2019年 試合速報

明治安田J1 第27節 vs. 大分トリニータ

試合ハイライト
trinita
trinita

10 勝
9 分
8 敗
30 得点
26 失点
勝点 39

1
  • 0
  • 0

  • 1
  • 2

2
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

5 勝
6 分
16 敗
20 得点
39 失点
勝点 21

前半 ハーフタイム 後半
11分
森谷 賢太郎
今野 泰幸
星 雄次
三平 和司
19分
川又 堅碁
藤川 虎太朗
21分
山本 康裕
25分
ルキアン
秋山 陽介
三平 和司
35分
岡野 洵
伊藤 涼太郎
オナイウ 阿道
嶋田 慎太郎
36分
51分
山本 康裕
1
高木 駿
3
三竿 雄斗
5
鈴木 義宜
16
岡野 洵
4
島川 俊郎
6
小林 裕紀
7
松本 怜
19
星 雄次
50
田中 達也
25
小林 成豪
45
オナイウ 阿道
SUB
31
ポープ ウィリアム
8
丸谷 拓也
23
高山 薫
40
長谷川 雄志
27
三平 和司
37
嶋田 慎太郎
46
伊藤 涼太郎
監督
片野坂 知宏
1
八田 直樹
24
小川 大貴
25
大南 拓磨
33
藤田 義明
13
宮崎 智彦
14
松本 昌也
17
森谷 賢太郎
23
山本 康裕
30
上原 力也
20
川又 堅碁
39
ルキアン
SUB
21
カミンスキー
3
大井 健太郎
29
秋山 陽介
2
今野 泰幸
15
アダイウトン
26
藤川 虎太朗
22
大久保 嘉人
監督
フェルナンド フベロ

9,031
スタジアム名 試合日 キックオフ
大分陸 9/28(土) 18:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、乾燥 岩田 晃 岡部 拓人
天候 試合時間 副審 副審
くもり 90分 川崎 秋仁 武部 陽介
気温 湿度 第4の審判員 記録員
25.7度 73% 池内 明彦 甲斐 省二
9 シュート 4
4 ゴールキック 5
8 コーナーキック 2
6 直接FK 8
2 間接FK 2
2 オフサイド 2
1 PK 0

今日の対戦相手は大分トリニータ。天候はくもり。ラグビーW杯の開催に伴い、昭和電工ドーム大分ではなく、大分市営陸上競技場で試合が行われる。

スターティングメンバーはGKに八田直樹。最終ラインは小川大貴、大南拓磨、藤田義明、宮崎智彦。中盤は上原力也と森谷賢太郎、松本昌也、山本康裕が入り、前線は川又堅碁とルキアンが務める。

先発イレブンで注目はGKの八田直樹。今季は試合に出場できない期間が続いていたが、黙々と居残り練習を続けてきた。その成果もあり、リーグ戦の直近3試合でベンチ入り。天皇杯の清水戦では試合開始早々に1対1をストップするなど、ビッグセーブを披露している。ジュビロユースで育ち、プロ生活の全てをジュビロに捧げてきた背番号1の活躍に期待したい。

攻撃陣で注目は、「誰よりもゴールに飢えている」と語るルキアンだ。「Jリーグに慣れてきて、やっと自分らしいプレーが出来るようになった」と話すストライカーは、前節の川崎戦では惜しいシュートを放つなど、相手に脅威を与え続けた。本人が課題と語る「ラストパスやシュートの正確さ」を克服し、これまでの鬱憤を晴らす豪快なシュートを突き刺して欲しい。

リーグ戦ではここ3試合得点を奪えていないジュビロ。だが、だからこそ先制点を挙げることが出来れば強烈な追い風が吹くはずだ。4年前に劇的な昇格を決めた、縁起の良い大分の地で勝利を掴み取り、一歩ずつ階段を登っていきたい。

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フェルナンド フベロ 監督

――試合の総括
凄く難しい試合でした。試合の前からこのような展開になることは分かっていましたが、選手たちは本当に頑張ってくれましたし、とても頭脳的なプレーもしてくれました。我々が先制し、その後はよく耐えていましたがPKという形で追いつかれてしまいました。ですが、チームとしてしっかり仕事は出来たと思います。とても良い発見も出来ましたし、自分たちにとって非常に重要な勝利となりました。選手たちの活躍が非常に嬉しいですし、全員が力を出し切ってくれたことがとても嬉しいです。

――メンバーはどのように決めているのか?
自分が来て1カ月以上になりますが、一人ひとりの選手の能力を評価しています。その上で、試合で一番活躍してくれそうな選手を選んでいます。今日スタメン出場の八田選手も活躍してくれました。彼は試合に出ていなかった時期もありましたが、常に全力でチームのために努力してくれていましたし、チームにとって重要な選手です。
今日は非常に良い試合でしたし、八田選手を含め全員の活躍に感謝しています。

――初勝利の感想と山本選手の評価
勝利は非常に嬉しく思っています。今までの試合と比べても、全選手がとてもいい活躍をしてくれました。
(山本)コウスケは非常に良い活躍をしました。試合の途中から本来のポジションではないところでもプレーしてもらいましたが、2ゴールを挙げてくれました。彼も含め一人ひとりに感謝したいです。

――残り試合に賭ける想いは?
重要なことは、今の順位を打開することだと思っています。今日は今までで一番の試合となりました。これから考えなくてはいけないことは、今日持った自信をさらに高めていくこと、そして次の試合へ準備をすることです。次の試合も難しいことは分かっています。ですが、勝利に向け期待感とワクワク感で一杯です。相手をリスペクトしていますが、勝点3を目指すことに変わりはありません。

山本 康裕 選手

山本 康裕 ――素晴らしい決勝ゴールでした
フリーというのは分かっていましたし、(松本)昌也のボールが良かったですね。(川又)堅碁とルキ(ルキアン)がいなくなって、ラインもだいぶ引くことになってしまったし、奪った後も前線に大きい選手がいないのでラフなボールを自分たちのボールに出来なかったりと、負けないようにという戦い方になってしまっていたので、最後決められて良かったかなと思います。(藤川)虎太朗が上手く流れを変えてくれたというか、いい働きをしてくれたなと思います。

――今後の戦いに向けた意気込みを
1勝しただけでは何も変わらないので、次また勝つことが大事です。本当にもう負けられないですし、守り勝とうという状況で1点追いつかれてしまったのは逆転されたくらいのダメージはあったんですけど、ここでもう1点取れたのが次に繋がるかなと思います。まだまだ状況的には変わらないので、次ですね、とにかく。

――チームをどのように引っ張っていきたいですか?
(大井)健太郎くん、(山田)大記くんが怪我して、名実ともにリーダーという選手が2人いなくなったことはチームにとっても大きかったですし、あの2人が帰ってくるのを良い結果で待ちたいと思っていました。それでも流れを変えられなかったですし、僕も含めてもっともっとやらなければいけない選手が先頭に立てなかったりもしていたので、僕はどちらかというとプレーで示していくタイプなので、練習から若手に見られているという気持ちでやらなければいけないなと思います。

八田 直樹 選手

八田 直樹 ――8試合ぶりに勝利を掴みました
嬉しいですし、やっぱりこうやって試合に出て勝つために日々やっているので、本当に結果が出て良かったと思います。チームはなかなか上手くいっていなかったですが、この1勝で一つ前が向けると思います。今日は先発で使ってもらえましたが、僕が外れていたときでも僕をサポートしてくれた人がたくさんいるので、その人たちに本当にありがとうと言いたいなと思います。

――今日は素晴らしいセーブでチームを助けました
仕事が出来て良かったなと思いますし、僕が点を決められても、チームが点を決めて勝てれば何も問題が無いので、本当に勝てて良かったなと思います。

――今後の戦いに向けて
カミック(カミンスキー)が素晴らしいキーパーなので、僕が今日出ても頼りない部分があると思いますし、心配な部分もあると思いますけど、僕なりに精一杯やりたいと思います。カミックはやっぱり素晴らしいゴールキーパーなので、追いつけるように頑張りたいと思いますし、日々勉強しながら頑張っていきたいと思います。

藤川 虎太朗 選手

藤川 虎太朗 ――リーグ戦デビューを果たしました
自分としては一つステップアップ出来たと思いますし、その中で自分が出た試合で勝てたので、そこは良かったと思います。

――自身のプレーの手応えは?
ボールを1回しか失わなかったですし、FWがいない中であそこまでキープ出来たのは自信になりました。でも、もっと自分が周りを助けられるような力を付けたいなと改めて思いました。

――得点を取るために意識したことは?
常に背後を狙うこと。あとは、中で受けようとする選手が多かったので、自分は違う動きを心掛けました。秋くん(秋山)からボールをもらってシュートを打ったような場面をもっともっと上手くしていけたらなと思います。

――今日の勝利をどのように繋げていきたいですか?
残り7試合ですが、自分は全然いけると思っているし、上を蹴落とす気持ちです。自分は1ミリも諦めていないし、そういう気持ちをみんなで持っていくためにも、今日こういう風に勝てたことはすごくプラスになると思うので、この勝利を無駄にすることなく、自分たちはまだ18位なので、もっともっと上を目指して、謙虚な気持ちでやっていきたいと思います。

大分トリニータ 片野坂知宏監督
 

ジュビロ戦に向けて準備してきたことを、選手はスタートからやってくれたと思います。ある程度の狙いの中で、チャンスは作ってくれたと思いますし、前半それを決め切れなかったことが非常に痛かった。後半先制点を取られたことも、相手を勢いづかせたと思います。その中でもPKですが同点に追いつき、そこで自分の判断で2枚替えをして少々リスクも負って点を取りに行った部分はあります。結果論では、最後失点し勝点3を失い、得点へチャレンジしたのですが、それが出来なかったのは私の未熟さ、判断のミスだったと思います。選手は最後まで戦ってくれましたが、一瞬の隙を突かれて悔しい敗戦でした。