2023年 試合速報

明治安田J2 第11節 vs. ツエーゲン金沢

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zweigen
zweigen

5 勝
6 敗
17 得点
17 失点
勝点 15

1
  • 0
  • 2

  • 1
  • 0

2
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

4 勝
4 分
3 敗
19 得点
14 失点
勝点 16

前半
11分
山田 大記
45分
鈴木 海音
ハーフタイム 後半
1分
大津 祐樹
後藤 啓介
庄司 朋乃也
5分
21分
遠藤 保仁
鹿沼 直生
奥田 晃也
ジェフェルソン バイアーノ
林 誠道
杉浦 恭平
26分
加藤 潤也
小野原 和哉
石原 崇兆
嶋田 慎太郎
35分
小野原 和哉
38分
40分
山田 大記
松本 昌也
1
白井 裕人
4
井上 竜太
25
小島 雅也
27
レオ バイーア
39
庄司 朋乃也
7
加藤 潤也
8
藤村 慶太
14
石原 崇兆
17
梶浦 勇輝
9
林 誠道
15
奥田 晃也
SUB
21
中野 小次郎
35
孫 大河
10
嶋田 慎太郎
18
小野原 和哉
22
力安 祥伍
11
杉浦 恭平
95
ジェフェルソン バイアーノ
監督
柳下 正明
81
梶川 裕嗣
4
松原 后
15
鈴木 海音
17
鈴木 雄斗
22
中川 創
7
上原 力也
10
山田 大記
33
ドゥドゥ
40
金子 翔太
50
遠藤 保仁
77
大津 祐樹
SUB
21
三浦 龍輝
36
リカルド グラッサ
13
藤川 虎太朗
14
松本 昌也
28
鹿沼 直生
31
古川 陽介
42
後藤 啓介
監督
横内 昭展

5,402
スタジアム名 試合日 キックオフ
石川西部 4/23(日) 14:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝 谷 邦男 榎本 一慶
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 村田 裕介 田島 宏則
気温 湿度 第4の審判員 記録員
15.1度 33% 安川 公規 堀田 将史
8 シュート 14
9 ゴールキック 9
4 コーナーキック 9
8 直接FK 19
1 間接FK 1
1 オフサイド 1
0 PK 1

公式戦9連戦最後の試合は、ツエーゲン金沢戦。敵地に乗り込み、リーグ戦3試合ぶりの勝利を掴み取る。チームは3月下旬からハードな連戦をこなしてきた。3ポイントを得ることができず悔しさを味わったゲームもあったが、試合を重ねるたびに連係面は向上。横内監督が目指すサッカースタイルの構築に向けて、チームが成長を続けていることは間違いない。また、多くの若手選手がリーグ戦やルヴァンカップを通して経験を積んだことも、長いシーズンの中で必ずプラスに働くはずだ。連戦の締めくくりとなる今日の一戦も、チーム全員の力を結集させて戦い、勝点3を磐田に持ち帰る。

スターティングイレブンは、GKに梶川裕嗣、DFに鈴木雄斗、鈴木海音、中川創、松原后、MFに上原力也、遠藤保仁、金子翔太、山田大記、ドゥドゥ、FWに大津祐樹が入る。また、リーグ戦では6試合ぶりに古川陽介がベンチに入った。

試合の鍵を握るのは、やはり先制点をいかに奪えるか。ジュビロはここ数試合、早い時間帯に失点を喫しゲーム展開を難しくしてしまう試合が続いている。アタッキングサードへの侵入回数が増えてくるなど攻撃面は充実しているだけに、今日は立ち上がりからアグレッシブに相手ゴールへと迫り、先にネットを揺らすことができれば勝利はぐっと近付くはずだ。
対する金沢は、開幕4連敗したがその後6試合を戦い5勝1敗と調子は上向き。直近の2試合は、ともに完封で勝利を収めている。3連勝を目指す好調な相手だが、金沢とは過去6度対戦しジュビロが全勝している。今日も90分を通して主導権を握り、試合を優位に進めたい。

キックオフはこのあと14:00。石川県西部緑地公園陸上競技場周辺の天候は晴れ。爽やかな青空が広がっている。

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横内 昭展 監督

――試合の総括
9連戦の9戦目ということで、本当に選手はかなり疲労していたと思いますが、最後まで走り切って戦ってくれたことに感謝しています。それと同時にサポーターの皆さんもこの9連戦、我々と同じように戦ってくれて、今日も多くのサポーターにここまで来ていただき最後まで選手たちの背中を押してくれたことに感謝しています。
試合の方は、前半の最初と最後で点が取れて非常に良かったと思うのですが、ただ内容は風下で我々がやろうとしたところでなかなか前に進めない時間帯、それから金沢の前からのプレスに苦しめられました。それでも選手たちはそういう状況で時間が経つにつれて、難しかったらロングボールを使って相手を少し押し下げる、そこからまた自分たちがプレッシャーをかけに行くというような、状況によってアイデアを出してプレーしてくれたことは非常に前半良かったなと思っています。後半は風上に立って優位に試合をしたかったのですが、逆に金沢のプレッシャーをなかなか剥がすことができない時間帯も多くありました。セットプレーからまた失点をしたというところで自分たちから苦しくしてしまいましたが、それでもチャンスは作ることができて決めていればというシーンは、いくつか作ることができたかなと思っています。そういうところで引き離せなかった我々に課題がまだ残るなと思っています。

――9連戦を戦って手応えを感じているところと、来週末の徳島戦に向けて
9連戦が終わって、チーム全員で戦ったというところはチームとして少し成長していると思っています。それは誰がどの試合に出てもある程度計算できるではないですが、それぞれの役割を果たしながら、自分の良さを出してくれる試合がたくさんあったので、それは本当に今後のチームの成長につながっていくなと思っています。来週1週間空きますが、まずは選手たちには少し休息を与えたいなと思っています。またリフレッシュして、僕も今から次の対戦相手の映像を見たりして対策を練って、また1週間準備したいなと思っています。

――プロ初ゴールを決めた鈴木海音選手の評価を
今日初ゴールだったんですね。僕はそれをちょっと知らなかったのですが、遅いくらいですね、と。これまでもチャンスは今シーズンだけじゃなくて多分あったと思うのですが、ようやくそのゴールが取れて非常に良かったと思います。海音に関しては、シーズンの始めはベンチにいることもありましたが、腐ること無く自分のチャンスが来たときに自分の力を発揮するというところで、日々ゲームをするごとに成長していると思います。ただまだまだ僕は彼はできると思いますし、彼は成長できると思っているので、今後も期待したいと思います。

山田 大記 選手

山田 大記 ――今日は勝点3が必要な試合だったと思います
悔しい2引き分けのあとで、何よりも勝点3を必要としていた試合でした。内容としてはまだまだですが、最低限取れたのは凄く大きかったと思います。

――良い時間帯にPKから先制点を奪いました
攻撃に関して言えば、シーズン初めからビルドアップのところから作ってきました。だいぶそこは整理されてきた中で、今度はあそこのバイタルエリアやアタッキングサードの崩しというところを前節、前々節は少し課題になったところですが、今日はたくさん人数をかけて良いイメージを共有して、という場面はPKになったシーンに限らず多く作れたのかなと思います。

――PKの場面を振り返って
基本的にはコースを決めていました。飛ぶ方向を決めているGKとしっかり見て決めるGKがいると思うのですが、勝手に色々分析する中で、見て飛ぶGKかなと思ったので、しっかり駆け引きして逆を取ることを意識して蹴りました。

――後半の戦い方について
風は風上っぽい感じだったので、チャンスで仕留められなかったのが一番かなと思います。早い時間帯に失点してしまったのも一つですが、そのあとに3-1に持って行けたらまた違ったゲーム内容、ゲーム展開になったと思うので、攻守両面でそこは一つ課題かなと思います。

――ここからまた徳島戦に向けて積み上げていきたいところは?
内容的にはまだまだ課題があるので、そこをしっかり持ってやりたいなというところと、今季まだ連勝できていないので、そこをやっていかなくては昇格は現実味を帯びてきません。しっかりと連勝を、まずは来週末に2連勝目ができるようにしっかりチームで準備していきたいと思います。

鈴木 海音 選手

鈴木 海音 ――プロ初ゴールが決まりました
前半から風の影響もありましたが、それでも後ろから全員で繋ごうということはピッチ内でも試合前から話していたのですが、ちょっと引っかかる場面もあって、それでもやり続けて先制点が取れたというのが本当に大きかったと思います。ピンチもありましたが前半0で抑えることができて、終了間際に追加点を取れたことは非常に大きかったと思います。ただ、内容も含めてまだまだ課題はたくさんあるので、次の試合に向けてまた全員で良い準備をしていきたいです。

――改めてシュートシーンを振り返って
(山田)大記さんはあそこでちょんと落としてくれるなと思ったので、走ったら本当にボールが来てびっくりしました。シュート自体は触るだけだったので、大記さんに感謝したいです。

――動きを止めずに入っていった結果ですね
そうですね。信じて足を止めずにゴール前に走ったことが点に繋がったと思うので凄く嬉しいです。

――今後のチームの課題について
ボールを奪ったあとの展開や、相手にボールを持たれたときにラインが重たくなってしまったりとか、勝っている状況だったのでボールを奪いに行くところと行かないところを、もっと上手く使い分けることができたかなと思っています。

――ここからの戦いに向けて
一旦連戦は終わりましたけど、またすぐに連戦が始まりますし、チーム全員の力が大事になってきます。練習中から全員でとても良い雰囲気を作れていると思うので、次も問題無く乗り切れるかなと思います。

ドゥドゥ 選手

ドゥドゥ ――前半セットプレーから惜しいシュートシーンが2本ありました
1本目ですが、練習していた通りに蹴ることができました。誰が蹴る?となったのですが、蹴って良いよと言ってもらって。残念ながらバーに当たって跳ね返りが入らなかったと、非常に残念ですが、練習している通りのプレーを出すことができたのは良かったと思います。2本目のシーンはCKからボールを受けて打ちました。あれも練習通りでしっかりと自分がボールを受けて蹴ったのですが、GKに止められてしまいました。ただ、ああいうチャンスがあることは分かったので次に活かしたいと思います。(2本目の場面は)遠藤選手と目があって、ボールがスルーされて自分のところに来て、それで打ったという感じです。

――9連戦をハードに戦い抜きました
やはりこれだけの連戦は正直疲れもたまります。ただ、クラブハウスに行けば身体を回復させるための環境が整っていますし、特にホームゲームのあとは家に帰ってゆっくり休めるというのもあります。なるべく自分を回復させるようにして連戦に臨んできました。

――次はホームで徳島戦です
水戸で勝ったあと2引き分けと悔しい思いをしたので、本当に今日が大事だと思って臨みました。そういう意味でも勝つことができて良かったです。そして次勝てば順位もまた上がっていくと思いますし、もちろん自分たちはリーグのトップを目指しているので、徳島戦も必ず勝利したいです。

ツエーゲン金沢 柳下 正明監督
 

――試合の総括
勝点3を取るためには、攻守ともに厳しさが足りなかったのかなと見ています。一人ひとり、もっともっとトレーニングして、その厳しさの中でトレーニングして上げていかないといけないかなと。