2019年 試合速報

明治安田J1 第26節 vs. 川崎フロンターレ

試合ハイライト
frontale
frontale

11 勝
11 分
4 敗
40 得点
24 失点
勝点 44

2
  • 2
  • 0

  • 0
  • 0

0
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

4 勝
6 分
16 敗
18 得点
38 失点
勝点 18

前半
15分
大南 拓磨
谷口 彰悟
21分
脇坂 泰斗
22分
24分
ムサエフ
山村 和也
35分
ハーフタイム 後半
1分
荒木 大吾
松本 昌也
アダイウトン
山本 康裕
長谷川 竜也
登里 享平
脇坂 泰斗
知念 慶
20分
中山 仁斗
川又 堅碁
小林 悠
中村 憲剛
33分
21
新井 章太
5
谷口 彰悟
7
車屋 紳太郎
17
馬渡 和彰
34
山村 和也
6
守田 英正
8
阿部 浩之
16
長谷川 竜也
22
下田 北斗
28
脇坂 泰斗
11
小林 悠
SUB
1
チョン ソンリョン
2
登里 享平
14
中村 憲剛
25
田中 碧
41
家長 昭博
9
レアンドロ ダミアン
20
知念 慶
監督
鬼木 達
21
カミンスキー
24
小川 大貴
25
大南 拓磨
33
藤田 義明
8
ムサエフ
13
宮崎 智彦
15
アダイウトン
27
荒木 大吾
30
上原 力也
32
中山 仁斗
39
ルキアン
SUB
1
八田 直樹
41
高橋 祥平
2
今野 泰幸
7
田口 泰士
14
松本 昌也
23
山本 康裕
20
川又 堅碁
監督
フェルナンド フベロ

22,571
スタジアム名 試合日 キックオフ
等々力 9/14(土) 19:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、水含み 髙林 敏夫 今村 義朗
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 唐紙 学志 竹田 和雄
気温 湿度 第4の審判員 記録員
24.6度 73% 鶴岡 将樹 大高 常勝
12 シュート 8
8 ゴールキック 10
4 コーナーキック 4
14 直接FK 8
0 間接FK 2
0 オフサイド 2
0 PK 0

2週間の中断期間を経て、今日ジュビロは川崎フロンターレとの一戦に臨む。
リーグ戦は残り9試合。J1残留に向けて、一つずつ勝点を積み上げていくしかない状況だが、フベロ監督が目指す攻撃的なサッカーは着実にチームに浸透してきている。日々のトレーニングの成果をピッチで示し、敵地で勝利を掴み取りたい。

スターティングイレブンは、GKにカミンスキー。最終ラインは小川大貴、大南拓磨、藤田義明、宮崎智彦。中盤にはムサエフと上原力也、荒木大吾、アダイウトンが入り、前線をルキアンと中山仁斗が務める。また、肩の怪我で戦線を離脱していた川又堅碁がベンチ入り。苦しいリハビリを乗り越えてきたストライカーの復活となるのか。フベロ監督の采配にも注目だ。

対する川崎は現在5位。J1リーグ2連覇中の強敵だが、そうしたチームから勝点3を獲得することで、指揮官が強調する“自信”を得るとともに、浮上のきっかけを見出すことが出来るはずだ。大切なのは、ピッチに立つ選手だけではなく、ベンチメンバー、そして磐田で待つ選手たち全員が思いを一つにし、最後まで戦い抜くこと。今日こそ敵地まで足を運び声援を送ってくれるジュビロサポーターとともに、最高の結果を手にしたい。

キックオフはこのあと19時。等々力陸上競技場には涼しい風が吹いている。

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フェルナンド フベロ 監督

――試合の総括
私たちは、入りは非常に良かったと思います。相手に対し、しっかりと集中して戦っていました。チャンスも作り出しました。ですが、最終的に結果は良くないものとなってしまいました。非常に拮抗していた試合だと思います。特に前半はお互い拮抗していました。ボールを失ってしまった後、カウンターを受けてしまった面もあります。そして相手の1本目のシュートが不幸にも失点に繋がってしまいましたし、相手の枠内のシュートが2本とも失点に繋がってしまいました。選手の態度に関しては、非常に良い印象があります。選手たちはポジティブに取り組んでいました。ですが、良くない結果になってしまいました。

――勝ち切れない理由は?
チームの問題としては、一つ目は決定力不足ということです。自分たちは決定的なチャンスを作り出していました。二つ目は相手の少ないチャンスで失点をしてしまうことです。結果に関してはネガティブなものになっていますが、より良くするために、このまま引き続き努力していきます。水曜日にまた次の試合もあります。ですから現状を覆したいと思っています。選手の態度については、すごくリスペクトしています。チームとして良い仕事もしてきました。選手たちにもこのまま引き続き頑張ってもらい、より良くしていきたいと思います。これからも非常に難しい戦いが続きます。ですが、最後まで一生懸命努力していこうと思います。そして下を向くこと無く、常に上を向いて挑戦していきたいです。この3試合、勝ててはいませんが、チャンスは作り出していたと思います。今日は2回クロスバーに当たり、ポストにも当たってしまいました。このままゴールを挙げられるように続けていくだけです。この状況をいかに壊していくか、そしてゴールに繋げていくかが重要です。一度ゴールが決まれば次からはより簡単になると思います。

――後半開始時に2選手を交代した意図は?
結果を変えようとして選手を交代しました。2人とも非常に良い活躍をしてくれました。チームもより良くなったと思いますし、チャンスをしっかりと活かせるようになりました。チームにとって良い活躍をしてくれたと思います。(交代選手は)入ることによってチームを助けることをしなくてはいけません。2人に限らず他のメンバーもチームを助ける活躍をしてくれることを期待しています。そしてボールを保持し、よりバランスを良くしていきたいと思います。

川又 堅碁 選手

川又 堅碁 ――怪我からの復帰戦となりました
ピッチに立ったら自分に何が出来るか、ということが一番大事だと思うのですが、0対2で負けている状態から3対2にひっくり返せるくらいの力というか、自分が点を取ったり周りが点を取ったりというきっかけになるプレーが出来なかったということは、良くなかったということだと思います。3対2で勝っていれば、途中出場の結果として正解だったと思うので。

――右肩への不安もあったと思います
まだ右手をつくのは少し怖いのですが、無我夢中でプレーしていて、スライディングも出来ましたし、普通にプレー出来たのでそこは良かったかなと。ただ、何個かチャンスメイクが出来た場面で得点が欲しかったです。

――元気印が帰ってきて、選手たちに与える刺激も大きいのでは?
それを与えることが出来ていれば逆転出来たと思うので、そこはまだまだ自分の力不足です。

――ルキアン選手との関係性は?
彼の良さはボールが入った時にすごく懐が深いところだと思います。だからこそ、ルキアンのところにボールが入った時に、バイタルに1人2人と選手が入って来ないと、あそこでキープ出来ているだけにもったいないなと。出しただけで終わってしまっているのが現状なので、そこをどうしていこうかというイメージを持って前半は見ていました。

――ここからの戦いに向けて
追い込まれていますが、一つずつ勝っていくしかありません。とにかく次の試合に集中して、もっとみんなファイトするべきです。勝ちたいという気持ちが相手と同じようなレベルではだめですし、良くない時は技術云々ではなくてピッチに立ったときに相手よりも勝ちたいという気持ちが上回らないと。ボールに対して、プレーに対して、もっとそういう気持ちを見せていかないと、現状は打開出来ないと思います。見ている人にそれが伝わらないと勝てないです。それをもっとみんなで見せていきたいと思います。

大南 拓磨  選手

大南 拓磨	――試合を振り返って
自分のミスからなのですが、そういうところからやられてしまうので、本当に反省するべきところです。また、毎回前半で失点して、後半相手が守るだけという形になり、自分たちがやれているような感じになってしまっているところがあるのかなと。そういうことを前半からもっと出来るようになれば良い流れを作ることが出来ると思います。チャンスは前より増えていると思うので、そこをしっかりチームとして決め切る力を付けることが出来るようにしなければいけません。

――積極的に前に出ていく攻撃を志向する上で、カウンターのケアも重要になってくると思います
それを自分たちが上手くコントロールしなければいけないですし、攻撃時は絶対にゴールを取り切らないといけません。カウンターを防ぐために、時にはファウルとまではいきませんが、相手の攻撃を潰すことをもっとやっていかなければいけないと思います。

――フベロ監督のもと3試合を戦い、手応えを感じる部分は?
勝っていないので何とも言えないです。これをやっている中で結果が出れば、上手くいっていると手応えを得ることが出来ると思うので、本当に大事なのは勝つことです。それを自信に繋げていきたいと思います。

――残りの試合でこの状況をどう打開していきたいですか?
まず、もう1試合も負けられないので、1試合1試合に懸ける想いをもっと強く持たなくてはいけません。ここでぶれてはいけないですし、みんなが同じ方向を向いてやっていくこと。すごく厳しい戦いが続きますが、ディフェンスラインは今日のような失点をもう絶対にせずに、0で終える試合を続けていきたいと思います。

藤田 義明 選手

藤田 義明 ――キャプテンマークを巻いてピッチに立ちました
色んな想いを込めて戦いました。監督が選んでくれた、その想いに応えたかったのですが残念です。我慢したかったですが、前半2失点してしまい難しい試合になってしまいました。また、2失点とも自分たちのミスからやられているので、奪った後を大事にしなければいけませんし、もっと集中して戦わなければいけません。

――チームを引っ張る上で意識したことは?
どんな時でも声を出して下を向かずにやろうということを試合前からずっとみんなに言っていました。ハーフタイムにみんな「ひっくり返せる」と。誰1人諦めてなかったので、絶対いけるという思いで後半に臨みました。もっと盛り返すことが出来れば良かったのですが、それが出来ず残念です。

――後半心掛けたことは?
(山本)康裕と(松本)昌也のところですごく落ち着くので、そこから厚みのある攻撃をしようと。中のルキアンとゴンちゃん(中山)、途中から(川又)堅碁が入りましたが強さがあったので、そこをもっと上手く使うことが出来れば良かったと感じています。

川崎フロンターレ 鬼木達監督
 

――試合の総括
Jリーグでは長い間勝利が無かったので、選手、サポーターが喜ぶ姿を見られて良かったと思います。今日は前半立ち上がりから自分たちの勢いを出してくれたと思います。後半の戦い方という点では反省点がありますけど、それでも勝てたのでまた次への課題としてしっかり修正して次のゲームに挑みたいと思います。