2023年 試合速報

明治安田J2 第7節 vs. 大分トリニータ

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trinita
trinita

5 勝
1 分
1 敗
8 得点
6 失点
勝点 16

2
  • 1
  • 0

  • 1
  • 1

1
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

2 勝
2 分
3 敗
10 得点
10 失点
勝点 8

前半
20分
リカルド グラッサ
野嶽 惇也
23分
34分
針谷 岳晃
上原 力也
37分
ドゥドゥ
茂 平
39分
ハーフタイム 後半
1分
後藤 啓介
大津 祐樹
伊佐 耕平
14分
17分
金子 翔太
山田 大記
松本 昌也
藤川 虎太朗
伊佐 耕平
長沢 駿
中川 寛斗
町田 也真人
28分
33分
遠藤 保仁
小川 大貴
藤本 一輝
高畑 奎汰
弓場 将輝
羽田 健人
37分
39分
上原 力也
野嶽 惇也
梅崎 司
51分
24
西川 幸之介
3
デルラン
19
上夷 克典
31
ペレイラ
5
中川 寛斗
6
弓場 将輝
10
野村 直輝
16
茂 平
18
藤本 一輝
28
野嶽 惇也
13
伊佐 耕平
SUB
1
高木 駿
49
羽田 健人
7
梅崎 司
8
町田 也真人
17
高畑 奎汰
9
サムエル
20
長沢 駿
監督
下平 隆宏
81
梶川 裕嗣
4
松原 后
17
鈴木 雄斗
22
中川 創
36
リカルド グラッサ
14
松本 昌也
33
ドゥドゥ
34
針谷 岳晃
40
金子 翔太
50
遠藤 保仁
42
後藤 啓介
SUB
21
三浦 龍輝
5
小川 大貴
15
鈴木 海音
7
上原 力也
10
山田 大記
13
藤川 虎太朗
77
大津 祐樹
監督
横内 昭展

11,071
スタジアム名 試合日 キックオフ
レゾド 4/1(土) 14:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝 松本 守人 池内 明彦
天候 試合時間 副審 副審
晴れ時々曇り 90分 桜井 大介 竹長 泰彦
気温 湿度 第4の審判員 記録員
20.2度 39% 宮原 一也 宇野 耕二
9 シュート 9
4 ゴールキック 4
8 コーナーキック 14
9 直接FK 13
2 間接FK 0
2 オフサイド 0
0 PK 0

水曜日に行われたリーグ戦第6節の栃木SC戦から中2日。今日は大分トリニータのホームに乗り込み、連勝を目指す。

スターティングイレブンは、前節と変わらず。GKに梶川裕嗣、DFに鈴木雄斗、中川創、リカルド グラッサ、松原后、MFに針谷岳晃、遠藤保仁、古巣戦となる松本昌也、金子翔太、ドゥドゥ、FWに後藤啓介が入る。また、U-22日本代表メンバーとして欧州遠征に参加していた鈴木海音がベンチメンバー入りした。

前節の栃木戦は攻守ともに充実した内容を披露。松本のリーグ戦ホーム3試合連続となるゴールと松原のジュビロ加入後初得点が決まり、2-0で今季初の完封勝利を手にした。先制点は、クロスボールに対してニアで後藤啓介が潰れ役となり、ファーサイドに入り込んで来た松本が押し込むという「トレーニングからずっと練習してきた形」(横内監督)から生まれたゴールだった。また、「ボールを奪われた瞬間も、そのあとの切り替えを速くしてくれたことで、もう一度回収してマイボールにすることができた」と指揮官。日々準備してきたことや意識を高く持って取り組んできたことを選手たちがピッチで表現し、勝利に結び付けたことはチームの自信に繋がっている。守備面に関しても、ゲームの“終わらせ方"を課題としてきたが、栃木戦は最後まで集中を切らすことなく無失点。ジュビロは今、試合を重ねるごとに成長した姿を見せている。
対する大分は、6試合を終えて4勝1分1敗の3位と好スタートを切ったチームの一つ。前節の大宮アルディージャ戦は3失点で今季初黒星を喫したが、それまでは5試合で2失点に抑えており、守備の堅さが際立っている。ジュビロとしては、前節同様に良い守備から良い攻撃へと繋ぐことで試合の主導権を握り、より多くのチャンスを生み出していきたい。

キックオフはこのあと14:00。レゾナックドーム大分周辺の天候は晴れ。スタジアムの屋根は開かれており、春らしい爽やかな空が広がっている。今日は9連戦の3試合目。ハードなスケジュールが続くが、チームの力を結集させて1試合1試合を戦い抜いていく。

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横内 昭展 監督

――試合の総括
中2日で移動してアウェイのゲームというところで、もちろん選手の身体の負担は大きかったと思いますが、それでも選手は一生懸命走ってくれたと思います。ただ、前半はボールを握られる時間が長くて、上手く守りたかったのですが少し疲弊してしまったかなと。疲弊した理由は、自分たちがボールを奪ったあとに少しロストが多くて、また相手ボールになるという時間がちょっと続いて、そこは自分たちのミスから起こしてしまったかなと思っています。後半さらに追加点を奪われて、取りに行くしかないところで選手は下を向かずに最後までゴールを目指して走り切ってくれたかなと思っています。

――後半に入るに当たって、ハーフタイムにはどのような指示を伝えましたか?
1点負けていましたので、多少前から取りに行かないといけないということはもちろん出てきますが、一人ひとりが勝手に行くのではなくてチームとして奪いに行くというところは、個人的にも話した選手もいますし、あとは点を奪うために自分たちが怖がらずにボールに関わっていこうということは強く言いました。

――途中出場した選手たちも含めて、終盤追い上げムードを作り出しました。上原選手が決めた1点は今後に活きてくるのでは?
途中から出てきた選手がああいうふうにチームにパワーを与えてくれるというのは、本当にチームにとって大きいことで、凄く進歩を感じています。(上原)力也に関しては前半の早い時間帯に出場しましたが、ああいう状況で入っても普通にプレーできるということは、彼がスタメンではなくベンチに座っていたとしても、いつでも準備できている証拠です。もちろん彼だけじゃなくて、他の選手たちもそういうことだと思います。

――まだまだ連戦が続きます。ここから先に向けて課題をどう修正していきたいですか?
連戦ですが先のことはあまり考えられないので、とにかく次のゲームに向かおうと。そこに向けて、まずはコンディションを上げることが最優先かなと思っています。

――ボールロストが多いという点は、どう改善していきたいですか?
例えば自陣の低いところでももう少し勇気を持ってボールに対してパスコースを一つでも増やす、そういう動きはもっともっと増やしていきたいと思っています。そこは選手たちにも要求していますし、後半入りのところでも強く言いました。そういうところは我々はもっとできるし、それが我々の強みになっていくと思っていますので、今後もっともっと上げていきたいと思っています。

上原 力也 選手

上原 力也 ――針谷選手の負傷により前半途中から出場しましたが、どんなことを考えてピッチに入りましたか?
とにかくチームの勝利のために、頑張ろうという気持ちでした。

――今季初得点です。ゴールシーンを振り返ってください
(藤川)虎太朗に最初に出したときに前を向いて繋げてくれましたし、とにかく点を取ろうという気持ちでした。クロスを信じてゴール前に入って行ったところでこぼれてきたので押し込めて良かったです。

――同点には追い付けなかったものの、上原選手にとって大きなゴールとなったのではないでしょうか?
そうですね。コンディションも上がってきましたし、これからもチームの勝利のために頑張りたいと思います。

――チームとしてさらに攻撃面を改善していくためにはどんなことが必要だと思いますか?
攻守ともにもう一つギアを上げないといけないと思いますし、細かいところを選手間で話し合いながらチームとして積み上げていきたいと思います。

山田 大記 選手

山田 大記 ――2点ビハインドからの出場でしたが、どんなことをイメージして試合に入りましたか?
0-1で後半に入り、それ以上失点をしないことが今日の試合を勝ちに持っていくためには必要だったので、2失点目が凄く痛かったです。とはいえ点を取りにいくしかない状況で、ベンチからはこれ以上失点しないことと、その中で点を取りにいこうという話はしていて、それをイメージしてピッチに入りました。

――終盤かなり押し込む場面もありましたが、攻撃面ではどのような狙いを持っていましたか?
外から見ていて距離感があまり良くないように感じたので、そこを意識しながら、作りの部分で距離感が良く、良い形で前線にボールが入っていけば自然とその後の連係もできてきます。大分さんも凄くハードワークしていたこともあって、終盤は疲れてきてスペースも空いてきていたので、しっかりそこの作りの部分で良い攻撃のスタートを切るということをイメージしていました。

――後半は相手GKまで積極的にプレスを掛けてボールを奪い、ゴールに迫りました
そうですね。チームとして守備のところもやっていかなければいけないというところで、まだまだ前線の守備を機能させるには難しいところもあったのですが、そこもまだチームとしては課題だなと思います。

――復帰2戦目となりましたが、現在のコンディションはいかがですか?
今は怖さなくやれていますし、怪我無くやっていけたら自然とコンディションはより良くなっていくと思います。シーズン中なので、時間をかけてではなくて、ここから1週間か2週間でトップフォームに持っていけるようにやっていきたいと思います。

大津 祐樹 選手

大津 祐樹 ――後半からの出場でチームに勢いをもたらしました
0-1で負けていたこともあって、途中から入る選手がどれだけ流れを変えられるかというところが重要なので、1点は取れましたけどあれが2点3点と取れていれば逆転できたので、そこは悔しかったです。

――前半はベンチからどのように試合を見ていましたか?
負けていたとはいえ、相手にめちゃくちゃチャンスがあったかというとそうではなかったと思います。ただ少しボールが収まらない場面が多かったので、自分が入ったときには真ん中で起点になって、あとはゴールに直結する動きができればと考えていました。

――上原選手の得点シーンをアシストしましたが、そのシーンを振り返って
(鈴木)雄斗からのクロスを狙っていたのですが、相手に当たってずれたところで、胸トラップして自分で打とうかなと思っていましたが、ちょうど良いタイミングで(上原)力也が入って来てくれたので力也に預けてという感じでした。

――連戦の中で、前線で身体を張ったプレーがチームに勇気を与えています
1トップで出ることが多いですけど、チームのために身体を張ることは必要な部分だと思います。ジュビロはもっと点が取れるチームだと思っているので、そういう意味ではチームのためにということを意識してプレーし続けたいと思います。

大分トリニータ 下平 隆宏監督
 

――試合の総括
前節、大宮に本当に悔しい敗戦をして、そこから1週間選手たちは悔しさをしっかり糧にして取り組んできました。大宮戦のときのサポーターの声援というか、後押しが本当に今日のゲームに臨むに当たってパワーをもらえたと思っていますし、我々には本当に心強いサポーターが付いていると今日また再認識して何とか勝利することができたと思います。ジュビロは中2日で多少しんどいところもあったと思うのですが、我々が取り組んできたハイプレスのところ、切り替えのところ、あとはしっかり攻撃に持っていくところというのは、今日はできていた部分も多かったと思います。ただ、最後失点したり、まだまだ課題や突き詰められる部分はたくさんあって、そこはしっかり修正しながらまた今後もやっていきたいと思います。あとはFWの伊佐ですが、ここまでチームをしっかり引っ張ってきて献身的な守備で本当にチームを助けてきた彼にやっとゴールが生まれたのも個人的には凄く嬉しく思っています。