2023年 試合速報

明治安田J2 第8節 vs. 水戸ホーリーホック

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mito
mito

1 勝
4 分
3 敗
8 得点
16 失点
勝点 7

1
  • 0
  • 3

  • 1
  • 2

5
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

3 勝
2 分
3 敗
15 得点
11 失点
勝点 11

前半
8分
ドゥドゥ
16分
ドゥドゥ
タビナス ジェファーソン
27分
35分
上原 力也
ハーフタイム 後半
タビナス ジェファーソン
田辺 陽太
杉浦 文哉
新里 涼
草野 侑己
唐山 翔自
1分
遠藤 保仁
鹿沼 直生
11分
山田 大記
金子 翔太
大津 祐樹
後藤 啓介
梅田 魁人
寺沼 星文
12分
13分
松原 后
14分
後藤 啓介
16分
松本 昌也
藤川 虎太朗
前田 椋介
井上 怜
22分
寺沼 星文
25分
31分
上原 力也
小川 大貴
39分
小川 大貴
松田 隼風
47分
28
山口 瑠伊
2
後藤田 亘輝
4
タビナス ジェファーソン
5
楠本 卓海
26
松田 隼風
7
武田 英寿
8
安永 玲央
10
前田 椋介
34
杉浦 文哉
11
草野 侑己
20
梅田 魁人
SUB
1
本間 幸司
29
田辺 陽太
14
小原 基樹
16
井上 怜
17
新里 涼
23
寺沼 星文
38
唐山 翔自
監督
濱崎 芳己
81
梶川 裕嗣
4
松原 后
15
鈴木 海音
17
鈴木 雄斗
22
中川 創
7
上原 力也
10
山田 大記
14
松本 昌也
33
ドゥドゥ
50
遠藤 保仁
77
大津 祐樹
SUB
21
三浦 龍輝
5
小川 大貴
36
リカルド グラッサ
13
藤川 虎太朗
28
鹿沼 直生
40
金子 翔太
42
後藤 啓介
監督
横内 昭展

4,002
スタジアム名 試合日 キックオフ
Ksスタ 4/8(土) 17:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝 糸井 朗 上村 篤史
天候 試合時間 副審 副審
雨のち曇り 90分 金井 清一 金次 雄之介
気温 湿度 第4の審判員 記録員
10.9度 57% 秋澤 昌治 川津 昌義
4 シュート 16
8 ゴールキック 7
4 コーナーキック 4
14 直接FK 14
3 間接FK 1
3 オフサイド 0
0 PK 0

リーグ戦第8節は水戸ホーリーホックとの一戦。敵地で勝利を手にし、磐田に勝点3を持ち帰る。

スターティングイレブンは、GKに梶川裕嗣、DFは鈴木雄斗、鈴木海音、中川創、松原后、MFは上原力也、遠藤保仁、松本昌也、山田大記、ドゥドゥ、FWに大津祐樹が入る。前節のリーグ・大分トリニータ戦からはスタメン4人を変更。水曜日に行われたルヴァンカップグループステージ・サガン鳥栖戦で先発した鈴木海と山田が今日もスタートからピッチに立つなど、チーム全員の力を集結させてこのハードな連戦を戦い抜いていく。

リーグ戦第6節の栃木SC戦から中2日で行われた前節のアウェイ大分戦は、相手に2点を先行される苦しいゲームになったが、途中出場の選手たちも含めて後半は追い上げムードを作り出し、終盤に鈴木雄、大津と絡んで最後は上原が意地のゴールを決めた。水曜日のルヴァンカップ鳥栖戦は1-2で敗れたものの、終始ジュビロが試合の主導権を握った。藤原健介のサイドチェンジから左サイドバックの小川大貴が持ち上がり、古川陽介がヘッドで合わせたシーンをはじめ、1トップを務めた藤川虎太朗が積極的にシュートを狙うなど多彩な攻めを展開。1点を追いかける終盤には鹿沼直生のロングフィードを受けた小川の強烈な左足シュートが決まった。
今シーズン、充実した内容が勝利に結び付かない試合もあるが、公式戦を戦う中でチームは確かな成長を続けている。「課題をクリアしながら、少しずつ完成に向かっていきたい。三歩進んで二歩戻ることもあるかもしれないですが、一歩でも先に進めるように取り組んでいるところ」と横内監督。今日はその成長の証を、選手たちは勝利という結果で示してくれるはずだ。
水戸戦のポイントについて、「とにかく先に失点しないこと」と語った横内監督。「モビリティのある相手に対して、ボールを自由に持たせないようにすること」で、0に抑える時間を長くしていきたい。

キックオフはこのあと17:00。ケーズデンキスタジアム水戸周辺の天候は、小雨が降り続いている。

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横内 昭展 監督

――試合の総括
まずはこの雨の中、ホームの水戸のサポーターに勝るとも劣らないと言いますか、本当にたくさんの声援を送っていただき感謝しています。選手も凄く背中を押されたと思います。試合ですが、時間の無い中で我々は準備をしてきました。その準備もピッチの上で11人が揃ってやる時間もあまり無かったのですが、ミーティング等を通して選手が凄く理解してくれて今日のゲームに臨んでくれたなと思っています。それが随所にピッチの上で出ていたゲームだったなと思います。点数は取れて非常に良かったと思いますが、やはりまたセットプレーから失点をしたというところはまだまだ足りない部分が我々にはあるなと感じております。

――5得点を奪った攻撃面で一番評価しているポイントを教えてください
ボールを持っている選手に対して、得点シーンもそうですがたくさんボックスの中に関わっていくと言いますか、入っていく、そういうものはお見せできたかなと思っていますし、選手もそこは凄くパワーがいると思うのですが、本当にそのパワーを惜しまず走りきってくれたというところは選手たちに感謝したいです。

――先発メンバーが少し変わったり、後半も多くの選手が出場した中でリズムを崩さずに戦えたと思いますが、その部分の手応えは?
今日の試合だけではなくてここまでの試合の中で、途中から入ってくる選手、そして新しくスタートから出る選手というのは、本当に我々がやっていこうというサッカーをピッチの上で体現してくれています。もちろん上手くいかないこともありますが、トライしてくれて、その上でのミスというのはもちろん起こります。これを繰り返しながらチームとしてステップアップしたいなと思います。

――今季最多の5得点でしたが、開幕時からの攻撃面の成長をどのように感じていますか?
今日のゲーム以外のところでもチャンスはあったと思いますが、そこがなかなか点に繋がりませんでした。それでも今日はチャンスの回数が非常に多かったですし、それが得点になったことは、我々が少しずつ進めているところかなと思っています。もちろん開幕当初に比べれば、かなりチャンスの数は増えたと思いますが、まだまだ最後の精度というところを突き詰めていきたいと思います。

――ドゥドゥ選手が2得点を挙げました。特に2点目はらしさが出たゴールだったと思います
ドゥドゥは本当にボールのところによく絡みますし、ボールを持っていないときにも、例えば守備だったらよく戻ってきて、カバーして、チームのために労を惜しまない選手です。これまでもチャンスに数多く顔を出していながら最後のところで決まっていませんでしたので、今日は2得点ということで、今までの頑張りが報われて良かったと思います。

上原 力也 選手

上原 力也 ――今日はスタートからピッチに立ちました
とにかくチームの勝利に貢献できるように、という思いで頑張りました。

――自身の得点シーンを振り返って
ゴール前にチャンスがあったら飛び込もうと思っていましたし、(山田)大記君がしっかり見てくれていたので決めることができて良かったです。

――攻撃面で手応えを感じた部分は?
食い付いてくる相手だったので、1タッチも含めてチームとして連動できたことが良かったなと思います。

――後半選手が代わっても流れを変えることなく、チーム全員で戦い抜いたと思います
誰が出てもどのポジションでも、チームとして一人ひとりがやってやろうという気持ちを持っていると思うので、それが勝利に繋がったと感じています。

――上原選手のスルーパスが後半の2得点に繋がりました
みんなボールを持ったときに動いてくれていたので、あとは自分がパスコースを選ぶだけでした。アクションが多かったので、そこに合わせることができて良かったです。

――次はホームで町田戦です
連戦ですがチーム一丸となって、大事な試合ですしホームでできるので、必ず勝利したいと思います。

山田 大記 選手

山田 大記 ――水戸戦に臨むにあたって一番意識したポイントは?
対戦相手云々よりも、やはりルヴァンも含めて10試合やってきて2勝しかできていないという中で、自分たちでどうにか流れを変えなくてはいけないという話をロッカーでして試合に入りました。

――攻撃面で一番手応えを感じた部分は?
アタッキングサードのバリエーションは凄く出せました。そこの落ち着きやクオリティという部分が今年なかなか出せなかった中で、今日は点を早く取れたということが一つの要因でしたが、みんなが落ち着きを持って共通のイメージを持ちながらプレーできたことが凄く良かったと思います。

――多くの選手が絡んで5得点が生まれました
積み重ねてきたことが少しずつ形にはなってきていると思いますし、今日のように結果に繋げていかなくてはいけない段階だと思っているので、今日は内容も結果も凄く良い試合になったとは思います。ただ一方でセットプレーの失点というところは今年の課題の一つでもありながら、今日も失点してしまいました。試合後、横さん(横内監督)からも話がありましたが、修正すべき部分はまだまだあるので、時間は短いですが次節に向けてしっかり修正してまた次ホームで勝てるように準備したいです。

――上原選手のゴールをアシストしたシーンについて。素晴らしいターンからでした
欲しいタイミングで(鈴木)雄斗がパスをくれました。その前も(大津)祐樹が落としてくれて自分がシュートを決められなかった場面があったのですが、(上原)力也の得点シーンに関しては上手くゴールに繋がったので良かったなと思います。

鈴木 海音 選手

鈴木 海音 ――自身にとってはジュビロ復帰後、初勝利ですね
本当にずっと勝ちたくて、まず(リーグ戦で初出場となった)ダービーで勝てずに、ルヴァンも自分が出た試合で勝てていなくて、本当に勝ちたいという思いしかなかったので、率直にめちゃくちゃ嬉しいです。

――90分を通して素晴らしいパフォーマンスでした
リスク管理、ラインコントロールを含め、全員でコミュニケーションをたくさん取って、上手く守れていました。ただセットプレーでやられてしまうのはまだまだ個人としてもチームとしても課題だと思います。点差が開いたあともずっと集中は切らしていなかったと思いますが、あの1本をやらせないというのは今後もっと強くなっていく上で大切になると思います。

――今日の試合に限らず、ボールを奪ったあとに鋭い縦パスを通しています
奪って前をパッと見たときに、前に刺すことができればチャンスになりますし、それは練習からずっと意識していることです。インターセプトは自分の武器でもあるので、そのあとにプラスアルファで何ができるかということをずっと課題にしてきました。それを今日の試合で少しだけ出せたので、もっと出せるようにしたいなと思います。

――次節は首位の町田戦です
相手も好調ですけど自分たちは全然戦えますし、勝てるチームだと思っています。連戦で期間は短いですが、町田戦に向けて良い準備をしていきたいと思います。

ドゥドゥ 選手

ドゥドゥ ――ジュビロ加入後初ゴールが決まりました。ゴールが決まった瞬間はどんな気持ちでしたか?
今年は最初の試合からゴールを決めたいと思っていたので、ゴールが決まった瞬間は本当に嬉しかったです。さらに2点目を決められたということ、何より3ポイントを取れたことが今日は本当に嬉しいです。

――1点目が決まったあと、ゴール裏のカメラに向かって話していたメッセージを教えてください
あのときは妻と娘への感謝の気持ちが口に出てきました。来日している妻の妹、ブラジルにいる両親、それからジュビロのチームメイトやスタッフの皆さんにも感謝しています。

――試合に出るたびにパフォーマンスが向上しているのではないでしょうか?
一番は日々の練習の成果だと思います。あとは通訳の赤阪さん、ガブリエルにもサポートしてもらっていますし、もちろんチームメイトにも助けてもらっていて、ピッチの中のコミュニケーションが良くなっていることが、パフォーマンスが上がっている要因だと思います。

――サポーターからもドゥドゥ選手へ、いつも以上に大きな声援が飛んでいました
今年も初戦から応援していただき、今日もアウェイにも関わらずたくさんの方に来ていただき本当に感謝しています。今日の試合は最後まで自分のチャントを歌ってくれました。プレー中も本当に良く聴こえています。本当に皆さんのおかげで勝利することができました。感謝しています。

水戸ホーリーホック 濱崎 芳己監督
 

――試合の総括
前半の失点が全てですね。特に2点目です。自分たちからボールを相手に渡すようなプレーをしてしまっては、ゲームが壊れてしまいます。相手はシンプルにサイドからクロスを狙うというところで、対応は選手たちもしていたのですが、最後のアタックのところは我々がまだまだトレーニングしなければいけないところです。あとは、まだやはり得点と失点で動きすぎてしまうと言うか、その辺りというのは若さでは片付けられないですが、しっかり見つめ直して積み上げるしかないかなというようなゲームでした。