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監督
前半は非常にコンパクトに出来ていました。相手の背後への動きだしのケアもしっかり出来ていましたし、選手同士が自分たちの距離感というものを把握したうえで、ブロックを作って対応していたなと。破綻しそうだったのは、突破を狙ったロングボールもそうですけど、岩上からのサイドチェンジの場面、それと我々がファウルした後のクイックリスタート、この2つは少しピンチになりかけました。後は、ほとんど破綻することはなかったのではないかと。そうした中で上手く先制点を挙げられて、いい前半だったなと思います。
後半ですが、我々はラインコントロールをマメにというか、コミュニケーションも含めて上げ下げを非常に頻繁にやっているのですけど、そこには横へのスライド、ズレというものが必然的に発生します。失点の場面、それとムルジャの決定的な場面は、ズレが少し遅い、コミュニケーションで押し出せないという部分か続いてしまったのが少し残念でした。
ただ、昨年2試合引き分けて、今年も引き分けましたけど、この3試合の中では内容的に一番我々のゲームだったなと。ですから選手たちには、開口一番「勝点2を失ったゲームだったな」と言いました。
残留だけで考えれば10試合で12点のペースでいけば30試合で36点、残り4試合であと4点稼げれば40点というのが現実的な数字だと思います。ただ今日選手たちに言ったのは「我々が今日3ポイント取ることによって大宮と順位が入れ替わる」ということです。昨シーズンの悔しさ、いずれも先制しながら追いつかれてドローという試合展開も含めて、3ポイントに執着しようと臨んだだけに、今日のゲームは非常に残念ですし、そこが5試合6ポイントにとどまっている大きな要因だと思います。
失点した後のムルジャの決定的なシーンの後は、攻撃面でボックス脇を左右両方とも有効に使えたので、そこは非常に良かったなと。逆に大宮さんがボックス脇を使う場面は、ムルジャの動き出しくらいで、その淡白さというものが我々を少し楽にしてくれたなと。ただ、そこからの最後の精度も含め、ボックスの中で何人準備しているのかとか、イメージの共有といったものがもう少しあると良かったと思います。ボックスのアークの所に落として、もう一回ボックス脇に持って行ってやり直すとか、しつこいくらいにボックスの周りを使えたと思うのですけど。そう考えるとちょっと淡白さはあったかなと。ただ、松井を入れた効果というのはそうした面も含め出たのではないかと思いますね。
そうなの、知らなかった(笑)。居残りのシュート練習の効果が間違いなく出た得点だと思いますし、それ以外にも非常に落ち着いてボールの収まり、落ち着きを醸し出してくれたと思います。今日は家長のようないい見本がいて、そこに追いつけ追い越せ、負けないぞという強いメンタリティが生まれた、いい効果が出たのではないかと。まだまだな部分はありますけど、トレーニング中も、リーグ戦も一戦一戦積み重ねて、パフォーマンスも非常に良くなってくるので、皆さんに期待してもらってもいいと思います。
選手
そこに関しては、純粋に嬉しいです。練習からやっている形なので、あの場面は落ち着いていました。いつも通りリラックスした状態でシュートを打つことができてよかったです。
練習でも右足で振るという意識を持ってやっていました。今日も点を取った後、相手も右足があると思って寄せきれなくなっていたのを感じたので、右でもシュートを打つことによって、左足でのシュートがもっと生きてくると思います。
もちろんゴールやアシストという数字は、あのポジションを任されている限り、とても大事なことです。ただそれ以上に、パスでの崩しやゴールまでの道を作ること、フィニッシュまで行く形を大事にしたいと思っています。自分が点を取ったりアシストすること以上に、チームが勝つことを考えて、これからさらに、みんなとそうした形を共有していきたいと思います。
良い時間帯に(小林)祐希の先制点が決まり、チームとしても波に乗れたのですが、だからこそもっと集中して後半の失点を防がなければいけませんでした。一瞬の隙でやられてしまったので、自分自身ももっと改善しなければいけないと感じていますし、ひとつひとつ勝っていくためにも、チームとして、そしてまずは個人として厳しさを持ってやっていきたいと思います。今日のゲームに関しては、自分たちがボールをゆったりと持てる時間帯もつくれましたが、あとはそれをしっかりゴールにつなげることができるように、という思いです。もっと上を目指すためには、5試合で勝点6という数字ではいけません。満足している選手もスタッフもいないので、しっかり勝ち切れるようにやっていきたいです。
先制しながらも、後半の途中に失点してしまい、厳しい試合になりました。ただ、その中でも自分たちは最後まで勝ちを求めて攻撃的に戦いました。失点の場面など、もう少し我慢すればよかったという反省点もありますが、切り替えて次に備えてコンディションを整えたいと思います。
今週のトレーニングは、個人的には常にゴールを意識して取り組んできました。今日はネットを揺らすことができませんでしたが、アシストという形でチームに貢献することができました。先制点につながった場面は、(小林)祐希が動いているところを見逃さなかったことが大きいと思いますし、あそこしかスペースが無い中、祐希が良い動きをしてくれました。二人の息があったプレーだったと思います。
自分自身、もう少しボールを持てたと思いますし、リズムももう少し上手くつくることが出来ればよかったなという思いです。ラストパスの精度など、そういう部分はまだまだだなと感じました。ゴールを取るか、アシストを決めるか、とにかく結果を出したかったです。チームとしては、1点を先にとってからのリスクマネジメント、ゲームを読む力がまだまだだと感じましたし、得点ももっととれたと思います。そうしたところの勝負強さを、もっと突き詰めながらやっていきたいです。
負けないことが一番大事だと思います。リーグが始まった頃よりは、攻める回数も増えて良くなっていると思いますし、パスもつながるようになってきたかなと。これから連戦になるので、そこでまた様々なコンビネーションから色々な形が生まれればと思います。
まずはJ1リーグ前節の広島さんに1対5で敗れるという非常に悔しい結果を受けて、今日またホームで磐田さんとやるということで、スタジアムに来られた11,000人の方々に感謝を持ってゲームに入ってほしい、勝利を届けてほしいと言って、選手たちを送り出しました。選手たちは本当にタフに、試合序盤からしっかりと意識して戦ってくれました。守備の高い意識が、失点の場面の二つ目のスローインだったと思うのですが、あそこでボール1個に対して4人が守備をしてしまったということで、相手をフリーにさせてしまい、残念ながら失点につながってしまいました。ただ前半に関しては、我々がイメージしている攻撃、中を使ったり外を使ったりと、そういうところでボールを出入りさせながらやってくれたかなと思います。守備においても、磐田さんにはジェイ選手やアダイウトン選手というスピードとパワーのある選手がいますが、彼らを自由にさせないというところでも、すごく集中してやってくれたかなと思います。前半残念ながら失点してしまったので、後半は続けるところと、もう1ランク、2ランク上げてプレーすることを意識させました。後半も立ち上がりからまた変わらずにプレーしてくれて1点に結びついたことは良かったと思います。ただ、後ろはもちろん全員がハードワークをして守ってくれましたが、追加点をとれなかったこと、これはJ1リーグを戦っていくためには絶対に必要なことで、勝点3と得点1という部分をこれからしっかりと課題として積み重ねてやっていかなければいけないと感じました。
名波 浩
監督
──試合の総括
前半は非常にコンパクトに出来ていました。相手の背後への動きだしのケアもしっかり出来ていましたし、選手同士が自分たちの距離感というものを把握したうえで、ブロックを作って対応していたなと。破綻しそうだったのは、突破を狙ったロングボールもそうですけど、岩上からのサイドチェンジの場面、それと我々がファウルした後のクイックリスタート、この2つは少しピンチになりかけました。後は、ほとんど破綻することはなかったのではないかと。そうした中で上手く先制点を挙げられて、いい前半だったなと思います。
後半ですが、我々はラインコントロールをマメにというか、コミュニケーションも含めて上げ下げを非常に頻繁にやっているのですけど、そこには横へのスライド、ズレというものが必然的に発生します。失点の場面、それとムルジャの決定的な場面は、ズレが少し遅い、コミュニケーションで押し出せないという部分か続いてしまったのが少し残念でした。
ただ、昨年2試合引き分けて、今年も引き分けましたけど、この3試合の中では内容的に一番我々のゲームだったなと。ですから選手たちには、開口一番「勝点2を失ったゲームだったな」と言いました。
──5試合を終えて勝ち点6というのは
残留だけで考えれば10試合で12点のペースでいけば30試合で36点、残り4試合であと4点稼げれば40点というのが現実的な数字だと思います。ただ今日選手たちに言ったのは「我々が今日3ポイント取ることによって大宮と順位が入れ替わる」ということです。昨シーズンの悔しさ、いずれも先制しながら追いつかれてドローという試合展開も含めて、3ポイントに執着しようと臨んだだけに、今日のゲームは非常に残念ですし、そこが5試合6ポイントにとどまっている大きな要因だと思います。
──今日はサイドチェンジなども含め、攻撃で良い場面が見られましたが
失点した後のムルジャの決定的なシーンの後は、攻撃面でボックス脇を左右両方とも有効に使えたので、そこは非常に良かったなと。逆に大宮さんがボックス脇を使う場面は、ムルジャの動き出しくらいで、その淡白さというものが我々を少し楽にしてくれたなと。ただ、そこからの最後の精度も含め、ボックスの中で何人準備しているのかとか、イメージの共有といったものがもう少しあると良かったと思います。ボックスのアークの所に落として、もう一回ボックス脇に持って行ってやり直すとか、しつこいくらいにボックスの周りを使えたと思うのですけど。そう考えるとちょっと淡白さはあったかなと。ただ、松井を入れた効果というのはそうした面も含め出たのではないかと思いますね。
──小林選手がJ1初ゴールでした
そうなの、知らなかった(笑)。居残りのシュート練習の効果が間違いなく出た得点だと思いますし、それ以外にも非常に落ち着いてボールの収まり、落ち着きを醸し出してくれたと思います。今日は家長のようないい見本がいて、そこに追いつけ追い越せ、負けないぞという強いメンタリティが生まれた、いい効果が出たのではないかと。まだまだな部分はありますけど、トレーニング中も、リーグ戦も一戦一戦積み重ねて、パフォーマンスも非常に良くなってくるので、皆さんに期待してもらってもいいと思います。
小林 祐希
選手
──自身J1での初ゴールとなりました
そこに関しては、純粋に嬉しいです。練習からやっている形なので、あの場面は落ち着いていました。いつも通りリラックスした状態でシュートを打つことができてよかったです。
──利き足ではない右足でのシュートでした
練習でも右足で振るという意識を持ってやっていました。今日も点を取った後、相手も右足があると思って寄せきれなくなっていたのを感じたので、右でもシュートを打つことによって、左足でのシュートがもっと生きてくると思います。
──このゴールを今後どう生かしていきたい?
もちろんゴールやアシストという数字は、あのポジションを任されている限り、とても大事なことです。ただそれ以上に、パスでの崩しやゴールまでの道を作ること、フィニッシュまで行く形を大事にしたいと思っています。自分が点を取ったりアシストすること以上に、チームが勝つことを考えて、これからさらに、みんなとそうした形を共有していきたいと思います。
上田 康太
選手
──今日の試合を振り返って
良い時間帯に(小林)祐希の先制点が決まり、チームとしても波に乗れたのですが、だからこそもっと集中して後半の失点を防がなければいけませんでした。一瞬の隙でやられてしまったので、自分自身ももっと改善しなければいけないと感じていますし、ひとつひとつ勝っていくためにも、チームとして、そしてまずは個人として厳しさを持ってやっていきたいと思います。今日のゲームに関しては、自分たちがボールをゆったりと持てる時間帯もつくれましたが、あとはそれをしっかりゴールにつなげることができるように、という思いです。もっと上を目指すためには、5試合で勝点6という数字ではいけません。満足している選手もスタッフもいないので、しっかり勝ち切れるようにやっていきたいです。
アダイウトン
選手
──今日の試合を振り返って
先制しながらも、後半の途中に失点してしまい、厳しい試合になりました。ただ、その中でも自分たちは最後まで勝ちを求めて攻撃的に戦いました。失点の場面など、もう少し我慢すればよかったという反省点もありますが、切り替えて次に備えてコンディションを整えたいと思います。
──小林選手へのアシストについて
今週のトレーニングは、個人的には常にゴールを意識して取り組んできました。今日はネットを揺らすことができませんでしたが、アシストという形でチームに貢献することができました。先制点につながった場面は、(小林)祐希が動いているところを見逃さなかったことが大きいと思いますし、あそこしかスペースが無い中、祐希が良い動きをしてくれました。二人の息があったプレーだったと思います。
松井 大輔
選手
──今日の試合を振り返って
自分自身、もう少しボールを持てたと思いますし、リズムももう少し上手くつくることが出来ればよかったなという思いです。ラストパスの精度など、そういう部分はまだまだだなと感じました。ゴールを取るか、アシストを決めるか、とにかく結果を出したかったです。チームとしては、1点を先にとってからのリスクマネジメント、ゲームを読む力がまだまだだと感じましたし、得点ももっととれたと思います。そうしたところの勝負強さを、もっと突き詰めながらやっていきたいです。
──5試合で勝点6という結果について
負けないことが一番大事だと思います。リーグが始まった頃よりは、攻める回数も増えて良くなっていると思いますし、パスもつながるようになってきたかなと。これから連戦になるので、そこでまた様々なコンビネーションから色々な形が生まれればと思います。
大宮アルディージャ 渋谷洋樹監督
──試合の総括
まずはJ1リーグ前節の広島さんに1対5で敗れるという非常に悔しい結果を受けて、今日またホームで磐田さんとやるということで、スタジアムに来られた11,000人の方々に感謝を持ってゲームに入ってほしい、勝利を届けてほしいと言って、選手たちを送り出しました。選手たちは本当にタフに、試合序盤からしっかりと意識して戦ってくれました。守備の高い意識が、失点の場面の二つ目のスローインだったと思うのですが、あそこでボール1個に対して4人が守備をしてしまったということで、相手をフリーにさせてしまい、残念ながら失点につながってしまいました。ただ前半に関しては、我々がイメージしている攻撃、中を使ったり外を使ったりと、そういうところでボールを出入りさせながらやってくれたかなと思います。守備においても、磐田さんにはジェイ選手やアダイウトン選手というスピードとパワーのある選手がいますが、彼らを自由にさせないというところでも、すごく集中してやってくれたかなと思います。前半残念ながら失点してしまったので、後半は続けるところと、もう1ランク、2ランク上げてプレーすることを意識させました。後半も立ち上がりからまた変わらずにプレーしてくれて1点に結びついたことは良かったと思います。ただ、後ろはもちろん全員がハードワークをして守ってくれましたが、追加点をとれなかったこと、これはJ1リーグを戦っていくためには絶対に必要なことで、勝点3と得点1という部分をこれからしっかりと課題として積み重ねてやっていかなければいけないと感じました。