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10/20 トップチームトレーニング

10月20日(月)、11時よりヤマハ大久保グラウンドでトレーニングを行った。 写真は練習前の円陣で選手たちに声をかける名波 浩監督。

昨日10月19日(日)のアウェイ・ロアッソ熊本戦は、 ジュビロ磐田で活躍された奥大介さんの訃報に接した直後の一戦だった。 試合後、名波 浩監督は「彼が残した足跡は間違いなく輝かしいもの。それを汚さないためにもどうしても勝ち点3が欲しかった」と語り、唇をかみ締めた。 もちろん自動昇格という目標を果たすためにも非常に重要な一戦だった。 一夜明けた練習場でも、指揮官の表情に悔しさがにじむ・・・。

練習前、選手と個別にコミュニケーションを取る名波監督。 指揮官は昨日の会見で「(奥)大介の思いは我々のクラブに通じるものがあるし、彼が作った土台はまぎれもない事実」とも語っていた。 サックスブルーの“血”は途切れることなく、この先も受け継がれ続ける。 それを証明するためにも、 次節のホーム・京都サンガF.C.戦で何としても勝利したい――。

この日、ロアッソ熊本戦のサブ・ベンチ外の選手たちは対人形式のトレーニングを行い、汗を流した。 先発メンバーはリカバリーメニューでコンディションを調整。

練習組には、『2014明治安田生命J3リーグJリーグ・アンダー22選抜』として福島ユナイテッドFC戦(10月18日)に出場した木下高彰、牲川歩見の姿も。 この週末はタフな日程となったが、この日の練習ももちろんフルメニューを消化。 多くの経験を積んでいるだけに、さらなる成長に期待したい!

こちらは練習組が行った変則的なミニゲーム。 写真では青チーム(※ビブスなし)が写真手前と奥にある小さいサイズのゴールへ攻め込み、赤チームの守備を打開しようとしている。 赤チームがボールを奪った際には写真左の大きいサイズのゴールへ攻撃。 ボールアウトした際にはラストタッチに応じて攻めるゴールを入れ替える。 コーチ陣は「頭を使おう!」と繰り返し、強調していた。

名波 浩監督はこのメニューの意図を、 「いかに数的優位な状況にもっていくか。そして、それを共有するか」と話していた。 選手個人がイメージを膨らませることはもちろん、チームとしてそれを共有させることもポイントの一つ。 主力組もサブ組もチームとしての連係を追求し続けることは同じ。 明日10月21日(火)のオフを挟み、今週もチーム全体をブラッシュアップしていきたい。

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