを前に選手たちは最終調整へと入っていく。全員でストレッチを行い身体を解していく。

ここまで順調にメニューをこなしている小林裕紀選手。2011年大学卒業ルーキーの活躍に注目が集まる。プロのスピード・パワー・テクニックにどこまで通用するか!?日々のトレーニングで成長している様子が見ているだけで伝わってくる。楽しみな注目プレーヤーのひとり。

キャンプ終盤となりフィジカル的な疲労も溜まってきている。メンタル面のコントロールも難しくなってきている中、選手たちはうまくリフレッシュしながらトレーニングに励んでいく。古賀正紘選手と藤田義明選手も笑顔でランニングを行っていた。経験値のある選手たちの安定感がここから更に貴重になる。

厳しいDFラインのポジション争い、若手の代表として本田慎之介選手への期待も大きくなっている。カメラを見つけるとピースするところも本田慎之介選手のお茶目な魅力の一つ。このキャラクターにチームも私たちも癒やされる。

土曜日ということで練習後からサイン会とサッカースクールを開催した。選手たちはコの字に並び、来て下さったサポートの皆さんにサインをしていく。いつも鹿児島の地から応援してくる温かい気持ちを直に受け、選手たちも勇気が湧いてくる。トレーニング同様貴重な時間となる。

地元の子供たちとの触れ合いは選手たちにとっても貴重な経験。子供の笑顔に癒やされ、選手たちにも笑顔が広がる。予想を上回るお客さんが来てくれたくさんの方々と触れ合えた。200名近いたくさんとサポーターからパワーを頂くことができた。

外では地元の少年団120名とサッカー教室を行った。天候にも恵まれ、キレイな芝の上で共にボールを蹴る。いつも厳しい表情で走っていたこのピッチが一気に賑やかな多くの色で埋め尽くされる。自分たちも少年時代、プロのサッカー選手に憧れていたことを思い出しながらボールを蹴った。

名波浩アドバイザーも参加、ウォーミングアップから積極的に子供たちの名前を呼び盛り上げていく。ボールを扱う楽しさと、皆で走れる喜びを伝えながらサッカーの魅力を共に味わっていく。

必死にボールを取りにくる子供たちのパワーを正面から受け止め選手たちも汗が出るほど必死になる。岡田隆選手をはじめ、こうした経験を、真剣に考えながら取り組む選手が増えてきている。プロサッカー選手として大切な経験、このエネルギーが自分たちのものにもなる。子供たちと共に戦える幸せを感じることができた。

黄 誠秀選手も積極的にドリブルで仕掛けていく。真剣に取り組むことで新しい発見もできた。子供たちのためだけにやっていることではないことを選手たちも感じながら、自然な笑顔に包まれた大切な時間が過ぎていく。

伝説の名波浩からの左足スルーパスを受ける子供たち。同じピッチで同じボールを追いかける。名波浩アドバイザーほどの経験ある元選手から受けるパスは、大人の私たちが見ていても羨ましい限り。子供たちの感性も磨かれていく。

あっという間の1時間。最後は全員で集合写真。この中から、未来のジュビロ戦士がでてくることも期待している。何より、この思い出が子供たちの胸に一生残り、何かの力になってくれることを願っている。子供たちにとっての貴重な経験と同時に選手・チームにとっての大切な時間。参加して下さった皆さん、ありがとうございました。

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