2013年 試合速報
2013 J1リーグ 31節 vs.サガン鳥栖
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丹羽 竜平
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山田 大記
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坂井 達弥
小林 久晃
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松岡 亮輔
山本 康裕
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安田 理大
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前田 遼一
松浦 拓弥
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池田 圭
ニルソン
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カルリーニョス
チョ ビョングク
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金園 英学
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金 民友
金井 貢史
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ベアスタ | 11/10(日) | 16:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 﨑谷 誠一 | 西村 雄一 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 相葉 忠臣 | 大川 直也 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
18.4度 | 57% | 作本 貴典 | 藤崎 隆弘 |
11 | シュート | 13 |
11 | ゴールキック | 13 |
1 | コーナーキック | 10 |
13 | 直接FK | 5 |
1 | 間接FK | 0 |
1 | オフサイド | 0 |
1 | PK | 0 |
「勝利のためのプレーすることに、変わりはない」。
山田大記は今週、練習場で心境をそう語った。大きなプレッシャーを背負う一戦となることは間違いない。だが、目の前の相手を倒し、勝利だけを目指すことはこの試合も同じ。絶対に譲れない一戦が始まる。
ジュビロ磐田、予想布陣は[4-4-2]。GKに八田直樹。最終ライン右から駒野友一(キャプテン)、菅沼駿哉、伊野波雅彦、安田理大。ダブルボランチに松岡亮輔とチョン ウヨン。中盤右に山田大記、同左にカルリーニョス。2トップに前田遼一と金園英学という並びか。ボランチ・藤田義明は累積警告により出場停止。この一戦は松岡亮輔とチョン ウヨンが中盤の底を支えることになる。献身的な守備を持ち味とする背番号26と、長短のキックでビルドアップに絡む背番号22がこの試合のキーマンだ。
サガン鳥栖、予想布陣は[4-4-2]。GKは林 彰洋、最終ライン右から丹羽竜平、菊地直哉、坂井達弥、磯崎敬太。ダブルボランチに藤田直之(キャプテン)と高橋義希。中盤2列目に早坂良太、金 民友。2トップに豊田陽平と池田 圭いう並びか。
注目はやはりエース・豊田陽平。今季日本代表にも名を連ねたストライカーをいかに封じ込めるかが、このゲームのポイントといっても過言ではない。ゴール前で日本代表・伊野波雅彦、さらに菅沼駿哉が体を張りつつ、中盤でパスの供給源もしっかりとケアしたい。
前回の対戦は3月30日のヤマハスタジアム。豊田陽平にハットトリックを許す苦しい展開となったが、山田大記、松浦拓弥、金園英学のゴールで反撃。しかし、勝ちきることはできず3-3のドローに終わった。この試合も点の取り合いになる可能性もあるが、どんな状況になってもチーム一丸となって戦い抜く。
試合の舞台はアウェイ・ベストアメニティスタジアム。午後に弱い雨が降ったが、ウォーミングアップの段階ではくもり。この試合もアウェイゴール裏には大勢のサックスブルーサポーターの皆様が駆けつけてくれている。サックスブルーを愛する全てのサポーターと共に!!!この試合も熱いご声援よろしくお願いします!!!
鳥栖・尹 晶煥監督、「追加点を奪えるか奪えないかで流れは決まる。チャンスをものにすること」、「止まってボールを受けないこと。もっと動き出しを早くすること」、「まず、しっかりと守備をすること。そこから必ずチャンスが来る」、「最後まで集中すること」。
――感想
試合の総括というよりも、歴史のあるジュビロというクラブの降格が今日決定してしまったということで、私自身6月から就任して立て直しをやってきましたが、それができず、本当に申し訳ないです。責任の重さを感じています。今日も多くのサポーターが我々を信じ、背中を押すためにこの鳥栖まで来てくれましたが、それに応えられず、本当に申し訳ないという気持ちでいっぱいです。
試合の方ですが、鳥栖さんのストロングポイントは十分に理解して、戦術的にもおとしながら今日の試合に入りました。ロングボール、サイドからのクロス、そして、ロングボールを含めたリスタート、そのあたりをしっかりと抑えながら攻撃に転じていくかと。引き分けではだめだと。その意味でいかに得点を取って勝ちきるかというところで選手たちを送り出しました。前半、中盤のところというか、全体で足が動いていないということが正直なところです。その中からセカンドからサイドに入れられ、早く失点してしまいました。後半はとにかく勝ちにいくために全てを懸けて戦っていこうということで、だいぶ押し込んだ場面ができたと思いますが、やはり得点が遠かったということが現実でした。以上です。
――第14節から指揮を取られ、18試合経過したわけですが、様々なことがあると思いますが、降格の要因は?
1つ2つではないと思いますが、僕自身が指揮を取り、やはり試合で勝ちきるということができなかったことが、勝点を積み重ねることができなかったところかなと思います。これが現実だったなと。それが戦術的なところだったのか、メンタル面なところで1試合1試合のところで積み重ねができなかったのかというところです。ピッチ上のことも修正しましたし、メンタル的なところでも話をして、試合を重ねてきましたが、正直それが積み重なっていかなかったということが今の正直な気持ちです。
――シーズン途中から指揮を取られていますが、チーム再建の部分で誤算があるとすれば?
自分の中では戦術的なところを整理しつつ、勝ちきるサッカーを1試合1試合を重ねてきましたが、やはり失点がどうしても減らなかったというところです。9月にけが人が続出し、特に攻撃陣に続出したことが残念なところでもありました。
――この試合も選手の動きがかたい印象がありましたが、シーズン終盤になるにつれ、残留争いのプレッシャーの影響はあったと感じますか?
やはりそれは間違いなくあったと思います。前節もダービーという戦いと、勝点を積み上げなければいけないところでした。マイボールの時に精度を欠いたところもあったと思います。やはり背中に背負ったものはあったのかなと思います。
――まだ試合は残っていますが、ジュビロが1年でJ1に戻るためには?
それを今すぐにここで言うということは言えません。コメントとしては。
――勝ちきれないということを改善していくためには?
それは僕自身が途中から(監督に)就任して感じていたことでした。1つのチームの形がどうできるかということはやはり大事な要素だと思います。それが積み重ねによって『この形になれば』というところがあればと。自信、確信とかそういったことがあれば、チームにおける大事な要素だと思います。
勝点を落とすことが続いたり、どうしても勝点が伸びず、選手の中でどうしたらいいかという話し合いもありましたが、上手くいかず、ここまできてしまいました。こういう結果になったのも自分たちの責任です。残り3試合、しっかりとグラウンドで結果を出したいです。
サポーターのみなさん、スポンサーのみなさん、いつも応援してくれているみなさんにも申し訳ないことをしたなという気持ちでいっぱいです。リスクを負っていくしかない状況でしたし、中盤を支配されていて難しかったのですが、その中でもゴールがほしかったです。残念です。
勝てなかったことは悔しいです。2点必要な状況での途中出場でしたし、プレーしている中で徐々に重圧がかかりましたが、サポーターがあれだけ来てくれましたし、それに応えられず、申し訳ないと思います。ただ、まだシーズンは残っています。こういう結果になってしまったことはサッカーでしか返せないと思っています。残りの試合を全力で戦いたいと思います。
申し訳ないという気持ちでいっぱいです。(CKの際の攻撃参加について)僕自身、前に行こうと思いましたし、ミチ(安田理大)も行けと言ってくれたので、ミチを後ろに残して行きました。頭に当てることができましたが、ゴールにつなげられず残念です。勝たなければいけない状況でしたし、自分が行って何かチャンスになるのではあればという思いでした。こういった結果となり、結果が全てですし、申し訳ないです。責任を感じています。
悔しいの一言です。自分たちの実力です。自分自身、シーズン途中から助っ人に入りましたが、チームに貢献できず責任を感じています。それをしっかりと受け止めないと。残り3試合あるので、いつもポジティブに応援してくれたサポーターのみなさんにジュビロが勝つ姿を見せなければいけません。
この状況をしっかりと受け止めてやっていくしかないです。言葉にすることは難しいですが、屈辱、この痛みを胸に刻まないと。チームに携わる全ての人がどうすべきかそれぞれが考えていかないと。(降格の要因は)僕を含め、選手個々の力不足だと思います。
――感想
今日はたくさんの人の前でJ1残留を決めることができて嬉しく思います。このことは多くの方の声援のおかげで戦うことができたと思います。そのことについて感謝したいと思います。また、選手たちは湘南戦の結果をある程度知った上での戦いでしたが、そこを考えずにしっかりと自分たちの戦いをするんだという気持ちを表現できていたと思います。