2009年 試合速報

2009 J1リーグ 33節 VS.サンフレッチェ広島

ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

11 勝
7 分
14 敗
49 得点
58 失点
勝点 40
順位 11

0
  • 0
  • 1

  • 0
  • 0

1
sanfrecce
sanfrecce

13 勝
11 分
8 敗
48 得点
43 失点
勝点 50
順位 5

前半
山本 康裕
3分
22分
佐藤 寿人
ハーフタイム
上田 康太
成岡 翔
森崎 浩司
李 忠成
森脇 良太
李 漢宰
後半
成岡 翔
10分
船谷 圭祐
村井 慎二
34分
イ グノ
中山 雅史
37分
39分
高萩 洋次郎
44分
佐藤 寿人
横竹 翔
31
八田 直樹
4
大井 健太郎
5
駒野 友一
6
那須 大亮
16
金沢 浄
11
西 紀寛
23
山本 康裕
27
上田 康太
28
船谷 圭祐
18
前田 遼一
33
イ グノ
SUB
21
吉原 慎也
2
鈴木 秀人
19
岡田 隆
10
成岡 翔
14
村井 慎二
9
中山 雅史
22
カレン ロバート
監督
柳下 正明
34
中林 洋次
5
槙野 智章
19
盛田 剛平
35
中島 浩司
7
森崎 浩司
8
森崎 和幸
10
柏木 陽介
15
高萩 洋次郎
17
服部 公太
24
森脇 良太
11
佐藤 寿人
SUB
1
下田 崇
22
横竹 翔
16
李 漢宰
25
高柳 一誠
32
岡本 知剛
9
李 忠成
18
平繁 龍一
監督
ペトロヴィッチ

14,486
スタジアム名 試合日 キックオフ
ヤマハスタジアム 11/28(土) 14:05
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、乾燥 滝 弘之 飯田 淳平
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 石川 恭司 江角 直樹
気温 湿度 第4の審判員 記録員
19度 38% 大西 弘幸 大石 裕樹
17 シュート 5
3 ゴールキック 15
3 コーナーキック 4
8 直接FK 12
5 間接FK 2
5 オフサイド 1
0 PK 0

2009年Jリーグ、第33節がヤマハスタジアムで行われる。
対戦相手は、サンフレッチェ広島。
2009年シーズン、ホームヤマハスタジアムでの最後の試合となる。

対戦相手のサンフレッチェ広島の順位は5位、それに対しジュビロの順位は11位。
この数字だけを見れば、サンフレッチェ広島に分があると思われることだろう。
しかし、今シーズン対戦した16節での試合では、ジュビロがアウェイながらも1-0で勝利している。
この試合、内容で言えば完全に広島のペース。
しかし、佐藤寿人、柏木陽介、青山敏弘、ストヤノフらを擁する広島相手に守備陣が最後まで耐え抜き見事完封勝利を収めたのである。
今回も前回と同じ様に守備陣が耐え抜くことが出来れば、ジュビロにいる強力2トップが、勝利に導いてくれることだろう。

ここ最近の試合では、残留も決め、さらなる上位進出も厳しくなったためか、4試合勝ち星から見放されてしまっている。
クラブとしての目標(10位以内)や、前田遼一の得点王争い、さらには若手の成長など、やらなければならないことはたくさんあるはず。
イグノも「マエダに得点王を獲らせたい」と発言。
来シーズンさらなる高みを目指すためにも、消化試合とはいえこういった部分からしっかりと臨みたいところである。

そんな意識の現れか、練習でも紅白戦を行ったり、練習前後には室内ミーティングも行われた。
チケットの売れ行きも上々で、沢山のサポーターが駆けつけてくれることだろう
ラストホームゲームを観に来てくれるサポーターのために、何としても勝利したい。

試合会場は、ヤマハスタジアム。
ここは、なんとしても皆でスタジアムへ足を運び、ヤマハをサックスブルー一色に染めてジュビロの戦士達に力を与えてほしい。

試合は午後2時キックオフ!

前半0分、広島ボールで前半キックオフ!
前半1分、ジュビロ、右サイドから駒野友一がクロスを上げるも中林洋次が直接キャッチ。
前半2分、広島、服部公太がスルスルっとドリブルで抜け出すが、ジュビロDFがしっかりカバー!
前半3分、ジュビロ、森崎浩司に対するファウルで山本康裕に対してイエローカード。
前半7分、前半序盤は広島ペース。
ボランチの柏木陽介を中心に巧みなパスワークで攻め上がる。
今後も広島にペースを握らせないためにも、早めにつぶしたい。
前半8分、ジュビロ、右サイドからのコーナーキック。
ボールは、ファーサイドまで流れ前田遼一の元へ。
予想だにしないボールだっただけに反応することができず、ボールはゴールラインを割り広島ボールのゴールキック。
前半12分、ジュビロ、左サイドバックの金沢浄から前線へロングボールが出るが、広島DFにクリアされてしまう。
前半13分、ジュビロ、駒野友一がボールを持ちながら中に切れ込み、船谷圭祐とワンツー。
駒野友一がそのまま左足を振り抜くも、ボールはわずかに右に外れてしまう。
前半16分、ジュビロ、前半から動きのいい西紀寛がミドルレンジからのシュート!
しかし、ボールは枠を大きく外れてしまう。
前半19分、ジュビロ、西紀寛を起点にした攻撃を展開。
右サイドバックの駒野友一がいい動きをみせており、徐々にジュビロペースになりつつある。
前半21分、広島が自陣からの速攻を見せるが、ジュビロの戻りが早く、それを遅らせている。
前半22分、広島、ゴールを背にボールを受けた柏木陽介が、振り向き様に前線で動き出していた佐藤寿人へスルーパス。これを受けた佐藤寿人がGKと1対1となり、冷静にゴールに流し込み広島先制。【0-1】
前半27分、ホーム最終戦ということもあり、サポーターがたくさん駆けつけてくれている。先制点は奪われてしまったが、ここから同点、逆転といきたい。
前半32分、ジュビロ、相手ゴール前までボールを運ぶものの、そこからの展開ができない。サイドに振り、クロスをあげたい。
前半34分、ジュビロ、相手のゴール前で、船谷圭祐がパスカット!
フリーにになっていた西紀寛がシュートを放つが中林洋次が直接キャッチ。
前半35分、右サイドでボールを受けたイグノが個人技で中に切り込む!中央で走りこんできたフリーの西紀寛にラストパスを送るもタイミングが合わず…。
前半37分、広島、中央の柏木陽介から左サイドへのパス。
このボールには相手の選手ながらも褒めたくなるようなボールだった。柏木陽介の視野の広さが伺える。
前半41分、広島、左サイドからのコーナー。
ファーサイドの盛田剛平が頭で合わせるが、ミートせず。
前半44分、ロスタイムは1分。
前半アディショナルタイム1分、広島、シュートを放った瞬間にジュビロDFと接触した森脇良太が倒れこんだまま起き上がれず。そのままピッチの外へ。

ジュビロのパスを広島にカットされたところで前半終了のホイッスル。
後半0分、ジュビロボールで後半キックオフ。

ジュビロ、上田康太に代わり成岡翔を投入。
広島、森崎浩司に代わり李忠成。
森脇良太に代わり李漢宰を投入。
後半3分、広島、李忠成が佐藤寿人を狙ったスルーパスが出るが、八田直樹が落ち着いてキャッチ。
後半4分、広島、左サイドの服部公太から柏木陽介に繋ぎ李漢宰へ。
李漢宰がクロスを上げるが、ボールは八田直樹の元へ。
後半7分、ジュビロ、大井健太郎のパスをフリーで受けた西紀寛がイグノへスルーパス。1フェイントでGKを交わし後は流し込むのみだったが、左足だったからか、これをゴール左に外してしまう・・・
チャンスだっただけにモノにしたかった。
後半8分、広島、右サイドから縦へのロングボールに反応し李忠成が飛び出して、GKと1対1。しかし、八田直樹が左足で弾きゴールを死守!
後半10分、ジュビロ、成岡翔に対してイエローカード。
後半13分、ジュビロ、フリーでボールを受けた前田遼一がミドルシュートを放つが、右に外れてしまう。
後半18分、ジュビロ、西紀寛からファーサイドへのボール。金沢浄が反応し、中央へヘディングで折り返す。それに反応したイグノがシュートを放つが、相手DFに阻止されてしまう。
後半20分、ジュビロ、中央でボールを受けた西紀寛が、3タッチした後に左足でシュート!惜しくも枠を外れたが、いい形を作れている。
後半22分、ジュビロ、またもや西紀寛が前線に攻め上がりシュート。中林洋次が弾いたボールに反応した前田遼一がエリア内で倒される。しかし逆に前田遼一がファウルを取られてしまう。
後半27分、ジュビロ、右サイドの駒野友一からのクロス。
このボールが相手の手に当たったかの様に見えたが、レフェリーの判定はコーナーキック。
ショートコーナーを使い、西紀寛がクロス。
これに大井健太郎が飛び込むもGKと接触し大井健太郎のファウルを取られてしまう・・・
後半33分、広島、左サイドからのクロスを高萩洋次郎が折り返し、佐藤寿人へ。
佐藤寿人が触ればゴールというシーンだったが、そのまま流れゴールキック。
後半34分、ジュビロ、船谷圭祐に代わり村井慎二を投入!
後半37分、ジュビロ、イグノに代わり中山雅史を投入!!!
サポーターは中山雅史に対して大きな声援を送っている。
後半39分、広島、高萩洋次郎に対してイエローカード。
後半40分、ジュビロ、左サイドの金沢浄のクロスに飛び込んだ中山雅史がヘディングシュート!しかし、ミートすることができない。
後半44分、広島、佐藤寿人に代わり横竹翔を投入。
ロスタイムは3分。
後半アディショナルタイム3分、広島がスローインをピッチに入れたところで試合終了のホイッスル。
柳下 正明 監督

今シ-ズンのホ-ム最終戦だったので、勝ちたかったんですけど、残念です。注意していた形で失点してしまって、そのあたり、まだまだトレ-ニングをしていかないといけない。ただ、チャンスは非常につくっていたので、攻撃に関してはこのまま続けていけば、来シ-ズンに向けていい形で終れるのではないかと思います。とにかく残り1試合、勝ち点がとれるように、チ-ムがひとつになって戦っていきたいと思っています。
Q.後半の途中、中山選手が出場しましたが、監督からみて、中山選手のプレ-はどうでしたか?
残り10分弱でしたけど、彼の特長、ゴ-ル前に飛び込む、クロスに対して入っていく、という動きはしっかりできていたと思います。
Q.ヤマハスタジアムでは今日が最後でしたが、中山選手に対しての気持ちは?
ここで言えるほど、少なくはないです。いろんな思いがあります。彼がヤマハ発動機に入ってきてからずっとですからね。3年間僕は抜けましたけど、ほぼ20年間やっているので。彼も言っていましたが、体が動く限りサッカ-を続けてもらって、またジュビロに戻ってきて、ジュビロのために何かやってもらいたいと思っています。

西 紀寛 選手

西 紀寛 1点をとられても落ち着いていこうと。この前の浦和戦みたいに2点とられてしまうこともあるので、そう思っていたんですけど、1本くらいはウチのゴ-ルが入ってもおかしくはない内容だったとは思います。今日は僕が外し過ぎました。
いまの試合の内容は、来期につなげないと意味がない。今日は、おそらくこんな感じのメンバ-でやっていくんだろうなというメンバ-でやっていたので。ただ、最初の20分は前田を簡単に狙っていくとかしていけば、もうちょっと押し込めたという思いはありますね。2トップを含め、前線は間違いなくウチの方がよかったから。前線が3対3のときは、後ろからシンプルに入れてもらっても80%自分たちが勝てます。でも、つないで、自分たちでミスして、真ん中があいてスル-パス一発でピンチを招いていた。でも、やろうとしていることは、そんなに悪くはなかったと思うし、すべての面で相手を上回っていたと思います。結果だけがダメだったなという感じです。個人的には中山さんにもうちょっとチャンスがいけばと。セットプレ-が欲しかったです。
今日のサッカ-を最低ラインというか、これを“普通”にして、機能していきたいですね、ここから先は。ひどい状態だと思ったら、この状態に戻せる力を自分たちで持つことができるようにしていきたいと思います。

八田 直樹 選手

八田 直樹 どうしても勝ちたいという気持ちもあって、いい内容につながったかなとはと思いますけど、1本やられて負けているんで・・・。勝利につなげるためには、あそこで自分が止めないといけない。広島のGKは、西さんの1対1を止めているんで、それでゼロという結果で終っているので、その差は大きいなと感じました。チ-ムは、あと1歩で勝利につながらないので、その1歩をつめていきたい。僕は、来年またポジション争いが始まるし、今年1年を気持ちよく終れるようにしたい。サポ-タ-のみなさんも気持ちよく終りたいと思っていると思うので、最後の1試合に勝てるように頑張ってプレ-します。

山本 康裕 選手

山本 康裕 結果的には、ワンチャンスでやられてしまったけど、失点シ-ンは今週ウチがずっと警戒していた形なので、ボランチの連携がまだ悪かったというか。コウタくんをもっと動かさなければいけないし、ああいう状況は必ずくると思っていたんで、想定していた形でやられたというのは、本当に悔しい。相手がベタ引きするのはわかっていてその練習もしていたけど、欲を言えば、もっと中に入ってパスを受けたかった。相手の前で回す形になってしまって、最終的に外から、遼一さん、グノ、中山さんという形だったので、もう1本中でもらえれば全然ちがったのではないかと思います。ボランチがもっともっと前で絡んでいかないと、いい形はつくれないと思います。

前田 遼一 選手

前田 遼一 チャンスに決められなかった。僕自身は、どんどん裏へ動き出してという意識でしたが、点が入っていないので、手応えはあまりないです。今日は自分自身もシュ-ト外していますし、最終戦はしっかりゴ-ルをとって、勝ちたいです。
Q中山さんと2トップになりましたが、感じたことは
もっとうまく動きたかったかなと思います。これからも中山さんに負けないように頑張りたいと思います。

大井 健太郎 選手

大井 健太郎 とくに気をつけたのは、ウチが前からいくことが多いので、1発で裏にボ-ルを出されたりしたときとか、そういうところでやられないようにと意識していたけど、1点をとられたところは良くなかったんで、まだまだ課題があります
広島の攻めに対しては、前からいって、相手のボ-ル回しがうまいから早めに潰すという狙いで、できていたときもあったし、ボ-ルがとれてシュ-トまでいけていたところもあった。自分自身は、今日はやることははっきりしていました。僕らの前に抜けてくる縦のボ-ルを早めに潰すということはできたと思います。那須さんが佐藤寿人くんをみるみたいな感じで、自分は10番や15番が落とすところをしっかりチェックするという役割でした。そこに寄せることができたときはよかったけど、ハタかれてしまったときにピンチになってしまうので、100%やっていきたいと思います。
攻撃は、もっと自分のところとかから前田さんのところとかに入ればもっとよかった。広島が引いていたので、あれくらいはボ-ルを回せると思いますけど、前から来るチ-ムに対しては、うまく回せるかわからないので、もっと練習しないといけないと思います。最後に中山さんが入りましたが、感傷的になることはなく、とにかく点をとりたいという気持ちでした。
結果が0-1なので、喜べないです。結果がすべてです。次も、チャンスをもらえれば自分のアピ-ルにもなるし、勝っていないので、サポ-タ-に勝利をプレゼントしてシ-ズンを終りたいです。

中山 雅史 選手

中山 雅史 試合は、ある程度(相手を)抑えることができていたかもしれないけど、1本2本を得点につなげられてしまったというのが、まだまだなところです。そういうものですけど、そこでも相手を抑えられるか、自分たちがリスクを負いながらも、そこに対する注意を怠らずにやれるかというところで、落とし穴があったのかなと感じますね。あと、自分たちもチャンスがあったのに、それをモノにできなかったところも力不足なんだろうなと思います。
自分も結果を求めていったんですけど、なかなか実を結ばなかった。ピッチに入るときは、サイドでいい位置までボ-ルを運べているので、あとは中での勝負だとわかっていたし、中で構えてクロスに対して飛び込んでくれという指示でした。だから、あまり開かないようにしようしていたんですけど、一発目開いちゃいました。でも、開いて落として、そこから中に入ったので、いわれた指示は守っています。問題ないでしょう(笑)。中で構える中でより相手の裏をとるとか、前をとるとか、そういう動きを前田とうまくコンビを使っていければと思っていました。挨拶の前に、オ-ロラビジョンで流れていた数々の自分のゴ-ルを見ていて、あの頃くらいにもうちょっとジャンプができれば、と思っていましたが、僕自身、そんなにジャンプ力は変わっていないはずなんだけど、もう5センチ、10センチ高くジャンプできていれば、今日のチャンスをモノにできていたかもしれないですし、そこにいたるまでに、もうちょっと工夫できればいいのかなと感じました。いつも、ああしていれば、というのはあるんですけど、そういう反省点や修正点が試合後に見つけられないくらい、そういうことはないとは思いますけど、そういうふうになっていければとは思います
Q.ジュビロのホ-ムで戦うのは最後です。どういう心境で臨みましたか?
ホ-ム最終戦というよりは、ホ-ムで戦う以上はどの試合も負けられないという意気込みでしたけど、結果が出なかったのは、残念で仕方がないです。
Q.サポ-タ-からサプライズもありました。
本当に、僕自身を応援してくれて、感謝の気持ちでいっぱいです。その期待になかなかこたえられなかった自分がはがゆくてしょうがないですね。
Q.声援を受けて、磐田での思い出と、これからへの思いと、どちらが大きくなりましたか?燃えたぎるものがなければ現役続行できないし、それを維持するかぎり、僕の青春時代なのかなと思います。
Q.広島のサポ-タ-からもコ-ルがありました。
すごくありがたいです。サッカ-を愛する気持ちは一緒ですから、そういう思いを僕に寄せてくれているのかなと感じましたし、僕自身も、サッカ-を盛り上げていけたらいいなと思います。
Q.サッカ-選手として、みんなに愛されていると改めてみんな感じたと思います。
愛されているのか、慈悲をいただいているのかわかりませんけど(笑)。僕がやれるプレ-を一生懸命、グランドで表現できればいいと思います。
Q.引退のような雰囲気でしたが
はい。そういう雰囲気が感じられたので、なんとか壊したいとは思っていましたけど(笑)。ここに20年いたから、みなさんがそう感じるのは仕方がないかもしれないですけど、僕自身、歩みを止めたわけでもないですし、新しいところで走り続けたいと思っているので、その姿をまた応援してくれればと思います。ジュビロを応援するかたわら、少しでも僕のことも気にかけてくれれば、力になると思っています。
Qジュビロスタジアムとは、中山選手にとってどんな場所ですか。
非常に心地のよい、昼下がりのぽっかぽっか陽気の公園という感じですかね。そのなかで遊びたくなるというか、わくわくさせてくれるスペ-スですよね。そこでわくわくしながらも、愕然することが多いんですけどね(笑)。
Q.サポ-タ-に胴上げされた気持ちは?
本当に背中を押してくれているという感触を得られたので、またがんばっていけるんじゃないかと感じました。

広島/ペトロヴィッチ監督
 

両チームとも、今日は素晴らしいゲームをしたと思います。われわれが勝利できたのは、われわれのほうがより強い気持ちで、勝利を目指して戦った結果だったと思います。押し込まれるシーンもありましたが、磐田に決定的なチャンスを作らせたのは、少なかったと思います。われわれは狙い通りのディフェンスをしたところから、切り替え早くボールを奪ってカウンターをして、いくつか決定的なシーンを作れたと思います。
われわれは今シーズン数多くのケガ人を抱える中で、ここまで良い試合と良い結果を出せていることに関しては、私自身、今日もあらためて選手をほめたいと思うし、選手に感謝したいと思っています。われわれは、この試合で4位という順位になりましたが、次の京都戦で最後の最後まで4位という順位を実現するために、最後の1秒まで全力で戦っていきたいと思います。
Q.今日は柏木選手が中盤の底でプレーしていましたが、その狙いとプレーの結果は?
得点の場面の寿人へのパスがそうだったように、彼が中盤の底から良いパスを前に供給すると、そういう意味で今日はボランチのポジションでプレーさせました。素晴らしいプレーをしたと思います。
Q.後半の途中で中山選手が入ってスタジアムの雰囲気が変わりましたが、中山選手が入ってからの磐田の攻めをどのように感じましたか?
中山選手に関しては、ベテランですが今でもゴールに迫れる危険な選手であることが見られたと思います。2回ほどヘディングでシュートを打ったシーンがあったと思いますが、ラッキーがあれば、彼はゴールできたかもしれない。今日のゲームでも、彼が良い選手であることを見せていたと思います。