19:30 ヤマハ
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監督
まず選手にとって非常に良い結果になったと思います。無失点で終わったこと、セットプレーからゴールが取れたこと、次に向けて良い収穫があったと思います。グループ全体として見ると、フットボールを改善していくプロセスの最中ではあります。もちろんまだ改善点はたくさんありますが、今日の結果というのはその中でも良い前進になったと思います。この前進をどこまでしていけるのかは選手次第です。非常に才能に溢れる選手ですが、まだまだ改善しなければいけないところはあります。そしてこの苦しいところを抜け出して、すごく良いチームになれることを理解してもらいたいと思っています。
試合全体に目を向けると、勝利に値するパフォーマンスでした。良いチャンスをいくつも作れていましたし、2点素晴らしいゴールも取れました。守備もしっかりとやれていましたし、フェーズごとに分けてみても、それぞれでしっかりと支配できたと思っています。
まずジョルディについて触れたいと思います。彼のJ1への移籍というのは彼が勝ち取ったものです。僕がこのクラブに来たときから本当にクオリティを持ったウイングがいると思っていましたし、毎週本当に信頼のできる選手でした。トレーニングを欠かしたことはありませんし、リーグ戦全試合スタメンでした。その中で3得点9アシストというのは本当に素晴らしい結果を残してくれましたし、キャラクターも素晴らしいものでした。本当にいなくなったことが恋しくなると思いますけど、チームとして彼をJ1に送り出せたことは誇りに思って良いと思います。
ただジョルディが抜けるということは、他の選手にそのポジションへの扉が開くということです。それが今日は角昂志郎でした。昂志郎に関しては水戸戦でもスタートから使おうと思っていました。ただ週の半ばに強めの打撲があり、一旦ベンチからのスタートにしようという判断になりました。ジョルディがいなくなったから、彼がポジションを得たというわけではありませんし、オフ明けからしっかりとポジションを勝ち取るようなパフォーマンスを見せてくれていました。そこは間違いありません。ただ昂志郎も完璧ではありません。ここから成長していかなければいけない。それはチームも同様です。ただ今日のパフォーマンスは昂志郎にとって良い一歩になったのではないかと思います。
相手コートでゲームを進めようという狙いがありました。相手コートに入っていければ、質のある選手たちがいるので、そこを崩していけると。例えば、倍井謙が今日に関しては非常に推進力を持ってやってくれていたので、素晴らしかったですし、相手コートにボールを運んでいくところに関しては全員が非常に素晴らしいプレーをしてくれたと思います。今、このチームは相手に応じてプレーすることに取り組んでいます。相手が落ちたなら間を通していくし、中央を閉じるなら外回りで、アグレッシブにプレスをかけてくるなら、その裏を使っていこうと。それを今、積み上げている最中ですが、この2週間は非常に良くできていると思います。ただそこは前線の選手だけではなく、ディフェンス陣や中盤の選手たちもハードなランニングを非常によくやっていて、2回、3回と走り直すオフザボールの動きがすごく大事になります。そこに対して相手が対応してきたところの逆をついていくという風にやっていきたいと思っています。
それが今日は非常によくやれていたと思います。ただ得点チャンスは作れていたので、そこをもっと決め切れれば良かったです。よりゴールを決めていけるようにしたいと思います。
選手
やっぱり最高でしたね。こういうスタジアムでゴールを決めるというのは何事にも変えられないものがあると思います。
特に前半は、チームの狙いである相手コートで試合を進めるというのができていたと思いますし、前節から良い部分を継続することができたと思っています。後半は暑さもあったので、ずっと攻め続けるというわけにはいかないですし、ゲームを落ち着かせる時間帯を作りながら、相手が出てきたら背後を狙う意識も忘れずに、後半は特にそのバランスが大事だと思っていました。今日も前節からの継続で裏を狙い続けることや強度の部分への意識が良かったと思っています。
ボランチのところから裏に走ると、相手も捕まえづらいと思うので、後ろでサポートするだけではなく、自分が裏を狙ったり、うまくポジションを変えながらプレーするというのを最近意識しています。
そこは自分でも意識している部分というか、そこがないと、やっぱり上のレベルで試合に出るとなった時に難しくなるというのを感じているので、これからも試合の中で意識してトライしていきたいと思います。
グスタボはボールを触って良さが出る選手だと思うので、ボールを触りたい時には落ちてもらって、自分が前に入るとか、グスタボの位置を見ながら動くようには意識しています。
そこをベースにできれば、自分たちは負けないというか、どんな相手にも良い試合ができると思っています。そのベースの部分は無くさずにやっていきたいと思います。
試合の入りで2点を取れたことがゲーム運びとしてもすごく楽になりましたし、僕やグスタボ、(角)昂志郎3人ともが仕掛けながら常に前のベクトルを出し続けられる選手だったので、そういった意味でも前半はすごくチームとして押し込む時間帯が長かったですし、自分たちのサッカーができたと思います。
本当に選手によってタイプは全然違いますし、角昂志郎は周りを使いながら、単騎突破もできますし、賢い選手なので。相手を見てどこに立てば優位になるのかというのを考えながら中でもプレーができることがまた新たなオプションになると思います。個人的にもジョルディが抜けて、同じサイドを一緒にやってきた中でみんなよりも人一倍の責任感を勝手ながらに感じています。今日、彼がいなくなった中でも勝利できたことはチームとしてすごくポジティブな要素だと思います。
やっぱり彼が、残してくれた数字もそうだし、攻撃の主軸になっていた選手だったので、そんな彼がいなくなったから弱くなってしまったと僕は絶対に思われたくなかったです。そういった意味でも今日、しっかりと勝利できたことが良かったと思います。
自分は中でプレーすることも好むタイプです。どうしても外に張っているだけだと、相手も的を絞りやすくなってしまうところがありますし、もちろん味方の立ち位置を見ながらではありますけど、相手が守りづらい立ち位置をどれだけ取れるかというのは意識しながらやりました。その中で背後を狙う部分を無くさず、そこを織り交ぜながらやれたと思っています。
自分が受けた時にどの立ち位置を取るのかはだいたい分かってきましたし、彼がボールを持った時にどこにいて欲しいかというのをアイコンタクトでも感じられるようになってきているので、そういった連係は試合を重ねるごとに良くなっていると思います。
僕らは本当に勝ち続けることでしか、優勝や昇格というのは見えてこないと思っているので、その責任感を強く持って、1試合ごと成長していけるようにトレーニングからしっかりとやっていきたいと思います。
ジョン ハッチンソン
監督
まず選手にとって非常に良い結果になったと思います。無失点で終わったこと、セットプレーからゴールが取れたこと、次に向けて良い収穫があったと思います。グループ全体として見ると、フットボールを改善していくプロセスの最中ではあります。もちろんまだ改善点はたくさんありますが、今日の結果というのはその中でも良い前進になったと思います。この前進をどこまでしていけるのかは選手次第です。非常に才能に溢れる選手ですが、まだまだ改善しなければいけないところはあります。そしてこの苦しいところを抜け出して、すごく良いチームになれることを理解してもらいたいと思っています。
試合全体に目を向けると、勝利に値するパフォーマンスでした。良いチャンスをいくつも作れていましたし、2点素晴らしいゴールも取れました。守備もしっかりとやれていましたし、フェーズごとに分けてみても、それぞれでしっかりと支配できたと思っています。
──クルークス選手が抜けた右サイドには特徴の異なる角選手を起用し、攻撃のところでまた新たな一面が見られたと思います。監督自身はどのように評価していますか?
まずジョルディについて触れたいと思います。彼のJ1への移籍というのは彼が勝ち取ったものです。僕がこのクラブに来たときから本当にクオリティを持ったウイングがいると思っていましたし、毎週本当に信頼のできる選手でした。トレーニングを欠かしたことはありませんし、リーグ戦全試合スタメンでした。その中で3得点9アシストというのは本当に素晴らしい結果を残してくれましたし、キャラクターも素晴らしいものでした。本当にいなくなったことが恋しくなると思いますけど、チームとして彼をJ1に送り出せたことは誇りに思って良いと思います。
ただジョルディが抜けるということは、他の選手にそのポジションへの扉が開くということです。それが今日は角昂志郎でした。昂志郎に関しては水戸戦でもスタートから使おうと思っていました。ただ週の半ばに強めの打撲があり、一旦ベンチからのスタートにしようという判断になりました。ジョルディがいなくなったから、彼がポジションを得たというわけではありませんし、オフ明けからしっかりとポジションを勝ち取るようなパフォーマンスを見せてくれていました。そこは間違いありません。ただ昂志郎も完璧ではありません。ここから成長していかなければいけない。それはチームも同様です。ただ今日のパフォーマンスは昂志郎にとって良い一歩になったのではないかと思います。
──攻撃面ではどのような狙いを持っていましたか?
相手コートでゲームを進めようという狙いがありました。相手コートに入っていければ、質のある選手たちがいるので、そこを崩していけると。例えば、倍井謙が今日に関しては非常に推進力を持ってやってくれていたので、素晴らしかったですし、相手コートにボールを運んでいくところに関しては全員が非常に素晴らしいプレーをしてくれたと思います。今、このチームは相手に応じてプレーすることに取り組んでいます。相手が落ちたなら間を通していくし、中央を閉じるなら外回りで、アグレッシブにプレスをかけてくるなら、その裏を使っていこうと。それを今、積み上げている最中ですが、この2週間は非常に良くできていると思います。ただそこは前線の選手だけではなく、ディフェンス陣や中盤の選手たちもハードなランニングを非常によくやっていて、2回、3回と走り直すオフザボールの動きがすごく大事になります。そこに対して相手が対応してきたところの逆をついていくという風にやっていきたいと思っています。
それが今日は非常によくやれていたと思います。ただ得点チャンスは作れていたので、そこをもっと決め切れれば良かったです。よりゴールを決めていけるようにしたいと思います。
井上 潮音
選手
──改めてヤマハスタジアムでのゴールはどうでしたか?
やっぱり最高でしたね。こういうスタジアムでゴールを決めるというのは何事にも変えられないものがあると思います。
──試合全体を振り返ってみて
特に前半は、チームの狙いである相手コートで試合を進めるというのができていたと思いますし、前節から良い部分を継続することができたと思っています。後半は暑さもあったので、ずっと攻め続けるというわけにはいかないですし、ゲームを落ち着かせる時間帯を作りながら、相手が出てきたら背後を狙う意識も忘れずに、後半は特にそのバランスが大事だと思っていました。今日も前節からの継続で裏を狙い続けることや強度の部分への意識が良かったと思っています。
──ボランチから右サイドの背後のスペースをうまく狙っていましたか?
ボランチのところから裏に走ると、相手も捕まえづらいと思うので、後ろでサポートするだけではなく、自分が裏を狙ったり、うまくポジションを変えながらプレーするというのを最近意識しています。
──デュエルのところでボールを奪うシーンが多かったことについてはどうですか?
そこは自分でも意識している部分というか、そこがないと、やっぱり上のレベルで試合に出るとなった時に難しくなるというのを感じているので、これからも試合の中で意識してトライしていきたいと思います。
──グスタボシルバ選手との関係性での手応えは?
グスタボはボールを触って良さが出る選手だと思うので、ボールを触りたい時には落ちてもらって、自分が前に入るとか、グスタボの位置を見ながら動くようには意識しています。
──この強度を継続していくことがここから先のポイントになりますか?
そこをベースにできれば、自分たちは負けないというか、どんな相手にも良い試合ができると思っています。そのベースの部分は無くさずにやっていきたいと思います。
倍井 謙
選手
試合の入りで2点を取れたことがゲーム運びとしてもすごく楽になりましたし、僕やグスタボ、(角)昂志郎3人ともが仕掛けながら常に前のベクトルを出し続けられる選手だったので、そういった意味でも前半はすごくチームとして押し込む時間帯が長かったですし、自分たちのサッカーができたと思います。
──ジョルディ・クルークスがいなくなった中でも
本当に選手によってタイプは全然違いますし、角昂志郎は周りを使いながら、単騎突破もできますし、賢い選手なので。相手を見てどこに立てば優位になるのかというのを考えながら中でもプレーができることがまた新たなオプションになると思います。個人的にもジョルディが抜けて、同じサイドを一緒にやってきた中でみんなよりも人一倍の責任感を勝手ながらに感じています。今日、彼がいなくなった中でも勝利できたことはチームとしてすごくポジティブな要素だと思います。
──クルークス選手が移籍して「人一倍の責任感を感じている」という思いが今日のプレーに現れていたと思います。
やっぱり彼が、残してくれた数字もそうだし、攻撃の主軸になっていた選手だったので、そんな彼がいなくなったから弱くなってしまったと僕は絶対に思われたくなかったです。そういった意味でも今日、しっかりと勝利できたことが良かったと思います。
──今日はかなり広範囲に動いてボールを引き出すシーンが目立ちました。あのプレーにはどんな意図がありましたか?
自分は中でプレーすることも好むタイプです。どうしても外に張っているだけだと、相手も的を絞りやすくなってしまうところがありますし、もちろん味方の立ち位置を見ながらではありますけど、相手が守りづらい立ち位置をどれだけ取れるかというのは意識しながらやりました。その中で背後を狙う部分を無くさず、そこを織り交ぜながらやれたと思っています。
──グスタボ選手との関係性も試合ごとに良くなっている手応えはありますか?
自分が受けた時にどの立ち位置を取るのかはだいたい分かってきましたし、彼がボールを持った時にどこにいて欲しいかというのをアイコンタクトでも感じられるようになってきているので、そういった連係は試合を重ねるごとに良くなっていると思います。
──この連勝を続けていくことが残りのシーズンに向けても大事になりますね。
僕らは本当に勝ち続けることでしか、優勝や昇格というのは見えてこないと思っているので、その責任感を強く持って、1試合ごと成長していけるようにトレーニングからしっかりとやっていきたいと思います。