2025年8月2日 vs ブラウブリッツ秋田

19:30 ヤマハ

インタビュー他

ジョン ハッチンソン

監督

秋田さんが勝利に値するチームだったと思います。ほとんどの局面において我々を上回っていたと思っていますし、選手たちに求めたことが全くできていませんでした。この中断期間は様々な要素に取り組んできました。秋田戦に向けてクロスの守備、セットプレー、セカンドボールのところにも取り組んできましたけど、それが何も見られなかったと思います。立ち上がりはうまく入れたと思いますし、前半ラスト10分くらいもゲームコントロールできていたと思います。ただそこからはコントロールを失ってしまいました。

非常にガッカリなゲームでした。それはホームでこのような試合をしてしまったことが残念であり、腹立たしさを感じています。自分たちが掴み取りたい目標に向けたチャンスをまた逃してしまったことに非常にガッカリしています。

選手のパフォーマンスが全く良くなかったことに関しては、選手が責任を感じてほしいと思っていますが、スタメンを選んだり、交代についても私が考えているので、その責任は全て私にあります。まずは1-4で負けたことを自分のなかで振り返って、自分自身に矢印を向けて、来週に向けて何ができるのかを考えて次に進んでいきたいと思います。

川島 永嗣

川島 永嗣

選手

言い訳することもないですし、自分たちの良さも出せませんでした。相手の特徴であるセットプレーを対処し切れませんでしたし、自分たち自身に責任のある結果だと思っています。

──どんなところが良くなかったですか?

やっぱり1点を取ってから自分たちのテンポが下がってしまいましたし、より早くボールを動かしながら自分たちの良さを出せれば良かったですけど、1失点目した後になかなか自分たちのテンポでボールを動かすことができなかったので、相手にとって脅威となるような場面を作れませんでしたし、そのまま2失点目を喫してズルズルといってしまったと思っています。

──デュエルのところで勝てなかったところに関しては?

そこは自分たちも試合前から話していましたし、そこが勝てなければ今日の試合には勝てないというのも話していました。残り14試合は、そういうところで根本的に負けていれば、自分たちが目指すものはサッカー以前に目指すことはできないですし、自分たちはボールを動かしながらプレーすることもそうですけど、やっぱり強いチームになっていかなければいけないです。本当に切り替えていくしかないですし、次の試合も含めて球際だったり、根本的なところをもう一度見直してやっていきたいと思います。

──キャプテンとしてどう立て直していきたいですか?

キャプテンとして自分自身がチームを引っ張っていかなければいけないという気持ちはありますし、こういうゲームの中でもやっぱりもっともっとチームを引っ張っていかなければいけなかったと思います。本当に残り試合がどんどん少なくなっていく中で、自分たち自身が危機感をしっかりと持って、自分たちの目標に向かってもう一度、立ち上がっていけるようにやっていきたいと思います。

──次のいわき戦に向けて

いわきも特徴のあるチームだと思います。本当に自分たちの根本的なところを見つめ直してやっていかなければいけないですし、自分たちの良さをしっかりと出せなければ相手にとって脅威にはなれないと思います。試合の中では良い時間帯もよくない時間帯もありますが、よくない時間帯をしっかりと乗り越えながら結果に繋げていかなければいけないですし、結果を残すためにももっと良い時間帯も増やしていきたいと思います。

上原 力也

上原 力也

選手

もちろんセットプレーは改善しなければいけないですし、攻撃のところでも自分たちのスタイルをもっとやれたと思います。相手の土俵で戦ってしまいましたし、自分たち自身にもっと目を向けてやっていかなければいけないと思いました。

──先制点を奪うまでは自分たちがやりたいことをやれていたと思いますが、そこからそれができなくなったのはどんな難しさがあったからですか?

セットプレーのところで失点してしまったというのが痛かったですし、2失点目も同じでした。まだ1点差だったので自分たちにフォーカスできれば、逆転できたとは思いますけど、後半の立ち上がりに3失点目をしてしまったことが非常に重くのしかかったと思っています。

──そこから苦しい状況に立たされた中、ピッチの中でチームメイトに指示を伝えて状況を打開しようとトライしていた姿はありましたが、それがなかなかうまくチーム全体に波及しなかったですか?

そこは僕自身も本当に反省しなければいけないところがたくさんあります。あの時に全員を呼んで、(チームとしての)一つの道を示した方が良かったと思っています。チームとして少ししゅんとなっていたところもあったし、バタついてしまったところもあったので、そういうところに目を向けていきたいと思います。

──次に向けて

まずは切り替えなければいけないですし、もう足踏みはできないので、もう一度自分たちに目を向けてやっていきたいと思います。