2025年5月11日 vs 藤枝MYFC

13:00 ヤマハ

インタビュー他

ジョン ハッチンソン

監督

我々が勝利に値するパフォーマンスだったと思います。チャンスも多く作れていました。ここ数週間で取り組んできたことを選手たちが実行してくれたと思うので、そういうパフォーマンスが見られて良かったです。ただ、改善点としてはボックス内で容赦なく決め切って、相手を引き離していかなければいけないと思っています。

やはりホームで勝てるのは本当に良いことです。ペイショットにゴールがついたことやクリーンシートで終われたことも良かったです。

前回、ここに座って会見した時は、非常に厳しい状況の中でしたが、それを引きずることなく、その悪い流れから抜け出すことができたと思っています。

もちろん相手も素晴らしいチームで、非常に手強かったですし、厳しい時間帯もありました。ただ、よりチャンスを作れていたという意味では、我々が勝利に値していたと思います。

最後に、本日は母の日なので、全てのお母様方であったり、女性の皆さんに喜んで帰ってもらう日にできたことは本当に嬉しいですし、またファンの皆さんも喜んで帰っていただけたのであればすごく良かったです

──渡邉りょう選手と金子大毅選手の2枚替えした采配にはどんな理由がありましたか?

渡邉りょうに関しては、素晴らしい選手ではありますし、今日もすごく良いパフォーマンスを見せてくれていましたけど、連戦の中でどちらも先発していたしていたこと、ここまで少し怪我が続いていたこと、そしてハリを感じていたこともあり交代することにしました。また、ペイショットを入れることによってまた違うポイントからアタックしたいという考えもありました。

(金子)大毅に関してはイエローカード(を1枚もらっていた)がありました。どんな状況でもアグレッシブにタックルしにいくというスタイルなので、今日も非常に良かったですが、攻守のトランジションのところでタックルにいって止められる状況が必要だと思っていたので交代しました。2人とも本当によくやってくれたと思いますし、交代で入ったペイショットと(中村)駿もよくやってくれたと思います。

上原 力也

上原 力也

選手

──試合を振り返って

お互いに勝ちたいという気持ちがぶつかり合った試合にはなったと思います。ただ前半を含めてしっかりと仕留めるところで決め切れないと、こういう難しい試合になってしまいます。全体を通して惜しいシーンは多かったですけど、そこで仕留め切れるようにやっていかなければいけないと思います。

──試合の中で背後を狙うシーンと、しっかり後ろから繋ぐ時間帯がありました。あの辺りはどういう意図でプレーしていたのでしょうか?

今治戦、札幌戦と直近の2試合は背後のところを有効に使えていたので、そこは続けようと思っていました。ただ、自分たちでコントロールできる時は、自分たちでコントロールしながら相手陣地に入っていくところが課題でもあったので、そこをうまく使い分けながらやれたところもあり、修正するところもあったとは思っています。

──相手のシャドーとボランチのところに対し、上原選手と金子選手のダブルボランチでボールを奪い切れたシーンもあったと思います。その辺りは狙い通りにやれましたか?

前からプレッシャーに行く時はマンツーマンになって、広いゾーンを守らなければいけない時もありますけど、うまくコミュニケーションを取ってやれていますし、前半は、金子選手のところで何度もボールを奪うシーンがあったし、よく動いてくれたと思っています。

──その背景にはボランチが狙いを定めやすくなっているところはありますか?

前線の選手がしっかりとプレッシャーをかけてくれている分、相手の出どころは予測しやすくなっています。前線の選手が頑張ってくれている分、後ろの選手たちはすごく助かっていると感じています。

──ここで連勝を飾れたことを次にどのように繋げていきたいですか?

今日ホームで勝ち切れたので、チームとしても良い方向に進んでいけると信じていますし、5月はここからしっかりと勝ち点を取らなければいけないと思っています。

──次のいわき戦は小学生一斉観戦授業のホームゲームになりますね。

磐田市の小学生が来てくれるので、その応援を力に変えて頑張らなければいけませんし、ここでしっかりと連勝を伸ばせるようにしたいと思っています。

三浦 龍輝

三浦 龍輝

選手

──自分自身のパフォーマンスはどうでしたか?

僕自身がそこまでシュートを受けるシーンもなかったので、その中でチームを助けるプレーはできたのかなと思います。

──ファウルも多い展開の中、チームをどう落ち着かせようと思っていましたか?

落ち着かせたいという思いはありましたけど、(試合が止まって)細切れになってテンポが上がらないというのが僕たちに取ってはキツかったと思います。今後もこういう試合はあると思うので、ファウルを受けてもすぐに立ちあがって、連続したプレーに繋げていくところは自分たちでも改善できるところだと思うので、そこは次に繋げていきたいと思います。

──後半は、前半ほど背後を選択するプレーが少なくなったように感じました。風向きや試合展開が影響しましたか?

もちろん背後を狙っていましたけど、他の選択肢も持ちながら、背後だけになりすぎずに、相手が前から来たら背後を狙えば良いという選択肢でやっていました。その精度はまだまだ上げていかなければいけないですし、これをまた次の試合でもう一個成長できるように、みんなでもっと話していきたいと思います。

──藤枝の中川創選手や金子翔太選手といった元チームメイトとの対戦については?

僕らがやりたいことは二人ともよく分かっていたと思うし、その中で自分たちのサッカーをする難しさもありましたけど、焦れずにやり続けた結果として勝つことができたと思っています。

──ここ最近、チャンスを掴むことができている現状は?

(怪我で)出遅れた分、勝ち点で貢献しなければいけないので、自分がもちろん良いプレーをしなければいけませんけど、まずはチームが勝ち点を取ることにしっかりとフォーカスしてやっていきたいと思います。

──次のホームゲームに向けて

ここ最近はホームでなかなか勝ち切れない試合が続いていたので、なんとかホームで連勝できるようにしっかりとチームとして精度をあげて準備していきたいと思います。