2023年 試合速報

明治安田J2 第25節 vs. モンテディオ山形

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montedio
montedio

10 勝
2 分
13 敗
38 得点
35 失点
勝点 32

1
  • 0
  • 1

  • 1
  • 2

3
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

12 勝
8 分
5 敗
43 得点
28 失点
勝点 44

前半
28分
ドゥドゥ
ハーフタイム 後半
10分
ジャーメイン 良
横山 塁
16分
横山 塁
イサカ ゼイン
岡﨑 建哉
藤田 息吹
25分
山田 大記
ファビアン ゴンザレス
山本 康裕
鹿沼 直生
藤本 佳希
加藤 大樹
國分 伸太郎
河合 秀人
30分
36分
三浦 龍輝
37分
松原 后
川井 歩
新垣 貴之
38分
小野 雅史
44分
金子 翔太
古川 陽介
47分
上原 力也
小川 大貴
リカルド グラッサ
鈴木 海音
1
後藤 雅明
3
熊本 雄太
5
野田 裕喜
26
川井 歩
41
小野 雅史
7
岡﨑 建哉
18
南 秀仁
21
田中 渉
11
藤本 佳希
24
横山 塁
25
國分 伸太郎
SUB
16
長谷川 洸
4
西村 慧祐
13
河合 秀人
14
新垣 貴之
15
藤田 息吹
17
加藤 大樹
42
イサカ ゼイン
監督
渡邉 晋
21
三浦 龍輝
4
松原 后
6
伊藤 槙人
17
鈴木 雄斗
36
リカルド グラッサ
7
上原 力也
10
山田 大記
23
山本 康裕
33
ドゥドゥ
40
金子 翔太
18
ジャーメイン 良
SUB
81
梶川 裕嗣
5
小川 大貴
15
鈴木 海音
27
吉長 真優
28
鹿沼 直生
31
古川 陽介
29
ファビアン ゴンザレス
監督
横内 昭展

7,176
スタジアム名 試合日 キックオフ
NDスタ 7/9(日) 19:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝 長谷川 正朋 野堀 桂佑
天候 試合時間 副審 副審
くもり 90分 平間 亮 山村 将弘
気温 湿度 第4の審判員 記録員
25.5度 83% 佐藤 誠和 細谷 龍彦
4 シュート 18
8 ゴールキック 5
4 コーナーキック 7
16 直接FK 13
3 間接FK 4
3 オフサイド 4
0 PK 0

リーグ戦24試合を終えて、ジュビロは勝点41で4位。直近の6試合は4勝2分と着実に勝点を積み上げてきている。昇格争いは混戦だが、ここからさらに上位へと入ってくべく、今日はモンテディオ山形のホームに乗り込み勝利を目指す。

前節のツエーゲン金沢戦は、前半7分に遠藤保仁のCKからファビアン ゴンザレスのヘディングシュートが決まってリードを奪う。ヴァンフォーレ甲府戦と大分トリニータ戦は、相手に先制を許しゲーム展開を難しくしていたが、このゲームは先制点を手にしたことで試合を優位に進めていった。さらに後半立ち上がりにも古川陽介が倒されて獲得したPKをきっちり決めて2点目。古川の今季リーグ戦初ゴールが決勝点となり、ホーム3連戦を勝利で締めくくった。

山形との前回対戦では前半38分にジャーメイン良がPKを決めて先制。その後一度は同点に追い付かれたが、後半34分に松本昌也がゴールネットを揺らして勝ち越し。ヤマハスタジアムで今季初勝利を掴み取った。今日も相手より先にリードを奪うことで、試合の主導権を握りたい。

スターティングイレブンには、GKに三浦龍輝、DFに鈴木雄斗、伊藤槙人、リカルド グラッサ、松原后、MFに山本康裕、上原力也、金子翔太、山田大記、ドゥドゥ、FWにジャーメイン良が入る。連戦が続く中で、今日も前節から大幅にメンバーを変えて臨む。

キックオフはこのあと19:00。NDソフトスタジアム山形周辺の天候は曇りだが、雲の間から時折晴れ間が覗いている。

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横内 昭展 監督

――試合の総括
まずは、この山形まで僕たちの後押しをするためにたくさんのサポーターが集まってきてくれて、本当に感謝しております。最後までその声援で選手は走り切ることができたと思っています。本当にありがとうございました。今日勝点3を取れたことは本当に良かったです。ただ、内容というかゲーム自体はどちらに転んでもおかしくないゲームだったかなと思っています。相手のボールを持ったときの対応で、前半から少し後手を踏むところがありました。試合の中で選手たちが修正してくれた部分もありましたし、なんとか失点をせずに前半を終えることができ、我慢強くやってくれたなと思っています。後半追加点を奪って、というところで一番我々が警戒していた相手のショートカウンターから失点をしてしまい、相手に勢いがかなり行ったところを、我々が点を取ってという展開で選手が失点をしたところで(集中が)切れなかった、下を向かずにもう1点取りに行くというところの姿勢を出してくれたことは、失点のところは凄く課題として残りますが、そのあとの彼らのパフォーマンスというところは、非常に評価しています。そんなに簡単ではないゲームだったということが一番印象に残っています。

――苦しい時間帯に3点目を奪い切ったと思いますが、あの得点シーンについてどのような評価をされていますか?
まだ見返していなくて分からない部分もあるのですが、(金子)翔太からクロスが上がりました。その前のシーンはどういうふうにああいう展開になったかはまだ映像を見返していなくて分からないのですが、クロスボールに対して一番遠いところにいた(松原)后があそこに入ってきて、これは我々もミーティングなどでとにかく入って行く、スプリントするということを言っていて、后は苦しかったと思いますが、それを信じてあそこに走り込んでくれた。本当にチームメイト、そして分析担当のスタッフだったり、そういう人たちを信じて、あそこに入ってきてくれたなというところで、非常に大きな1点だったなと思っています。

――前半苦しかった時間帯と後半失点直後、あの時間を耐えたことについて
前半は特に相手の21番の田中選手をなかなか捕まえ切れずに、あそこから背後を取られたり、ライン間に入られて起点を作られたりというところで、我々にとっては少し難しくさせられました。我々のセンターバックが捕まえるのか、ボランチがそこを見るのかというところで、センターバックが少し掴み切れなかったので、ボランチにそこを見るようにという指示は出しました。それを上手くやりながら、後半の最後の方は良くはなったかなと思いますが、試合の後半も含め全般的にはなかなかあそこを抑えるのは苦労しました。

――今日の勝利で2位と同じ勝点になりました。この順位についてどう受け止めていますか?
順位が今どうなのかというところは僕自身ははっきり分かっていないのですが、ここからは目の前の一戦一戦だと思っています。今日勝ったから一喜一憂するつもりもありませんし、選手もそういう意味では次のゲームに頭が向いていると思いますので、次の一戦で我々が勝点3を取るために準備する、そのことしか考えていません。

松原 后 選手

松原 后 ――苦しい試合を勝ち切りました
ピンチもあったのですが、そこをしっかり耐えて、したたかにサッカーをして、前半のあの時間帯で点を取れたことが良かったと思います。

――ここ最近はチームとして我慢強さが出てきたのでは?
そうですね。失点せずに我慢しながら相手の隙を突いて点を取る試合が増えてきていますし、強いチームはそういうしたたかさがあると思うので、最近はそこが付いてきたのではないかと思います。

――試合を決定付けた3点目を振り返って
あそこに入って行けるのが自分の良さだと思います。今日は上手くボールが転がってきて押し込むだけでしたが、ボールが来なくても毎回ああいうところに走っていきたいです。

――監督が分析スタッフも讃えていましたが、狙い通りでしたか?
クロスに対してファーのところが空くことは相手のウィークポイントという分析でした。そこは自分も意識していたので、上手く入っていけたと思います。

――ゴール後、サポーターが待つ応援席まで走って行きました
こんなに遠いところまで応援に来てくれて本当に感謝しかないですし、自分はそういうサポーターのためにもチームに貢献したいと思っているので、点が取れて良かったです。

――試合後はサポーターと応援歌を歌いました
自分が点を取ったら一緒に歌ってくれと言われていたので、それが今日できて良かったです。

――今後への意気込みを
これをやり続けるだけだと思うので、一戦も落とせないと思って引き締めて自分たちでやっていかなければいけないと思います。

ジャーメイン 良 選手

ジャーメイン 良 ――得点シーンを振り返って
コーナーの場面で、チームとしてしっかり狙っているところで取ることができました。ボールも良かったですし、本当に狙い通りのゴールでした。

――得点シーン以外にも多くのチャンスを作り出していました
前半から結構(自分にボールが)集まっていたというか、(感触的にも)当たっている感じはあったので、ゴールシーンはその良い感触のまま、来たボールに合わせることができました。前の2試合はなかなかシュートが打てなくて、自分としても考えるところがあったのですが、我慢してやり続けることがFWは大事だと思いますし、点を取るまでの過程が大事だと思います。今日はしっかりシュートをたくさん打てましたし、オフザボールのところも上手くやれたと思います。

――前線でのポストプレーがチームを助けています
自分たちは中盤に上手い選手が多いので、自分が前で時間を作れたら攻撃回数も増えていきますし、そこはいま自分としてもこだわって取り組んでいるところなので、今後もしっかりやっていきたいです。

――2位と同勝点の3位に浮上しました
自分たちが絶対に勝たなければいけなかった大分とのゲームで勝てなかったのですが、前節の金沢戦はメンバーを入れ替えながらチーム全員で戦い、出たメンバーがしっかり勝利で繋いでくれたので、自分たちも今日はしっかり勝ちたいと思っていました。勝点3をしっかり積み上げていけば、自分たちの目標とするところまでいけると思うので、このまま勝ち続けたいと思います。

ドゥドゥ 選手

ドゥドゥ ――良い時間帯に先制点が決まりました
難しい試合になること、力のある相手ということも最初から分かっていました。その中で、良い時間帯に1点先制できたことが良かったですし、チームが勝点3を取るために少しでも力になれたことが良かったです。

――金子選手のヘディングシュートのこぼれ球に詰めましたが、ゴールシーンを振り返って
ゴール前では何が起きるか分からないですし、相手のミスが生まれるかもしれないので、自分はいつもペナルティエリアの中に入っていくことを意識しています。そういった可能性を信じながらいつも入って行くようにしています。今日も上手くボールがこぼれてきて決めることができたのですが、実はシュートはミスキックでした。でも運が良くゴールを割ることができたので、ツイているのは良いことだと思っています。

――これでチームトップの6ゴール目です。得点を重ねることができている要因は?
個人的には、初めて6点取れたシーズンになりました。ただ、個人というより、チームが凄く良い流れに乗っていて、連続して良い結果を出すことができていますし、チームとして成長していることが理由だと思っています。チームの成長が個人のところにも同じように繋がっているので、周りのスタッフや選手たちのおかげというのが大きいなと。本当に自分のことを信頼してくれていることが伝わりますし、スタッフ、そして選手、全員が良い方向に向かって行っているので、リーグもまだ折り返したところですが、自己最高得点を取れたことは良いことですし、もっと取っていきたいなと思っています。

金子 翔太 選手

金子 翔太 ――非常に大きな勝点3になったと思います
シーズンを折り返して順位的にも1試合も落とせない、自動昇格ラインを目指すなら本当に1試合も落とせないという雰囲気の中、横さん(横内監督)が一戦一戦の重み、重要性を毎試合言ってくださっているので、それを選手たちが責任を持ってプレーしていることが、こういう結果に繋がっていると思います。ホームでの2引き分けは痛かったですが、遠い山形の地で難しい相手にしっかり勝点3を取れて良かったです。

――勝敗を分けたポイントは?
先制点が取れたらやはり勝率は高くなるし、押し込まれる時間帯もあるのですが、みんなが最後身体を張ってしっかり守っています。厳しい時間帯もあるのですが、このチームはいま我慢強さというのが武器の一つだと思いますし、押し込まれても慌てずに、必ず自分達のターンが来るということを理解していて必ず毎試合点を取れるので、慌てずにやれていると思います。

――前半と後半の苦しい時間帯を耐えられた要因は?
守備一辺倒にならずに攻めるところはしっかり攻めることができましたし、2-1になって守り切らなければという思考にはなるのですが、ゴールも奪いに行くんだという姿勢を自分自身も出せたと思うので、その姿勢がゴールに繋がったと思うし、(松原)后のゴールなんかはボックス内に人数が入っていて、ジャメ(ジャーメイン良)、ドゥドゥ、(鈴木)雄斗くん、大外に后という。僕のクロスがもう少し精度が良ければ良かったですけど、それが后のゴールに繋がったので、攻めるときに攻めること、シュート数もこちらは18本で相手は4本、そこを見れば必然の勝利だったなと思います。

――ドゥドゥ選手の先制ゴールの前は惜しいヘディングシュートがありました
取り損ねましたけど、(得点が)近付いてきているなという感じがするのと、最近(熊本戦に続いて)ドゥドゥに取られているので…。それでも僕は嬉しいですけどね。FWのジャメが点を取るのも嬉しいし、チームとして勝てればというスタンスでやっています。ただ僕も今日はシュートを3本打っていますし、もちろん得点を狙っていきたいです。

モンテディオ山形 渡邉 晋監督
 

――試合の総括
天候も不安定なところで7,000人を超えるサポーターに集まっていただきました。ありがとうございました。中継の先からも我々の勝利を信じて声援を送ってくださった方もいると思います。ありがとうございました。3失点もすれば、当然勝点3は取れないですし、その失点の仕方も2失点目まではスローイン、それからCK、セットプレーと、一回切れたあとのプレーで失点をしてしまえばやはり難しくなると思います。前半はしっかりと我々が前進してチャンスも作っていたと思います。その中で、我々が先にスコアを動かしていれば違う展開になったかもしれません。それは前回の山口戦も同様です。ただ、そういう流れのあとに隙を与えてはいけない、特にプレーが切れたところで。それは猛省しなくてはいけないと感じています。ただ、選手たちは今日も自分たちが攻撃のところでどういうふうにやるか、あるいはプレスのところをどう行くかというところは、しっかりと前向きにトライをしてくれたので、そういったところはちゃんと拾って、やっていきたいと思います。負けが2つ続いたのは久々になるのかと思いますが、ここで立ち止まっていてはいけないですし、しっかりとまた目の前のゲームに向けて準備をして勝ち星を積み上げられるように精進していきたいと思います。