2017年 試合速報
天皇杯3回戦 vs.湘南ベルマーレ
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小川 大貴
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川又 堅碁
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上田 康太
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松井 大輔
太田 吉彰
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坪井 慶介
山田 直輝
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野田 隆之介
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表原 玄太
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下田 北斗
秋野 央樹
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川辺 駿
針谷 岳晃
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野田 隆之介
石川 俊輝
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松本 昌也
荒木 大吾
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高橋 祥平
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表原 玄太
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
BMWスタ | 7/12(水) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝 | 高橋 信光 | 家元 政明 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 酒井 達矢 | 櫻井 大輔 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
26.7度 | 86% | 加藤 正和 | 亀井 信也 |
10 | シュート | 10 |
6 | ゴールキック | 15 |
2 | コーナーキック | 2 |
11 | 直接FK | 10 |
1 | 間接FK | 3 |
1 | オフサイド | 3 |
0 | PK | 0 |
先週末のリーグ、ヴァンフォーレ甲府戦に1対0で勝利し、公式戦6連勝中と勢いに乗るジュビロは、天皇杯のラウンド16進出を目指して、湘南ベルマーレ戦に臨む。
ジュビロの予想フォーメーションは【4-2-3-1】。GKに三浦龍輝。最終ラインは右から、小川大貴、藤田義明、高橋祥平、中村太亮。ダブルボランチに、上田康太と川辺駿。中盤2列目右から、松本昌也、松井大輔、松浦拓弥。1トップに川又堅碁という並びが予想される。
注目は、延長PK戦までもつれ込んだHonda FC戦で、相手のPKを4本ストップするなどチームを勝利へと導いたGKの三浦。「ディフェンスラインを上手くコントロールして、打たせない守備をしたい」と意気込んでいる。今日も積極的なセービングやキックで、チームに貢献してくれるはずだ。また、怪我で離脱していた藤田が先発。7月上旬のトレーニングマッチでゴールを決めるなど、好調ぶりをアピールしており、今日もチームを勇気づけるような熱いプレーを楽しみにしたい。さらに、同じく怪我で戦線から離れていた太田吉彰もベンチに座り、背番号9の復帰も間近だ。
対する湘南ベルマーレの予想フォーメーションは、【3-4-2-1】GKに後藤雅明。最終ラインは右から、山根視来、坪井慶介、島村毅。ダブルボランチに神谷優太と下田北斗。右ワイドに石原広教、左に奈良輪雄太。2シャドウに齊藤未月と表原玄太。1トップに野田隆之介という並びか。
湘南は現在リーグ最少失点でJ2の首位に立っており、堅い守りが強みだ。前線からの厳しいプレッシャーやトリッキーなセットプレーには十分警戒が必要だが、リーグ戦7得点、天皇杯初戦では途中出場ながら延長後半にゴールを決めた川又を筆頭に、好調な攻撃陣が湘南のゴールネットを揺らしてくれるはずだ。
キックオフは19時。天候は晴れ時々曇り。蒸し暑さも少し和らぎ、スタジアムを吹き抜ける風が心地よい。


――試合の総括
湘南が良く走る、それから90分間ハードワークを全うするということは、何年も前から、曹さんが就任してからずっとやり続けてきたことで、我々としてはそれを上手く剥がすために、タッチ数を少なく、中盤のエリアをシンプルに、縦パスが入った後のサポートの意識を念頭において戦ってほしいと。そんな中、3バックから4バックに変更して中盤を少し厚めに、それから奪われた後、イージーミスは必ず出ると思っていたので、奪われた後の守備の密集というものを根底に置きながら前半を戦いました。1点目のスーパーゴールでより前がかりになれたと思いますし、前半終了間際の得点、それから後半立ち上がりの得点と、ゴールの入るタイミングも良かったですし、GK三浦がスーパーセーブの連発で0点の時間を長くしてくれたのも大きな勝因だなと思っています。
普段リーグ戦でなかなか頭から出られない選手が多かったと思いますが、非常に強い志と、勝利への執着心を持ってやってくれたと思いますし、湘南は我々はJ2時代も含め、なかなか勝てない相手でしたし、先月の練習試合も0対1で負けているので、アウェイで良い結果が出て良かったと思っています。
――ゴールシーンを振り返って
良い感じでボールがこぼれてきて、相手のいない方に蹴ったら上手く入ってくれたので良かったです。(打った瞬間は)良いところに飛んだ感じだったので、少しアウトにかけていたので切れるかなと思ったのですが、入ってくれました。もっと色んな場面で活躍していかないとJリーグに出られないので、一つひとつアピールしていかないといけないですが、ひとつ自信になったかなと。
――リーグ戦からの良い流れを切らすことなく、天皇杯も次のステージに進みました
リーグだけ勝って、そこで出場できていない選手がどれだけやれるのかというのは僕たちにとったらすごく大きなことですし、それがチームのためにもすごくなるので、今日の勝利は大きかったですね。良い流れを崩さずにまた上を目指していけるなと感じています。前半から良い形で入れましたし、(小川)大貴の先制点がすごく良い時間に入ったので、良い試合の進め方ができたのではないかなと思っています。後ろの選手も身体を張って守ってくれていたので、勝利できるような体制が整っていったかなと思います。チームの一人ひとりが自分のやるべきことをしっかりやらなきゃという責任感の強さから良い流れができていると思うので、名波さんや(鈴木)秀さんが言うように、「やるべきことをやっているチームが強い」と思うので、そこはやっぱり怠らないでやっていかないといけないな感じています。
――これからの戦いに向けて
まだまだ半分ありますし、自分としてはこのまま終われないので、しっかりアピールしていきたいです。
――怪我からの復帰戦となりました
チームも勝っていましたし、しっかりと勝ちで終わることを意識してプレーしていました。チャンスがあった分、決めたかったですが、次しっかりやりたいなと思います。もう少し切り返しなど余裕があれば良かったのですが、少し焦ってしまったなと。ああいう場面でもう少し冷静に蹴ることができれば点も取れると思うので、次からはもっと落ち着いてやりたいなと思います。(途中出場の場面は)「楽しんで来い」と言われて、チームも3点取ってくれた中で出場できたので気持ち的にも楽でしたし、チームに感謝して楽しんでやれたかなと思います。あとは持ち味をもっと生かして、裏へ出て行くプレースタイルをもう一度戻せれば良いと思うので、チームに貢献できるようにやっていきたいです。
――良い流れを継続して天皇杯はベスト16進出です
これに満足したり油断することなく、もっと勝っていけるように、チームは誰一人油断していないと思いますし、3週間空いてしまいますが、この勢いをずっと保てるように、自分自身もチャンスをもらえるようにプレーしていきたいと思います。
――自身のコンディションは?
あのシュートの場面以外はしっかり前を向いて行けたと思いますし、クロスも少し低かったですが、ゴール前の精度は元々の課題なので、最後はそこの部分をしっかりできればチャンスがあると思うので、これからも続けてやっていきたいなと思います。
――素晴らしい先制ゴール、自身にとってはプロ初ゴールが決まりました
怪我をして1年が経って、コンディションがなかなか上がらない中でリーグ戦にも出られなくて、それでもだんだんリーグ戦に絡めるようになってコンディションもすごく上がってきた中で、試合に出られない悔しさというのがここ最近はずっとあったので、それを今日は前面に出してプレーし、結果を残すことができたので良かったなと思います。
――ゴールシーンは得意の形でしたか?
ずっとカットインしてシュートを打つことを意識していたので、それが結果に繋がりました。こういうシュートを見せられたことで、相手は中を警戒してくると思うので、両方行けるというのが自分の強みだと思いますし、最近は中に中にというのを意識していて、中をケアされれば次は外と、色々幅が広がるかなと感じています。
――良い流れを切らすことなく天皇杯ベスト16進出です
公式戦7連勝ということで、やっぱりリーグ戦の流れを途切れさせたくなかったので、今日勝たないと8連勝9連勝というのは見えてこないですし、今日はまずは勝てたことが良かったのかなと思います。スコア的にもそうですし、しぶとく粘り強く我慢強くというのは選手全員に浸透してきているので、どんな相手でもチャレンジャーの気持ちを忘れずにできた結果が今日に繋がったのかなと。何よりもみんなが自信を持って戦えているので、勝てる雰囲気というのはだんだん作れているのかなと思います。
――流れを引き寄せるようなビッグセーブも生まれましたが、今日の試合を振り返って
特に試合の入り、自分のファーストプレーに気をつけようと思っていて、その中で前半の入りもすんなりと入ることができました。それは良かったのですが、最後の1点はもったいないですし、防げた1点だったので、そこはもう一度修正して次に向けて準備したいと思います。今はチームとして上手くいっている部分が多いと思うので、もっともっと練習して苦しい状況になったときに、チームの力になれるように精一杯トレーニングしていきたいです。
――自身のゴールも含め、良い流れを切らさず勝利を手にしました
監督はじめスタッフ全員が良い雰囲気を作ってくれているので、自分たちもやりやすいですし、今日も遠くまでサポーターが来てくれたということは皆の力になっているので本当にありがたいです。ただ、チームとしてのミッションは達成できましたが、まだまだ始まったばかりですし、後半戦はまだ1試合しか戦っていないので、この3週間を本当に皆が大事にしないといけません。今の流れというのは、一日一日を皆が大事にしているからこそだと思うので、それをもっともっと自分たちがより良いプレーをするためには、この3週間が大切だと思います。今日一失点してしまったので、そこをゼロで抑えられるようにしたいですし、自分もまだまだポジションが決まっているわけではないので、もっとアピールして信頼を厚くしていければと思います。
――試合の総括
天皇杯を勝ち進んで、リーグ戦のことをあまり考えずに、次のステージに辿りつこうと全力を尽くしたつもりですが、次のステージに進めなくて非常に残念です。点差がついた中で負けてしまいましたけど、勝った磐田さんにはおめでとうございますという言葉を伝えたいと思います。